« 12月10日(木)の名盤は…  |  12月10日(木)魔法のことば >

「ミロ」のヒミツ

今日は「ミロ」の名前の由来に迫りました。

ご出演は、ネスレ日本株式会社広報室の嘉納未來さんです。

~~~~~~~ネスレ日本株式会社 会社概要~~~~~~~

ネスレは1866年、スイスで創業。

現在は100カ国以上の国と地域で事業を展開し、

売上高において世界第1位の総合食品飲料企業です。

「グッドフード、グッドライフ」を企業スローガンに掲げ、

安定した品質、安全性、そしておいしさを兼ね備えた製品を提供することで、

健康や食の楽しみといった人々のよりよい生活に貢献したいと考えています。

そのネスレのグループ企業であるネスレ日本は、

1913年に横浜で創業。

現在は神戸に本社を置き、創業から90年以上にわたって、

日本で飲食料品の製造・販売を行っています。

コーヒーの 「ネスカフェ」、チョコレートの「キットカット」、

ペットフードの「フリスキー」、そして麦芽飲料「ミロ」をはじめ

幅広い製品ラインアップを展開しています。

現在では「栄養・健康・ウエルネス企業」への進化を目指し、

「キットカット」などのチョコレート製品のパッケージ前面へのカロリー表示や、

ホームページ等を通じ栄養・健康情報を提供するなどの

取り組みに力を入れています。

社名「ネスレ日本」の名前の由来について教えて下さい。

創業者のアンリ・ネスレに由来します。

創業当時、ヨーロッパでの乳幼児の死亡率は非常に高く、

およそ2割の乳幼児が1歳までに亡くなるというほど深刻でした。

化学者だったアンリは瀕死の乳児がいると友人に聞き、

自らミルクと穀物を調合した乳児用シリアルをその子に食べさせました。

すると、その子は元気を取り戻しました。

この出来事は医師や助産婦の口コミでスイス中に広まりました。

社会的使命感を抱いたアンリは1867年、

現在ネスレの本社があるスイス・ヴェヴェーに、

ネスレの前身である乳幼児食研究所を設立したのです。

ちなみに、母鳥がひな鳥にえさを与えているネスレの「鳥の巣」マークは、

アンリ・ネスレの家紋をアレンジしたものです。

アンリの母国であるドイツの方言で、「ネスレ」という言葉が

「小さな巣」を意味することから作られました。

1868年にアンリが発売した乳児用シリアルには

この「鳥の巣」マークがつけられました。

現在、ネスレの「鳥の巣」マークは全てのネスレ製品についています。                                                            
                                                              
人気商品「ミロ」の名前の由来について教えて下さい。

今から2600年位前に、ローマのクロトナという所に「ミロン」という

大変力持ちの運動選手がいました。

彼は古代オリンピックのレスリング競技で、

6回も優勝したといわれています。

「ネスレ ミロ」はそんなミロンにあやかり、

「強い子に育って欲しい」という願いを込めて名付けられました。

オススメの商品を教えて下さい。

1934年にオーストラリアで発売された麦芽飲料「ネスレ ミロ」。

日本では『強い子のミロ』をキャッチフレーズに、

1973年に瓶入りで発売されました。

発売以来、時代に合わせたコミュニケーション活動を行い、

子ども達の元気を応援する飲み物として愛され続けてきた「ミロ」は、

今年で36(ミロ)周年を迎えました。

個性がより尊重されるようになった近年に合わせ、

2009年より、子ども達が自分の得意分野を活かして

活躍することを目指して、ノビノビと個性を伸ばし等身大で

夢中になれる元気を持つことを応援したい、

という想いを『ノビノビ行こうよ!』という言葉で表し、

様々なコミュニケーション活動を行っています。

「ネスレ ミロ」は、36周年を迎えることができたことへの感謝を込めて、

これからも親から子ども、そしてまた子どもへと受け継がれる製品を目指し、

子ども達と、子ども達の健やかな成長を願う母親の

愛情と優しさをサポートし続けます。

ネスレ日本株式会社 http://www.nestle.co.jp/