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2008年2月

2月28日(木)魔法のことば

RN「ミルク」さんが0 SOUL 7の歌の中で出会った「魔法のことば」。

「根っこなくして花は咲かず

踏まれた土の中で強さは増す」

ゼンリンのヒミツ

今日は、

私達もよくお世話になります「ゼンリン」の名前の由来に迫りました。

ご出演は、(株)ゼンリンの広報室「倉橋千晶」さんです。

ゼンリンは、住宅地図帳を始め、カーナビ、インターネット、

携帯電話で使用されている地図データベースを制作、提供している企業です。

年間のべ28万人の調査スタッフが実際に現地を歩いて調査し

(都市部は毎年、地方は2~3年ごと)、

日本全国の99%をすべてデジタル(データ)化し、保有しています。

そんな、「ゼンリン」の名前の由来について教えて下さい。

1948年に、大分県別府市に創業。“ゼンリン“という社名は、隣の国や、

隣近所の人と親しくしようという「善隣友好(ぜんりんゆうこう)」の

「善隣」から引用したものです。

戦争や紛争のある社会・国では地図を自由に作ることはできない、

平和でなければできないという創業者の思いがこめられています。

おすすめの商品を教えて下さい。

●『みんなの地図3』                                            プレイステーション・ポータブル専用地図ソフトウェア、4月24日発売予定。
2006年に発売された『みんなの地図』シリーズは、                           PSPR「プレイステーション・ポータブル」初の実用地図ソフトとして発売され、        『みんなの地図3』は、前作までの使いやすさはそのままに、                   より多くの情報量と快適な操作感を実現しています。                               GPS+PlaceEngineによる現在地測位や歩行者向けルート探索、                        お気に入り情報の登録といった基本的な機能から、                                     ソニースタイル・ジャパンが運営する「PetaMap」や                        「みんなのガイド屋さん」との連携も引き続き利用可能です。

●DS湯けむりサスペンスシリーズ                                         フリーライター 橘 真希「洞爺湖・七つの湯・奥湯の郷」取材手帳』
ニンテンドーDS用ゲームソフト、4月24日発売予定
『湯けむりサスペンス』は、当社が独自に開発・発売する初めての                                 ニンテンドーDSR用ソフトとなります。洞爺湖(北海道)、城崎(兵庫県)、                             由布院(大分県)といった実在の温泉地を舞台にした                                        ドラマ仕立てのサスペンスで、当社ならではの詳細な地図データを収録、                             実在の地図を使って物語を進めていくのが特長です。                                      また、ゲーム中に登場する風景や宿なども実在のものであり、                                     調査ノウハウを活かした取材により、すべて実名・実写で登場します。

