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2015年1月

1月5日(月)の魔法のことば

今日はラジオネーム : 助さんが出会った、
カルロス・ゴーンの魔法のことば。

「困難は避けるものではなく、解決するものである。」

「熊大ラジオ公開授業 知的冒険の旅」 HARI PRASAD DEVKOTA(ハリ プラサデウ デブコタ)先生

あらゆるジャンルの“注目の人”にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
11月から3ヵ月間、「FMK Morning Glory ヒューマン・ラボ
熊大ラジオ公開授業 知的冒険の旅」と題してお送りしています。
 
10回目のゲストは、熊本大学・大学院先導機構の
HARI PRASAD DEVKOTA(ハリ プラサデウ デブコタ)先生です。
ハリ先生の専門である「薬用植物学」とはどんな研究なのか、詳しく伺います。

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Q①お名前と職業・所属を教えて下さい。
 
名前:HARI PRASAD DEVKOTA(ハリ プラサデウ デブコタ)
所属:熊本大学大学院先導機構(大学院リーディングプログラムHIGOプログラム)
プロフィール
2005年ネパールのポカラ大学・薬学部卒業
2005~2007年ネパールのポカラ大学・薬学部助手
2008年4月熊本大学大学院薬学教育部博士前期課程入学
2010年3月熊本大学大学院薬学教育部博士前期課程修了
2010年4月熊本大学大学院薬学教育部博士後期課程入学
2013年3月熊本大学大学院薬学教育部博士後期課程修了
2013年4月~2014年3月武田科学振興財団博士研究員
2014年4月から、大学院先導機構HIGOプログラム特任助教
 
Q②ハリ先生の専門である「薬用植物学」とは、
どんな研究ですか、わかりやすく教えてください。
 
私たちが研究している薬用植物学研究室では、ネパールの薬用植物の成分研究及びネパール・インド・スリランカの伝統医療(アーユルベーダ、チベット医学)の研究を行っています。
具体的には、直接ネパールに赴きフィールドワークを行い、伝統医療で生薬として用いる植物の葉、茎、根などを採取します。日本に帰り成分を抽出し、カラムクロマトグラフィーで分離し、NMRなどで構造解析します。さらに、抗酸化作用などの機能性も研究します。また、調査や研究で得られた知見をまとめてネパールの薬用植物の図鑑やデータベースも作成しています。
また、HIGOプログラムでは日本人、および外国人留学生を受け入れ、学生の活動を支援しています。
 
Q③ハリ先生がこの研究に取り組むことになった
「きっかけ」のようなものがあれば教えてください。
 
2002年、私がネパールの大学一年生の時に、日本の植物研究者と一緒にネパールの植物の調査を行いました。そこでネパールの植物の重要性、研究する価値に気づくことが出来ました。
また、ネパールでは60%以上の国民が植物を使った伝統医療で治療しています。しかしそのほとんどの植物が研究されていないため、この研究を行う必要性を感じました。
 
Q④ネパールから日本に来て研究されているうえで、
一番苦労した点は何ですか?
また、日本に来てよかったことは何ですか?
 
最初、日本に来たばかりのときは、日本語がわからなくてコミュニケーションをとるのが大変でした。また、ネパール人もネパール語をしゃべれる人もいなくて困ることが多かったです。
そして、英語を話せる人も少なくて、研究内容を伝えることも苦労しました。
日本に来てよかったことは治安がよく、人々がやさしくて、よい人が多いことです。そのほかにも、便利なものが多く、おいしいものがたくさんあるのも嬉しかったです。
 
Q⑤研究以外での趣味などありますか? 
 
旅行に行くことが好きです。日ごろから写真をとることも好きで、旅行先でとることも多いです。
熊本は、阿蘇に山があって、天草に海があり自然が多いのでいろんなとこに行くことも楽しみです。あと、映画を観ることも好きで、インド映画を観てリフレッシュしてます。
 
Q⑥これまでの活動を通じて、最も印象深いエピソードをお願いします。
 
私の研究室では、漢方の勉強会や、薬用植物観察会を行っています。そこには、専門家や薬剤師でない多くの一般の方に参加いただいており、日本人の伝統医療に対する関心の高さに驚きました。
また、私や家族が病院で診察を受けたときに、医師が西洋薬と漢方薬の両方を処方することは、とても印象に残っています。ネパールでは西洋的な医療と、伝統医療はそれぞれの資格を持った医師が使うことがほとんどです。
 
