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2013年5月

5月30日(木)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ササジさんが出会った、
三浦雄一郎の魔法のことば。

「目標を持って生きれば、わくわくできる。」

「株式会社フレーベル館」

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。

今日は児童図書などの出版事業でおなじみ、
「株式会社 フレーベル館」のヒミツに迫りました。

お話を伺ったのは、株式会社フレーベル館 経営企画本部
副本部長 大竹裕之さん
です。

 
Q 会社概要を教えて下さい。
 
1907年、今から106年前に「白丸屋」という名称のお店を開店して、
保育用品の販売を開始しました。 
その1年後に名称を「フレーベル館」とし、
1920年に現在の「株式会社フレーベル館」となりました。 
 
その後、今から92年前の1921年に日本初のくれよん、
1932年には幼稚園や保育所で使用する日本初の出席カードを発売し、
今年で86年目を迎える「キンダーブック」も月刊保育絵本として
日本で初めて発行いたしました。
   
また、54年前の1959年に文化社会貢献活動の一環として、
日本では数少ない少年だけの合唱団であるフレーベル少年合唱団を
結成し、現在でもその活動を続けています。
 
弊社の主な事業としましては、
保育事業と出版事業の2つになります。 

創業当初から続けている保育事業は、保育所や幼稚園に向けて、
園児たちが日々使う机や椅子、教材教具、園庭遊具など
子どもたちの発達段階と目的に合わせた、
安全性の高い用品をお届けしています。
キッズデザイン賞という子どもの安全・安心の向上や
健やかな成長に貢献する製品やサービスに与えられる賞にも、
2007年から2012年度までに21点を受賞しています。
出版事業は大きく児童図書と保育図書の2つのジャンルを扱っています。
保育図書分野においては、保育者や研究者をサポートする
専門図書の出版活動を行っています。
児童図書においては「子どもたちの心に残る一冊を」との願いを
込め1961年に一般書店市場へ進出しました。
その後、アンパンマンや「ウォーリーをさがせ!」など
数多くの児童図書を出版し続けてまいりました。
 
Q 「フレーベル館」という社名の由来を教えて下さい。
 
「フレーベル」という社名は、ドイツの教育学者である
フリードリッヒ・フレーベル(正式にはフリードリッヒ・
ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベル)の名前に由来しています。   
フレーベルは世界で初めて幼稚園を創設し、
保育士養成所を開きました。また、現在の積木の原点である
「恩物(おんぶつ)」を考案、制作、理論化するなど
偉大な業績を残し、「幼児教育の父」とも呼ばれています。
尚、弊社では創業当初から積木の原点である
この恩物を現在に至るまで販売しています。
 
Q 「フレーベル館」では、さまざまな書籍、絵本などを
出版していますが、もっともヒットした本はなんですか?
またどんな内容の本ですか?
 
タイトルで見ると「ウォーリーをさがせ!」がミリオンセラーを
記録するなど最もヒットした作品になっています。
 
「ウォーリーをさがせ!」シリーズは、1987年に日本語版1作目が
発刊されて以来、2012年までに7作が発刊されており、
シリーズ通算で1,055万部となっています。
「ウォーリーをさがせ!」シリーズは、ただ、ウォーリーを探すと
いうことだけではなく、周辺の人物キャラクターやモノなど、
探し出すものが盛りだくさんです。
 
現在では、持ち運びもしやすいようにポケット判
(ミニブック)も5タイトル発売しております。
2011年に発売されたミニブック5冊がセットになった
トレジャーボックスでは、ウォーリー探しのための
かわいいプレミアムルーペまでついています。
 
ちなみに「ウォーリーをさがせ!」は、
今年2013年が日本語版刊行25年という記念の年になります。
この7月には全7作が1冊になった、25年記念
スペシャルエディション「トラベラーズブック」が刊行されます。
「ウォーリーをさがせ!」シリーズは就学前のお子様から
大人まで楽しめるゲーム絵本です。
お子様とのコミュニケーションツールとして、
またちょっとした空き時間を利用して楽しめるツールとしても
最適ですので、是非、お楽しみください。
 
