「パイレーツ・ロック」
今日は、
12月26日から公開される「パイレーツ・ロック」を紹介しました。
「パイレーツ・ロック」の舞台は、1966年のイギリス。
当時のイギリスでは、ビートルズやローリング・ストーンズをはじめ、
たくさんのロックバンドが活躍していたにもかかわらず、
国営放送のBBCラジオでは、1日にたった45分間しかポピュラー音楽を
放送していませんでした。
そこで、イギリス政府の法のおよばない海の上から、
勝手にロックを1日中放送していたのが、海賊ラジオ局!
この映画「パイレーツ・ロック」では、ロックを愛し、自由を求めた
海賊ラジオ局の人々が、厳しく取り締まる当局と戦いながら、
最後まで信念を貫いた姿を描く群像劇です。
監督は、「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス。
彼は子供の頃、枕の下に隠したラジオで、
夜な夜な海賊放送を聴いていたそうで、映画では当時のDJスタイルが、
かなりリアルに再現されています。
海賊ラジオ局のDJたちには、「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマン、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのビル・ナイ、
「ノッティングヒルの恋人」のリス・エヴァンスなど、個性派俳優がズラリ!
彼らと敵対する、お堅い政府官僚役には、
演技派ケネス・ブラナーが扮しています。
個性的なDJたち、ちょっと切ない恋愛模様、
ポップでカラフルなファッションなど、
見どころはたくさんありますが、なんと言っても聞き逃せないのが音楽!
劇中では、ザ・フー、ビーチボーイズ、キンクス、ローリング・ストーンズなど
60年代を彩った数々のヒット曲が、なんと54曲も登場。
登場人物の心情にあわせたニクイ選曲もあり、
物語をグッと盛り上げてくれます。
ラジオの楽しさ、音楽の素晴らしさを余すところなく
描き出した1作!必見です!!
今日ご紹介した映画「パイレーツ・ロック」は、
■ シネプレックス熊本で、今週12月26日から上映されます!
「パイレーツ・ロック」オフィシャルサイト http://pirates-rock.jp/