3月26日(木)の名盤は…
今日はちょっと珍しいところで、オランダのロックを紹介しました。
オランダ、ロックと聞いて、どんなイメージがありますか?
具体的なイメージが浮かばないという方が多いかもしれません。
世界的に人気のあるアーティストは少ないものの、
優れた才能を持つ人たちがいるんですね。
特に1960年代末期から70年代にはイギリス、
アメリカで多くのヒットを放つグループがたくさんいて、
”ダッチ・ロック・ブーム”というものがあったほどなんです。
例えば有名な大ヒット曲「ヴィーナス」のショッキング・ブルー、
今やガレージ系のファンから再評価されているゴールデン・イヤリング、
以前このコーナーで「悪魔の呪文」という曲を紹介したフォーカス、
プログレッシブ・ロックの名バンド、トレイスなどなど。
オランダから世界に向けて優れた楽曲を発信していました。
その中から今日は、日本で1971年に大ヒットを記録した
アース&ファイアの「シーズン」という曲をお送りしました。
アース、ウインド&ファイアではありませんよ。
イギリスともフランスやイタリアとも、またドイツとも異なる独特の味わいが、
オランダ風のサウンドには共通しているような気がします。