ソーシャル・ネットワーク
今日紹介したのは、現在公開中の「ソーシャル・ネットワーク」です。
リスナーの方の中にも、SNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを
利用しているという方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
この作品「ソーシャル・ネットワーク」は、
世界最大のSNS“フェイスブック”の誕生をめぐるドラマを、
実話に基づいて映画化したもの。
世界中の映画賞を総なめにし、おととい(1月17日)発表された
ゴールデン・グローブ賞では4部門を受賞するなど、
今、アカデミー賞に最も近い映画といわれています。
監督は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のデビッド・フィンチャー。
CGを多用した先鋭的な映像表現で、一躍人気監督となった彼ですが、
今回は、2つの時間軸を交差させた構成と、
矢継ぎ早に繰り出される膨大なセリフで
見事な人間ドラマを描き出しています。
“フェイスブック”の創始者である主人公マーク・ザッカーバーグを演じるのは、
「ゾンビランド」の若手実力派ジェシー・アイゼンバーグ。
彼の親友で、共に“フェイスブック”を創業するエドゥアルドには、
新しいスパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガーフィールド。
また、マークに大きな影響を与える、
音楽ファイル共有ソフト「ナップスター」の創始者ショーンには、
人気アーティスト、ジャスティン・ティンバーレイクが扮しています。
マーク・ザッカーバーグ本人からは、「事実と違う」と
言われているようですが、やはり印象的なのは、
主人公マークのキャラクター。最初は「なんて性格悪いやつ!」と
思うんですが、物語が進むにつれ、
成功と引き換えに様々なものを失っていく彼の姿に
胸が締め付けられます。
SNSという最新のネット技術を通じて、普遍的な人間の感情を描き出した
素晴らしい作品!ぜひ、スクリーンでご覧下さい!
今日ご紹介した映画「ソーシャル・ネットワーク」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城バリュー
■Denkikan
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で現在公開中です。
「ソーシャル・ネットワーク」オフィシャルサイト