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6月3日のマツザキ・レコードは…

今日は、

コール・ミー  / ブロンディ を紹介しました。

ブロンディは、80年代のセックス・シンボルとも言われた、

デボラ・ハリー、他 5人の男性ミュージシャンからなるバンドで、

始めの頃はパンクバンドとして76年にデビューします。

78年のサードアルバムからは一新し、

POPなイメージでヒットを生み出していきます。

今日お届けした「コール・ミー」はそんなブロンディのナンバー1、

ポップディスコナンバーではないでしょうか?

80年の曲ですが、この数年前から盛り上がって踊れるなら

「何でも来い!」といった感じで、

色んな国の色んなジャンルの曲がかかるようになります。

この曲は最終的に6週にわたってNo.1を維持した大ヒット曲になりまして、

1980年の年間チャートのNo.1をも獲得した曲です。

その要因にはなんといっても 映画「アメリカン ジゴロ」のサントラとして、

幅広く聞かれた事があげられますね。

曲については最初から最後までハイテンションで押し切り、

「コールミー」と連呼するシンプルさは いつの間にか洗脳され、

口ずさんでしまう・・・。そして、いつまでも耳に残るそんな曲ですよね。

ちなみに映画「アメリカン・ジゴロ」のあらすじは、

ビバリーヒルズで金持ち女を相手に生きる 高級ジゴロのジュリアンは、

そんなジゴロの日々に飽き飽きしていたところ、

上院議員の夫人 ミシェルと出会い、愛し始めるようになります。

しかし、やがて彼は殺人事件に巻き込まれてしまい・・・。

人気スター、リチャード・ギアの出世作となった

スタイリッシュなサスペンスですね

本作品以降、どことなく彼にはジゴロ的セクシーなイメージがつきまとい、

世の女性映画ファンたちを 虜にすることになりました。

また、当時は『タクシー・ドライバー』の脚本家でもあるポール・シュレイダー

監督作品という印象が強かったようですが、

今振り返ると『アルマゲドン』『パール・ハーバー』の

ジェリー・ブラッカイマー製作作品でもあったことに気づきます。