ウナコーワのヒミツ
今日は「ウナコーワ」の名前の由来に迫りました。
ご出演は、興和株式会社の福岡支店 田中栄一さんです。
~~~~~~~興和株式会社 会社概要~~~~~~~
「コーワ」と聞いて皆さんが最初に思い浮かべるのは、
「キャベジン」「バンテリン」「コルゲン」「キューピーコーワ」といった薬や、
薬局の店頭に飾っている大きなカエルの人形という方が殆どだと思います。
また、薬局でもらえるカエルの指人形(ケロちゃんコロちゃん)は、
みなさんのお家にも必ず1個はあったのではないでしょうか?
実は興和株式会社は1894年に繊維問屋としてスタートした、
100年を越える歴史を持つ会社です。
繊維問屋から始まった繊維産業を原点として、
繊維・機械・建材などの輸出入や三国間貿易を行う商社機能と、
医薬品・電機光学製品などのメーカー機能をあわせ持ち、
様々な事業から成り立つ複合体企業となっています。
例えば、観光地でよく見かける観光用双眼鏡も興和の製品です。
阿蘇火山博物館にも興和の観光用望遠鏡が設置されています。
また、オーガニックコットンの繊維製品「テネリータ」、
ゴルフウェアブランドの「PGA」や「リズム&バランス」などの
事業展開も行っております。
興和は様々な分野で常に時代に合わせチャレンジし、
進化し続けております。
「ウナコーワ」の名前の由来を教えて下さい。
ウナコーワは興和のかゆみ・虫さされなどに効く外皮用薬です。
ウナコーワの名前の由来ですが、「ウナ」は至急電報の略号です。
至急電報つまり『ウナ電』は1976年(昭和51)廃止されていて、
当時の状況を知らない今の若い方に『ウナ電』と言っても
通じないかもしれませんが、ウナコーワが発売された1968年頃は
まだ電報が重宝されていました。
「ウナ」は英語の「urgent」(至急・緊急)の略号「UR」を
和文モールス符号に当てはめると「ウナ」になることに由来します。
海や山へのお出かけで、腕や足を露出することが多いこれからの季節、
蚊などの虫にさされたりしてかゆい時にはウナコーワで
早めに手当てしていただきたいと思います。
このウナコーワの名前には「早く効く」の意味が込められています。
「ウナコーワ」には現在、どんな種類がありますか?
現在ウナコーワは6種類ございます。「新ウナコーワクール」を中心に、
ピンポイントに塗りやすいブラシ状の「もろこしヘッド」、
キャンプやレジャーに便利な携帯用の「プチウナ」、
頑固なかゆみに「ウナα」があります。
今シーズン新製品として、ウナαに携帯サイズの「プチウナα」や、
しつこく残るかゆみと赤みに効く「ウナジェル」など、
利用シーンや用途にあった製品ラインナップを展開しています。
オススメの商品を教えて下さい。
今年新発売したウナジェルは、従来のウナ製品と同様に、
かゆみの伝わりと原因を抑えるとともに、
さらにかゆみの悪化や赤くはれる原因となる炎症をおさえてくれます。
虫さされだけでなく、湿疹・かぶれ・皮膚炎・あせもにもお使い頂けます。
詳しくは、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、
「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
興和株式会 HP → http://www.kowa.co.jp/
ウナコーワ HP → http://hc.kowa.co.jp/una/