「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」
今日は、現在公開中の「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」を紹介しました。
この映画は、木村拓哉、韓流スターのイ・ビョンホン、そして、
「パールハーバー」などで知られる、ハリウッドスターのジョシュ・ハートネットという、
日本、韓国、アメリカの人気俳優が競演した、今、大注目のフランス映画です。
しかも、この3人の美しき男たちが、「今までにない演技」を
見せることでも話題になっています。
監督は、「青いパパイヤの香り」や「シクロ」といった、アート系の作品で
高い評価を受ける、トラン・アン・ユン。彼は次回作に、
あの村上春樹の大ベストセラー「ノルウェイの森」を手がけることでも話題ですね。
主人公は、ジョシュ・ハートネット演じる、元刑事で探偵のクライン。
彼は、ある資産家から、息子のシタオを探してほしいと依頼を受け、
フィリピンを経て、香港にやってきます。そして、元同僚の協力を得て、
シタオがリリという女性と共にいることを突き止めます。
一方、リリを溺愛する香港のマフィア、ス・ドンポも、
行方不明となった彼女を探すうち、シタオの存在に気づきます。
このシタオを、木村拓哉が。
香港マフィア、ス・ドンポをイ・ビョンホンが演じています。
ストーリーのカギを握っているのが、木村拓哉演じるシタオで、
他人の痛みを自分の体に移す、不思議な能力を持っています。
傷だらけになりながら人を救う姿は、木村拓哉のイメージとはかなり違い、
驚かされます。
トラン監督は「日本人が彼に対してどういうイメージを持っているかは
良く知っていたが、その上であえて僕は、今までのイメージを壊して、
全く別の美しさを作り上げようと思った」とか。
また、「ある古典的な存在を今風のモダンなものにし、
しかもアジア的なイメージを与えて描きたかった」とも言っています。
監督が木村拓哉という俳優を通じて、描き出したかったものは何なのか、
ぜひスクリーンで確かめてみてくださいね!
この映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません で、現在上映中です。
「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」オフィシャルサイト http://icome.gyao.jp/