2002年、草なぎ剛・竹内結子主演で大ヒットの映画「黄泉がえり」が
ハリウッドでリメイクされるというニュースが飛び込んできました!!
という事で、今日はその「黄泉がえり」の原作者でもあり、
現在熊本日日新聞に連載中の「穂足のチカラ」でもおなじみの作家、
「梶尾真治」さんへインタビュー!
まずは、リメイク決定おめでとうございます。
スティーブン・スピルバーグ率いる「ドリームワークス」製作という事ですが、
原作者として感想はいかがですか?
実感があまりないんですが、
世界中の方がご覧になられるという事で晴れがましい事だなと。
でも出来たら映画の中で熊本弁を使って頂きたいなと思っています!
もしブラッド・ピットが出たりしたら「とっとっと?」とか言って欲しいですね~。
リメイクのオファーってどのくらい前からあったんですか?
日本版が公開された後3社程からオファーがあったんですが。
今回は、ドリームワークスさんに、
全世界公開というのを前提にかなり力を入れていただけるようです。
キャストなどは、まだ発表されていないようですが、一部新聞記事には、
ブラッド・ピットの名前なんかも噂されていますね。
梶尾さんの希望とかありますか?
男優は誰でもいいですよ(笑)
女優は、スカーレット・ヨハンセンや、ミラ・ジョヴォヴィッチがいいかなと♪
私の個人的な趣味ですけども。。。
また、契約を結ぶ時に撮影現場に行かせてもらえるようにしてくれと
頼んでいるんです。私もミーハーなんで。
とにかく映画も好きなんで現場を見てみたいんです!
梶尾さんの小説は、「黄泉がえり」以外も熊本を舞台にした小説が
かなりたくさんありますね。熊本を舞台にして小説を書く理由は?
私の小説は”ほら話”(ウソのお話)ですが、
周りの仕掛けはウソが書けないというのがありますので、
そのリアリティを出すために。
熊本にずっと住んでいますし、熊本が大好きなので、
熊本を描写すればリアリティが出るのではないかと思っています。
SFだからこそリアリティが必要な部分があるんです。
小説のアイディアってどんなときに思いつくものですか?
全然関係ない事をしている時にフッと浮かんできて、
どんどん膨らんでいきます。山を歩いてたり、ご飯を食べていたり、
お風呂に入っている時とかに浮かんできますかね。
今後の出版のご予定は?
鶴田謙二さんが原作に忠実にコミック化した「おもいでエマノン」が
発売されます。
また、今新聞で連載している「穂足のチカラ」が6月に終わりますので、
秋口には本になるのではないかと思います。
最後に一言番組リスナーにメッセージをお願いします。
映画だけでなく原作本もぜひ一度読んでみて下さい。