「スティーブ・ジョブズ」
映画ファンはうれしい悲鳴をあげています。
みんな大好きデンゼル・ワシントン兄貴が、
訳ありの銀行強盗を演じる最新作「2ガンズ」、
この番組でも紹介したハリウッド注目の
新星チャニング・テイタムが、
男性ストリッパーを演じる「マジック・マイク」、
黒人初のメジャーリーガーの苦悩とサクセスを感動的に描いた
「42(フォーティ・ツー)~世界を変えた男~」などなど、
紹介したい作品が目白押しなんですが・・・・・・・
多いですが、このところ、記憶に新しい実在の人物の
映画化が目立っていますよね。
作品を取り上げましたが、
Apple1(ワン)、やマッキントッシュ、iMac、
最近では、iPodやiPhone、iPadなど、
革新的でユニークな商品を世に送り出しています。
イメージを持つ人も多いんじゃないでしょうか。
この「アップル」という会社をどうやって作ったのか。
味わう数々の栄光と挫折が描かれていきます。
シーン、アップルという社名をどうやって
命名したのか・・というシーン。仲間たちとガレージで会社を作り、
自分たちでコンピュータのキットを組み立てるなどの
アップル創成期のエピソードが続々描かれ、
かなり興味深いです。
記録映像のようなリアリティがあります。
20世紀の著名人は、存命中の映像が数多く残されているため、
まったく似ていない人物が演じても、
観客がリアリティを感じられないんですね。
外見的も似せた上に、さらに人物の奥深い部分を演じるというのは、
役者にとって、大きなチャレンジでもあると同時に、
やりがいのある仕事だったでしょうねぇ・・・・。
主人公ジョブズだけでなく、脇役の登場人物まで
相当似ている人がキャスティングされています。
アップル・ファンならだれでも知る
人物スティーブ・ウォズニアック、
アップルのCEOをつとめたジョン・スカリーなど、
とにかくそっくりです。
比較映像が出てきますので、お楽しみに!
成功してから後のジョブズの孤独感を描いたシーンです。
会社は世界的に注目されていくのに、
創成期を戦った友人たちはどんどん彼のもとを去ってゆきます。
成功者の光と影を描いた名シーンです。
マーク・ザッカ―バーグを描いた「ソーシャル・ネットワーク」
なんかと比較してみると面白いかもしれません。
成功者というのもたいへんなんですねぇ・・・・・。
コンピュータ社会に大きな革命をもたらしたジョブズの
間違いなく現代を代表する歴史的人物の映画。
アップルユーザーでなくても、ぜひご覧いただきたい1本です。