Q⑦今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。
 
ネパール・ヒマラヤのことや、ネパールの薬用植物、伝統医療(アーユルベーダなど)に興味がある方はいつでも待っています。
薬用植物園では様々な勉強会を開いています。一般の方を歓迎していますので、気軽においでください。
 
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
 
詳しくはここ↓
 

1月1日(木)の魔法のことば

今日はラジオネーム : ハッピーシェイクさんが出会った、
ジョージ・ムアの魔法のことば。

「現実が夢を壊すことがある。
だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか。」

「株式会社エフエム熊本」

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は「株式会社エフエム熊本」のヒミツに迫ります。
 
「株式会社エフエム熊本」は、1985年に会社設立。
1985年11月1日から本放送がスタート。
今年で30周年を迎えるFM放送局です。
今日は、「会社のヒミツ」もNEWYEARSPECIALということで
「エフエム熊本」のヒミツについて、たっぷりお話を聞きたいと思います。
お話を伺ったのは、株式会社エフエム熊本
代表取締役社長 中西雄一さんです。
 
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Q1普段はどんなお正月を過ごされていますか?
 
たいした正月の過ごし方ではありませんで、
せいぜい実家の墓参り程度でしょうか。
それと、年賀状の整理をしながら、ラジオを聴いたり、
テレビでスポーツ番組を見たり、ですね。
 
Q2エフエム熊本は、今年30周年だそうですが、
当初は「エフエム中九州」いう社名でしたよね。
 
1985年の開局の時は、「エフエム中九州」でしたが、
開局20周年の10年前に、「エフエム熊本」にあらためました。
放送局としてのコミュニケーション・ネーム、
通称は、開局以来、一貫して「FMK」ですので、こちらの方が、
熊本県民のみなさんにとってはお馴染みかもしれませんね。
 
Q3 30年の「エフエム熊本」の歴史を一言でまとめますと、
どんな印象でしょうか?
 
やはり一番は、これまでもたくさんのリスナーの
ご支援をいただいてまいりましたし、
いま現在もよく聴いてもらっているということでしょうね。
ラジオの業界では、「どれくらい聴かれているか?」という、
聴取率調査を定期的に実施しているのですが、
おかげさまで、年々、聴取率が高くなっています。
ありがたいことです。
 
Q4それと、「エフエム熊本」は、
番組やCMの制作力も高いと言われているそうですね。
 
少々手前味噌になりますが、これまでも、
放送業界の全国レベルのコンテストでたくさんの賞を受賞しています。
例えば、「ギャラクシー賞」「日本民間放送連盟賞」
「JFNCMフェスティバル」などですが、
ラジオ業界を代表する大きなコンテストで何度も日本一になっています。
地方局でこれほど多くの賞を受賞しているFM局というのも
珍しいじゃないかと思います。
そういえば、松崎さんに出演していただいたCMも、
3度ほど受賞していますね。その節は、お世話になりました。
 
Q5そんな「エフエム熊本」が、30周年ということで、
新しいキャッチコピーがスタートしたそうですね。
 
「GOESONFMK」というキャッチコピーなんですが。
本日1月1日にスタートさせました。
この業界は、横文字、カタカナが多くて分かりにくいかも
しれませんが、ゴー・オンあるいはゴーズ・オンというのは、
「続ける」「前に進む」といった意味なんですね。
私たちは、「30周年」の今年を、リスナーの皆さんと一緒に迎える、
大きな節目だと考えておりまして、
今年を過去と未来を結ぶ大きな結節点にしたい、
そんな思いを込めた、「GOESON.FMK」なんです。
 
Q5-2このコピーには、ちょっとした仕掛けがあるそうですね。
 
「GOESON.」の前にくる言葉、つまり「何を続けたいか」
「何を前に進めたいか」の主語の部分を空欄にしています。
「ナントカGOESON」「●●GOESON」といった具合にですね。
ここに自分の好きな言葉を入れて、
皆さんお一人お一人のキャッチコピーを作ってもらえたら、
と期待しています。
例えば、音楽を続けたい人は「MUSICGOESON」とか、
ボランティア活動をしている人は「ボランティアGOESON」だったり。
番組をはじめ、これからさまざまな場面で
「GOESON」が登場しますので、注目してもらえればうれしいですね。
 
Q6一口に30年といいますが、この30年はラジオの業界に
とっても大きな変化があった時代だったと思います。
社長はこの変化をどうとらえていますか?
 
