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東海大学熊本キャンパス「男子バスケットボール」

今日は、

東海大学熊本キャンパス男子バスケットボールを紹介しました。

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1891年の12月21日、ジェイムズ・ネイスミス氏がアメリカで、

バスケットボールというスポーツを考案したそうです。

今、まさにバスケのトップリーグはシーズン真っ最中なんです。

今月、来月はトップリーグ以外でも、シーズンの集大成とも言える大きな大会が

いくつも開催されます。

12月上旬には大学の日本一を決める大会、インカレが行なわれました。

男子チームは九州から上位3校が出場権を得たわけですが、

熊本の東海大学も3年連続で出場を果たしました。

2007年に韓国出身で元U-24日本代表チームコーチの

ウォン ビョンソンさんが部長に就任してからは、毎年全国大会への切符を手にし、

去年は西日本で2位という成績を残しています。

今日は短期間でチームが強くなった秘密に迫ってみたいと思います。

出演は、東海大学九州バスケットボール部のウォン ビョンソン部長と

4年生でキャプテンの中野潤二さんのインタビューです。

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まずはなぜチームが変わることができたのか、

キャプテンから見て、部長の指導のいいと思う点はどんなところでしょう?

中野キャプテン「バスケットの事だけではなく、

普段の生活態度まで指導してくれました。

バスケットに関しては自分達の能力を引き出してくれるような練習で、

自主練の時間が多く、その中でどういった練習をしていったらいいのか、

などを指導してくれました。

また、カレンダーにその日の反省点を書くんですが、

その反省点を毎日1つずつ無くしていけるように、気持ちもかなり変わりました。

バスケットに関する考え方も皆変わったと思います。

ところで東海大学の選手はバスケの選手としては

平均身長が低いチームです。それでも強くなってきたわけですが、

部長はどんな思いを持って指導されているのでしょうか

ウォン部長「やぱり身長が高い方が有利なのは確かです。

でも、背が低い選手でも外からのシュートやスペースを作るなど、

自分達にできる最高のバスケットをしようという事で、

希望を持てるようにすればもっと面白くなるんじゃないかと思っています。

選手達はとにかくきつい練習をこなしているそうですが、

そんな辛い練習の時に思い出すのは?

部長から言われた”試合に出るだけでは意味がない”という言葉です。

僕自身1年生の時はインカレ”出場”が目標だったんですが、

”試合に出るなら勝たなきゃ意味がない”と言われました。

この言葉の真意は?

ウォン部長「”試合に行って勝つだけ”という意味ではなく、

そこにむかうまでの練習や心構えが大事だと。

そして試合に勝つことによって自分達が間違ってなかったと思うこと、

ある程度の結果が出ないことには自信が持てませんからね。

それまでやってきた事は、勝った時にこそ初めて意味があるので、

ただ単に”勝てばいい”のではなく、

一から一生懸命やってきているのだから、

”必ず勝たなければならないんだよ”という意味合いですね。

その結果九州の代表3校の内、1年目、2年目は3位、

そして今年は2位で予選を通過。3年連続で全国大会に駒を進めましたが、

残念ながら1回戦で負けてしまいました。

敗因はなんだったのでしょうか。

中野キャプテン「チームの雰囲気がいつもと違いました。

いつものプレイが出来なかった部分もありました。

部長からはチームに足りないのは「キャリア」だといわれました。

それを克服するぐらいの練習量と練習の質で、

来年は後輩達が勝ってくれると思います。

なぜそこまでしてきついバスケを続けられるのか、

その理由をご自身も選手として厳しい練習をし活躍した後、

なおトップレベルの選手を育てるべく指導者という形で

バスケに携わる部長に聞いてみました。

ウォン部長「今は東海大学の子供達が居るからやれるんだと思います。

一生懸命頑張ってついてきてくれるし、

そういうのを見ると心打たれて、

子供達にもっといろんな経験をさせてあげたいと思うし、

嬉し涙を流させてあげたいですね。

今の経験は、これから先の人生にとってプラスになる部分が

多いと思いますので、

自分の人生観をバスケットにこめて、伝えたいですね。

僕自身がバスケットに携わっているのはやっぱり「好き」だからですね。

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さて大学日本一を決めるインカレに続いて、

今週は高校の日本一を決める全国大会ウインターカップが行なわれます。

こちらは第二高校を破って玉名工業が初出場を決めています。

また1月には高校、大学、社会人、実業団のチームが世代を超えて対戦し、

日本一を決める天皇杯・皇后杯が行なわれ、

熊本の女子チーム鶴屋百貨店が出場します。

なかなか全国の壁は高く、東海大学九州バスケットボール部も

3年連続全国大会出場したとは言え、残念ながら初戦を突破できていません。

来年こそという期待を込めて、これからも注目していきたいと思います。