ラジオな人々「山村潤」さん
ラジオ業界のプロフェッショナルたちの仕事ぶりに迫っていくこのコーナー。
今回のゲストは、80年代から90年代にかけて、有名レコード店で
数々の音楽イベントを仕掛け、いまは、ディレクターとして番組を担当。
「週末生電波SHUDEN」、「やるざんす」、「闘え!映画道場」、
「コマスタ」、「302号室」などなど。
次々とオリジナリティ溢れる番組を生み出す
FMK屈指の「くせ者ディレクター」、山村潤さんです。
~~~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~~~
1987年 大学を卒業し、「マツモトレコード」に入社。
楽器コーナーを担当しながら、イベントホール「イエロースタジオ」で
数々の音楽イベントを担当。
1998年 番組制作会社に転職。FMKの番組制作に参加し始める。
1999年 フリーランスとなり、番組制作、音響、CM制作、
ウェブデザインなど多方面のクリエイティブに大活躍している。
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この仕事をスタートしたきっかけは何ですか?
ミキサー(ライブPA)をやっていた為、
ミキサーが使えるのなら、番組もできるのでは!?と
声をかけられた事がきっかけですね。
ライブのPAとラジオのミキサーはどのような所が違いますか?
楽器の音はある程度強弱は決まっているんですが、
人の声は声量や声質などが気分によっても違うぐらい、
かわるもので、ライブのPAとは違いますね。
10年この仕事をなさっていますが、面白いところは?
テレビ局は40人体制ぐらいでやっているんですが、
ラジオは1つの番組を実は3人で作っていたりしますよね?
人数が少ないので動きやすいぶん、いろんな挑戦ができる、
番組の自由度が高い気がします。
音だけの世界なのでイメージを膨らませてもらえるという点も
面白いですね。
今までで一番忘れられない仕事は?
最初に作った「うんばば中尾のやるざんす!」ですかね!
4時間ぐらい料理をして30分以内にまとめるというような事が
よくあったんですが、その中で、どこを使って番組を
組み立てていくか、など勉強になりましたね。
あなたにとってラジオとは?
「喋る時計」ですね。リスナーの皆さんも多いと思いますが、
同じ番組を聴いていると各コーナーで、
だいたいの時間を判断できるので、それで行動しています!
山村さんのブログもご覧下さい♪ http://yonchan.com/