9月14日(火)魔法のことば
RN「アントニオーニ」さんが出会った、
建築家 安藤忠雄の「魔法のことば」。
「たとえ負けても次があるならば、そこに可能性を求めたい。
許される限り前へ進んでいきたい。」
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RN「アントニオーニ」さんが出会った、
建築家 安藤忠雄の「魔法のことば」。
「たとえ負けても次があるならば、そこに可能性を求めたい。
許される限り前へ進んでいきたい。」
今日は山鹿市にあります古民家ギャラリー「百花堂」を紹介しました。
ご出演は、木部律子さんです。
「百花堂」素敵な名前ですね、どんな意味が込められているんですか?
母親の実家が「百花堂」というお菓子屋さんだったんです。
その名前を残したくてこの名前にしました。
家族の思いが詰まった名前です。
百花堂はどんな建物ですか?
江戸時代末期から立ち続けると聞いていますので、
140年ぐらいになると思います。
様々な歴史をみてきた建物ではないでしょうか。
百花堂をはじめたきっかけは何だったんですか?
初めは、古めかしいし危ないしという事で「駐車場」にでもという話でした。
ですが、建物の「黒い梁」やしっかりとした「柱」を見ているうちに、
壊すのがもったいないなと思い、それから不思議な思いが湧き、
今に至っています。
そこを「ギャラリー」にしようと思ったのは何故ですか?
私自身はアートに携わっているわけでもなかったんですが、
百花堂の古い空間に生き残っている空気が、
自分にとって「ほっと」するものがあるなと思っていたんです、
私だけがそう思っているのかなぁ。と思っていたら、
そこを訪れてくれる人が皆そう言ってくれて、
そのうち、この空間が持つ「空気のギャラリー」のような感じがしてきて、
それからこのような形になりました。
昔から在るものの「力」を感じる建物です。
これまでにも、たくさんの個展が行われていますが
このアーティストはどのように選ばれているんですか?
正直、私達はアートに関してそんなに詳しいわけではありません、
ですが、アーティストの方々がこの建物を見つけてくれて、
それから個展を開いたりしてくれるんです。
そうしたらその作品展を見た方がまた作品展をしてくれて…、
というような形で、これまで皆さんとの様々な「つながり」によって今にいたります。
現在開催中の「夕涼み」について教えて下さい。
陶人形作家の「にしだみき」さんと、ステンドグラスの「舛田良子」さんの
「夕涼み」という個展を開催しています。
昔子供の頃にうちわを仰ぎながら、夕涼みをしていたあんなイメージです。
夕暮れのの古い木箱(百花堂)にキラキラした灯り(ステンドグラス)が
ともるような個展になっています。
舛田良子さんのステンドグラスは、自然の色が溶け込んだような
ガラスですので、それで作りこまれた明かりは本当にキレイで、
その作品がこのギャラリーにもマッチして、温もりを感じさせます。
そしてその側に西田美樹さんのフワフワした綿雲のようなつくりをした
陶人形がいます。
その陶人形も灯りを眺めているような雰囲気になっています。
今回はその雰囲気を楽しんで頂けるように、ギャラリーの営業時間を
夜8時までに延長していますので、ぜひ見に来てください。
先日も熊本市内から仕事を終えてバスでわざわざ
お越しいただいた方がいらっしゃって、
その方と一緒に外から百花堂を眺めたんですが、
そんな時にその出会いを通してギャラリーをやっていて
「よかったな」と思いました。
お問い合わせは、
古民家ギャラリー百花堂 ℡080-6426-4519 まで
今日は、
愛はいろあせて I ローズ・ロイス を紹介しました。
RN「クウ」さんが出会った、トーマス・エジソンの「魔法のことば」。
「あらゆるものには輝くダイヤが隠されている。
磨けば光る。」
皆さんは、「ロゲイニング」というスポーツをご存知ですか?
