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2012年3月

「レンゴー」のヒミツ

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。

今日は段ボールのトップメーカー「レンゴー」のヒミツについて、

レンゴー株式会社 広報部長・後藤光行さんにお話をうかがいました。

~~~~レンゴー株式会社 会社概要~~~~

1909年(明治42年)、わが国で初めて段ボール事業を始めました。

1972年(昭和47年)には社名を現在のレンゴー㈱へと変更。

現在、総合包装メーカーとして板紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装、

海外の6つのコア事業を中心に多彩な事業を展開しています。 

国内に段ボール工場25、紙器工場3、製紙工場5、印刷加工工場1、

化学品・バイオ工場1、セロファン工場1の計36工場を配し、また海外でも

中国・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・ベトナム・米国に

39工場7拠点を展開するなど、パッケージングのベストパートナーとして、

幅広いサービス体制を整えています。

Q① 「レンゴー」という社名の由来を教えて下さい。

1909年(明治42年)、は三盛舎という名称でした。

1920年、当社創業者 井上貞治郎は、業容を一段と発展させるため、

三成社を株式会社組織にしようと考え、子会社二社、三成社と共同で

電球用段ボールを納めていた栄立社と東紙器製作所という関係の深い

五社合併により「紙を聯(つら)ね合わせて包装容器をつくる会社」の意から

聯合紙器株式会社を創立しました。

その後、従来の「段ボール一筋」から「総合包装企業」へ業容を拡大させた

ことを内外に示すために、 また、「聯」の字が読みづらいといったことから、

1972年元日、社名を現在の「レンゴー株式会社」に改めました。

Q②「レンゴー」は、段ボールの国内シェアトップの企業ということですが、

シェアは何パーセントですか?

段ボール生産量に関しては、経済産業者など公的機関による統計は

ありません。

矢野経済研究所調べによれば、2010年度段ボール生産量の当社シェアは

グループ全体で約28%と、国内で最大手です。

また、段ボールの原料となる板紙の生産においても、国内トップクラスの

規模です。

Q③「段ボール」は、「レンゴー」が日本で初めて開発したということですが、

いつごろ? どんなきっかけで開発することになったのですか?

段ボールが発明されたのは19世紀(1856年)の英国です。

貴族の着ていた服のえり元をヒントに、波状に折った厚紙をシルクハットの

内側に使ったのがそのはじまりで、その後、米国で電球など壊れやすい商品の

包み紙に使われるようになりました。

明治時代、井上貞治郎がこの製品を自らの手でつくることを思い立ち、

1909年、日本で初めて事業化に着手しました。

苦労を重ねやっとの思いで完成させた製品に、「段のついたボール紙」で

語呂も良く覚えやすいとして「段ボール」と命名しました。

Q④「段ボール」開発のポイントはどこでしょうか?

井上貞治郎は、かつて働いていた店で見かけた「綿繰り機のようなもの」から

ヒントを得て、鋳物製の段付きロールと木製の支柱で組立てた製造機を

自ら考案し、段ボールの製造に取りかかりました。

ロールの間に紙を差し込んでハンドルを回すとシワのついた紙が出てくるという

仕掛けでしたが、なかなかうまくいきませんでした。

そこで、ロールの桁に分銅をつけて負荷を均一にする、紙を縁側の下に一晩

おいて湿らせる、機械の下に七輪をおいてロールを熱してアイロンのようにする

など様々な工夫を重ねた結果、ようやく段ボールらしい製品ができあがりました。 

Q⑤現在、「レンゴー」が扱っている「段ボール」は何種ぐらいありますか?
また、特色ある製品などありましたらご紹介ください。
段ボールはオーダーメードであり、包む商品によってそれぞれ異なることから、
「何種類」という表現はできません。
当社は、一般的な段ボールはもちろん、耐水・鮮度保持・防錆などの
機能を付加した機能性段ボールから、カラフルな印刷で販売効果を高める
美粧段ボールまで、用途に応じたさまざまな段ボールをご提供しています。 

また、封かん時にステープルやテープを使わない、人にも環境に優しい
ノンステープル段ボール箱や、「軽薄炭少」を合言葉に、従来の一般的な
Aフルート段ボール(厚さ約5mm)に較べて厚さが約20%薄く、生産や
輸送などの際のCO2排出も削減されるCフルート段ボール(厚さ約4mm)の
推進に積極的に取り組んでいます。

さらに、大成建設(株)、(株)栗本鐵工所、当社の3社で共同開発した、
アルミニウム箔をラミネートした段ボール製の空調ダクト「コルエアダクト」は、
従来の鉄板ダクトに比べて軽量であり、段ボール特有の中空構造により
保温工事が必要なく、現場での施工性に優れています。
