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キネマのススメ

インビクタス/負けざる者たち

今日は、「インビクタス/負けざる者たち」を紹介しました。

今年は、「冬季オリンピック」「ワールドカップ」などが楽しみですが、

こういった大きなスポーツイベントの時には、

国中が1つになって盛り上がります。

このスポーツの力を政治に取り入れたのが、南アフリカで初めて

黒人の大統領に就任したネルソン・マンデラ氏。

この映画「インビクタス/負けざる者たち」は、

大統領に就任したマンデラ氏と、ラグビーの南アフリカ代表チームキャプテンが、

様々な困難を乗り越え、ワールドカップ優勝を成し遂げるまでを描いています。

映画の舞台となった1995年当時、南アフリカは、40年以上続いた

人種隔離政策・アパルトヘイトによって、白人と黒人との間には、

経済的にも感情的にも大きな隔たりがありました。

そこで国を1つにまとめるため、マンデラ大統領が目をつけたのが、

南アフリカで開催される、ラグビーのワールドカップ。

映画では、マンデラ大統領の思いを受けた代表チームの活躍によって

国中が1つになっていく様子が丁寧に描かれていきます。

監督は、「チェンジリング」「グラン・トリノ」と立て続けに傑作を生み出している

クリント・イーストウッド。

主演は、マンデラ氏本人から「ぜひ演じてほしい」と

要請を受けたモーガン・フリーマン。

彼はこの役を演じるため、かなり研究を重ねたそうで、その熱演ぶりは見事です。

ラグビー代表チームのキャプテンには、マット・デイモンが扮し、

実際のラグビーシーンも体当たりで演じています。

ぜひ、マンデラ氏の不屈のメッセージをスクリーンでご覧になってください。

映画「インビクタス/負けざる者たち」は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHO宇城バリュー
■ Denkikan
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで、現在公開中です。

「インビクタス/負けざる者たち」オフィシャルサイト 

http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/

ゴールデンスランバー

今日は現在公開中の映画「ゴールデンスランバー」を紹介しました。

この作品は、若い世代に圧倒的な人気を誇る

ベストセラー作家・伊坂幸太郎の、

「2008年本屋大賞」を受賞した小説の映画化です。

彼の作品は数多く映像化されていますが、その映像化に関して

原作者の伊坂氏が最も信頼をよせている中村義洋監督が、

今回も監督を手がけています。

主なストーリーは、仙台で宅配便のドライバーをしているごく普通の男・

青柳が、首相を狙った爆弾テロの犯人という無実の罪を着せられ、

仙台市内を逃げ回る、というもの。

緊張感のある逃亡劇を軸にしていますが、友情や人間同士の信頼を描いた

ヒューマンストーリーでもあるんです。

キャストは、青柳役の堺雅人、その元恋人役の竹内結子をはじめ、

吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、貫地谷しほり など、

豪華キャストが勢ぞろいしています。

タイトルの「ゴールデンスランバー」とは、ビートルズのアルバム

「アビーロード」に収録されている一曲。

当時、バラバラだったメンバーをつなぎとめようという

ポール・マッカートニーの思いがこめられた曲で、

映画の中でも重要な役割を果たしています。

ぜひ劇場で、タイトルにこめられた意味を確認してください!

「ゴールデンスランバー」は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHO宇城バリュー
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で現在公開中です。

「ゴールデンスランバー」オフィシャルサイト

http://www.golden-slumber.jp/

「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」

今日は2月6日(土)から開催される

「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」について紹介しました。

このイベントは、1950年~70年代を中心にした外国映画の傑作50本を、

全国25の劇場で、一年間連続上映するという

世界でも例を見ない映画イベントです。

上映作品は、一般投票の結果をもとに、主催の「映画文化協会 実行委員」と

「作品選定委員」によって選ばれていて、作品選定委員には、

映画評論家のおすぎさん 、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さん、

脚本家の三谷幸喜さん、女優の小泉今日子さん などが名を連ねています。

さて、その気になるラインナップですが、「カサブランカ」や「鉄道員」といった

古典的な名作から、「2001年宇宙の旅」、「ゴッドファーザー」など

今もファンを増やしている作品、「スタンド・バイ・ミー」「羊たちの沈黙」など

80年代~90年代の作品まで、幅広い年代とジャンルの名作が並んでいます。

映像の質にもこだわっていて、全部の作品が権利元に保管された

マスターテープからこの映画祭用にプリントされた、

新しいフィルムでの上映となるんです。

ちなみに一般投票の1位は、「ショーシャンクの空に」。

50歳以上では、「フォロー・ミー」という作品が1位となっているんですが、

この映画はこれまで、日本では一度もビデオ化・DVD化されておらず、

今回の映画祭での上映はかなり貴重です。

傑作映画を、大きなスクリーンで、しかも美しい画質で観られる

絶好のチャンス!

この機会にぜひ、素晴らしい名画と出会ってください。

この、「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」は、

■ TOHOシネマズ 光の森 で、2月6日(土)スタート。

開幕作品は「カサブランカ」です!