今日は「ロゲイニング」について紹介します。
ご出演は、日本ロゲイニング協会 事務局長 立川則人さんです。
まずは「ロゲイニング」について教えて下さい。
自然の中に設置されたポイントを制限時間内に数多く回り、
獲得した点数の多さを競います。
スタート直前に位置と点数が書かれた地図が渡され、
チームごとに自由にルートを考えます。
トップ選手でも制限時間内ですべてを回ることが不可能な範囲に
ポイントは設置されていることもあり、
どのように回るかの計画が勝負を大きく分ける知的スポーツです。
1976年にオーストラリアメルボルンにおいて開催された大会が
初めてといわれています。日本では、2002年に長野県菅平高原で
初大会が開催されました。その後、2006年ごろまでは、
年に1回菅平高原において開催される大会が唯一でしたが、
近年ではシリーズ戦も開催されるようになり、年間20大会程開催されています。
一般的なロゲイニング大会のルールについて教えてください。
参加チームは、2~5名で構成。
競技時間は3~12時間(国際大会は24時間)
競技地図は、スタート20分程度前に主催者より支給
ポイントを回る順番は任意。
各ポイントには、主催者により20~100点程度の点数が付与され、
ポイントは優勝者でもすべて回りきることが出来ない程度設置されています。
ポイント通過証明は、専用ICカード(e-card)を使用します。
競技終了時刻を超過してゴールした場合は、
毎分一定の点の割合(例:50点/分)で減点、
減点の割合は当日地図支給時に発表します。
30分以上超過した場合は失格、
順位は総得点から超過時間の減点を差し引いた得点で決定します。
同得点者がいる場合、先に終了した人が上の順位になります。
ロゲイニングの魅力やロゲイニングの楽しみ方について教えて下さい。
マラソンやトライアスロンなどの競技と大きく違う点は、
自分の体力・技術に応じて自由にルートを決めることができることです。
景色を楽しみながらハイキング気分で歩いてもいいですし、
急がば回れで簡単なポイントを数多く走り回って集めても良いです。
競技時間についても、フルロゲインでは、24時間ですが、
ハーフロゲイン(12時間)、クォーターロゲイン(6時間)なども
開催されていますし、日本国内では3時間や2時間という
お手軽なミニ版も数多く開催されています。
クラスは「ジュニア」(20歳以下)、「一般」「ベテラン」(40歳以上)、
「スーパーベテラン」(55歳以上)と年齢による区分及び
男性、女性、混合と性別による区分に分かれています。
クラスは分かれていても、
ポイント配置や渡される競技地図は全クラス共通です。
トップ選手と同じ舞台で競技できる点も魅力の一つです。
ロゲイニングで身に付く事柄など、ロゲイニングのPRポイントを教えてください。
ロゲイニングを通じて地図の読み方、目的地まで正しく移動する
ナヴィゲーション技術を習得できます。
登山やハイキングなどのアウトドアスポーツだけでなく、
日常生活での道迷いを克服したい方にはお勧めの競技です。
興味を持った人がチャレンジするには何から始めたら良いでしょう?
百聞は一見にしかず。 とにかく大会に参加してみてください。
最低限必要な道具は、ハイキングできる服装や靴と、コンパスのみです。
コンパスはアウトドアショップなどで1000円ぐらいで売っています。
大会情報は、当協会 http://www.rogaining.jp/ をご覧ください。
国内でもさまざまな大会が開催されているようですが、
初心者向けの大会や近々開催予定の大会などありましたら教えてください。
残念ながら、九州では一度もロゲイニング大会が開催されておりません。
また、開催予定も今のところありません。
国内では、熊本からは遠いのですが、9月20日長野県駒ケ根高原、
9月26日北海道ルスツなどで開催が予定されています。
九州でロゲイニング大会を開催して頂ける主催者様からの
お問い合わせをお待ちしています。
日本ロゲイニング協会 HP http://www.rogaining.jp/
今日は「ジャンク フジヤマ」をブックマーク。
日本人の男性ソロヴォーカリストです。
彼自身、作詞・作曲も手がけますし、楽器も演奏しますので、
シンガーソングライターと言っていいと思うのですが、
彼に関する資料には彼のことを「ヴォーカリスト」と書かれています。
実は彼の歌声に注目が集まっているんです。
例えると…「山下達郎っぽい」。
もちろん厳密にいうとまったく別物でしょうけれど、
「山下達郎より山下達郎っぽい」というか、影響を感じさせます。
モノマネだといっているわけではなく、
ドラマーの村上”ポンタ”秀一さんが、ジャンク フジヤマの歌に惚れ込んで、
彼をサポートするためにスペシャル・バンドを結成したというほど
彼は実力のある人のようです。
ちなみにジャンク フジヤマは現在27歳なんですが、
59歳のポンタさんがそんな彼をサポートすべく、
インストアライブでも演奏を請け負っているという豪華な状況になっています。
今日紹介した楽曲「Morning Kiss」は、7月に配信先行でリリースされた曲ですが、
この曲も含むアルバムが10月に発売されますので、