Q 子供たちに人気の「アンパンマン」もフレーベル館の本から
生まれたそうですが、誕生の経緯を教えてください。
 
実は当初、大人向けの物語として、1969年に別の出版社の雑誌に
「アンパンマン」が掲載されました。
ですが、この時はまだ普通の人間があんぱんを貧困の人々に
届けるといった内容でした。
 
その後今から40年前の1973年に、今年で86年目を迎える
弊社の月刊保育絵本「キンダーブック」の中で、
頭が”あんぱん”で出来た「あんぱんまん」が初登場いたしました。
当初は平仮名タイトルでの「あんぱんまん」でしたが、
1975年に、片仮名に変更され、ご存じの通り、
「それいけ!アンパンマン」として、出版されました。
登場当初は決して良い評判だけではなかったアンパンマンも、
2013年3月時点で通算6,800万部となり、
今では多くの方々に愛されています。
今後ともアンパンマンとフレーベル館をよろしくお願いします。
 
Q そのほか「フレーベル館」の本に関する
なにか面白いエピソードなどあればお願いします。
 
フレーベル館では、アンパンマンやウォーリーの他にも
多くの絵本や児童書を皆さんにお届けしています。
その中でも、シリーズとしてお楽しみいただいているのが、
「ねこざかな」と「コケッコーさん」という
2つのシリーズ絵本です。
 
「ねこざかな」は着ぐるみのように”魚”の中に”猫”が入っていて、
魚の口から猫が顔を出しています。
しかも、その猫は出入りが自由なのです。
通常、魚は猫の好物として有名ですが、この絵本の中では
お互いがとても仲良しなのです。
ユニークで愛嬌のある「ねこざかな」のキャラクターや、
ほぼ全巻に凝った仕掛けが施されていることで、
子どもたちに大変喜ばれています。
 
「コケッコーさん」はタイトルの通り、
ニワトリをモチーフにしていまして、お母さんニワトリ
(これがコケッコーさん)とたくさんのヒヨコ達のお話です。
コケッコーさんはお母さんニワトリ(つまり大人のニワトリ)
なのですが、可愛い卵体型なのです。
この可愛らしいコケッコーさんの姿を見たい方は是非、
書店でお手に取ってみてください。
さらに、この絵本は紙粘土や木による立体製作物(ジオラマ)絵本で、
ページの隅々まで細かく製作されていますので、大人の方でも
じっくり見て楽しんでいただけるだけの価値があると思います。
可愛らしいコケッコーさん一家とコケッコーさんが子育てに
奮闘する話が描かれており、親子で一緒に楽しめ、
且つ、幼稚園・保育所でも大人気の絵本となっています。
 
Q そのほか、オススメのサービス、キャンペーンなど
PRしたい案件があればお願いします。
 
今年2013年は、皆さんお馴染みのアンパンマンが絵本に初登場
してから40年、テレビ放映と映画化25年を同時に迎えるとともに、
アンパンマンの生みの親でもあるやなせたかし先生の
作家活動60周年という記念の年にあたります。
 
このような記念すべき年に、アンパンマンでは、
キャラクター数1,768でギネス登録された当時以上のキャラクターの
数々が掲載された大図鑑を6月下旬に発刊します。
やなせたかし先生については、アンパンマンの生みの親として
だけでなく、詩人、漫画家、編集者などマルチな才能や
多彩な仕事ぶりを紹介する「やなせたかし大全」を発刊します。
今後も子どもたちの健やかな育ちを支える企業として、
より良い本を皆さんにお届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
今日は株式会社フレーベル館 経営企画本部
副本部長 大竹裕之さんにお話を伺いました。
大竹さん、ありがとうございました。
 
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フレーベル館からプレゼントをいただきました。
フレーベル館の本を抽選で8人の方にプレゼントします。
 
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8人それぞれに違う本1冊をお届けします。タイトルを紹介すると、
「コケッコーさんはこだくさん」
「ねこざかな」
「たいせつなこと」
「だってだってのおばさん」
「はるのおがわ」
昭和の童謡童画集「ひらひらはなびら」
「ウォーリをさがせ!きえた名画だいそうさく!」
「アンパンマンとたからさがし」とアンパンマングッズのセット
以上、8冊です。
 