(株)ゼンリンのHPはこちらです ⇒ http://www.zenrin.co.jp/

2月28日(木)の名盤は…

今日紹介したのは「10cc」です。10ccと言えば、これはもう何と言っても

“ロックの歴史の中で最も美しいナンバーのひとつ”と称される、

不朽の名曲、1975年の世界的大ヒット「アイム・ノット・イン・ラヴ」が有名ですが、

この曲のイメージだけで彼らの全体像を捕えようとすると大間違いです。

もっと幅広い音楽性と批評性を持ったユニークな、

いや、はっきり言って変態的なバンドなんです。

1970年にイギリスで結成された4人組で、1972年にデビュー。

この曲からして、ビートルズの名曲「オー・ダーリン」を

徹底的に茶化したパロディでした。

その後も、とても美しいメロディのポップ・チューンかと思えば、

途中からいきなりオペラのような歌い方になったり、

キレイな曲調に似合わない、妙な音色の演奏が絡んだりと、

変な曲ばかり発表します。

ファンにとっては、そんな変態っぷりがたまらないのですが、

これには理由がありました。

4人のメンバーのうち、2人はポップ職人とも言える優れた作曲家で、

残る2人はユーモアとか毒気担当と言えるぶっ飛んだ人たち。

この正反対の特徴を持つ2組が緊張感を保ちながら同居していたのです。

そのせめぎあいの中で化学変化が起こり、

何とも言えぬ魅力が曲の中に宿った訳です。

まさしくバンド・マジックの神秘と言えます。

「アイム・ノット・イン・ラヴ」もよく聴くと構成や音の仕掛けはかなり変ですし、

美しいコーラスも狂気と紙一重なのが感じられます。

しかし、そんな危うい緊張関係が長く続くはずもなく、

1976年にポップ職人組とぶっ飛び組の2派に分裂。

どちらももう二度とマジックを生み出すことができぬまま失速してしまいます。

バンドには解散してしまわない程度の

対立関係があったほうがいいのかもしれませんね。

プレゼントあります♪

今日は映画グッズのプレゼントがあります♪

まずはちょっとウケを狙えそうな

「アメリカン・ギャングスター」のオリジナルギャングメモ。

お札のデザインのメモにマネークリップ付き。

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それと「Mr.ビーン カンヌで大迷惑!?」のストラップ。

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この2つをセットにして2人に。

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そして女性におすすめの香りのセットです。

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「エリザベス ゴールデン・エイジ」のお香と、

「いつか眠りにつく前に」のfragrant sachetをセットにして2人に。

いずれも現在公開中の映画ばかりです!

週末は映画を見に出かけるのも良いですね~♪

プレゼントご希望の方は、どちらのプレゼント希望かをお書きの上、

メッセージ・リクエストとともにお寄せ下さい。

あて先はコチラ ⇒ glory@fmkumamoto.jp

(…今日は何だか写真が上手にとれてなくてごめんなさい…)

明日への遺言

今日紹介したのは、3月1日から公開される「明日への遺言」です。

舞台となるのは第二次世界大戦後の日本。

無差別爆撃を実行したアメリカ軍搭乗員を処刑したという罪に問われ、

戦犯裁判にかけられた、司令官 岡田資中将は、

部下を守り全責任を自分が負うべく、法廷で闘います。

その潔い人間味溢れる姿を今に伝えるために、

「博士を愛した数式」「雨あがる」の小泉堯史監督が、

構想に約15年をかけ、満を持して映画化したのが

この「明日への遺言」です。

主演の岡田資中将に藤田まこと、そして富士純子、西村雅彦、

蒼井優ら豪華な顔ぶれが脇を固めます。

先日、映画のプロモーションで熊本に来られた小泉監督と

主演の藤田まことさんにお話を伺いました。

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小泉監督が岡田資中将という人物を映画にしようと思ったきっかけは?

黒澤監督の助監督をやってる時にこの本に出会って、

その時はシナリオを書いただけでした。

もちろん、大岡さんの本もたくさん読んでいて、

すごく素晴らしい人だと思っていました、その大岡さんが魅力的な

人物としてとりあげていたのが岡田資中将だったんです。

大岡さんが取り上げる岡田資中将は

どういう人物なのか知りたいという気持ちもありました。

岡田資中将という人物を演じるにあたって藤田は、

最後にしても良いと思ったと言われていますが、その魅力は?

今の日本人に1番かけている、組織のリーダーとしてのけじめのつけ方、

そういった日本人の誇りのようなものを、

戦中戦後の混乱期にしっかりとした自分の意思責任をとっていた彼。

少しでもその魂に近づけたらなと思って引き受けました。

小泉監督にお聞きします、映画を見ていて映像に緊張感を感じたんです。

舞台に近いような。そこのところは意図してらっしゃった?

そうですね。傍聴席にいる人達も被告人席にいる19人も

間柄がきちんと決まっているんです。

どうやって現場を作るかというのが大事ですからね。

藤田さんも緊張しましたよね?

カメラが3台回っているんですが、どのカメラで私をとっているか、

傍聴席をとっているか、検事をとっているか、

監督は教えてくれないんです。だから舞台で演じているが如しなんです。

とにかく、フィルムがまわりますね、永遠まわるんです、まだまわってるんです、

ずーっとまわってます。そして「カット」と監督の声がかかりますね。

その時はフィルムチェンジです。ワンシーンワンカットでとっているんです。

小泉監督「だから、1本のフィルムで収まるように、

1日の法廷のシーンは10分以内に納めているんです。」

だからあの緊張感があったんですね!

それから、藤田さんの英語の場面がたくさんでてきますが、得意なんですか?

