「ダークナイト・ライジング」

今日ご紹介したのは、現在公開中の

「ダークナイト・ライジング」です。

新たな世界観で大きな反響を呼び、世界中で大ヒットした、

クリストファー・ノーラン監督による、新バットマンシリーズ。

2005年の「バットマン・ビギンズ」、2008年の「ダークナイト」に続く

シリーズ最終章が、今日ご紹介する「ダークナイト・ライジング」です。

物語の舞台は、前作「ダークナイト」から8年後。

ゴッサム・シティはクリーンな町に生まれ変わり、ブルース・ウェイン。

バットマンになるのをやめ、表舞台から姿を消していました。

そんなある日、ブルースの家に美女が侵入し、

金庫から宝石を盗み出してしまいます。

しかし彼女の目的は、別のところにありました。

ブルースは、彼女を追ううちに恐るべき悪の存在を知り、

再びバットスーツをまといます。

今回、バットマンの敵となるのは、ベイン。

前作の敵だったジョーカーが、悪意を強調したキャラクターだったのに対して、

今回は暴力が1つのテーマになっています。

スタジアムでの爆破シーンや、街中で繰り広げられる戦いなど、

手に汗握るアクションも満載です。

また、初登場となるキャットウーマンも注目の1つ。

アン・ハサウェイが演じているんですが、トレードマークだった猫耳がない代わりに、

クールでダークな新たなキャットウーマンを作り出しています。

前の2作を見ていない方でも楽しめますが、当然ながら見ていたほうが

より深く楽しめます。

前作の「ダークナイト」とはストーリーもつながっているので、

復習しておくことをおすすめしますよ!

今日ご紹介した映画「ダークナイト・ライジング」は、

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

■シネプレックス熊本

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

で、現在公開中です。

(「ダークナイト・ライジング」オフィシャルサイト http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック

7月30日(月)の魔法のことば

今日はラジオネーム:レロさんが出会った

           劇作家 テネシー・ウィリアムズの魔法のことば。

「痛みは生きている証拠だ。

 苦しい時の方が色んなことがよくわかる。」

長崎書店 長崎健一社長

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は熊本市中央区上通りにある長崎書店長崎健一社長がゲストです。

店内のギャラリーで開催される催しについてお話しを伺います。

120730

長崎健一社長プロフィール

名前・長崎健一

肩書・株式会社長崎書店 代表取締役社長 兼 店長

http://nagasakishoten.otemo-yan.net/

Q① 「長崎書店」の基本情報を教えて下さい。

住所・熊本市中央区上通町6-23

TEL・353-0555

創業・明治22年(1889年)