どの本が当たるかはお楽しみに・・・。
参考までに希望のタイトルを書いていただいても構いませんが、
ご希望に添えない場合もあります。ご了承ください。
 
プレゼント希望の方は、
郵便番号、住所、名前、電話番号を書いてご応募下さい。
ハガキ 〒860-0001 熊本市中央区千葉城町5-50
ファックス 096-355-5200
メール glory@fmkumamoto.jp
「FMK Morning Gloryプレゼント係」まで。
 
締切は、6月5日(水)必着です。
 

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5月29日(水)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ザイザイさんが、
映画「あの頃ペニー・レインと」の中で出会った魔法のことば。

「できるときにできることをやるんだ。それが今だ。」

「食と健康フェア2013」

おいしい食べ物は人を元気にします。

おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
 
このコーナー『やさしいごはん』では毎回、季節にぴったりの
食に関する話題をお届けしていきます。
 
5週目の今日はスペシャル・ゲスト・バージョンです。
今日のゲストは、6月1日、2日に熊本市動植物園で開催される
「食と健康フェア2013」のスタッフの方々をお迎えしました。
 
ご出演頂いたのは、熊本市食生活改善推進員協議会 顧問の
清川光乃さんと熊本市健康づくり推進課 技術参事、
管理栄養士でもある猿渡秀美さんです。

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Q:このイベントのテーマが「食育」ということですが、
なぜ、この時期に「食育」なんでしょうか?
 
猿渡さん:国が、6月を食育月間、毎月19日を食育の日と
定めています。それに合わせて熊本市では毎年、
食と健康に関するイベントを6月に開催しています。
今日は「食と健康フェア2013」の中で行われる、
「熊本市食生活改善推進員協議会コーナー」についてご紹介します。
 
Q:清川さんは、「食生活改善推進員」という事ですが、
これはどういった皆さんなんでしょうか?
 
清川さん:地域において、食生活の改善を中心とした
健康づくりの普及啓発活動をしているボランティアです。
『私達の健康は、私達の手で』をスローガンに、全国約21万人、
熊本県内では約4,500人の仲間たちが、食生活改善活動を続けています。
熊本市では、平成3年度から養成が始まり、現在では、640人の
食生活改善推進員が、楽しく地域でのボランティア活動を
展開しています。
 
Q:地域の皆さんの食と健康を応援するボランティアなんですね。
「食生活改善推進員」の具体的な活動はどういったものですか?
 
清川さん:先ず一つ目に、地域の公民館やコミュニティーセンター等
での「すこやか食生活改善講習会」「男性料理教室」
「親子料理教室」等、調理実習を通した講習会を行っています。
次に、エプロンやパネルを使った劇で、子どもたちに食の大切さや
健康づくりを伝える食育活動等、幅広い食育活動をみんなで
工夫しながら楽しく展開しています。
 
Q:食と健康フェア2013では、「食生活改善推進員協議会コーナー」
が出来るそうですね?ここでは、どのようなことをするのですか?
 
清川さん:はい、私たちのコーナーではゲームなどを通して
楽しみながら食について学んで頂きます。
先ず、①食事バランスガイドダーツゲーム・・・
これは、ダーツゲームを通して、楽しく食事バランスガイドを
知ってもらうコーナーです。
 
Q:猿渡さん「食事バランスガイド」と言うのが出ましたが、
紹介して頂けますか?
 
猿渡さん:はい、これはコマの形をしたものですが、
ご覧になったことはありますか?

