6月9日(火)のマツザキ・レコードは
今日は、
ゲット・ダウン・オン・イット / クール&ザ・ギャング を紹介しました。
60年代のスライ・ストーンのファンク・グルーブと、
ジェームス・ブラウンのディープなソウル感に 影響を受けたと言われる、
70年代のソウル・ファンクバンド達。
クール&ザ・ギャングは、その中でも多数のヒット曲を生み出し、
長くファンクのトップミュージシャン として君臨しています。
60年代から活躍しますが、70年に入ってその頭角を現し、
「ジャングル・ブーギー」 「ハリウッド・スウィンギング」「ハイヤー・プレーン」
「スピリット・オブ・ザ・ブギー」などのヒット曲を 次々とリリースします。
その後、70年代前半にスランプが訪れましたが、
映画「サタデーナイト・フィーバー」でも使われた「オープン・セサミ」(76年)の
ヒットで復活を果たします。
このときが、ちょうど彼らの「ディスコ・ デビュー」でもあったといえます。
このあたりから俄然、彼らは調子を上げていきます。
さらに79年、学校の先生をやっていた「ジェームス・JT・テーラー」が
メーンボーカルとして加わり、 「レディースナイト」を大ヒットさせます。
ジャズテイストはぐっと薄くなり、明るいポップなブラコン路線を
歩むようになります。これが大当たりしまして、80年代に入ってからは、
休む間もないほど ヒット曲を連発するわけですね。
当然、ディスコ界でも、無くてはならないミュージシャンとして
その名を知らしめていますよね。
いや~ホント、いつ聞いても楽しめます。