フィガロの結婚
今日は8月8日、今週の土曜日に熊本県立劇場で上演されます
オペラ「フィガロの結婚」を紹介しました。
今日は主催のグルッポヴィーヴォから、
グルッポ・ヴィーヴォ代表 春日幸雄さんと、
グルッポ・ヴィーヴォ 婚礼の客役:東園さんにお越しいただきました。
グルッポ・ヴィーヴォについて教えて下さい。
グルッポ・ヴィーヴォは声楽家、春日幸雄氏を代表とし、
その門下生や会の趣旨(門下生の壁を取り払い、切磋琢磨しながら
音楽活動を支援していく) に賛同する県内外の歌手が集まった
声楽家のグループです。発足して20周年を迎えました。
「フィガロの結婚」のストーリーを簡単に教えて下さい。
フィガロとスザンナの結婚式の1日の朝から晩までのドラマを
コミカルに描いた作品です。
伯爵はお気に入りのスザンナがフィガロと結婚する前に
ある権利(初夜権)を復活させてスザンナをいただこうと
かんがえているのですが、その企みを知ったフィガロは
スザンナや伯爵夫人と知恵を絞ってそれを阻止しようとします。
しかしいろんな邪魔が入ってうまくいきません。
また女中頭のマルチェリーなからは借金のカタに結婚を迫られる始末。
しかしそんな中フィガロの出生の秘密が明かされます。
めくるめく 展開の後、伯爵は事の真相を知り 伯爵夫人に深く謝罪。
伯爵夫人は温かくそれを許して伯爵夫人は伯爵の愛を取り戻します。
ハッピーエンドで幕を閉じます。
今回「フィガロの結婚」に決めたのはどうしてですか?
まずは、登場人物が多いので、自分達(グルッポ・ヴィーヴォ)で
演じる事が出来るように。という目的があります。
今回の上演の特徴を教えて下さい。
今回のグルッポ・ヴィーヴォのオペラ「フィガロの結婚」は
完全全曲版というだけでなく、モーツァルト時代を復刻する古楽器、
(ルネッサンス・バロック期にヨーロッパで栄えた音楽を演奏するのに
用いられた楽器。今の前代楽器の原型)を使っての演奏に
1つの挿入曲を加えた形の上演となります。
全国まれにない古楽器オーケストラによるオペラ上演となります。
また、オペラを上演するとき オーケストラは客席より一段下がった
オーケストラピットと呼ばれるところで演奏されますが、
今回は熊本県立劇場のコンサートホールでの上演もあり、
オーケストラメンバーもステージ場での演奏となります。
古楽器とはどんな楽器があって その楽器をどのように演奏するか
と言うことが観客の皆さんからも観てもらえると思います。
<お問い合わせ先>
チケット販売:熊本県立劇場、大谷楽器、熊日プレイガイド、
交通センタープレイガイド 、グルッポ・ヴィーヴォ事務局
グルッポ・ヴィーヴォ事務局 電話096-362-3556
HP http://music.geocities.jp/gruppo_vivo/
2009年8月8日(土) 14:00開場 15:00開演
14:30からはウェルカムロビーコンサートがあります。
熊本県立劇場コンサートホール
S席 7000円 A席 5000円 B席 3000円
(当日券は全席1000円増し)