確かに、大きな変化があった30年でした。
例えば、リスナーとのコミュニケーション方法も、
開局当時の80年代は、ハガキが中心でした。
それが90年代からFAXが中心となり、2000年代に入ってからは、
メールが中心となりました。
いまでは、SNSなどインターネットを活用した番組もありますし、
「RADIKO」のようにパソコンやスマートフォンで
ラジオを聴く時代になりました。
 
Q7制作方法の変化もありますが、
ラジオを取り巻く環境も変化しているようですね。
 
興味深いデータがあります。
首都圏で1週間に最低30分ラジオを聴いている1万人にが対象の
調査結果です。昨年11月の民間放送全国大会の
シンポジウムで紹介されたものです。
まず「1日の生活のしかた(ライフスタイル)」の変化です。
この項目では、1日の中で費やす時間が「減った行動」
「増えた行動」を聞いています。
「減った行動」は、テレビを見る時間をはじめ、新聞・雑誌を読む、
読書、睡眠。これに対して「時間が増えた行動」は、
「スマートフォンやパソコンでインターネット」がトップ。
ついで「ラジオを聴く時間」。次いで「家事・育児」「勤務時間」と続きます。
 
この調査では、ラジオ聴取のデバイス、
つまりどんな機器で聴いているのかも尋ねているのですが、
回答者の半数が一般的な従来型のラジオかカーラジオ。
注目したいのは、全体の3割が従来型を利用せず、
スマートフォンやパソコンでラジオを聴いている点です。
どこにいても、全国のFM放送がスマホなどで聴けるサービスが始まって、
すでに4年になります。聴取時間だけでなく、
番組選びや聴取のスタイルといったラジオの聴き方自体が、
変化しているのを実感しています。
もう一つ、「何のためにラジオを聴いているか」。
ラジオを聴く理由なんですけど、ここでも興味深い調査結果が出ています。
 
Q7-2普通に考えれば、音楽を聴きたい、
ニュースや交通情報といった生活情報を聴きたい、そんなところでしょうか。
 
実は、音楽は第3位、ニュース系は2位なんです。
そして1位は、なんと「パーソナリティーが好きだから」です。
私の想像なんですが、友達同士で気楽に話をしているような、
そんな親しみやすさでしょうか。
つまり、アナウンサーからの「一方通行」ではなくて、
「双方向性」が受け入れられているんだなあと思います。
松崎さんの責任重大といったところでしょうか。
 
Q8最期に、番組をお聴きのリスナーにメッセージをお願いします。
 
以上、申し上げましたように、ラジオを取り巻く環境は
大きく変化していますが、リスナーの皆さんと放送局のつながり自体は
変わっていないと確信しています。
今後も、開局以来の大きな目標である「地域密着」を
質量ともにより充実させていけるよう、
努めてまいりますので、ご支援ください。
ラジオは他のメディアと違って「小回りのきくメディア」ですから、
どんどん地域に出かけて行って、「ふるさと・熊本」の香りがする番組を
提供したいと考えています。
 
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Welcome !!  山田麻衣さん

以前、GLOBAL BEATのコーナーにご出演頂いていた
山田麻衣さんがブラジルから帰国されたということで、
スタジオにお越しいただきました。

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Welcome !!  上村清彦さん

松崎ひろゆきが続けている「芝居」にちなんで、
この方も「芝居」を続けている方です。
今月1月25日(日)に公演を控えているゼーロンの会の上村清彦さんです。

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●ゼーロンの会の公演の予定
・1月25日(日) 13時開場/14時開演
・熊本市男女共同参画センター はあもにい メインホール
・「ゴドーを待ちながら」(サミュエル・ベケット作)
・入場料 前売り3000円/当日3500円 
 熊日プレイガイド 交通センタープレイガイド 蔦屋書店熊本三年坂1F
・お問い合わせ先 ゼーロンの会 090-9583-8061
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