「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」オフィシャルサイト

 http://asa10.eiga.com/

オーシャンズ

今日は1月22日(金)から公開されるドキュメンタリー映画

「オーシャンズ」を紹介しました。

ここ数年、大自然に暮らす生き物達の姿をとらえた

「ネイチャー・ドキュメンタリー」が静かなブームとなっていますよね。

この「オーシャンズ」は、“海“をテーマに、

構想10年、撮影期間4年、撮影地は世界50ヶ所、製作費はなんと、

ドキュメンタリー映画としては史上最高の70億円という

破格のスケールをもった作品なんです。

監督は、「WATARIDORI」のジャック・ペラン。

「WATARIDORI」では、飛んでいる鳥に並走して撮影するという

斬新なスタイルで話題になりましたが、

今回は、この作品のために開発された「テティス」と呼ばれる

ボート上のクレーンカメラや、魚雷型カメラなどを使い、

今までに観たことのない、海の中の生き物達の姿をみせてくれます。

例えば、荒れた海の上を飛ぶように泳いでいくイルカの大群や、

猛スピードで泳ぐクロマグロの姿などは、これまでのドキュメンタリーでは

見ることができなかったもの。

また、イカやクラゲ、ウミウシなど、繊細な動きをする小さな生き物たちにも

スポットを当て、多種多様な海の姿を表現しています。

世界中の海で撮影されていますから、もちろん日本の海も登場しますよ。

“母なる海”の知られざる世界を、

圧倒的な臨場感で映しだしたドキュメンタリー。

ぜひ、映画館の大きなスクリーンでご覧下さい。

映画「オーシャンズ」は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHO宇城バリュー
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で1月22日から公開です。

「オーシャンズ」オフィシャルサイト http://oceans.gaga.ne.jp

今度は愛妻家

今日は、1月16日から公開される行定勲監督作品、

「今度は愛妻家」を紹介しました。

この映画は、結婚10年目にしてある局面を迎えた夫婦の愛情を

時にコミカルに、時に切なく描き出した、ハートフルなラブストーリーです。

主人公の夫婦は、かつて売れっ子カメラマンだったものの

現在はろくに仕事もしないぐうたらなダメ夫・北見俊介と、

そんな夫を支える明るく気立てのいい妻・さくら。

ある日、何かと世話を焼くさくらが旅行に出かけ、

俊介は独身気分を味わいますが、

いつまで経ってもさくらが戻らないことに不安を募らせていきます・・・。

俊介とさくらを演じるのは、日本映画を代表する実力派俳優の

豊川悦司と、薬師丸ひろ子。

共演は、ベテラン俳優・石橋蓮司、若手実力派の水川あさみ、

濱田岳といった顔ぶれです。

とにかく、見ごたえがあるのが、役者さんたちの演技のアンサンブル!

特に主演の2人は、結婚10年目という微妙な夫婦関係を、

テンポのいい会話と抜群のコンビネーションで演じています。

また、普段は渋い役が多い石橋蓮司の、意外な役どころは必見ですよ!

当たり前になっている日常の小さな幸せを、改めて大事にしたくなる作品。

夫婦や恋人はもちろん、家族や友人など、

ぜひ身近にいる大切な人と一緒にご覧下さい!

映画「今度は愛妻家」は、

■     TOHOシネマズ 光の森

■     TOHOシネマズ はません

■     TOHO宇城バリュー

■     シネプレックス熊本

■     ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで、1月16日から公開です。

「今度は愛妻家」オフィシャルサイト http://www.kondoha-aisaika.com/

ワンピースのポッドキャスト

12月30日(水)にオンエアした「キネマのススメ」では、

記録破りの大ヒットとなっている

映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」をご紹介しました。

マンガやテレビアニメでもお馴染みの「ワンピース」の劇場版10作目です。

番組では、映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」に出演している

3人の声優の方にインタビュー。

ルフィー役・・・・・・田中真弓さん

ナミ役・・・・・・・・・・岡村明美さん

フランキー役・・・・・矢尾一樹さん

オンエアでは、時間の関係でカットされた部分も含めた

インタビューのノーカット完全版をポッドキャスト中です。

ダウンロードしてお聴き下さい!

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック!

アバター

今日は、現在大ヒット公開中の「アバター」を紹介しました。

「アバター」は、「タイタニック」や「ターミネーター」でおなじみの

ジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりとなる新作映画です。

舞台は地球から遠く離れた衛星パンドラ。

元海兵隊員のジェイクは、先住民のナヴィと人間の遺伝子から造られた

アバターをあやつり、ナヴィとの交流を深めるうちに、彼らの暮らしに魅せられ、

族長の娘・ネイティリと恋におちます。

しかし彼は、鉱物資源をめぐる人類と、

ナヴィとの戦いに巻き込まれていきます。

ジェームズ・キャメロン監督は、リアルを追求するため

細かいことにまでこだわるので有名。

今回も、パンドラという星の、地形や生物、歴史や文化、言葉まで、

一から丸ごと作り出していて、誰も見たことのない未知の世界に、

圧倒的な説得力を持たせています。

そしてなんと言っても話題なのが、その3D映像!

