ラジオな人々「高橋よしえ」さん
今回のゲストは・・・番組でおしゃべりするだけが、
この人の仕事ではありません♪
あるときは調整卓に座って番組をミキシング。
あるときは、キーボードに向かってCM音楽を作曲。
多彩な仕事をこなすラジオ界のマルチ・クリエーターといえばこの方、
「高橋よしえ」さんです。
~~~~~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~~~~~
音大でコンピュータミュージックを勉強しながら、アナウンスレッスンをスタート。
同時にラジオ番組のADとして働き始める。
『pa-oh Radio Show』でFMKデビュー。
また車好きが高じて、レースの実況も始める。
音大を卒業後、現在の事務所「桃」に所属。
「ヒューマンシンフォニー」「川口みさきの音楽玉手箱」などの番組制作を担当。
その後、テレビでのリポーターの仕事もスタート。
2004年~「蔦谷書店 presents 3rd Place Time」がスタート。
朗読「声の贈り物」では、オリジナルのBGMを提供するほか
さまざまなCMソングの作曲も行っている。
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この仕事をスタートしたきっかけは何ですか?
音大の出田学長に「ラジオのミキシングがしたいんですけど、
どこに行ったらいいですか?」と訪ねたところ、
今の師匠である江越哲也さん紹介して下さったことがきっかけです。
音楽を造るという仕事もされていますが、そのきっかけは?
最初はラジオ番組のADとして仕事をしていたんですが、
音大時代にコンピューターミュージックを勉強していて、
「音楽つくれるんだったらつくってよ~!ごはんおごるから」
なんて言われて気軽に取り組んでいたら、
いつの間にかそれが仕事になっていました。
これまででどんなCMの音楽を作ったのですか?
アイウッドダイワ・すし市場・ヒラキハウジング・インテリア リブ
オニオンママ・コリアンキュジーヌLDK・寿光食品 and more...
作曲はどんな時にどんな楽器を使ってするのですか?
PCです。
それに、ソフト、シンセ、サンプリングなど
CMソング作曲のコツは?
求められたものを、瞬時に察知し、形にすることですね。
私の音楽を出すんじゃなくて、相手が求めているものを出す。
短い時間の中で、どれだけインパクトを持たせるか。ですかね。
朗読のBGMのコツは?
妄想ですかね(笑)
あと、朗読の声ってすごい柔らかいんですよ。深いし。
それを、楽器で支えるって、難しいんです。
なるべく、声が立つ音色を使ったり、声だけで充分想像出来る所には、
あえて、音を入れなかったりします。
「抜きの美学」な気がします。
あなたにとってラジオとは何ですか?
「波」。
形のない、愛おしいもの。自然に生活にあるし、
大っきい感動、小ちゃい感動、ずっと絶え間なく与えてくれるから。