また、鉄板ダクトに比べ生産時のCO2排出量が大きく削減され、
施工現場へは平板状で搬入するため大量輸送が可能となり、
輸送時のCO2排出量削減にも寄与する商品です。    

Q⑥「段ボール」は軽くて丈夫で、環境にもやさしいんですね。
段ボールは、軽量ながら強度は極めて高く、段ボールケース4箱の上に
1トン以上ある自動車を乗せても大丈夫なほどです。
また、段ボールは、リサイクル界の代表選手であり、
リサイクル率はほぼ100%に達し、平均すると7~8回も再生されていると
言われています。(当社古紙利用率は、97.8%)
また、段ボールをはじめとするパッケージは、時代の変化とともに「包む」「守る」
という基本機能に、ICタグの活用などを通じて、「装う」「伝える」といった
情報発信機能、すなわちメディアとしての機能を持っており、
コミュニケーションツールとして、さらに進化する可能性を秘めています。

さらに、軽量で扱いやすく加工も簡単、保湿性もあり、人にも優しい、
段ボールのこれらの特長が東日本大震災の救援物資として、避難所の
床敷きや間仕切り、簡易ベッドなどにも大活躍しました。
段ボールが丈夫で保湿性が高いというのは、「ダンボールハウス」でも
証明されています。

Q⑦ 他に、開発秘話などのエピソードがある商品がありましたら教えてください。
段ボールは、国内経済の成長にあわせて様々な変化を見せてきました。
1960年代後半、わが国は高度経済成長の過程で大量生産・大量流通・
大量消費の時代に入り、商品の個装にプラスチックやビニール製品が
使われるようになり、ディスプレー方式が変わりました。
この情勢に対応して、当社は段ボールの材料である板紙に印刷する
(プレ・プリント)方式を開発し「強くて美しい箱」を製品化し美粧化を
さらに促進しました。

一方、積極的に技術革新を進め、1970年代には、
段ボール製造設備(コルゲータ)について画期的な技術を開発、
製品のロット替えのたびに減速または停止していた従来の運転装置を
高速のまま連続運転できる装置に一変させ、段成型と糊接着にも
新機軸を開発しました。
これにともない高速化・品質強化・材料費低減など多様な効果を
もたらしたことが国内外から高い評価を受け、以降の技術輸出の基と
なりました。
1980年代後半から、多品種、小ロットに対応すべく、コンピューターによる
製造管理を行っており、多様化・高度化するユーザーニーズに的確に
応えられる体制を築いています。

当社は主力事業の段ボールのほか、製紙技術を活かした、さまざまな
高機能繊維製品も手掛けています。
1996年には、有害なガスや悪臭を吸着する機能、抗菌機能の高い
ゼオライトをセルロース繊維内部で結晶化させた高機能パルプ
「セルガイア」を開発しました。
従来の製法に比べ、ゼオライトの付着率を飛躍的に高めることに成功した
製品です。
開発にあたり、セルロース繊維の内部にゼオライトを染み込ませようと
試行錯誤を繰り返しましたが、どうしても成分が表面に逃げ出してしまうという
課題がありました。
開発に行き詰まっていたころ、担当していた研究者が実験後の状態のまま
出張に出掛け、後日、戻って何げなく実験器具を見ると、繊維とゼオライトが
反応し、ゼオライトが繊維内部で見事な結晶をつくっていました。
こうした偶然によって生まれた「セルガイア」は、現在では、エアフィルター、
ペット用品、鮮度保持用シート、防錆シートなどに加えて、
インフルエンザ対策用マスク、放射線対策にいたるまで、幅広い用途に
使用されています。  

Q⑧ ところで去年の東日本大震災では、レンゴーの工場も被災したそうですね。
昨年の東日本大震災では、当社仙台工場が被災し壊滅的被害を
受けましたが、従業員の雇用の場の確保はもちろん、地元経済と密接な
関係にある段ボール工場のいち早い再建が、被災地の復興、再生への
先駆けにもなればとの思いも込め、新仙台工場建設に鋭意取り組んで
まいりました。
3月15日に同工場の起動式を執り行い、4月1日に正式開業する
運びとなっております。

 

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3月21日(水)の魔法のことば

今日はラジオネーム:リッカさんが

     アランの本の中で出会った魔法のことば。

「最大の不幸とは物事を悪く考えること。」

「筍のカリカリちらし寿司」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「やさしいごはん」

おいしい食べ物は人を元気にします。

おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このコーナー『やさしいごはん』では

毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしていきます。

毎月、第3水曜日に登場するのは、

熊本市西銀座通りにあります、「居酒屋 笑らか」の中村好孝さんです。

~~~~~~~~~今日のオススメレシピ~~~~~~~~~

今日は、「筍のカリカリちらし寿司」をご紹介しました!