ぜひ他の曲も聴いてジャンク フジヤマのポップセンスと歌唱力を
確かめていただきたいと思います。
RN「クッキークリーム」さんが先生からかけてもらった「魔法のことば」。
「チャンスは誰にでも必ずやってくる。
それを掴めるかどうかは自分次第。」
今日は「ポンパドウル」の名前の由来に迫りました。
ご出演は、株式会社ポンパドウルの金子晶子さんです。
~~~~~~株式会社 ポンパドウル 会社概要~~~~~~
ポンパドウルは1969年に神奈川県横浜市元町に
第1号店となる「ポンパドウル元町本店」を創業。
2010年現在、南は鹿児島から北は岩手まで全国78店舗を展開しています。
熊本県内には1987年9月にポンパドウル熊本店が鶴屋百貨店様にオープン。
現在熊本県内には4店舗を展開しています。
「ポンパドウル」名前の由来を教えて下さい。
1721年、フランス・パリで生まれたポンパドウル侯爵夫人。
その類まれなる美貌と知性により、フランス・ルイ15世の公妾(公式の愛妾)
となり、王政に隠然たる権力を発揮する一方、
幼い頃から培われた美的感覚を生かし、
サロンを開いて芸術家や学者のパトロンとなりました。
フランスが世界に誇る、華麗な絵付けが施されたセーブルの磁器も、
ポンパドウル夫人の監督の下に作られました。
フランス・ロココ文化・芸術をリードした彼女の功績を称え、
当時の優れた美術品や工芸品は「ア・ラ・ポンパドウル(ポンパドウル風)」
とも呼ばれています。
一方、彼女は美食家としても知られ、
フランスで初めてバゲット型のパンを作らせたとも伝えられています。
こうしたマダム・ポンパドウルの足跡、その美しさや優雅さ、
そして軽やかな語感は、ポンパドウル創業当時に創業者(現会長)が
思い描いていた「おもいきり高級で優雅な欧風ベーカリー」という
店舗イメージにぴったりでした。
こうして「ポンパドウル」という名前が生まれたのです。
オススメの商品やサービス・キャンペーンなどありますか?
ポンパドウル一番人気は「チーズバタール」(税込み525円)です。
フランスパン生地に角切りチーズを入れて焼きあげた、
創業当時から販売している商品です。
創業当時、フランスパンの技術指導をしていたフランス人の
パン職人さんに「チーズ入りのフランスパンを作ってほしい」と依頼したところ
猛反対にあったそうです。フランスではパンは、日本人でいう〝お米〟。
チーズとパンは別々に組み合わせて食べるもの、
という概念を強く持ちなかなか納得しない彼にポンパドウルの職人たちは
粘り強く説得したそうです。
そうして生まれたチーズバタールが発売当初より飛ぶように売れ、
今ではポンパドウルを代表する人気商品になっています。
またポンパドウルでは毎月12日に全店で新作パンを発売します。
こうして生まれる新作パンのほかに、お店ごとに考案した
地域オリジナル商品も誕生することがあります。
熊本地区では過去に「いきなり団子パン」を新開発・期間限定発売したことも。
※現在は発売されていません。
ポンパドウルHP http://www.pompadour.co.jp/
今週は1980年代に斬新なエレクトロ・ポップ・サウンドでヒットを連発した
「トーマス・ドルビー」を紹介しました。
彼はイギリス人ですが、父親が優れた考古学者であったため、
エジプトで生まれ、イタリア、ギリシア、フランス、アメリカなどの
各地で育っています。
これが彼の音楽性の幅広さに大きな影響を与えたようです。
とにかく一筋縄ではいかないのです。
また彼は作詞作曲はもちろん、ギター、ピアノ、シンセサイザー、
さらには機材オペレーションからエンジニアリングまでマスターした
マルチ・プレイヤーでもあります。
20歳前くらいからパンク・バンドでキーボードを弾いたり、
様々なミュージシャンのサポートや裏方を務め、
そこで得たギャラを貯めてソロ・デビューを果たしたのが1981年。
修業時代に身につけたノウハウと人脈を駆使して作った作品は、
当然のようにヒットしましたが、
それ以上に他のプロ・ミュージシャンにとって衝撃的なものでした。
楽曲の良さ、演奏と歌唱の素晴らしさもありますが、ポイントは3つ。
まず、当時最先端の圧倒的なエレクトロニクス。
次に、ワンマンで全部できるにもかかわらず、
ゲストを迎えてのバンドサウンドが基本であること。
最後に、ものすごく革新的な音なのに、
普通のポップ・ソングとして耳になじむこと。
特にこの3つめが大きかったんです。
例えるならば、料理の時、塩を入れることで本当の甘みを引き出すように、
エレクトロニクスを導入することで、より生楽器が生々しく響く。
そんなコペルニクス的転回にいち早く反応したのが、
プリファブ・スプラウトやジョニ・ミッチェルといった
本来アコースティックなサウンドを得意とする人たちでした。
両者とも彼をプロデューサーに迎え、
アコースティックとエレクトロニクスの対比、
あるいは融合した妙に生々しいサウンドの傑作を完成させています。
こちらもぜひ聴いてみてください。
今日お届けしたのは、トーマス・ドルビーで「ハイパー・アクティヴ!」でした。
RN「ミチコ」さんが出会ったアルフィー高見沢俊彦の「魔法のことば」。
「あきらめない夢は終わらない。」