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今日は6月30日からサンロード新市街のDenkikanで公開される
「恋しくて」の中江裕司監督へのインタビューをお送りしました。
映画「恋しくて」は、BEGINの青春時代をモチーフにつづった青春音楽映画。
石垣島を舞台に、若者たちの奮闘を描いています。
今回は3500人の高校生の中からオーディションでキャストを選ばれましたが
監督がキャストを選ぶポイントは?
”ピン”とくるかどうかです。主人公の「カナコ」となる山入端佳美を見た時は、
自分の書いた物語のカナコがそこにいるような感じがした。
ただ、彼女は普段はとてもシャイで、目もなかなかあわせられないほど。
そこで「この映画では恋をしていくんだから、
ちゃんと相手の目を見ないとダメだよ」とアドバイスすると、
リハーサル中でも、恋人役「エイジュン」の目を見て
お弁当を食べるなど、本当に真っ白で素直なんだそうです。
撮影で大変だったのは?
映画の中の大事なシーンで「エイジュン」が唄を歌うところがあるが
なかなかうまく唄えなかったので、
物語のモチーフとなっているBEGINの比嘉栄昇さんに現場に来てもらって
アドバイスをお願いしたところ、その後見違えるように歌えました。
どんなアドバイスをされたかと聞いたら、
そのうちの1つは「監督の言う事は聴くな」だったそうです。(笑)
中江監督いわく、
映画撮影時には「映画の中の事は本当の事だよ」って伝えながら撮った。
そうする事で、映画に出てくる子たちの本当の恋愛の物語になった。
というこの「恋しくて」。公開が楽しみです♪
最後に、番組のリスナーへ監督からメッセージを。
この映画は嬉しい・悲しい・楽しい・辛い全ての想いがこめられていて
それが唄にこめられています。それを是非聴いて欲しいと思います。
「恋しくて」オフィシャルサイト http://koishikute2007.jp/