上の娘がハワイへ嫁いでいまして(今は日本に在住)9歳になる女の子の孫が

いるんですが、この子が英語ペラペラなんですね。

その子から本をもらって、その子の前で読んでみたら、

首をかしげて自分の部屋に入っちゃったんです。

後で聞いたら「まぁまぁね」と言っていたらしいです(笑)

大変なプレッシャーでしたね。

小泉監督は、黒澤監督の片腕として映画に携わってらっしゃいますが、

熊本にもよくいらっしゃっていましたよね?

熊本ではお堀でかがり火を焚いてナイトシーンをとったりした、

思い出深い土地でもあります。

今回の映画にもやはり監督の影響が息づいていますか?

そうですね。僕だけでなく、スタッフにも影響しています。

だからそういう人たちに囲まれて仕事をしている安心感もあります。

また、黒澤監督は「監督は最前線の司令官」と言っていましたから、

岡田資中将を知る事で少しでも黒澤監督を知る事が出来るのかなとも思いました。

小泉監督にとっての「責任」とは?

非常に難しいけれども、言葉だけではないということ、

「行い」が大事だと思います。

口先でいくら責任といってもそれは責任にならないので、

どうやってそれを行動としてとっていくのか、

僕自身の中でもこれから見つめていかなければならないと思いますね。

藤田さんにとっての「責任」とは?

1つのことを丸くおさめるのも責任だと思うけども、岡田資中将は、

あーいう、殺伐とした戦後のさなかで責任をとる重大さは

今の責任の100倍ぐらい重かったと思う。

その中できちっとした行動をとったという日本人ですね。

そういう発信する人が今日本にはいないですからね。

今の若い子達がある意味気の毒ですよ。

最後に熊本のリスナーへメッセージをお願いします。

小泉監督「岡田資中将の思いを感じ取ってもらいたいなと思いますね。

いろいろな事を考えるヒントが見つかると思います。」

藤田さん「映画館の大きなスクリーンで見ていただけたらと思いますね。

戦争の悲惨さ、人間同士の絆をもっと大事にしていかなければいけない、

いろんな意味で愛を感じていただければいいかなと思います。」

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映画「明日への遺言」は、3月1日(土)から、

■シネプレックス熊本
■熊本松竹
■TOHOシネマズ光の森
■TOHOシネマズはません で上映されます。

「明日への遺言」オフィシャルサイトwww.ashitahenoyuigon.jp

2月27日(水)魔法のことば

RN「ライカ」さんが出会った、

映画監督イングマール・ベルイマンの「魔法のことば」。

「歳をとるということは、山登りに似ている。

登れば登るほど息切れするが、

視野はますます広くなる。」

「もっと人の話を聞いたほうがいいと思います。」

今日は「佐賀県」を旅するこころ~ということで、

エフエム佐賀の「マーキー」さんにお話を伺いました。

ちなみにタイトルの「もっと人の話を聞いたほうがいいと思います。」は、

マーキーさんがエフエム佐賀で放送中の番組名です♪

(毎週木曜日 21:00~21:30 OA) HP ⇒ http://www.fmsaga.co.jp/

佐賀でオススメのお食事処を教えて下さい。

去年からギャル曽根ちゃんやジャイアント白田の活躍などで

再び「大盛りブーム」の兆しが感じられる昨今…というわけで、

今日紹介するのは「一平」(ドライブイン一平)です。

佐賀県の北部エリア、唐津市へ抜ける幹線道路沿いにある

「佐賀人ならだれもが知ってる店!!」です。

とくにおすすめなのが”カツカレー”。

1杯840円という値段ですが、普通にオーダーしても

「あれ!?大盛りですか!?」というレベルのカツカレーが出てきます。

まんが日本昔ばなしに出てきそうな、山盛りのご飯の上に、

ドでかいカツが乗っています。

そして嬉しい事に「カツもカレーもちゃんと美味しい」!

お昼時には営業者でごった返しております。

ドライブイン一平 電話番号0952-72-6037

佐賀の方言を教えて下さい。

そうですね、特徴としては3回同じ事を繰り返すことが多いです。

「とっとっと~?」や「つ~つらつ~」など。

また、使用頻度は決して高くない、とは思うのですが、

インパクトだけで言えば、

「きゅーのしゃーは きゃーのしゅー」 というのがあります。

「今日のおかずは貝の吸い物(貝汁)」という事なのですが、

佐賀弁を端的にあらわしているフレーズではないかと…。

最後に、おすすめのドライブコースを教えて下さい。

伊万里市から佐世保へ抜ける「国見道路」は、

ドライブコースとして運転も楽しいですし、景観とともにおすすめです。

元々は「有料道路」でしたが、今は無料で走行できます。展望所もあります!

