「カルピス」のヒミツ
今日は「カルピス」の名前の由来に迫りました。
ご出演は、カルピス株式会社 広報・CSR部の岡部高久さんです。
カルピス株式会社は、創業者の三島海雲氏が
人々の"心とからだの健康"を願い、乳酸菌飲料「カルピス」を
発売してから約90年間、発酵乳や乳酸菌などの微生物活用技術をベースに、
おいしく健康に役立つ商品(「カラダにピース」な商品)
を安全・安心に取り組みながら、幅広い国々で展開しています。
「カルピス」の名前の由来を教えて下さい。
「カルピス」のネーミングは、当時の日本人に不足していた
カルシウムを含んでいるということで、"カルシウム"の"カル"と、
サンスクリット語(インドの公用語のひとつ)の"サルピス"
という言葉からつけられました。
"サルピス"には『最上の味』という意味合いが込められています。
もともと、サンスクリット語で『最上の味』は"サルピルマンダ(醍醐)"と
いいましたが、"カルピル"では歯切れが悪いと感じた海雲は、
著名な音楽家の山田耕筰に音声学上の良し悪しを相談に行き、
そこで山田耕筰の『母音の組み合わせが、
とても開放的かつ堅実性があってよい。
発展性が感じられる。きっと繁盛する』という意見をもらいました。
次にサンスクリット語の権威である渡辺海旭を訪ねて、
"サルピス(熟酥)"をもって『最上の味』の意味を持たせて良いか相談し、
「カルピス」の命名に至りました。
おすすめ商品を教えて下さい。
夏にぴったりの商品として、「カルピス」有機レモンをおすすめします。
「カルピス」有機レモンは、「カルピス」に、太陽をたっぷり浴びて育った
シチリア産の有機レモン果汁を加え、
さわやかですっきりとした味わいに仕上げました。
冷たい水で3倍(本商品:水=1:2)に希釈してお飲みいただくほか、
カキ氷やヨーグルトにかけてお使いいただくなど、様々な楽しみ方ができます。
カルピスのHP → http://www.calpis.co.jp/