ダウト~あるカトリック学校で~
今日は、現在公開中の映画「ダウト ~あるカトリック学校で~」を
紹介しました。この映画は、アメリカの権威ある演劇や戯曲の賞
(トニー賞とピュリッツァー賞)をダブル受賞したブロードウェイの舞台を、
執筆したジョン・パトリック・シャンリィ本人が脚本と監督を担当し、
映画化した作品です。
舞台は、大きな変革の時を迎えていた1964年、
ニューヨークのカトリック学校です。
変化を受け入れない厳格な校長のシスター・アロイシスは、
新米教師のシスター・ジェイムスの相談をきっかけに、進歩的なフリン神父と、
学校唯一の黒人生徒との間に、ある“疑惑”を持つようになります。
疑惑に取り付かれたシスター・アロイシスは、
フリン神父を厳しく追及していきます・・・。
この映画、主要キャスト4人が、今年度のゴールデン・グローブ賞と
アカデミー賞にノミネートという快挙を達成しているんですが、
まさにそこが一番の見どころとなっています。
キャストは、シスター・アロイシス役にメリル・ストリープ、
フリン神父役に、フィリップ・シーモア・ホフマン、
事件の発端となるシスター・ジェイムス役に、
「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス、そして、
黒人生徒の母親・ミラー夫人役に、ヴィオラ・デイビスが扮しています。
ノミネートされた4人とも素晴らしい演技なんですが、
やはりずば抜けて印象的なのは、メリル・ストリープ!
ミラー夫人との会話で見せる微妙な表情や、
フリン神父を追い詰めていく迫力は、彼女の演技力ならではです。
ぜひ、その素晴らしい演技のアンサンブルを
スクリーンで確かめてください!
映画「ダウト ~あるカトリック学校で~」は、
■シネパラダイスで、現在公開中です。
「ダウト ~あるカトリック学校で~」オフィシャルサイト