今日は熊本市現代美術館の学芸員「冨澤治子」さんに出演して頂きました。
熊本市現代美術館は、上通りの入り口にあり、
様々な作品の展示や映画の上映、演奏会などが行われています。
なかでも、熊本や九州出身のあらゆるジャンルの芸術家を応援する
展示スペース”ギャラリーⅢ”では、現在「元田久治展」を開催中。
元田さんは熊本出身の若手アーティストで、版画作品を作っています。
東京の名所”東京タワー”や”浅草の雷門”などが、
何か大きな事件があって壊れてしまってでもまたそこから生まれる何かを
「廃墟」という形で表わしています。
どうして元田さんがこのような作品を作るようになったか?というと、
”長崎の軍艦島”を見た時に”つい最近まで人がいた場所に、
あっというまに人がいなくなってしまった”という事に凄くショックを受け、
それを今現在自分が住んでいる東京で起きたらどうなるだろうと
イメージしたところがきっかけなんだそうです。
7月29日には元田久治さん本人によるアーティストトークを開催。
時間は13時30分から 入場は無料で参加は自由です。
また、14時からは簡易式リトで版画を制作するキッズファクトリーが行われます。
定員に達しましたので参加はできませんが、見学は可能です!
11月3日からは「熊本アートパレード」というイベントが開催されます。
熊本市民・通勤・通学されている、
熊本出身の方に作品を発表してもらおうというイベントです。
(洋画・日本画・書・映像・彫刻などどんな形でもOK)
作品受付は10月21日(日)までとなっていますので、
興味のある方はぜひお問合せ下さい。
問合せ 熊本市現代美術館 電話096-278-7500
またはHP http://www.camk.or.jp/