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2010年2月

2月4日(木)の名盤は…

今週は1月14日に71歳でなくなったボビー・チャールズを紹介しました。

おそらく今までこのコーナーで取り上げた人の中でも一、二を争うほど

一般的には知名度の低い人だと思いますが、

日本の40代から50代のアメリカンロック、シンガーソングライターファンに

とっては絶対に忘れられない存在なのです。

ルイジアナ出身の彼は何と黒人音楽の名門

チェス・レコード初の白人歌手として1955年にデビュー。

残念ながらヒットは生まれず、歌手としては挫折しました。

ところが、彼のオリジナル曲を気に入った当時の大スター、

ビル・ヘイリーがカバーした「シー・ユー・レイター・アリゲイター」が

大ヒットするや、他の歌手からも作曲依頼が殺到し、

結果として1950年から60年代のロックンロール、

R&Bのヒット曲を数多く書くこととなります。

作曲家として成功を勝ち取ったのです。

しかし、彼はあまりにも欲がなく、ある程度の曲を書いた時点で

定期的に入ってくる作曲印税に満足して、隠居し、

完全に業界から消えてしまいます。

次に発見されたのは7年後の1972年。

南部のルイジアナから遠く離れた北東部のウッドストックに

移住していた彼は、そこに住むザ・バンドのメンバーなどと仲良くなり、

初のアルバムを発表したのです。

初期のロックンロールとは違う、素朴でしみじみと味わい深い、

全編に癒し効果の漂う、それでいて高い音楽性を誇るこの作品は、

当時日本で発売されず、輸入盤で口コミで話題となり、

“幻の名盤”ブームの火付け役ともなり、6年後の78年、

ついに日本盤が発売されるまでの経緯を体験したファンには

絶対的存在となったのです。

しかしここでも欲もなければ飛行機も嫌い、

人前で演奏するのも好きじゃないという彼はほとんど表舞台にでることもなく、

2ndアルバムは15年後、3作目は8年後と、その音楽性らしいマイペースでした。

忘れた頃に突然届けられる新作を楽しみにしていたファンの方にとっては、

それをもう受け取ることができないのは本当に残念ですね。

2月3日(水)魔法のことば

RN「マキ」さんがマンガ「ONE PIECE」の中で出会った「魔法のことば」。

「気にすんな!!楽に行こう!!