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松崎:逆三角形になってるやつをポスターなどで見たことがあります。
 
猿渡さん:「食事バランスガイド」は、1日の食事の望ましい
組み合わせと、おおよその量を料理のイラストで示したものです。
ご飯・パン・麺類の主食、野菜料理などの副菜、肉・魚・卵・豆腐を
使った料理の主菜をそろえて、栄養のバランスを取ると健康的です。
 
清川さん:他にも、②野菜はかりゲームでは・・・
用意した野菜の中から、1日分だと思う分量を選んでもらい、
実際に量ってみるゲームです。
1日350gの野菜を選んでください。ピタリ賞もあります。
 
松崎:野菜350gって結構ありますよね~毎日食べるのは大変ですね。
 
清川さん:そうですね、でも美味しく上手に食べるコツも合わせて
アドバイスしますから、安心してください。
次に、ミルクもちの試食・・・牛乳と片栗粉と砂糖だけで
練り上げてつくるカルシウムたっぷりのお菓子です。
お好みで、きな粉や黒蜜をかけるとおいしいです。
今回は、きな粉をまぶします。
両日で先着200人ずつの試食を配布します。
 
他にもステージでは、ごみ減量推進課コーナーで配布する
「かぼちゃのわたのパウンドケーキ」の作成を行います。
これは簡単エコレシピブックに掲載されているものなんですが、
とても美味しいと評判なんです。

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作成したものは、隣の「ごみ減量推進課コーナー」で、
12時と14時に試食を100個ずつ先着順で配布します。
この他にも、6月1日オープニングセレモニーのあとに11時から、
エプロンシアター食育劇「元気なまあちゃん」を上演します。
 
これは、おにぎりを食べたら、体の中をおにぎりがとおって
どうなるのか、大人も子どもも楽しめる劇です。
 
Q:猿渡さん、「食生活改善推進員協議会コーナー」を主に
ご紹介しましたけど、会場には沢山の出展ブースがあるんですよね?
 
猿渡さん:はい他にも・・・
○ 団体・企業・学校等が取り組んでいる食育活動の紹介 
○ 農・水産物の生産、流通の紹介と販売
○ 熊本市の食育に取り組む食品関連事業者の紹介
○ 体験コーナー(バター作り、野菜はかりゲームなど)
○ 血圧測定・健康相談・栄養相談など
○ 食を通した環境保全の啓発
○ 食の安全の確保に関するもの
○ その他、「食育」に関するもの
ステージでは・・・
○地元幼稚園児による「バランスガイドで健康だ!体操」の披露
○食べたいおべんとうの絵の表彰
○ミニゲーム&クイズ大会
○食育コンサート
・・・等、食と健康に関して楽しみながら学べる、
出展とステージイベントが盛りだくさんです。
 
猿渡さん:今回の食と健康フェア2013は
「食べることは、生きること」をテーマにしています。
食事は、健康の基本です。
「食育」は、子どものことだけ、と考えず、みなさん、
一人ひとりが「食育」に関心を高めていただきたいですね。
楽しんで「食育」や「健康」を学んでほしいと思っています。
ぜひ、「食と健康フェア2013」にお越しください。
 
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本日は第5水曜日という事で、いつものレギュラーバージョンは
お休みしまして、「やさしいごはん特別篇」として、
今週末6月1日(土)2日(日)に熊本市動植物園で開催される
「食と健康フェア2013」を詳しく紹介しました。
お越しの際は、公共の交通機関を御利用下さい。
ゲストは、熊本市食生活改善推進員協議会 顧問 清川光乃さんと、
健康づくり推進課 技術参事(管理栄養士)猿渡秀美さんでした。
ありがとうございました。
 

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5月28日(火)の魔法のことば

今日はラジオネーム:一事が万事さんが出会った、
武者小路実篤の魔法のことば。

「この道より我を生かす道なし この道を歩く」

「シュガーマン 奇跡に愛された男」

 

毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。
 
今日は、今週土曜日・6月1日から公開される
「シュガーマン 奇跡に愛された男」をご紹介しました。
 
今年は、ドキュメンタリー映画の当たり年と言われています。
たくさんのドキュメンタリー映画が公開され、
どれも完成度が高く面白い作品がそろっています。
その中でも、今年一番の注目作と言われているのが、この作品。
第85回アカデミー賞でも「長編ドキュメンタリー」の部門で
受賞するという快挙を成し遂げました。
その内容は・・・・といいますと、わたしたちラジオの業界とも
密接なつながりのある音楽業界を舞台にした「ある幻のシンガー」の
実話を追ったドキュメンタリーです。
 