 

【酢めし】

★寿司酢(米一升分)の作り方

酢 180cc 味の素 2g 塩 30g 砂糖 150g

 以上を鍋に入れ、火にかけます。

 砂糖が溶けたら火を止め、冷まします。

★米(2合)を炊く

少し硬めに炊き上がるように、水は少し減らしてください。

炊き上がったら、別の器に取り出し、寿司酢を70ccかけます。

米つぶをつぶさないように、しゃもじで蒸気を出すように混ぜます。

 

【具材準備】

筍の水煮 60g を、食べやすい大きさにスライスするか、

サイコロ状に切っておきます。

 

下味をつけるのに、茶だしを作っておきます。

(和風だし1:みりん1:お酒1:水6:塩0.1) を鍋に入れ、

沸騰したら筍を入れ、ひと煮立ちさせ、冷ましておきます。

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(しば漬け・たくあん・野沢菜)を7gずつ、みじん切りします。

冷蔵庫にある漬物でOKです。

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みょうが1本分 を半分に切って芯を取ったらスライスして、水にさらします。

 

材料が準備できたら、酢めしに混ぜて完成です。

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器に盛ったら、お好みで、うす焼き玉子の千切り(スクランブルエッグでも)

刻みのり・おぼろ昆布 などをトッピングしてもいいですね。

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それと、もう一つ簡単なお寿司のお供。

「野菜の酢漬け」もご紹介しました。

【作り方】

★漬け酢

お酢 50cc 水 50cc 砂糖 大2 塩 少々

以上を混ぜて容器に入れます。

★野菜

ちらし寿司を作った残りの材料でも出来ます。例えば、

「みょうがは縦半分に切る」「れんこんや生姜はうすくスライス」など。

それを沸騰したお湯でサッとゆがいて、温かいうちに漬けたら完成です。

 

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3月20日(火)の魔法のことば

今日はラジオネーム:あじよしさんが

     先生からかけてもらった魔法のことば。

「人間は変わりたかったら自分次第で、

    いつでも新しい自分になれるんだよ。」

「しあわせのパン」

今日は、現在公開中の「しあわせのパン」をご紹介しました。

さてみなさんは、どんな時に「しあわせ」を感じるでしょうか・・・?
眠る前のひととき、温泉に入っているとき、子どもと遊んでいるとき、
好きな人と過ごしているとき・・・。
様々な「しあわせ」があると思いますが、この映画「しあわせのパン」は、
そんな「しあわせ」について、改めて気づかせてくれる作品です。

主人公は、東京から北海道・洞爺湖(とうやこ)のほとりの
小さな町・月浦(つきうら)に移り住んだ、水縞(みずしま)くんとりえさん夫婦。
小さなパンカフェを営む2人のもとには、様々な人が訪れます。
北海道から出ることが出来ない青年や、口をきかない少女とその父親、
思い出の地を訪れた老夫婦・・・。
心に悩みを抱える彼らは、夫婦のもてなしによって“しあわせ”を見つけていきます。
そして、水縞くんとりえさんにも、あることが・・・。

水縞くんとりえさん夫婦を演じるのは、大泉洋(おおいずみ よう)と
原田知世(はらだ ともよ)。まるで雑誌の中から抜け出してきたような夫婦像は、
女性の憧れを呼ぶこと間違いなしです。
また、普段はエンターテイナーのイメージが強い大泉洋ですが、
今回の役はとにかくセリフが少ない!新たな魅力を見せてくれていますよ。

そしてなんと言っても素敵なのが、北海道の豊かな自然。
四季折々の自然をスクリーンにおさめるため、撮影は北海道オールロケ。
舞台となったカフェも、実際の建物を使っているそうです。
また、地元でとれた野菜や果物をふんだんにつかったパンや料理の数々も、
目を楽しませてくれますよ。

観ていてあたたかな気持ちになれる1本。大切な方と、ぜひ一緒にご覧くださいね!

今日ご紹介した映画「しあわせのパン」は、
■Denkikan
で上映中です。

(「しあわせのパン」オフィシャルサイト http://shiawase-pan.asmik-ace.co.jp/

 

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FMKスタジオに大畑大介さんがいらっしゃいました!

