童子-T(ドウジティー)
今日は「童子-T」をブックマーク。
「童子兄さん」とも呼ばれる、日本のヒップホップシーンにおいて
すでにキャリアのあるMCです。
1990年に「ZINGI(ジンギ)」というラップ・グループを結成して以来、
活動を続け、これまでにZEEBRA、KREVA、RHYMESTERなどとも
コラボレーション作品を発表しています。
こういったすでに名前の知られたアーティストだけでなく、
デビュー前の青山テルマ、清水翔太などのシンガーを
いち早く自分自身の作品に起用してきました。
SoulJaと青山テルマによるコラボレーションがヒットして以降、
ヒップホップのMCとシンガーによる作品のリリースが増えて、
注目されていますが、そういったコラボレーション作品としても楽しめる、
童子-Tのニューアルバムが9月24日にリリースされます。
「12Love Stories」というタイトルなんですが、
その名のとおりこれまで人気の高かった12曲のラブソングを
1枚に収録したものなんですね。
そのほとんどがコラボレーションものなんですが、
青山テルマ、清水翔太、KREVA、そして加藤ミリヤ、JUJUなどなど。
興味深いのは、アルバムを通して聴いてみると、
童子-Tのアルバムとは思えないぐらいフィーチャリングアーティストの
個性もしっかり引き立っているんですね。
特にKREVAなんかはイントロから「いかにもKREVAっぽい!」という感じで、
そこはさすがにそれぞれ実力があるからこそだと思いますが、
それでも童子-Tのラップが入ってくると、
一気に童子兄さんの世界に持っていかれるところが
また改めて凄いなと感じさせられる1枚です。
童子-T HP ⇒ http://www.dzt.jp/