毎年、世界中で数多くのアーティストがデビューし、
(日本だけで年間400組くらいがデビューするといわれているとか)
その多くが成功を収めることなく、音楽業界から姿を消していきます。
 
FMKにも、年間数千枚近くのCDがレコード会社から届けられますが、
番組でオンエアされるのは、本当に厳選された
一部のアーティストだけです。
アーティストとして音楽業界で生き残るのは、ほんの一握りの人たちだけ。
「才能」だけでもだめだし、「運」もないとヒットは生まれません。
多くの才能あるアーティストが、「運」に恵まれないために
活動を続けられないこともしばしばあることです。
 
この映画の主人公・ロドリゲスも、そんな1人。
1960年代後半にアメリカでデビューし、その音楽性から
“ボブ・ディランを超える”とまで言われながら、
リリースした2枚のアルバムは商業的に大失敗。
ロドリゲスと名前でわかるように彼はヒスパニック系の出身。
その頃のアメリカでは、まだまだエスニックなシンガーを
受け入れる余地がなかったとも言われています。
と・・・・ここまでは、ある意味よくある話なんですが、
ここからがこの映画の面白いところです。
 
アメリカでまったく受け入れられなかった彼の音楽は、
大西洋を渡った南アフリカで大ヒットするのです。
南アフリカでは、ローリング・ストーンズやエルビス・プレスリーをも
しのぐ超有名アーティストとなり、
しかもその曲は、反体制のシンボルとなっていました。
当時の南アフリカでは、「アパルトヘイト」という人種隔離政策が
行われていて、多くの白人優位な差別的な政策がとられていました。
ロドリゲスのメッセージ・ソングは、そんなアパルトヘイトに反対する
民衆の声を代弁するものになっていったのです。
 
アメリカでは、ほとんど誰も知らないのに、
南アフリカでは超有名アーティストになったロドリゲス。
しかしその消息は誰も知らず、「ステージで自殺した」とか
「ヒットがなく失意のうちに亡くなった」との噂がささやかれていました。
 
この映画は、南アフリカの熱狂的なファンが、そんな伝説のミュージシャン
ロドリゲスの消息を調べる姿を追ったドキュメンタリーです。
前半は、アルバムのプロデューサーや、仕事仲間などのインタビューから
ロドリゲスの人柄や音楽の魅力が語られていきます。
そして後半は、本当に驚きの展開が待っています。
亡くなったと思われていたロドリゲスの驚愕のその後の人生が語られ、
さらに物語は観客のまったく予想しないエンディングを迎えるのです。
果たして、本当のロドリゲスはどんな人物なのか?
そして物語はどういう結末を迎えるのか・・・?
 
この先はぜひスクリーンでご覧になってください。

1時間40分くらいの映画なんですが、夢中で見ていると
終わったあと更に短く感じました。
そして、音楽が本当に素晴らしい。
サントラもとても良く、イメージとしてムッシュカマヤツが
英語の歌を歌った感じに近いなと僕は思いました。
 
最近あまり感動する映画に出会っていないというあなた、
是非ホンモノの感動に出会ってください。 
音楽は、時代も国境も超えて、人の心を動かすんだと。
改めて音楽の素晴らしさを感じる1作です!
 
今日ご紹介した映画「シュガーマン 奇跡に愛された男」は、
■Denkikan
で、今週土曜日・6月1日から公開されます。
 
「シュガーマン 奇跡に愛された男」オフィシャルサイト
http://www.sugarman.jp/
 

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5月27日(月)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ポポロさんが出会った、
イワン・ツルゲーネフの魔法のことば。

「乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。」

「本熊本(bon kuma hon)」

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は5月31日(金)から6月2日(日)まで、熊本で開催される
ブックフェスティバル「本熊本(bon kuma hon)」
実行委員長荒川俊介さんをゲストにお迎えしました。

