« 2008年4月 | メインページ | アーカイブ | 2008年6月 »

2008年5月

5月8日(木)の名盤は…

今日紹介したのは「ネッド・ドヒニー」です。

1948年、ロサンゼルス・ビバリーヒルズで生まれ、

7才からギターを弾き始めた彼は、

クラブで自作曲を弾き語っていたところを見出され、

新興レーベル、アサイラムからデビューしたのが1972年。

当時流行のシンガー・ソングライターの流れを汲みながらも、

他とは一線を画すファンキーなリズムと、少年のような甘いヴォーカルが独特、

一部のマニアに高い評価を受けました。

その個性をさらに推し進め、確立させたのが、

4年後にCBSへ移籍して発表した2ndアルバム「ハード・キャンディ」です。

これは世界中でヒットし、AORを決定付けた名盤として、

彼の名を知らしめました。

ところが彼の音楽活動は、本国アメリカではここで終わってしまいます。

翌1977年に録音した3作目はレコード会社が発売を拒否。

2年後に日本だけで発売されましたが、この後、彼の名前は消えます。

1988年、およそ10年ぶりに復活するも、

日本の会社との契約だったため、アメリカでは未発表。

ここで4枚のアルバムをリリースしますが、

1993年を最後に現在まで新作は出ていません。

実はこの人、ロサンゼルスでも屈指の大富豪の息子なんです。

実家近くに「ドヒニー通り」という名前の道があるほど。

生活にはまったく困っていないのです。

その点を“金持ちの道楽”とか“甘ちゃん”と指摘することはたやすいでしょう。

けれども、確かに「私には音楽しかないんだ」と、

この道一筋の迫力が名曲を生み、

われわれを感動させる場合が多いわけですが、

音楽に生活がかかってないことの余裕から生まれる名盤もあると思うのです。

彼の最大の武器は、この「音楽なんていつだってやめられる」という

凄みではないでしょうか。

普通のミュージシャンには絶対に身にまとうことのできないこの凄みと共に、

久々に新作を聴かせて欲しいと願うファンはたくさんいるんじゃないでしょうか。

5月7日(水)魔法のことば

RN「ガラスの靴」さんが映画「ローマの休日」「魔法のことば」。

「人生は必ずしも思うようになるとは限らない

ラジオな人々「シガキマサキ」さん

今回のゲストは・・・熊本生まれの熊本育ち。熊本の風景を歌い、

熊本の心を優しくかなでてくれるシンガーソングライター。

シンガーだけでなくラジオのパーソナリティもつとめています。

番組タイトルは「黄昏フリーク」。

素敵な歌と飾らないおしゃべりで

リスナーの心を じーんと せつなくさせてしまう この方、

「シガキマサキ」さんです。

~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~

・1976年8月14日  熊本市生まれ 
・2004年3月 1stMiniAlbum「春の色」でデビュー。
・2004年8月 1stSingle「大丈夫」リリース。
・2004年10月 1st Album「黄昏フリーク」リリース。
・九州のFM局をネットした番組「シガキマサキの黄昏フリーク」スタート。
・2008年8月に4年ぶりのNEW ALBUMリリース予定で                                     現在まさにレコーディング中です

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ラジオをやっていて一番面白いところはどこですか?

うまくいえませんが、

他のメディアと比較して「一対一」の感じがあるとこでしょうか。

リスナーの人と対話してるイメージと言いますか...。

音楽とも似ているなと思います。

ラジオの一番難しいところはどこですか?

生歌を歌える強みはあれど、

パーソナリティの方々のトークの切れや引き出しはすさまじいと思います。

もっと日々楽しいお話できるように精進していきたいです。

いままでで一番忘れられないラジオって何ですか?

忘れられないと言いますか、思い出のラジオだと、

渡辺美里さんの「虹を見たかい」(でしたかね?)は中学の時録音して

よく聞いてたなと。あとFMKの番組だとサウンドパラダイスには、

いっぱい素敵な音楽を教えてもらいました。

ホント育てられたようなもんです。                                                          

これからやってみたい番組があれば教えてください。

いつか生放送でやってみたいです。

ラジオでリスナーの方と電話で話したりとか夢ですね。

あなたにとってラジオとは何ですか?

