ラジオな人々「小松士郎」さん
ラジオ業界のプロフェッショナルに迫っていくこのコーナー。
今回のゲストは・・・・・・・・・・。
FMKで最も長く続いている番組「鶴屋サウンドグラフィティ」のパーソナリティ。
ダンディなあの声に癒される人も多いことでしょう。
熊本ラジオ界の「声のダンディズム」、「小松士郎」さんです。
~~~~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~~~~
大阪のアナウンス学校卒業後
FM大阪、毎日放送等 関西の放送業界で仕事をスタート。
その後、1980年代熊本へ戻り、FMKの開局当時から
「鶴屋サウンドグラフィティー」を担当。
いまも月曜から金曜の毎日放送されているFMK歳長寿番組です。
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この仕事をスタートしたきっかけは何ですか?
学生時熊本の放送制作会社にCMナレーターとしてアルバイトをしたことで、
しゃべることに興味をもちました。ちなみに、アルバイトをしたきっかけは、
”高給です”って書いてあったからなんですけどね(笑)
でも、それでしゃべることに興味を持って大阪の学校に行く事になりました。
いまの仕事の一番面白いところはどこですか?
今年で55歳になるんですが、自分を表現できることですかね。
声だけじゃなくて、自分全体が反映されるし。
この仕事の一番難しいところはどこですか?
特に生放送の場合は、何があるか分からないので、
臨機応変に対応することですね。
そして日々のモチベーションの保ち方でしょうか。
やっぱり、調子いい時も悪い時もあるわけですから、そんな中で、
ある一定のところまで持っていく、というのは簡単なようで難しいですね。
今までで一番忘れられない仕事って何ですか?
FM大阪での初めての自分の番組がスタートしたとき。
カフを握る手が汗ばんでいたような…。
当時は完全原稿ありで、構成がしっかり決まってて、
ビシっとそのまますすまないといけないですから、
スタッフ皆が見つめてる中、第一声を発声した時は緊張しましたね。
今でも、
番組の最初の一言「おはようございます」というのには緊張します。
あなたにとってラジオとは何ですか?
「体の一部」になっています。