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Q① お名前と番組でご紹介する際の肩書を教えて下さい。

名前・肩書 :荒川俊介 本熊本 実行委員長

Q② 荒川さんご自身の本にまつわるプロフィールを教えて下さい。
 
 「本が大好きで本屋に就職しました」・・・ではなく、
力仕事のアルバイトとして書店に就職したのがはじまりです。
日々の業務で本に触れるうちにどんどん魅了され、
本を読む素晴らしさを多くの方に伝えたいと思い、正社員になりました。

現在は上通にある「金龍堂まるぶん店」にて店長を勤めております。

Q③ まずは「本熊本」の概要を教えて下さい。
 
5/31(金)~6/2(日)の3日間、熊本の「本」扱う様々な場所で
開催される。「本と人」そして「人と人」が交流する、
熊本ではじめてのブックフェスティバルです。

名前の由来・・・熊本は「本」という字がつく唯一の都道府県です。
「熊本を日本一の本好き県にしたい」という思いから、「熊本」の前に
もうひとつ「本」をつけ名づけました。
「ぼんくまほん」という読み方には、フランス語の「bon=良い」から、
いいイベントとなるよう願いを込めています。

Q④ 「本熊本」を開催するきっかけを教えて下さい。
また、「本熊本」実行委員会にはどんなメンバーが
所属していますか?
 
全国各地で行われているブックフェスティバルを熊本でもやりたい!と
書店員や図書館司書が意気投合し準備委員会を発足。
その後従来の垣根を越えた呼びかけを行い、
昨年12月に実行委員を設立しました。                                                             
実行委員は熊本市の書店員と図書館司書の4名です。
所属もバラバラですが熊本を本で盛り上げようという思いは
共有している有志の集まりです。
 
Q⑤ いくつか注目イベントを教えて下さい。
 
①角田光代さん×三角由美子さんトークショー「角×角しかじか」
②くまもと一箱古本市
③読み聞かせin熊本城

Q⑥ 「本熊本」は今後も続いていくのでしょうか?
 
イベントとしては年1回以上定期的に開催していくつもりです。
イベント以外でも「本と人」そして「人と人」をつなぐための発信を
様々な形でやっていきます。

Q⑦ 「本熊本」やそれ以外で、今後、書籍に関する
やってみたいこと、夢などあれば教えて下さい。
 
・熊本は作家さんに生で触れる機会は少ないので、
定期的にお呼びしたいと思っています。

・「本熊本」はあくまでオトナの部活動。
何かに所属することなくずっと自由な発想でやれたらいいなと思っています。
その結果、熊本の活性化・本の文化の復権につながるようなら最高です。

・きれいごとでなく、本に触れて笑顔になる人を一人でも増やせたら、
という気持ちです。

Q⑧ 「本熊本」に関するお問い合わせ先を教えて下さい。

担当;荒川
電話 090-1514-2847
Email  bonkumahon@gmail.com

今日は「本熊本」実行委員長 荒川俊介さんをゲストにお迎えしました。
荒川さん、ありがとうございました。

〜告知〜

くまもと「一箱古本市」
東京不忍池ブックストリートからはじまった「一箱古本市」が
ついに熊本に本格上陸。熊本の主要各所で、本という名の夢を
話め込んだ一箱古書店が多数開店します。
終了後には、売上上位店やディスプレイ優秀店を表彰します。
 
この「一箱古本市」の出店者を募集中です。(5月27日現在)
詳しくはお問い合わせ下さい。

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5月23日(木)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ナッシーさんが出会った、
映画監督 サム・メンデスの魔法のことば。

「重圧に立ち向かっていくことが、最高の結果につながる。」

「日本サブウェイ株式会社」

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。

今日は、好きなメニューを決めたあと、パン、野菜、
ドレッシングを自由自在に組み合わせる
オーダーメイド・サンドイッチでおなじみ、
「日本サブウェイ株式会社」のヒミツに迫りました。

