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「源氏パイ」のヒミツ

今日は「源氏パイ」の名前の由来に迫りました。

ご出演は、三立製菓 株式会社の小林麻美子さんです。

~~~~~~~三立製菓 株式会社 会社概要~~~~~~~

本社 静岡県浜松市 

創立 1921年(大正10)10月18日

創立者 松島保平氏が関係していた氷糖会社で、氷砂糖の生産過程で生じる

氷糖蜜(ひょうとうみつ)を再利用するために菓子製造会社を設立。

創立当初は、鍋2基だけで、金米糖の製造からスタート。

その後、カンパン、源氏パイ、チョコバット、かにぱんなど、

発酵技術を活かした商品やパイ菓子、クッキーなどを中心にした

お菓子を製造・販売しています。

「三立製菓」の名前の由来を教えて下さい。

創立者の松島保平が、“ 消費者・販売者・製造者 ” の三者、

あるいは、“ 従業員・株主・経営者 ” の三者が、

最も安定した形で成り立つようにと命名された社名です。

創立が1921年(大正10)ですので、まだ平等の意識さえ薄い時代に、

すでにお客様や従業員の存在を重視し、

温かいまなざしを向けた経営者でした。

現在も、“ お客様に安心と満足をお届けする ” をモットーに、

お菓子作りを行っています。

人気商品「源氏パイ」の名前の由来を教えて下さい。

NHK大河ドラマ 「源 義経」 にちなんで名付けられました。

源氏パイの発売は、1965年(昭和40)です。

源氏パイのようなハートの形のパイは、

もともとヨーロッパでは古くから作られているパイの形の一種で、

“パルミエパイ ” と呼ばれるものです。

当社では、当時手作りで無ければ難しいとされていたパイを、

安定的に量産することに成功しましたが、

日本では一部の洋菓子専門店で販売されているだけで、

パイはまだまだ珍しいものでした。

そこで、お客様に早く商品に馴染んでいただけるようにと、

商品名には和風の名前を付けたいと考えていたところ、

発売翌年のNHK大河ドラマが 「源 義経」に決まったことを知り、

そこから “ 源氏パイ ”と名付けました。

大河ドラマの人気にあやかり、このパイもお客様に愛される商品に

なるようにとの願いがこもっています。

そして、おかげさまで源氏パイは今年、発売45周年を迎えました。

現在、「ハッピーバースデー キャンペーン」 と題し、

平野レミさんの「レミパン」や、お料理に便利なヘラやトングなどが

セットになった 「キッチン3点セット」などが抽選で当たる

キャンペーンを実施しています。

(詳しくは、商品パッケージもしくは、ホームページをご覧下さい。

11月30日消印有効です。)

また、現在では、源氏パイのシリーズ品も多数販売しています。

ひとくちサイズで、食べやすい 「ミニ源氏パイ」

チョコレートがコーティングされた 「源氏パイ チョコ」

堅焼の食感が新鮮な 「源氏パイ 大学いも味」、

「源氏パイ くるりんバター味」などがございます。

オススメの商品やサービス、キャンペーンなど教えて下さい。

【カンパン】素朴で香ばしいおいしさの商品です。

1937年(昭和12)から、製造を開始しています。

非常食としてもおなじみですが、胡麻が入った風味豊かなおいしさは、

日常のおやつとしても最適です。

そして、カンパン1粒は、約10キロカロリー。 カロリー計算が簡単で、

腹持ちも良いので、ダイエット中のおやつとしてもご利用いただけます。

【チョコバット】

ホームラン、ヒット、アウトのくじ付きでお馴染みの

チョコレートがついた駄菓子です。細長いスティック状のパン生地に、

チョコレートをたっぷりコーティングしています。

こちらも、1964年(昭和39)から販売しているロングセラー商品です。

コンビニエンスストアや駄菓子屋さんで主に販売している

1本売りのチョコバットの他にも、

10本入りの「がんばれチョコバットくん」という商品もあり、

こちらはご家族での団らん、お子様のおやつにご利用いただけます。

三立製菓 HP http://www.sanritsuseika.co.jp/