赤カブのポタージュ

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「やさしいごはん」

おいしい食べ物は人を元気にします。

おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。

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このコーナー『やさしいごはん』では

毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしていきます。

毎月、第1水曜日に登場するのは、

熊本県産のオーガニック食材を全国に紹介、販売する

インターネット・サービス「オーガニックママン」の松田耒布さんです。

オーガニックママン HP http://www.organicmaman.com/

~~~~~~~~~今日のオススメレシピ~~~~~~~~~

今日は、もうすぐバレンタイン!ということで、

今が旬の赤カブを使ったうっすらとピンク色の「赤カブのポタージュ」です。

消化も良いのでお夜食にもお勧めです。

 

【材料】2人分

赤カブ 1/2個   玉ねぎ 1/4個   水 200cc   牛乳 100cc

バター 大さじ 1/2    コンソメ 1/2個  赤カブの葉 適量 

塩コショウ 適量

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【作り方】

①赤カブはよく洗い、火が通りやすい様に皮ごと薄切りにする。

玉ねぎも薄切り。 

②鍋を中火にかけ、バターを溶かしたら玉ねぎを焦がさない様に炒め、

赤カブも入れてさらに炒める。

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③②に水とコンソメを入れ、野菜が柔らかくなるまで煮込む。

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③をミキサーにかけ、なめらかになったら鍋に戻し、

牛乳と塩コショウを加え味を調える。冷製の場合は冷蔵庫で冷やし、

温かくする場合は火にかけて。

⑤ 器に入れてから刻んだ葉をトッピングして出来上がり!

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ゴールデンスランバー

今日は現在公開中の映画「ゴールデンスランバー」を紹介しました。

この作品は、若い世代に圧倒的な人気を誇る

ベストセラー作家・伊坂幸太郎の、

「2008年本屋大賞」を受賞した小説の映画化です。

彼の作品は数多く映像化されていますが、その映像化に関して

原作者の伊坂氏が最も信頼をよせている中村義洋監督が、

今回も監督を手がけています。

主なストーリーは、仙台で宅配便のドライバーをしているごく普通の男・

青柳が、首相を狙った爆弾テロの犯人という無実の罪を着せられ、

仙台市内を逃げ回る、というもの。

緊張感のある逃亡劇を軸にしていますが、友情や人間同士の信頼を描いた

ヒューマンストーリーでもあるんです。

キャストは、青柳役の堺雅人、その元恋人役の竹内結子をはじめ、

吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、貫地谷しほり など、

豪華キャストが勢ぞろいしています。

タイトルの「ゴールデンスランバー」とは、ビートルズのアルバム

「アビーロード」に収録されている一曲。

当時、バラバラだったメンバーをつなぎとめようという

ポール・マッカートニーの思いがこめられた曲で、

映画の中でも重要な役割を果たしています。

ぜひ劇場で、タイトルにこめられた意味を確認してください!

「ゴールデンスランバー」は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHO宇城バリュー
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で現在公開中です。

「ゴールデンスランバー」オフィシャルサイト

http://www.golden-slumber.jp/

2月2日(火)魔法のことば

RN「ヤタガラス」さんが

受験の時に先生からかけてもらった「魔法のことば」。

「報われない努力はない。

例えそれがすぐに結果に表れなくても、

確実に自分の力になるんだよ。」

九州高校生デザイングランプリ入賞作品について

今日は、九州高校生デザイングランプリ入賞作品について、

熊本デザイン専門学校の伊藤雅美さんにお話を伺いました。

まずは、「熊本デザイン専門学校」について教えてください。

1993年(平成6年)開校、今年で開校16年目。

1学年140名前後の2ヵ年制の専門学校。

現在、4学科を設置し、デザインのほとんどの分野を

カバーする教育を行っています。

広告やグラフィックアートを目指すグラフィックデザイン科。

映像や・CMなどのデザインを目指すメディアデザイン科。

住空間からプロダクトデザイン(家具などの製品)、

店舗デザインなどの分野を目指すインテリアデザイン科。

衣食住の衣の部分でトータルなデザインを提案するファッションデザイン科。

各学科とも2年次にはオリジナリティを追求するためのコースを設置し、

16のコースで将来へのきっかけづくりを行っています。                                                             
                                                            
「第16回 九州高校生デザイングランプリ入賞作品展」について

詳しく教えてください。

より多くの高校生にデザインへの興味を持ってもらいたいという願いに加え、

単に視覚的なデザインの完成度やテクニックを競うコンテストではなく、

テーマをもとに湧き出すイメージやメッセージを作品化する過程の中で

自分自身や自分を取り巻く社会あるいは時代を見つめるきっかけとなればと

期待しています。

開催期間は2010年2月9日(火)~2010年2月14日(日)

熊本県立美術館 分館 2階で行います。

入場は無料です。

今回は「畑。」をテーマにし、

応募総数:1118点の中から選ばれた作品が展示されています。                                                                       

「畑。」というテーマだけあってやはり土を使った作品が多くみられ、

自分自身の原点や取り巻く環境を畑と捉える作品もあり、

とてもユニークな作品もめだちました。

今回はどんな作品がグランプリに選ばれたんですか?

熊本県立大津高等学校の佐々木舞さんの「Under ground」という作品です。

