夏野菜の揚げ浸し
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
移動台所・茶豆の小島まきさんです。
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今日は”夏野菜の揚げ浸し”を紹介しました。
暑さもいよいよ本格的になり、ご家庭でそうめんなどを召し上がる機会が
増えるのではないかと思います。
おいしいそうめんですが、それだけでは栄養が偏ってしまうため
夏バテになりやすいので、作り置きのおかずがあると重宝します。
今回ご紹介する揚げ浸しは、野菜ですので揚げ時間も短く、
油も少量で済みます。
油で調理することで野菜の脂溶性ビタミンを吸収しやすくなり、
酢の入った浸し液に浸けこむことで体の中の熱を外に出す働きが期待できます。
【材料】
かぼちゃ 大きいもの1/10個分、ぼっちゃんかぼちゃ1/2個分 なす 中2本
ピーマン 5個 オクラ又はいんげん 10本
大葉又はみょうが 5枚、又は1個
<浸し液>
しょうが汁 大さじ1 だし汁 200cc 本みりん 50cc
濃い口しょうゆ 大さじ3 米酢 大さじ2 塩 小さじ1
まず、浸し液を作っておきます。
小鍋にみりんを入れ中火にかけ、アルコール分を飛ばします。
それから、だし、酢、塩、しょうがの絞り汁を加えて一煮立ちさせ、
しょうゆを加えて火を止めます。
次に、野菜の下ごしらえです。
かぼちゃは皮付きのまま厚みを1センチ弱程、
親指の長さくらいに食べやすく切ります。
ピーマンは二つに切り、種を取り出し大きいものはまた半分に切ります。
オクラやいんげんはそのままの形で揚げますが、
小さな切込みをどこかに入れておいてください。
こうすることで、油の中ではじける心配が減ります。
なすは切るとすぐに色が変わっていくので、揚げる直前に切るようにします。
ヘタを落とし、かぼちゃと同じくらいの大きさに切り分けます。
下ごしらえが終わったら、
180度に熱した油で素揚げをして熱いうちに浸し液に浸け込みます。
大葉やみょうがの千切りを一緒に漬け込んで、出来上がりです。
1時間後から食べられますが、半日後くらいからがなじんできます。
冷蔵庫で1週間位保存ができます。