FMKでも土曜日にオンエア中の番組「サタ☆スポ」でおなじみ

元ラグビー日本代表で、神戸製鋼ラグビー部アンバサダーの

大畑大介さんをスタジオにお迎えしてインタビューさせていただきました!

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3月19日(月)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ペロさんが

    マーク・マチニックの本の中で出会った魔法のことば。

「やり直しの機会は、あなたが相手に与えることができる

      最高の贈り物のひとつである。

ヘルスプロモーション、トレーニング科学・都竹茂樹教授

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」

今日は、ヘルスプロモーション、トレーニング科学の研究が専門の
熊本大学 政策創造研究教育センター 都竹茂樹教授に
お話をうかがいました。

Photo

Q① お名前と職業・所属を教えて下さい。
名前 : 都竹 茂樹(つづく・しげき)
所属:  熊本大学 政策創造研究教育センター

プロフィール                                                     
平成 3年 高知医科大学医学部卒業 (医師)

平成 7年 名古屋大学大学院医学研究科修了 (医学博士)

平成18年 ハーバード大学公衆衛生大学院修了 (公衆衛生学修士)

国立長寿医療研究センター
ホノルルハートプログラム
日本ボディデザイン医科学研究所

高知大学医学部を経て現職

Q② 都竹教授の専門であるヘルスプロモーション、トレーニング科学とは、どんな研究ですか、わかりやすく教えてください。
病気の予防や健康のためには、「食事と運動が重要」というのは誰でもご存じです。ただ、それをいかに「続ける」かが重要。しかし、分かっていてもなかなかできないのが「食事と運動」です。 

そこでより多くの方が取り組みたくなるような、色々な仕掛け(プロモーション)をやっています。                                                         
運動に関しては10分ほどの短時間で終わる「スロー筋トレ」をメインに勧めています。                                                       
参加者には、「1ヶ月でベルトの穴1つ(3cm)」をめざして取り組んでもらっています。

Q③ 都竹教授が、ヘルスプロモーション、トレーニング科学に取り組むことになった「きっかけ」のようなものがあれば教えてください。
もともと患者さんを診る臨床医だったのですが、病気になって第一線をリタイアしたビジネスマンや、病気のためにあまり楽しくない老後を過ごされている高齢者をたくさんみてきました。すべての病気を防ぐことはできませんが、なかには予防したり、発症する危険性(リスク)を減らすことも可能な病気もあります。その割に、予防はあまり重視されていませんでしたし、予防に力を入れている医師は少なかったので、この分野に取り組むことにしました。
また自分自身、学生のときにパワーリフティングという競技をやっていて、運動の効果を身をもって体験していたので、主に筋力トレーニングを活用した予防プログラムの普及に取り組んでいます。

Q④ 都竹教授は、ハーバード公衆衛生大学院でも学ばれたそうですが、どんなポイントが日本とは違っていましたか?
ハーバードには、世界60ヶ国から留学生が来ていました。
たとえばアフリカの途上国から来ていた学生は、ある意味「国を背負って」学びに来ていました。そんな想いは全く持ってなかった私も、その後「社会に対して自分は何ができるだろう?」ということをいつも考えるようになりました。

また私自身40歳で大学院生になったんですが、若い学生で25歳、上は60代!!
「学ぶのに年齢は関係ない」ということを改めて感じました。

Q⑤ 成人病や慢性疾患を予防するためには、具体的にどんなことが重要ですか?
肥満や生活習慣病の予防・改善のためには、適切な食事と運動を「継続」すること。そのためには、1日10000歩とか、厳密なカロリー計算など、かなり頑張らないと達成できない課題はなかなか「続きません」。 
続けるコツは、食事にしても、運動にしても、「ちょっと頑張れば(達成)できる」程度のことを日々のタスク(課題)にすること。
たとえば運動なら、1日1時間のウォーキングよりも、10分で終わるような筋トレから。
食事もカロリー計算は大変なので、「和食、よく噛む、ジュースは避ける」程度から始めるだけで十分です。
その他にも、友達や家族など仲間を募る。周りに宣言する。
ワクワクする目標を立てるなど、色々なコツがあります。

余談ですが、これらの方法は食事や運動以外でも役立ちます。
何をやっても「三日坊主」という方にはぜひお勧めします。

Q⑥ これまでの活動を通じて、最も印象深いエピソードをお願いします。
1ヶ月で11cm お腹を引き締めた方が、気持ちまで前向きになった。「カラダが変われば、心まで変わるのか」ということを実感しました。心とカラダは表裏一体なんですね。そのような例はたくさん経験しています