「見えない所で根づく力強さを表現した。」という彼女の作品は、

「掛け軸」という形で応募されてきました。

その他のイベントについて教えて下さい。

2月は、「熊デザ マンスリー」です。 

①「第16回九州高校生デザイングランプリ入賞作品展」

次回第17回のテーマは「バウハウス」になります。

締切は10月末を予定しています。    

②第9回 熊本デザイン専門学校ファッションデザイン科

卒業制作ファッションショー

2010GLITTERコレクション   テーマ:チェンジ・ザ・アングル

2010年2月11日(木) 熊本市総合女性センター 多目的ホール

16:00~   入場無料

③第15回 熊本デザイン専門学校卒業制作作品展「ZERO WORKS」

(グラフィックデザイン科・メディアデザイン科・インテリアデザイン科)

期間:2010年2月16日(火)~2月21日(日)

会場:熊本県立美術館 2F・4F   入場無料

熊本デザイン専門学校 http://www.kumamoto-design.ac.jp/                                                                                                                                                                                                                                                      

2月2日のマツザキ・レコードは

今日は、

ワード・アップ / キャメオ を紹介しました。

2月1日(月)魔法のことば

今日は、RN「ナックル」さんが出会った

巨人軍の名物寮長 武宮敏明さんの「魔法のことば」。

「我慢強くやれば、道は開ける。

バレーボール Vリーグ

今日は、2月20日(土)に玉名市総合体育館、

21日(日)には熊本県立総合体育館で行われる、

バレーボールVリーグ 男子プレミアリーグを紹介しました。

試合を行うのは、サントリー サンバーズ、

パナソニック パンサーズ、FC東京、JTの4チームです。

その中で今日は熊本をサブホームタウンとするチーム、

サントリー サンバーズのアシスタントディレクター

熊本県天草市出身の「小川吉」さんに電話でお話を伺いました。

サントリーサンバーズのチームの概要を教えてください。

さんとりーさんばーずはホームタウンを大阪に、

そしてサブホームタウンを熊本・山梨に持っています。

サンバーズのサンはサントリーの「サン」と太陽の「サン」から、

燦然と輝く太陽に羽ばたく不死鳥をイメージしてつけられました。

チームの特色としては、8チーム内でサーブレシーブの成功率が1位

サーブ力ディフェンス力に定評のあるチームです。

選手には、北京オリンピックの主将を務めた荻野正二や、

山村宏太、リベロの津曲勝利ほか、

熊本出身の岡本祥吾、冨士田裕大選手などがいます。

サブホームタウンの熊本ではどんな活動をされていますか?

熊本には、1週間程滞在して、公開練習、地域活動(バレーボール教室)

などをさせてもらっています。

チームの皆さんにとっての熊本の印象、

熊本にまつわるエピソードがあれば教えてください。

街に活気がある、熊本城が壮大で石垣には驚かされると言っていますね。

また、バレーボール熱が熱いんです!(移動のバスが囲まれるほどです)

サントリーには他にも選手からスタッフ(アナリスト)になられた八代市出身の

村上龍介さんもいらっしゃいますよね。

アナリストとはどんな仕事をされているんですか?

自分のチームや相手のチームのデータを分析するのが仕事です。

試合前のミーティング、試合中などそのデータをもとに、

作戦をたてたりしますね。

熊本での試合のみどころ、注目選手などを教えてください。

現在首位のパナソニックとの試合ですね。

パナソニックとは2試合行ったんですが、現在2敗中です。

熊本の皆さんの応援を力に変えて頑張りたいと思います。

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2月20日(土) 玉名市総合体育館

サントリー 対 パナソニック、JT 対 FC東京、

21日(日) 熊本県立総合体育館

サントリー 対 FC東京、パナソニック 対 JT

サントリーサンバーズ HP はこちら↓

http://www.suntory.co.jp/culture-sports/sunbirds/index.html

Fairlife(フェアライフ)

今日は「Fairlife(フェアライフ)」をブックマーク。

さて、フェアライフという名前を聞いてピンとこない方も多いかもしれませんが、

実はメンバーの中には誰もが知っているミュージシャンがいます。

メロディーを作っているのは、あの浜田省吾。

そしてサウンドプロデュースを担当しているのは、

浜田省吾の長年の音楽パートナーである水谷公生、

作詞を担当しているのが、春嵐という女性。

この3人のプロジェクトが「Fairlife」です。

これまでにもシングルやアルバムなどをリリースしていますが、

その時に応じてさまざまなミュージシャンやシンガーを迎えて

コラボレーションしています。

その中で良質なポピュラー音楽を創ろうというプロジェクトなんです。

ちなみにこれまでの参加シンガーは、ポルノグラフィティの岡野昭仁、

奥田民生、ゴスペラーズ、古内東子、元プリンセスプリンセスの岸谷香など。

ジャンルはそれぞれ違いますが、

浜田省吾が「良質なポピュラー音楽を創るのに必要だ」と

感じているミュージシャンだと思ってみると非常に興味深い人選だと思います。

そのFairlifeのニューシングル「旅せよ若人」が1月20日にリリースされています。

今回はこれまで何度もFairlifeの作品に参加している

ポルノグラフィティの岡野昭仁をゲストボーカルに迎え、

浜田省吾もコーラスで参加しています。

このシングルは2月6日から公開される映画「食堂かたつむり」の

主題歌になっているんですが、

実はFairlifeで作詞を担当している春嵐というのは、

「食堂かたつむり」の原作小説を書いた作家 小川糸、その人なんです。

「食堂かたつむり」で小説デビューするよりも前から、

作詞家 春嵐としてFairlifeに参加していましたので、

映画では原作者本人が作詞を手掛けたということで、

主題歌もあわせて劇場で楽しめると思います。

そして今回のシングルのカップリングは「てがみfeat.浜田省吾」ということで、

こちらは浜田省吾自身がボーカルです。

Fairlife HP http://www.fairlife.jp/

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