栗コーダーカルテット
今日は「栗コーダーカルテット」を紹介しました。
なんとも力の抜けた、ゆるーい雰囲気の名前ですが、
音の方もいい意味でゆるいんです。
と言いますのも、彼らの作る音楽はリコーダーが主役。
大の大人の男性4人によるバンドですが、
リコーダー以外の楽器も使われますし、
去年リリースされたニューアルバムでは、
6人のボーカリストもゲストに迎えています。
このアルバムはCDの中身の音楽はもちろんのこと、
本城直季さんという写真家の方が手掛けている
ジャケット写真もチェックしてみてください。
実際の風景や人物を、まるでミニチュアのジオラマや
フィギュアのように写した作品が有名な方なんですが、
ジャケットも合わせてトータルで
栗コーダーカルテットの世界観をよく表していると思います。
何か楽器を始めてみたいと思っている方、
ギターやピアノは楽器自体も高価なので、
なかなか気軽にという訳にもいきませんが、
リコーダーならお値段も手ごろなものもありますし、
親子で合奏なんていうのも楽しそうです。
改めてその音色を聴いてみますと、
どんな曲でも決して派手にはなりきれず、
黄昏の寂しさのようなどこか物悲しい雰囲気が漂ってしまうんですね。