「三ツ矢サイダー」のヒミツ
今日は「三ツ矢サイダー」の名前のヒミツに迫りました。
ご出演は、アサヒ飲料株式会社の大内亮介さんです。
アサヒ飲料株式会社は、
今年125年目を迎えた超ロングセラーブランド「三ツ矢サイダー」、
ブレンド茶のパイオニア「十六茶」、
朝専用缶コーヒー「ワンダ モーニングショット」などが主力商品で、
「健康」「安心・安全」をコンセプトとした 商品開発を実施するなど、
清涼飲料水の製造・販売を行う会社です。
「三ツ矢サイダー」のネーミングの由来について教えて下さい。
三ツ矢サイダーの起源は「兵庫県川西市平野」で湧き出る天然の
炭酸水を詰めて販売した「三ツ矢印平野水」。
この平野では次のような伝説があります。起源は平安時代。
源満仲という武将が自分の城を築く際、住吉大社に祈願したところ、
「矢を放って落ちたところに築け」とお告げがあった。
そこで三つの羽根がついた矢を放って落ちた場所(兵庫県川西市)に
築城し、矢を探し出した家臣に「三ツ矢」姓と三本の矢を
かたどった家紋を与えた。この伝説にちなみ「三ツ矢」という名を使用。
『サイダー』・・・1907年に当時イギリスで流行っていた
「シャンペンサイダー」フレーバーを独占輸入し、
平野水に甘味と香りをつけて発売したのが、現在の味の起源。
柑橘や りんごなど様々な果実の香りを絶妙にブレンドして作られた香りで、
それを表す意味で「シャンペン=ぶどうのお酒」
「サイダー=シードル(りんごのお酒)」というネーミングに
なったのかもしれません。発売当時は「三ツ矢シャンペンサイダー」という
商品名でした。のちにシャンペンが取れて「三ツ矢サイダー」となりました。
その後一般的に透明炭酸(=ソーダ)を「サイダー」と呼ぶようになりました。
オススメ商品を教えて下さい。
8月26日に新発売となった「三ツ矢サイダー りんご」です。
厳選された国産果汁のみを贅沢に使用し、「製法」のみならず、
「素材」にもこだわった“プレミアム果汁炭酸飲料”です。
アサヒ飲料株式会社 HP ⇒ http://www.asahiinryo.co.jp/