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天文ショー「部分日食」

明日は日本で46年ぶりに皆既日食を見ることができます。

熊本で見ることができるのは部分日食ということになりますが、

(今のところ天気が心配されますね…)

今日は、天文ショーを自然のアートと考え、日食について

熊本市立熊本博物館の原秀夫さんに電話でお話を伺っています。

日食とはどんな現象なのか教えて下さい。

太陽が月によって覆い隠される現象です。

太陽・月・地球が一直線に並んだ時に見ることができます。

熊本ではどんな状態の太陽を見ることができるのでしょうか?

熊本では9割以上が欠ける部分日食となります。

普段は丸い太陽が三日月のような形になって見られます。

日食の時は影がいつもと違うそうですが、どんな風になるのでしょうか。

実は私も見た事がないんですが、

日食が進んでいくと、地面に写った影が左右非対称になる、

木漏れ日の形も〇ではなく、

大きくかけた形の木漏れ日になると言われています。

太陽を見る時の注意事項を教えて下さい。

太陽はそのまま肉眼で見ると危険です。

その明るさは一等星の1200億倍もあるんです、

なので、日食グラスなどを使う必要があります。

明日(7月22日)「部分日食観察会」を開かれるそうですが、

どんな内容を予定されていますか?

博物館では、普段も太陽望遠鏡というのがありまして、

太陽の様子をご覧いただけるように投影しています。

もちろん当日も観察できるようにしておきます。

それだけでは人数に限りがありますので、

日食観察用のメガネも用意しています。

博物館ではプラネタリウムや「天文教室」で

天体について学ぶことができますが、

夏休み期間中のスケジュールや内容、参加方法を教えて下さい。

毎月第4土曜日にプラネタリウムで天文教室を開催しています。

夏休みのスターウォッチングと題して、

夏休みに見られる星や星座の話をする予定です。

参加については申し込みなど必要ありませんので、

11時からのプラネタリウムの観覧券を買って参加ください。

熊本市立熊本博物館 096-324-3500

http://webkoukai-server.kumamoto-kmm.ed.jp/web/index.shtml

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明日、ちょうどこの番組が放送中の午前9時37分頃から欠け始め、

最も欠けて見えるのは10時57分頃、

そして12時19分頃には終わります。

明日予定されている部分日食観察会が実施されるかどうかも

天気次第ということになりますが、

その判断は明日の午前8時30分に決定されるそうです。

熊本市立熊本博物館の開館時間は午前9時から午後5時までとなっています。