Ueki-もんマルシェ
食に関する話題をお届けしています「やさしいごはん」のコーナー。
いつもはレギュラーゲストをお招きしてお送りしていますが、
第五水曜日はスペシャルゲストの日です。
今日は熊本市植木町の若手農家でつくる
「Ueki-もんマルシェ」実行委員会を紹介しました。
ご出演は、観光農園吉次園で、ぶどう、いちご、りんご、梨、
みかんを生産されている前田正明さんと、
パセリ、青しそ、お米を生産されている青木慎吾さんです。
Uekiもん-マルシェを始めようと思ったきっかけ、歴史を教えてください。
地元若手農家の新たなネットワークを作りたかったんです。
地元若手農家が活性化すれば、地元農業、それに関連する付随産業、
地元商業が少しでも潤うと思いました。
農家は農産物を作るのはプロだが、販売は苦手な人が多く、
これからの農業には販売に関する知識、経験が必要だと感じていました。
若者であれば、関心があればスピード感があり、行動に移せると思い、
初期メンバー10人がそろったのが5月。
第1回開催が10月、毎月第3日曜日、計3回開催しています。
実行委員のメンバー、生産物を教えてください。
●前田正明(29)・大全(27) ぶどう、いちご、りんご、梨、みかん
●青木慎吾(26) 青しそ、パセリ、米
●松永敏裕(31) パプリカ
●毎熊祐貴(29) アスパラガス、ほうれん草
●前田和彦(31) 養豚
●片山和洋(30) 桃、マンゴー、金柑、スモモ
●原口宏一(29) スイカ、メロン、きゅうり
●田上貴之(26) マンゴー、ミニトマト、坊ちゃんカボチャ
●高木努(31) オクラ、にんじん、しょうが、小松菜
これまでのUeki-もんマルシェはどんな内容でしたか?
地元若手農家の米、野菜、果物、豚肉、花、加工品等を販売した。
また、単に農産物を販売するだけではなく、地元施設にご協力頂き、
レシピの開発、消費者への提案、試食の実施等消費者との
交流も重視しています。
前回はイベントとしてもちつきを行い、各ブースの食材と合わせて
無料で振舞いましたが、おかげさまで大変好評でした。
イベントを開催してみて実際どうでしたか?
販売に関しては本当に勉強でしたね。
直接消費者の方とお会いすることもこれまでなかったからですね、
目の前でやりとりがあると、勉強の場になりました。
また、今まで全然考えていなかったようなこと(自分が作ったものを
さらに加工することなど)を考えるきっかけになりました。
ちなみにこちらは今日お持ちいただいた苺です。
「紅あやね」熊本生まれの品種ですが栽培農家が少なく貴重です。
そしてこちらはパセリと青じそです。
このパセリ、新しいので柔らかいです!
お店に並んでいるのとは一味違うと思います。
次回のUeki-もんマルシェについて教えて下さい。
次回は1月16日(日曜日)、
熊本市植木町植木交番前 いけだ文具館駐車場で開催。
地元若手農家の農産物、畜産物、花に加えて無料イベントを開催します。
マルシェの参加者は募集していますか?
マルシェ参加者は随時募集しています。
現在は植木町在住の35歳以下の農家メンバーが主体です。
今後は、若手農家だけでなく、飲食業関係の方、ものづくりをしている方、
その他一緒に町を盛り上げたい・盛り上がりたい異業種の方からの
参加も募集しています。
Ueki-もんマルシェとして今後やってみたいこと、夢はありますか?
100店舗を超える規模で行い、植木町をアピールしたいです。