今日は、1月23日(土)熊本県立体育館で行なわれる
日本ハンドボールリーグ男子の試合を紹介しました。
~~~~~日程 1月23日(土)~~~~~
14時 ~ 大崎電気 対 琉球コラソン
15時40分~ トヨタ車体 対 大同特殊鋼
この中から、今日は埼玉県にあるチーム、大崎電気に注目しました。
ハンドボールファンの方はご存知かと思いますが、
大崎電気を率いる岩本真典監督は熊本出身。
1997年の世界男子ハンドボール選手権の時も日本代表として名前を連ね、
昨シーズンで選手を引退。
監督就任1年目での熊本での試合になります。
そんな岩本監督ですが、監督は何と言っても現役時代、
歴代通算得点ランキング1位の個人通算最多得点1,079点という
記録を持っていらっしゃいます。2位の選手の得点が813点、
3位以下の選手になると700点台ということで圧倒的な記録なんです。
過去の記録を超えた時、さらに通算1000点を超えて以降など
どんな気持ちでプレイされていたのでしょうか?
それまでの最高得点813点を抜いた時というのがちょうど熊本での試合でした。
その後は特に気にする事無く、試合に臨んでいました。
813点を抜くまではすごくプレッシャーでしたが、
自分が点を取るというより、チームが勝つというのが優先で、
その時に自分が得点するチャンスがあったということで、
チームが勝つことが優先だった事、長くプレイさせてもらった事、
その結果が得点につながりましたね。
選手として長くプレイできた理由は何だと思いますか?
「めりはり」でしょうか。やるときはやる、やらない時はやらない、
きっちり体を休める、ケアする。というのが大事ですね。
その後、今シーズンから監督となられましたが、
選手時代と監督になってから、どんな違いがありますか?
昨年1年は選手登録をした上でコーチをしていたので、
ハンドボールを外から見せてもらうことが出来ました。
なので、今年から監督という立場になったんですがスムーズに入れました。
チームを作り上げていく、試合にむけて練習を組み立てていくというのが、
一番大変でもあり楽しいところでもありますね。
練習でやったことが成功すると選手も自分も嬉しいですし、
ただ、そこが上手くいかないと負けてしまうという事ですので、
難しい所でもありますね。
大崎電気には監督以外にも熊本出身の選手もいらっしゃいますね。
2人います。
中川善雄選手(34歳)と内田雄士選手(27歳)
内田選手は今骨折中ということもあって、
試合に出るのは厳しいかもしれないが、
中川選手には元気にプレイしてもらいたいと思っています。
注目の選手、チームの特色など当日の試合のみどころを教えてください。
九州出身の選手、長崎県出身の岩永生選手がいます。
チームの中心選手で、トリッキーなパスを出すセンスのある選手です。
また、ハードなディフェンスをする永島英明選手も注目です。
ぜひその活躍をご覧下さい。
岩本監督が思うハンドボールというスポーツの魅力、面白さは?
運動するにあたって大事な「走る」「跳ぶ」「投げる」、
この3つが含まれているスポーツです。
また、チームスポーツですし、相手がいる事なので、
1点をとる、1点を守る、という駆け引きが面白いと思います。
熊本のリスナーへメッセージをお願いします。
大崎電気は今年「速攻」を主体にやっていますので、
よりスピーディーな試合を楽しんでもらえると思います!
熊本出身の選手もいますので、
ぜひ会場に足を運んで熱い声援を送って欲しいと思います。
よろしくお願いします。