お話を伺ったのは日本サブウェイ株式会社
販促部 部長 川端祥公さん
です。

Q 「サブウェイ」という会社の原点について

SUBWAYの第一歩は、1965年、
アメリカ コネチカット州で、17歳の少年、
フレッド・デルーカの手によってスタートしました。

大学進学が困難なほど貧しかった彼は、
学費のために小さなサンドイッチ店を開きます。
充分な資金がなく「限られたスペースと人で
サンドイッチを作る方法」として考案したのが、
お客様と会話しながら作る対面式スタイル。

この発想が、SUBWAYの原点となり、
現在では世界100ヵ国以上で展開する
世界有数の外食チェーンになりました。

Q 「サブウェイ」という社名の由来

SUBWAYの名前は、サブマリンサンドイッチの“SUB”と
あなたの好み通りにお作りしますという意味の“WAY”を
組み合わせたものです。
お好みに合わせた自分だけのサンドイッチを
その場でお作りします。

Q 「サブウェイ」では、さまざまなサンドイッチを
販売していますが、一番の大ヒット商品はなんですか?
その商品は、いつごろ、どんなきっかけで
作られたものですか?

「えびアボカド」です。450円 292キロカロリー。
現在もグランドメニューの中で人気No.1のサンドイッチです。

2006年の4月にキャンペーンサンドとして新発売。
予想を上回って販売したため、GWにセンターの
在庫がぎりぎりになって全店分の納品配分を
休日返上で実施しながら、ジェット機でメキシコから
緊急輸入してしのいだ記憶があります。

キャンペーン終了後もお客様からの要望が多く、
その年の秋のメニュー改定でグランドメニューに
昇格しました。キャンペーンメニューで人気が高く
その後グランドメニューになる商品は他にもありますが、
「えびアボカド」は過去最短だったと思います。
キャンペーンからのGM昇格商品:テリヤキチキン、
生ハムマスカルポーネ、BLT、チーズローストチキン、
イベリコ豚の厚切りベーコンなど、
すべて売上上位の人気商品です。

アボカドは健康指向の女性たちの間では人気があり
栄養価も高いので、野菜を中心とするサブウェイの
サンドイッチにはすごく相性がよく以前より
チャレンジしたい商材でした。

アボカドは、森のバターともよばれていますが、
デトックス効果があり新陳代謝を促進するので
脂肪の燃焼効果もきたいできるそうです。

当時の飲食店では、お洒落な寿司屋さんや
メキシコ料理店、高級バーガーレストランなどで
アボカドを使用されていましたが、ファストフードの
チェーン店ではまだ使用するところは少なかったです。

それは果実で流通する場合、熟度の管理が難しく
お客様に最良のタイミングで提供することが
チェーン店では安定させることができなかった。
また当時、入手可能だったアボカドデップやチャンク、
ソースにも何度もチャレンジしましたが、
具在感に乏しかったり、アボカド本来の風味が
感じられなかったり、変色が早かったりと
苦戦の連続でした。

メキシコはアボカドの原産地でもあり、
アボカドを栽培するのに適した気候のなかで、
一番美味しい時期に収穫されたアボカドを、
水圧で殺菌・急速冷凍することでアボカド本来の
美味しさと変色を最小限に防いでいます。

日本で、アボカド大ヒットをうけてアメリカをはじめ
全世界のサブウェイでも採用されています。

もうひとつ、ヒットの要因としては
「わさび醤油ドレッシング」ですね、ややもすると
なじみの薄かったアボカドをあえて日本的な味付けに
したことで広く受け入れられたのだと思います。
勿論、サブウェイはオーダーメイドの注文方式ですので、
わさびの苦手な方には別のドレッシングでも
お試しいただけます。

Q そのほか、オススメのサービス、キャンペーンなど
PRしたい案件があればお願いします。

5月15日~期間限定キャンペーン
「摂ろうぜ!スタミナ」キャンペーンがスタートしています。
今回はサブウェイならではの
バランスの良い肉系サンドイッチ2種です。

●「牛肉プルコギ」 450円(307kcal)
●「豚肉カルビ」 450円(342kcal)

7月中旬までの販売予定です。

今日は日本サブウェイ株式会社 販促部 部長の
川端祥公さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。

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