伊万里牛を堪能した後に走るとなお良いと思います。

ぜひ佐賀にもお越し下さい♪

2月26日(火)魔法のことば

RN「フェイクファー」さんがnangiの歌の中で出会った「魔法のことば」。

「あなたの全てに私は味方だから、

頑張らなくてもいいよ。」

造形作家「gaju」さん

今日は、造形作家のgajuさんにご出演していただきました。

gajuさんは現在、熊本市現代美術館で、

~「ありがとうのあしあと」展 つみかさなる想い。~

を開催されています。

gajuさんは主に粘土を使った作品を作られている造形作家。

gajuさんと粘土との出会いは?

もともとはフラワーデザインを勉強していたのですが、

カルチャースクールで粘土の造形に出会って、

それから粘土にはまりました。

粘土のどんなところに興味がわいたんですか?

すごく楽しかったんです。

懐かしいというか手の中で自由にカタチになっていくことが面白くて。

動物や人やモノや不思議なモノなどいろん作品がありますが

どんな時にイメージが?

個展をする時は1つのテーマを決めて形を作っていきます。

今回のテーマは「ありがとう」ですが?

今回は、美術館さんが私の「過去も作品も展示したい」言ってくれて、

自分でこれまでの作品を振り返った時に、

決して1人で作ってきたんではないなという風に感じたので。

gajuさんがこれまでに作った作品数は?

聞かないで下さい(笑)わかんないです。。。

ちなみに今回の個展にはどれぐらい?

わかんないです(笑)それぐらいたくさんあります♪

今日スタジオに持ってきて下さった作品はこちらです↓

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ウェディングドレスのブーケとして作りました。

花は付いてないんですが、この中に見える丸い板の中に

お花が書いてあったり、メッセージが書いてあったりします。

式が終わっても飾っておけるようなものを作りたいなと思っています。

その他の作品はこちら↓↓

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gajuさんいわく、「この糸のほつれとかがすごく大好きなんです。

中には、石膏の欠片もあります。彫刻を作る時に割った欠片なんですが、

これも捨てられなくて。そこで、これが花嫁さんのヘッドブーケについてても

かわいいんじゃないかなと思って作りました。

真ん中の”羽”…天使かどうかは分かりませんよ♪」

gajuさんのこれからの展開は?

異素材を使っていろいろと作ってみたいです。

gajuさんのHPもぜひご覧下さい。素敵な作品がたくさんのっています。

⇒ http://gaju.biz/

2月26日のマツザキ・レコードは

今日は、 

リバー・ディープ・マウンテン・ハイ  / アイク&ティナ・ターナー

を紹介しました。テネシー州出身で、1960年代から1970年代にかけて

アイク&ティナ・ターナーとして活躍、1980年代に奇跡的な復活を遂げた彼女。

旧姓アンナ・メイ・ブロック。後に夫となるアイク・ターナーに見出され、

1960年にアイク&ティナ・ターナーとしてデビュー。

野生的でパワフルな歌唱と激しいステージングで人気を博し、

R&B界で多くのヒットを飛ばす。

ティナのダイナマイトな歌唱とアイクが指揮するタイトなバンド・アンサンブルに

よるステージは、ジェイムズ・ブラウンのそれと並び

「最高のソウル・レビュー」とまで言われまして、1971年には、

CCRのカヴァー曲「プラウド・メアリー」がポップチャートでも大ヒット。

しかし、やがて夫アイクの暴力や麻薬中毒が深刻になり離婚。

契約上の問題からアイク&ティナ・ターナー時代の曲を歌うことが

できなかったこともあり、ソロ活動もぱっとせず、

1970年代後半は不遇をかこっていた。

1984年、アルバム「プライヴェート・ダンサー」からシングルカットされた

「愛の魔力」が全米1位を記録。グラミー賞最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、

最優秀女性ポップボーカル賞に輝きトップスターとして華麗なる復活を遂げた。

今日は、ロック、R&B、微妙にカントリー、

いろんな要素が取り込まれていてノリのいい楽曲をお届けしました。

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