特色・本と雑誌のセレクト、店の雰囲気、ギャラリーやホールでの催し

目指しているところ・「熊本でもっとも愛される本屋」


                  
Q② 二度目のご紹介になりますが、

    改めて「ギャラリー」の概要を教えてください。

長崎書店内にある約5坪ほどの小さいスペースです。

2006年のリニューアル時に、

「本を売るだけではなく、地域の文化の発信拠点を担おう」

という想いから、県内外の作家・クリエーターの表現の場とすべく、

このスぺースをつくりました。

これまでの主な企画は、オリジナル企画だと「La!Bunko」(2010年)、

「グリーンブックス」(2012年)、個展ですと「村井けんたろう作品展」

「いせひでこ原画展」「林明子エスキース展」「武田双龍書道展」

「葉祥明リトグラフ展」「no!美少女写真館」などがあります。

現在は絵本作家・長谷川義史氏の

人気絵本「ラーメンちゃん」原画展を8月5日まで開催中です。

Q③ ギャラリーで予定されている8月6日からの次の催しについて教えて下さい。

8月6日から19日までの14日間、ギャラリーにて

「小さいことばの原画展。」を開催します。

今年5月、糸井重里さんの言葉集が2冊、出版されました。

それぞれ、すてきな画家さんが装画を担当されたのですが、

その原画展を開催する運びになりました。

開催のきっかけは今年の春、店にかかってきた一本の電話でした。

本の発行元である「ほぼ日」の木下さんから、

「長崎書店さんのギャラリーで新刊原画の

巡回展をさせていただけませんか?」とのこと。

ほぼ日さんの本の面白さは分かっているうえに、

画家が何と酒井駒子さんと松本大洋さんだとおっしゃるではありませんか。

ぜひお願いします!即答し、スタッフと大喜びしたものです。

本屋をやっていて、良かった!と喜びをかみしめた瞬間でした。

作品数は酒井駒子さんが3点、松本大洋さんが10点の予定です。

Q④ 糸井重里さんの2冊の本の内容をご紹介下さい。

まず、酒井駒子さんが装画を担当された「夜は待っている。」。

この本は糸井重里さんが「ほぼ日刊イトイ新聞」の

トップページに書いた1年分の原稿と、

1年間の全ツイートから心に残る言葉だけを抜き出して、

並べ直して本にしたものです。

2007年から1年に1冊のペースで続いている

好評シリーズなのですが、その6冊目にあたります。

おさめられている225のことばは、

くすっと笑わせてくれるもの、

思わず考えさせられてしまうもの、

優しい気持ちにさせてくれるもの、さまざまです。

また、糸井さん目線の写真の数々も楽しいです。

 そして2冊目は松本大洋さんが装画を担当した「ボールのようなことば。」。

こちらは先ほど紹介した「夜は待っている。」を含む、

「小さいことばシリーズ」6冊の中から、

若い人に読んで欲しいことばをよりすぐって再編集した文庫サイズの本です。

どちらにも共通しているのは、糸井さんの言葉を読んだ後、

不思議に気持ちが前を向けていることでしょうか。

たった一行のことばもあれば、4ページにわたる文章もあります。

何故だか読んだ後に、「よし、やるか!」と気合が入ったり、

「もっと楽に考えていいや」と気持ちが軽くなったり、

「このつらい気持ちを大事にしよう」と思えたりします。

 自分流の解釈ですと、糸井さんの言葉は、

喉が乾いた時のドリンクであり、小腹が空いた時のおやつであり、

一人静かに酔いたい時のお酒のように思えます。

ことばってすごいな、大事だな…そう再確認させてくれる、

貴重な2冊です。

Q⑤ 松本大洋さんについてご紹介下さい。

1967年東京都生まれ。

1988年に月刊アフタヌーンの四季賞にて

『STRAIGHT』が入選。同作にてデビュー。

『花男』『鉄コン筋クリート』『ピンポン』

『ナンバーファイブ』などの人気作を連載。

『竹光侍』で原作者の永福一成さんとともに

手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。

現在、月刊 IKKI(小学館)にて

自身の少年期を題材にした『Sunny』を連載中。

Q⑥ 酒井駒子さんについてご紹介下さい。

1966年兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部油絵科卒。絵本作家。

作品に『よるくま』(偕成社)、『ゆきがやんだら』(学研)、

『ビロードのうさぎ』(ブロンズ新社)、

『こりゃまてまて』(福音館書店)、

『くまとやまねこ』(河出書房新社)など多数。

2004年『きつねのかみさま』(ポプラ社)で第9回日本絵本賞、

『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)で

2005年ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)で金牌を受賞。

『ぼく おかあさんのこと・・・』(文溪堂)で

2006年フランスにてPITCHOU賞、

オランダでZilveren Griffel賞(銀の石筆賞)を受賞。

絵本のほか、書籍の挿画など幅広い分野で活躍。

Q⑦ 最後に作品展に対する長崎さん個人の思いや、

    リスナーさんへの呼びかけなどをどうぞ。

ぜひこの素敵な2冊にぴったりの原画をナマで見に来てください!

糸井事務所の方には、

「一人でも多くの熊本のみなさんに見て頂きたいんです!」と嘆願して、

1週間~10日間の開催が多い中、

特別に2週間の展示期間を許可いただきました。

スタートの8月6日からは、店内でも「ほぼ日&糸井さんフェア」を

開催しますので、ぜひこちらもお楽しみに。

また、今回紹介した2冊を会期中にお買い上げの方には、

ほぼ日特製のポストカード5枚組セット

(「夜は、待っている。」2枚、「ボールのようなことば。」2枚、

糸井重里撮影、愛犬ブイヨンのポストカード1枚)を

もれなくプレゼントいたしますので、

まとめ買いをどうぞ宜しくお願い致します!

