「吉野家」のヒミツ
今日は「吉野家」の名前の由来に迫りました。
ご出演は、株式会社 九州吉野家 営業部の伊藤豪丸さんです。
~~~~~~株式会社 九州吉野家 会社概要~~~~~~
株式会社吉野家は牛丼を中心とした外食企業として、
2007年10月に「吉野家」事業に特化した企業として設立。
「吉野家」そのものの歴史は100年以上にわたり、
創業以来、「うまい、やすい、はやい」をコンセプトとして活動を続けています。
「吉野家」の名前の由来を教えて下さい。
創業者である松田栄吉氏の出身地が
大阪市福島区の「吉野町」であったことから「吉野」、
当時は、半々の割合で屋号に「屋」・「家」が使われていましたが、
“お客様に、自分の家にいるときのようにくつろいでいただきたい”という
松田氏の思いがあったため、「家」を使用。そこで「吉野家」となりました。
築地1号店について教えて下さい。
明治32年、当時東京・日本橋にあった魚河岸に牛丼店「吉野家」が誕生。
しかしその魚河岸は大正12年に関東大震災により焼失、
魚河岸が築地に移転したのとともに「吉野家」も移転、現在に至ります。
食に厳しく味にもうるさい、そしてろくに食事をとる時間もないほど
忙しい魚河岸の人たちに愛されていた「はやい、うまい、やすい」という
原点をそのままに、築地店はメニューも牛丼のみに絞っています。
店構えも、忙しいお客様が出入りしやすいような引き戸仕様、
床面も水はけのよい大理石など、当時の面影をそのまま残しています。
オレンジドリーム号というのがあるそうですね?
牛丼弁当と一部のサイドメニューを販売する吉野家の移動販売車です。
トラックの中に厨房があり、その場でできたての牛丼弁当を販売できます。
車のデザインは吉野家カラーであるオレンジを全面的に使用し、
ひと目で「吉野家だ!」と分かるよう遠くからでも目立つデザインに。
現在全国で3台。店舗の改装クローズ中でも、
お客様に変わらず吉野家の牛丼をお召しあがりいただけるよう、
店舗の駐車場で販売・運営することを目的につくられました。
オススメの商品を教えて下さい。
9月7日から全国の吉野家で販売している「牛鍋丼」、
おかげさまで(10月2日で)販売数が1000万食を突破しました。
現在も引き続き好調な売れ行きとなっており、
牛丼と並ぶ主力商品として自信を持ってご提供させていただきます!