「不二家」「ネクター」のヒミツ
今日は「不二家」「ネクター」のヒミツに迫りました。
ご出演は株式会社 不二家 吉岡友紀子さんです。
~~~~~株式会社 不二家 会社概要~~~~~
明治43(1910)年に、横浜・元町に洋菓子店を開いたのが始まり。
その後洋菓子だけでなく洋食(外食)も手がけ全国に店舗を広げました。
戦後ミルキーを発売し、菓子の製造、卸売りも行っています。
現在は、製造業とサービス業の両方を手がけています。
①不二家洋菓子店では、洋菓子やキャンディ、
アイスクリームなど約200アイテムを発売。
不二家洋菓子店は約600店、不二家レストランは約70店
②スーパーやコンビニ、食料品店向けのお菓子の製造、
卸売も行っています。お菓子は70種類前後。
チョコレートのルック、キャンディのミルキー、ポップキャンディ 、
焼菓子のカントリーマアム、ホームパイなど。
③飲料の製造、卸売。ネクター、レモンスカッシュなど。
「不二家」の名前の由来について教えて下さい。
3つの理由があります。
1つ目は 創業者である藤井林右衛門の名前から。
またこの世に二つとない、という意味の「不二」。
そして「フジ」という音は富士山を連想させ、縁起がよいという理由からです。
「ネクター」の名前の由来について教えて下さい。
「ネクター」は、一般名称であり 果実飲料のうちの果肉飲料のことです。
「ネクター」とは、ギリシャ語の「ネクタル」が語源です。
その意味は、「神々の飲み物」、「甘味なる飲料」の意味です。
今から2700年以上も昔、ギリシャの詩人のホーマーが書いた
「ギリシャ神話」でも、神々はネクタルを召し上がるのですが、
ここではさらに「不老不死の飲み物」ということになっていました。
昭和39年(1964年)に、1年近くかけて念願の新飲料を開発した不二家は、
その名に「ネクター」を選びました。
果実の風味や栄養を、最大限に活かした「甘味なる飲料」だったからです。
果汁の少ない清涼飲料が多かった時代に、
当時果汁を40%含む「不二家ネクター」は、発売後じりじりとファンをつかみ、
今年45周年を迎えるほどのロングセラー商品へと成長しました。
(現在は 30%です)
不二家洋菓子店ではどんな商品が人気ですか?
洋菓子定番商品の人気ベスト5 は1位三角ショートケーキ、
2位ペコちゃんのほっぺ、3位チョコ生ケーキ、4位モンブラン、
5位オリジナルチーズケーキやタルトなど。
ショートケーキは不二家が大正時代に
独自に考案したものが日本に広まったものです。
オススメの商品、キャンペーンなどを教えて下さい。
2009年の不二家のクリスマステーマは、
「家族一緒のクリスマス HAPPY SWEETS Christmas」。
家族や大好きな人たちとのクリスマスのパーティや風景を、
楽しく演出できるケーキやプレゼント商品を揃えました。
パーティ用の大きなケーキから、お一人様、お二人様用の小さなケーキまで、
クリスマス専用ケーキは34アイテム。
■クリスマスセール期間 ~2009年12月25日(金)まで