「音楽」と同じく、日々の友でしょうか。

僕は家にいる時や車に乗る時はずっとラジオをつけてるので。

いろんなメディアがいっぱいありますが、僕はラジオが一番好きです。

あと、今でこそ仕事にもつながってますが、

いっぱい音楽を教えてもらったのもラジオです。

シガキさんは、現在、4年ぶりのニューアルバムの制作中という事ですね?

8月にリリース予定です。我ながら最高のアルバムができてると思います。

熊本の風景を歌った曲も数曲入るので楽しみにしていてください。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

Photo

今日紹介したのは、5月10日(土)から公開される

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」です。

黒澤明監督が半世紀前に作った日本映画の大傑作。

隠された黄金を運ぶ知恵と勇気の決死の逃亡劇は、

全世界を興奮させました。

あの「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス監督にも

大きな影響を与えたといわれる時代劇の古典が、

今回、新たなスタッフとキャストでまったく新しく生まれ変わりました。

出演は、阿部寛、長澤まさみ、松本潤、椎名桔平、宮川大輔と

まさにいま旬な俳優が大結集しての一大エンターテイメント大作となっています。

監督は、「ローレライ」「日本沈没」の樋口真嗣監督。

先日、この映画のキャンペーンのため熊本を訪れた樋口監督に

インタビューを行ないました。

作品は痛快なエンターテイメントに仕上がっていましたね!

今回は、黒澤監督のリメイクではなく、リボーンという言い方ですが?

50年前に黒澤監督が作った映画をもう1度作る事になった時、

同じことをしようとしても同じにはならないわけですよ。

それならば新しく作ろうと思って。

ただ、見終わったときの気分を昔の映画に限りなく近くリメイクしたいなと

そのために昔では出来なかったことをやってみたりました。

冒頭のシーンにお城が爆発する部分がでますが?あれは熊本城ですよね?

前回の映画でも阿蘇山が噴火するシーンなどを使われていましたね。

そうです。石垣を使わせてもらいました。

監督の作品には、渋谷が火の海になったり、日本が沈没したりと、

特撮シーンがよくでてきますが今回は時代劇という事で苦労したことは?

時代劇なんで突飛なことをやってしまったらなんでもありに

なってしまうじゃないですか?それは面白くないなと。

だから時代劇のルールにのっとってやりました。

現実におき得ない事はなるべくやらない様にしました。

そういう意味ではぜひクライマックスに注目してもらいたい。

監督から熊本のリスナーへメッセージをお願いします。

今年の映画の中で1番おもしろい痛快な映画になってると思います!

ぜひ映画館でゲラゲラ笑いながら見てもらいたいです。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」は
■TOHOシネマズ光の森 
■TOHOシネマズはません 
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで5月10日(土)公開です。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

オフィシャルサイト http://www.kakushi-toride.jp/

5月6日(火)魔法のことば

RN「ヒナ鳥」さんが、湘南探偵団の歌の中で出会った「魔法のことば」。

「急ぐことはない 焦ることもない

君の ただ君のタイミングで良い」

イラストレーター「中島由美」さん

今日は、熊本市南坪井にあるカフェ「イクイップメントフロア」で

5月11日(日)まで作品展を開催中のイラストレーターの

「中島由美」さんにスタジオに来て頂きました。

浄行寺交差点そばにある「トミーズ・ショートブレッド・ハウス」というお店、

ご存知でしょうか?

あそこにかかっている大きな看板や、

PEAPという情報誌に、連載されていた「ぴこのアレコレな日々」という

イラストエッセイの作者が中島由美さんです。

現在、展示されている作品はどんなものですか?

布に絵を描いたり刺繍を施したりした作品です。

Photo_9

こういったイラスト+刺繍というスタイルを作ったきっかけは?

う~ん、なんでしょうかね。

自分のイラストに合った手法というのは常に模索していて、

今回初めて”布に描く”という事をしてみました。

Photo_11

これまでにもオリジナルのアップリケがついたTシャツだったり、

ブックカバーだったりと、イラストを描くだけに留まらない

作品を作られていますが、雑貨や小物を作るということもお好きなんですか?