【「夜は、待っている。」「ボールのようなことば。」原画展】

※入場無料

・日 時:2012年8月6日(月)~8月19日(日)

・時間:10時~21時

・ところ:「長崎書店」熊本県熊本市中央区上通町6-23

     電話:096-353-0555

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック

7月26日(木)の魔法のことば

今日はラジオネーム:パスカルさんが出会った

          作家 ゴーリキーの魔法のことば。

「才能とは、自分自身を、

      自分の力を信じることである。

「尚山堂」のヒミツ

企業にまつわる気になる疑問を解決する会社のヒミツ。

ヨーグルトやプリンを食べる時に使う紙スプーン。

そのトップシェアを誇る、株式会社尚山堂のヒミツに迫りました。

お話をうかがいましたのは、

株式会社尚山堂 営業部 開発推進係の 星川 豊宏さんです。

~~~~~株式会社尚山堂 会社概要~~~~~

創業明治27年となり今年で118年目を迎える東京都町田市にある会社です。

日本の「紙と食」の歴史とともに歩んできた弊社は、

明治45年にラベル製造機を輸入し、製造販売開始。

大正3年に森永製菓様にキャラメル箱を考案、納入。

大正11年には牛乳の紙キャップを製造、販売と

日本初めて物語をたくさんもっている会社です。

現在では、紙スプーン、紙キャップ、紙マドラー、紙ナイフなどの

食品に直接触れる製品とヨーグルト、プリン等の

3個、4個、6個のカップの底に敷いてある紙トレー等の

紙器製品を製造、販売している会社です。

紙スプーン、紙キャップは業界ではトップシェアを維持し、

他に類のない消耗品つくりに日々励んでいます。

http://www.tokan.co.jp/shosando/

Q① 「尚山堂(しょうさんどう)」という社名の由来を教えて下さい。

社名の「山」とは富士山をさしており、

「富士山の如く威風堂々と気高く、尚、富士山も越えていきたい」という由来です。

Q② 尚山堂のヒット商品というと「紙スプーン」ですが、

   まず、いつごろ、どんなきっかけで開発されたものですか?

昭和45-46年頃(オイルショック後)、食品容器を含む樹脂製製品を対象に

公害等の環境問題を背景に、回収が義務付けられておりました。

当社、得意先であり、紙コップを納めていた東名高速道路海老名サービスエリア内の

コーヒーショップ等で樹脂スプーンの廃棄に困っており、

紙コップが出来るならば、『紙スプーン』も出来るのではないかとの

要望により開発に着手致しました。

当時は飲料の拡販用で現在で言うと撹拌の役割を果たす

マドラー用途でした。 (昭和49年:紙スプーン誕生)

昭和50年に、同じく当社得意先である乳業メーカー様向けに

ヨーグルトやプリン等のカップデザート用に一般規格化し、

全国に普及致しました。

Q③ 「紙スプーン」、開発のポイントはどこでしょうか?

1)平形状では強度が無いので、紙飛行機のように折って使う設計を致しました。

2)食品を掬い易くするために皿の角度を研究しYの字カット、

  更に掬った食品が落下しないよう皿部に突起(エンボス加工)を加えて引っ掛かりを良くした。

3)耐水性や素材強度、紙粉対策及び食品衛生法においても考慮し、

  オールバージンパルプを使用し、パルプの配合率(針葉樹を多く)、

  また原紙密度の研究に注力致しました。

  ※紙素材自体の開発と形状の工夫が大きなポイントです。

Q④ そのほか、御社の商品に関するなにか面白い

    開発秘話エピソードなどあればお願いします。

紙スプーン及び牛乳瓶紙栓等の厚紙加工技術を行使し、

日本で初めて食品用の『紙ナイフ』を開発し、

製菓製パン業界に向けて、昨年上市致しました。

熊本県銘菓:誉れの陣太鼓(㈱お菓子の香梅様)に採用していただいております。

『紙ナイフ』のコンセプトは、アルミ包装容器ごとカット出来る切れ味と、

楊枝代わりに刺して食す事が出来る機能、持ち易さと意匠性に拘った事です。

紙でナイフを作る事は不可能との会社の意見を押し切り、

足掛け5年かけて製品化に至りました。

今では社内全体で拡販活動を行い、お客様のご要望もあり、

本年度ラインナップ化をし、140㎜のロングタイプ紙ナイフを上市致しました。

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック

7月25日(水)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ロデムさんが出会った

         指揮者 小澤征爾の魔法のことば。

「技術の上手下手ではない。

      その心が人をうつのだ。」

「チョコレートプリン」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「やさしいごはん」

おいしい食べ物は人を元気にします。

おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このコーナー『やさしいごはん』では

毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしていきます。

毎月、第4水曜日に登場するのは、

フランス菓子受注販売サービス「プチプレジール」の河野佳代子さんです。

