借りぐらしのアリエッティ
今日紹介したのは、現在公開中の「借りぐらしのアリエッティ」です。
「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」など、
数々の名作を世に送り出してきた、
日本が誇るアニメスタジオ「スタジオジブリ」。
その待望の最新作が、「借りぐらしのアリエッティ」です。
ここ数年ジブリは、宮崎駿、高畑勲という、
2大監督に代わる若手監督の発掘・育成に力を入れていますが、
今回、白羽の矢が立ち、長編映画デビューを果たしたのが、
37歳の新鋭、米林宏昌監督。
彼は、「崖の上のポニョ」で、ポニョが水中から地上に登場するシーンを描き、
宮崎監督をうならせた実力の持ち主。
初監督作となった「アリエッティ」でも、アニメーションらしい、動きあふれる
活き活きとした画面を作り出しています。
そのストーリーは・・・、
身長10センチの小さなアリエッティは、人間の家の床下で両親と共に
暮らしています。人間の生活用品をこっそり「借りて」暮らす彼らには、
「人間に見られてはいけない」という掟がありました。
しかしある日、アリエッティは、引っ越してきた少年に姿を見られてしまい、
家族の生活は大きく変わっていきます・・・。
映画の中で印象的なのが、アリエッティ家族の暮らしぶり。
必要なものは自分達で作り出し、足りないものは人間から「借りて」くる・・・。
そんな彼らの暮らしは、「スローライフ」という言葉を思い出させてくれます。
また、人間の家から必要なものを「借り」に行くシーンは、
なかなかの冒険ぶりでしめますよ。
派手さはありませんが、ちょっと切なく、
観た後にあたたかな気持ちになれる作品です。
映画「借りぐらしのアリエッティ」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで、現在公開中です。
「借りぐらしのアリエッティ」オフィシャルサイト