これまでの3Dは、“飛び出してくる“といった感じでしたが、

アバターの3Dは画面に奥行きがあり、自分が映画の世界に入り込んで

しまったような臨場感のある映画となっているんです。

また、俳優の表情や動きを取り込んでCGキャラクターに反映させる

「パフォーマンス・キャプチャー」を進化させた「エモーション・キャプチャー」や、

キャプチャーでの撮影をしながらCG合成した映像が見られる

「バーチャル・プロダクション」など、新しい技術を開発し、

その全てをこの映画に取り入れています。CGと3Dを合成し、

ジェームズ・キャメロンが新たに作りだしたリアルな映像世界。

まだご覧になっていない方は、ぜひ映画館で体験してみてください。

映画「アバター」は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHO宇城バリュー
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で、公開中です。

「アバター」オフィシャルサイト http://movies.foxjapan.com/avatar/

映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」

今日の「キネマのススメ」は、

12月12日(土)の公開以来、記録破りの大ヒットとなっている

映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」をご紹介。

マンガやテレビアニメでもお馴染みの「ワンピース」の劇場版10作目です。

今回は、原作者の尾田栄一郎さん(熊本出身!)が、自ら製作総指揮を行い、

細部にわたって、かなりこだわった映画作りがされています。

最強の敵「金獅子のシキ」とモンキィ・D・ルフィ率いる「麦わら海賊団」の

スケールの大きな戦いがスクリーンせましと展開されます。

今日の「キネマのススメ」では、

映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」に出演している

3人の声優の方にインタビューをオンエア。

ルフィー役・・・・・・田中真弓さん

ナミ役・・・・・・・・・・岡村明美さん

フランキー役・・・・・矢尾一樹さん

「熊本は、『ワンピース』のふるさと!」と語る3人でした。

映画のオフィシャルサイト→http://www.onepiece-movie.com/

この映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」は

■TOHOシネマズ光の森 
■TOHOシネマズはません 
■TOHO宇城バリュー

で現在、大ヒット公開中です。 
 
Glory091230

オンエアでは、時間の関係でカットされた部分も含めた

インタビューのノーカット完全版をポッドキャストします。

声優さんの意外なプライベートも垣間見えるインタビューです。

是非、聴いてみてください。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック!

「麦わら海賊団」FMK Morning Gloryに登場!

明日(12月30日水曜日)の「キネマのススメ」では、

現在、記録破りの大ヒットを記録中の

劇場版ワンピース映画「ONE PIECE  FILM  STRONG WORLD」の

スペシャル・インタビューをお届けします。

「FMK Morning Glory」でしか聴けない

貴重なインタビューになっていますので

是非、聴いてください。

オンエアは、午前9時10分ごろです。

映画「ONE PIECE  FILM  STRONG WORLD」公式サイト↓

http://www.onepiece-movie.com/

「パイレーツ・ロック」

今日は、

12月26日から公開される「パイレーツ・ロック」を紹介しました。

「パイレーツ・ロック」の舞台は、1966年のイギリス。

当時のイギリスでは、ビートルズやローリング・ストーンズをはじめ、

たくさんのロックバンドが活躍していたにもかかわらず、

国営放送のBBCラジオでは、1日にたった45分間しかポピュラー音楽を

放送していませんでした。

そこで、イギリス政府の法のおよばない海の上から、

勝手にロックを1日中放送していたのが、海賊ラジオ局!

この映画「パイレーツ・ロック」では、ロックを愛し、自由を求めた

海賊ラジオ局の人々が、厳しく取り締まる当局と戦いながら、

最後まで信念を貫いた姿を描く群像劇です。

監督は、「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス。

彼は子供の頃、枕の下に隠したラジオで、

夜な夜な海賊放送を聴いていたそうで、映画では当時のDJスタイルが、

かなりリアルに再現されています。

海賊ラジオ局のDJたちには、「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマン、

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのビル・ナイ、

「ノッティングヒルの恋人」のリス・エヴァンスなど、個性派俳優がズラリ!

彼らと敵対する、お堅い政府官僚役には、

演技派ケネス・ブラナーが扮しています。

個性的なDJたち、ちょっと切ない恋愛模様、

ポップでカラフルなファッションなど、

見どころはたくさんありますが、なんと言っても聞き逃せないのが音楽!

劇中では、ザ・フー、ビーチボーイズ、キンクス、ローリング・ストーンズなど

60年代を彩った数々のヒット曲が、なんと54曲も登場。

登場人物の心情にあわせたニクイ選曲もあり、

物語をグッと盛り上げてくれます。

ラジオの楽しさ、音楽の素晴らしさを余すところなく

描き出した1作!必見です!!

今日ご紹介した映画「パイレーツ・ロック」は、

■ シネプレックス熊本で、今週12月26日から上映されます!

「パイレーツ・ロック」オフィシャルサイト http://pirates-rock.jp/

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