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2008年5月

5月1日(木)魔法のことば

RN「ウーロン王子」さんが出会ったジャック・ニクラウスの「魔法のことば」。

「失敗を恐れない」という姿勢では弱い。

「必ず成功させるのだ」という強い意思を持て。

「クラリオン」の名前のヒミツ

今日は、カーオディオやカーナビゲーション、車載PC、

映像機器、バス機器、通信機器などの製品でおなじみの

「クラリオン」の名前のヒミツに迫りました。

出演はクラリオン株式会社 広報室の上原さんです。

クラリオンの名前の由来を教えて下さい。

クラリオンの名前の由来は、14世紀の頃に現れた、

高音域の音を出す長いラッパ(金管楽器)で、巻管の楽器が、

クラリオン(Clarion)、直管のものはトロンバ(Tromba)と呼ばれていました。

現在のトランペットに近づいたS字型の管を持つ楽器で、

これらの楽器は現在のものよりもベルが小さく、

管が肉厚にできており、マウスピースが重く、

他の楽器との音量バランスのとれたものであったと考えられています。

そんな社名の由来からも「クラリオンは音楽に関係性の深い企業」という

イメージをもたれています。

おすすめの製品を教えて下さい。

先日発表となった、カーナビゲーションシステム4機種です。

クラリオンHP ⇒ http://www.clarion.com/jp/ja/top.html

5月1日(木)の名盤は…

今日紹介したのは「ウィルソン・フィリップス」です。

とても偉大な有名人を親に持つ子どもが、

後を追うように同じ道に進む、ということがよくあります。

当然ながら親を超えた人、超えられない人がいて、

これはどちらにもドラマが存在する訳ですが、

最も興味深いのは、“最初から超えられないと分かっているのに、

同じ道に挑む子ども”ではないでしょうか?

例えばジュリアン・レノン。あるいはジェイコブ・ディラン。ジギー・マーリー。

実力で親を上回る成績、仮に全米No.1ヒットを100曲送り込もうが、

1億枚CDを売り上げようが、時代を象徴するヒーローとしての

ジョン・レノンやボブ・ディラン、オブ・マーリーを超えることは、

絶対に不可能だということを、周りも自分自身も分かっているであろうに、

なお、同じ道を歩んでいるのです。

この覚悟というか決意には、“血”とか“業”といった一言では語れない

人間ドラマを感じずにはいられません。

今日紹介するウィルソン・フィリップスですが、

ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの娘二人と、

ママス&パパスのフィリップス夫妻の娘によるトリオです。

フィリップスはともかく、ブライアン・ウィルソンという、

ある意味アメリカ最大の偉人を父に持つにも関わらず、

彼女らにはジュリアン・レノン達に共通するヘヴィな影や悲壮感が、

まったく感じられないのはなぜでしょう。性別が違うから?

3人に分散されて薄まったから?カリフォルニアの陽気な気候のせい?

おそらくは彼女らなりに人間ドラマはあったのでしょうが、

私達リスナー側が、彼女らのあまりの屈託のなさに、

親との比較という色眼鏡を通すことさえ忘れていたからではないでしょうか。

そのおかげか、彼女たちは全米No.1を3曲も放って、

親を超えたかどうかは別にして、大成功を収め、

たった3年で風のように屈託なく解散していきました。

(その後、2004年に復活しましたが・・・)

さて、ジュリアン・レノンやジェイコブ・ディランを

親との比較なしに見ることができる日がくるのでしょうか?

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