大好きです。

T

今回の作品はどれも販売もされているということで、

価格もお手ごろなんです。

ちょっとした花束と同じぐらいの値段になっていますので、

特に女性へのプレゼントにも好適品だと思います。

カフェでの展示ですので、気軽に尋ねて、お茶でも飲みながら作品をご覧ください。

Photo_10

5月9日(金)には、午後7時30分から会場のイクイップメントフロアで

「ナカシマユミのエコバッグを作ろう」と題したイベントも予定されています。

市販されているエコバッグに絵を描いてみませんか?

どなたでも参加できますので、お店の方へお問合せください。

(問)イクイップメントフロア 電話096-323-1197まで、どうぞ。

5月6日のマツザキ・レコードは

今日は、 

Y.M.C.A.  / ビレッジ・ピープル を紹介しました。

このコーナーでは2回目の登場になります。

ヴィレッジ・ピープルは1977年にアメリカで結成。

もともとはフランスの作曲家であるジャック・モラリが作り上げたグループで、

ニューヨークのウエスト・ヴィレッジのゲイ・ディスコで

踊っていた男達をイメージしたそうです。

と言うことで、メンバーの服装はバラバラなんですね!

最初のアルバム「サンフランシスコ」がディスコで

いきなり爆発的なヒットとなります。

その後の活躍はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、

シングル「マッチョ・マン」が全米No.25、

「Y・M・C・A」は全米No.2、全英No.1、

「イン・ザ・ネイヴィー」も全米No.3、 全英No.2の大ヒットとなり

一躍ディスコ界のスーパー・スターとなりました。

確かに、久しぶりに聞いてみると、よく出来た楽曲ですよ

是非モノのホーンセクションとノリのいいベースライン、

ツボはしっかり押さえてますよね!

日本でも西条秀樹やピンクレディーのカバーが大ヒット、

海外でもペット・ショップ・ボーイズがカバーをしてヒットしたりと

およそ4年間の活動ながら、彼らが全世界で売り上げたレコードは

なんと5,000万枚と言われています。

キングオブディスコ、ディスコの為のディスコグループ、

それがヴィレッジ・ピープルでした!

5月5日(月)魔法のことば

RN「ルーシー」さんが出会った本田宗一郎の「魔法のことば」。

「飛行機は飛び立つ時より着地が難しい。

人生も同じだよ。」

ワードロカップ2008

今日は、

益城町で行なわれる”わぁ~どろかっぷ2008”を紹介しました。

肥沃な大地にたくさんの農作物がとれる益城町の魅力を

もっと町外にPRしたい!という事で、企画されたこのイベント!

田植え前の田んぼを利用して、

田んぼの中でバレーボール、サッカーをしてみませんか!?

ロアッソ熊本の選手も来ますよ!

<申し込みについて>

募集定員:バレーボール 20チーム サッカー 12チーム

それぞれ男女問わず中学生以上

人数:それぞれ1チーム6人制 登録は10人まで可能

参加費:1000円/1人

締切:5月20日 (締切を過ぎた場合でもお問合せ下さい)

(問) 益城町商工会 286-2551

HY(エイチワイ)

今日は「HY」をブックマーク。

沖縄出身の男女5人によるバンドですが、このバンド名は、

彼らの地元、東屋慶名(ひがしやけな)にちなんでいて、

ローマ字表記した時の「Higashi」の「H」と、

「Yakena」の「Y」で「HY」と付けられました。

先月5枚目となるアルバム「HeartY」をリリースしていますが、

今月16日からは千葉を皮切りに全国ホールツアーが決定しています。

「PACHINAI×32 BAMMICASUNDOH TOUR ‘08」

(パチナイ カケル サンジュウニ バンミカスンドー ツアー ゼロハチ)

というタイトルがつけられているんですが、この意味は分かりますか?

「とことん×32、やってみよう!」という意味だそうですよ。

「×32」というのは、32公演あるからだと思うんですが、

「パチナイ」が「とことん」

で「バンミカスンドー」が「やってみよう」ということになるんでしょうか…?

ちなみに熊本は6月9日(月)熊本市民会館で行われますが、

熊本公演も含めてチケットは全公演SOLD OUT。

ライブには行けないという方もニュー・アルバムをぜひチェックしてみてください。

今日お届けした「未来」という曲は、メンバー曰く

「生ストリングスが気持ちいいラブソング。ウエディング・ソングにどうぞ!」

という楽曲だそうです♪

<前へ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6