ラジオな人々「後藤環」さん
毎回多彩なゲストを迎え、ラジオ業界のプロフェッショナルたちの
仕事ぶりに迫っていくこのコーナー、ラジオな人々。
今回のゲストは、この人の美しい声には定評があります。
FMKのリスナーの方は、
番組やCMのナレーションでこの人の声に触れない日は
ないと言ってもいいでしょう。
FMK随一の「癒しの声」と言えばこの方、
フリーアナウンサーの「後藤環」さんです。
~~~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~~~
熊本市で生まれ育ち、武蔵野音楽大学声楽家に入学。
大学在学中、高橋圭三氏のアナウンス学院に通う。
大学を卒業後、東京で音楽講師とイベントの司会の仕事に就く。
その後、熊本に戻り、フリーアナウンサーとしての活動をスタートさせる。
現在は、アナウンス業の他、 現在レッスンスタジオ 「TUTTI」 で
ピアノ・ボイストレーニングの指導も行っていらっしゃいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この仕事をスタートしたきっかけは何ですか?
すごく人見知りだったので、それを心配した母親が、
音楽を慣わせたんですね。音大を受ける為の教材を小学生の頃から
ならっていました。そうしていると、歌が大好きになって、
物心ついた時から“私の手にはいつもマイク”が!
夢は、アイドル歌手!でしたが、
いつの間にかクラシック音楽 ・声楽の道を歩む。しかし、
どうしても“マイク”が手放せず、歌ではなく、アナウンサーの道を志す。
少女時代から手にしていたマイクを使った仕事に就きたかったことに
気づいた後はこの仕事を天職と思うことにしています・・・。
いまの仕事の一番面白いところはどこですか?
絵や画像がない分すべて声と言葉で表現することの緊張感、醍醐味!
特に番組やCMのナレーションでは自分の個性を発揮できると思うので
伝えたいものがリスナーに届いている時の喜びは格別です。
“マイク” を通してのコミニケーションとよく言われますが、
そのための技術、個性、 表現力を身につけて活かせるのは、
この仕事の最大の面白さと思います。
いまの仕事の一番難しいところはどこですか?
番組にしても、CMにしても、時間が限られているということ。
あなたにとってラジオとは何ですか?
創る私にとっては「元気の素」! 聴く私にとっては「分身」!