~~~~~~~~~今日のオススメレシピ~~~~~~~~~

今日は『チョコレートプリン』を紹介しました。

チョコレートにはたくさんの食物繊維やミネラルが含まれています。

その中のテオブロミンという成分には自律神経を調節する

作用もあるので、リラックス効果も期待できるそうです。

疲れているときにチョコレートを食べるとほっとするのは、

このためとも言われています。

夏バテしやすいこの時期に、

口溶けなめらかなチョコレートプリンを食べて

暑い夏を乗り切ってほしいと思います♪ 

【材料】 カップ4個分

チョコレート 30g  卵黄 3個

グラニュー糖 30g  牛乳 300cc

【作り方】

① チョコレートは溶けやすいように細かく刻みます。

② ボウルに卵黄をほぐし、グラニュー糖入れよく混ぜ合わせます。

③ 鍋に牛乳を入れ温め、チョコレートの入ったボウルに入れ、

  余熱でチョコレートを溶かし混ぜます。

12072501

④ ②に③を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。

⑤ 茶漉しなどで漉し、カップに流し入れアルミで蓋をします。

12072502

⑥ 鍋にお湯をはり、プリンカップを並べ、カップの高さ

  半分くらいまでのお湯を入れ弱火で15分蒸します。

⑦ 粗熱をとり、冷蔵庫でひやして出来上がりです。

12072503

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック

7月24日(火)の魔法のことば

今日はラジオネーム:ボンボンさんが出会った

         小説家 ロア・バストスの魔法のことば。

「鳥が大気の抵抗に逆らって飛び立つように、

   逆境に挑む力こそが、人間を飛翔させるのだ。」

「メリダとおそろしの森」

今日ご紹介したのは、現在公開中の

映画「メリダとおそろしの森」です。

世界初のCG長編アニメ「トイストーリー」以来、常に新しい挑戦で

アニメーション界をリードする、ディズニー/ピクサー。

その最新作が、今日ご紹介する「メリダとおそろしの森」です。

舞台となるのは、中世スコットランド。

自由を愛する王女メリダは、王家の伝統に縛られることに嫌気が差していました。

そんな中、不思議な鬼火に導かれ、森の奥に住む魔女と出会ったメリダは、

「魔法で運命を変えてほしい」と頼みます。

しかし、太古の昔から、人間が森の魔法を使うことはタブーとされていたのです!

魔女が呪文を唱えた瞬間、恐ろしい呪いが王国にかけられてしまいます!

実はこれまでのピクサー作品は、ロボット、熱帯魚、車など

キャラクターが多かったとはいえ、主人公は全部男性。

しかし今回は、初めて人間の女性が主人公になっているんです。

その大きな要因といえるのが、共同監督をつとめるブレンダ・チャップマンをはじめ、

脚本や製作など、主要なスタッフを女性がつとめていること。

そのため、ヒロインのメリダも、赤毛のカーリーヘアで乗馬と弓矢が得意という、

普通のお姫様とは一線を画したキャラクターとなっています。

また、物語のポイントとなるのは母親と娘の絆で、

女性の視点を中心にしたこれまでにないピクサー作品といえるでしょう。

もちろん、ピクサーらしくワクワクするようなアクションシーンや

楽しいキャラクターもいっぱい。

AKB48の大島優子がヒロインの声優をつとめることでも話題ですね!

親子で楽しめる一本ですよ!

今日ご紹介した映画「メリダとおそろしの森」は、

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

■シネプレックス熊本

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

で、現在公開中です。

「メリダとおそろしの森」オフィシャルサイト

http://www.disney.co.jp/movies/merida/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック

7月23日(月)の魔法のことば

今日はラジオネーム:タンゴさんが出会った

        アストル・ピアソラの魔法のことば。

「立ち止まることは精神の腐敗を招く。

<前へ 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32