« 2月26日(木)の名盤は…  |  2月26日(木)魔法のことば >

サランラップのヒミツ

今日は、サランラップの名前のヒミツに迫りました。

ご出演は、旭化成ホームプロダクツ株式会社の、

マーケティング部 サランラップブランドマネージャー「向井近」さんです。

旭化成ホームプロダクツは、

「おいしさ保存」「ヘルシー・簡単調理」「清潔・快適キッチン」の三つを

テーマとして豊かな食生活のための商品を扱っています。

おなじみの食品保存用ラップの「サランラップ」、

ダブルジッパー付の保存袋「ジップロック」、

そしてオーブン料理などに使用するクッキングシート「クックパー」、

そして水だけで汚れを落とすスポンジの「ズビズバ」というブランドがあります。

「サランラップ」の名前の由来について教えて下さい。

まず、”家庭用のラップの始まり”についてなんですが、

20世紀初頭、当時アメリカでは主に軍需用として「銃」や「弾丸を

湿気から守るための包装フィルムとして使われていたフィルムでした。

1945年に戦争が終わり、フィルムに様々な改良がなされましたが、

ナチュラルチーズを包装する以外に用途が見つかりませんでした。

そんな頃…「サランラップ」のはじまりは偶然のできごとからでした。

1940年代後半、アメリカのあるフィルム製造メーカーに勤める

従業員二人はそれぞれの家族と近所の方々でピクニックに出かけました。

その従業員の妻の一人が、たまたま夫の会社で作っているフィルムに

レタスを包んで持ってきました。

すると「このラップとてもきれい。どこで手に入れたの?」

「私も欲しい。どこで売っているの?」と大変な評判になってしまいました。

そのフィルムこそが後の「サランラップ」のもととなった

フィルムだったものです。その後この二人によって「食品包装用」として

さらに開発が続けられ、1950年ごろにサランラップ第1号が完成しました。

そこで…”名前の由来”なんですが。

それから後に、近郊の都市でも試験的に販売され、

結果は上々だったようです。商品名は、ピクニックに同伴した

二人の従業員の妻の名前「サラ(Sarah)」と「アン(Ann)」にちなんで

「サランラップ」となったと伝えられています。

オススメの商品を教えて下さい。

昨年12月に九州限定で、キッチンスポンジ

「ズビズバ 水だけでOK! アクリルスポンジ九州くん ちょっと大きめ」を

発売して大変好評をいただきました。

このアクリルスポンジ九州くんちょっと大きめの商品特長ですが、

なんと言っても九州地方の形をしているので握りやすいんです。

ちょうど熊本県のあたりに指がかかる感じになります。

その他にも

①旭化成独自のアクリル不織布が水だけで汚れを落とせるスポンジ。                                                

②特殊スポンジを使用し、水切れがよい。

③研磨材を使用しないのでガラスやフッ素加工品などにも使用できる。

という特長があります。

また、昨年の11月に「ズビズバフキン革命」という商品を全国で発売。

これも特殊な三層構造のアクリル不織布で水だけで

キッチンまわりのよごれを落とし、くりかえし洗って使えます。

旭化成ホームプロダクツ HP http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/