その方からのメッセージです

腹囲マイナス11センチ! 
感慨にひたっております。
体の線も明らかに変化しています。
太ももの筋肉が蘇り、
ウエスト横の肉が明らかに引き締まってきたのがわかります。
私はすっかり変わりました。
やればできる!との自信がわいてきました。

Q⑦ 今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。
政策創造研究教育センターでは、定期的に講演会「知のフロンティア」を開催しています。                                                                     
4月22日(日曜日)の13時30分から黒髪キャンパスで私が講演をします。                                                                      
テーマは「熊大発!美しくなる方法教えます」 です。  
興味を持たれた方は、ぜひご参加ください。無料です。駐車上も完備しています。                                                   
詳細については、 096-342-2044 まで お願いします。

 

 

今日ご紹介したスロー筋トレの動画はこちら!

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3月15日(木)の魔法のことば

今日はラジオネーム:サンコさんが出会った

         佐野洋子の魔法のことば。

「人はどんな不幸な時も、小さな喜びで生きてゆける。

 小さな喜びを沢山発見する事は生きる秘訣に違いない。」

「クックパッド」のヒミツ

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。

今日は料理レシピ共有サイト「クックパッド」について

クックパッド株式会社 広報室・櫻井友希代さんにお話をうかがいました。

~~~~~クックパッド株式会社 会社概要~~~~~

本社は東京都港区白金台にあります。

「毎日の料理を楽しみにすることで心からの笑顔を増やす」を

企業理念に1997年に創業。

1998年から料理レシピ共有サイト「クックパッド」を運営しています。

(クックパッド)http://cookpad.com/

Q① まずは「クックパッド」という社名の由来を教えて下さい。
料理のメモ帳

Q② 「クックパッド」について改めて簡単に説明してください。
クックパッドは日本最大の料理レシピ共有サイトです。

主な機能は「レシピを載せる」と「レシピを探す」の2つです。
「レシピを載せる」は、誰でも無料で簡単に、オリジナルの料理レシピを
写真付きで掲載することができます。
クックパッドには現在116万品以上の料理レシピが掲載されています。

「レシピを探す」は、レシピ検索機能で、「カレー」といったレシピ名や
「じゃがいも」といった材料名などから、簡単にレシピを探すことができます。
他にも、「お花見」「運動会」といったイベント名でもレシピを探すことが
できますし、「二日酔い」と検索すると、その体調に合ったレシピも
見つかります。 パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォンからも
アクセスできますので、外出先やスーパーなどからでもレシピを探すことができます。
                                                            
また、レシピの人気順検索という有料サービスもあるので、
たくさんあるレシピの中から、みんなに人気のレシピを知る事もできます。

Q③ 現在、「クックパッド」は、料理レシピのサイトとして、絶大な支持を
得ていますが、現在のアクセス数、会員数などを教えてください。

月間利用者数は1300万人で20~30代女性の2人に1人と言われています。
アクセス数は月間で4.7億PV(ページビュー)あります。

Q④ 「クックパッド」は、いつごろ、どんなきっかけで開発することになったのですか?
代表の佐野が1997年の大学卒業後すぐに起業して、立ち上げたのが
クックパッドです。佐野自身が、自分の周囲に「苦笑いではなく心からの
笑顔を増やしたい」と考えたときに、様々な方法を考えた結果、生活の中で
面倒な作業になりがちな「料理」を心から楽しいものに変えていくことで、
料理をする人もその料理を食べる人も笑顔にできると確信したことがきっかけです。          

Q⑤ 1997年というと、インターネットはダイアルアップ接続の時代でしたね。
そんな時期に立ち上げられた「クックパッド」開発のポイントはどこでしょうか?

最新のテクノロジーを活用しながらも、電子レンジや冷蔵庫のように、
ユーザーにとってひとつの調理器具のように使いやすいサービスを
目指しているところだと思います。

Q⑥ 「クックパッド」が人気サイトになるまで、いろいろなご苦労もあったと
思いますが、なにかエピソードなどあればお願いします。

基本は無料で使えるサイトなので、どこで収益をあげていくか、ということが
一番の課題でした。ユーザーが増えても対応するためのサーバーを増やせない
(買えない)状態が続き、数年前まではピークタイムの夕方にはサイトが
ダウンしてしまうことがよくありました。当時はメディア露出を断ったり、
検索してもみつかりにくくするなど、新規のお客さんがこないような工夫を
していました。
今では笑い話ですが、当時は切実でした。

 

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