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キネマのススメ

BOY A

今日紹介したのは、

今週土曜日・3月7日から公開される「BOY A」です。

「BOY A」とは、実名報道できない未成年、

いわゆる「少年A」のことです。

映画は、ある青年が刑務所を出て、社会復帰するところからスタート。

彼は、過去を捨てて「ジャック」という名前を名乗り、

ソーシャルワーカーの支援を受けながら、新しい町に住み、仕事を得て

生まれ変わった新しい自分をスタートします。

やがて、職場では友人が出来、ガールフレンドも出来て、

新生活もうまく行きはじめるんですが、過去の罪が彼を苦しめます。

映画では、新しい生活をはじめた青年「ジャック」と、

「BOY A」になってしまった彼の少年時代が交互に描かれます。

親に愛されず、学校でいじめられ、心を閉ざしていた、少年時代のジャック。

そして、彼が起こしてしまった事件・・・。

日本でも、少年による事件が大きく報道されているので、

それと重ねて観る方も多いかもしれません。

主人公の青年・ジャックを演じるのは、アンドリュー・ガーフィールド。

イギリスの舞台で活躍したあと、ロバート・レッドフォード監督の

「大いなる陰謀」でデビューし、

「たいへんな掘り出し物の発見!」と言われた期待の若手俳優です。

この映画でも、ジャックの喜びやとまどい、苦悩を、

少年のようなナイーブさで繊細に演じ、物語に一層のリアリティを与えています。

次回作では、ジョニー・デップと共演が決定しているそうで、

今後大きな活躍をするのは間違いなしです!

ぜひ、彼のみずみずしい演技にも、注目してくださいね。

映画「BOY A」は、

■シネパラダイスで、今週土曜日・3月7日から公開されます。

それでは、「BOY A」のサントラからお送りしましょう。

「BOY A」オフィシャルサイト http://www.boy-a.jp 

「チェンジリング」

今日紹介したのは、現在公開中の「チェンジリング」です。

ハリウッドの巨匠、クリント・イーストウッドが監督し、

人気実力ともにトップ女優のアンジェリーナ・ジョリーが主演したこの作品。

主演女優賞にノミネートされていたアカデミー賞では、

惜しくも受賞を逃しましたが、演技派の評判にふさわしい、

素晴らしい演技を見せています!

舞台は、1920年代のロサンゼルス。

シングルマザーのクリスティンは、息子のウォルターと、

幸せな毎日を過ごしていました。

しかしある日、家で留守番をしていたウォルターが行方不明に…。

それから5ヵ月後。警察によって発見されたウォルターは、全くの別人でした。

スキャンダルを恐れる警察は、

息子ではないというクリスティンの訴えを聞き入れず、

逆に彼女は、病院に閉じ込められてしまいます。

恐るべきこの話、ロサンゼルス市庁舎に残されていた

実際の事件記録がもとになっていて、

クリスティンとウォルター親子はもちろん、

周りを取り巻く人物も、ほとんど実名が使われているそうです。

息子の行方を突き止めたい、という思いだけで、腐敗した警察組織に

1人立ち向かうことになるクリスティン。

しかし、「母VS警察!」という構図ではなく、イーストウッド監督は

抑えたトーンで、彼女の心の動きを丁寧に描き出しています。

アンジェリーナ・ジョリーも、そんな母親の姿を誠実に演じ切っています。

ハリウッドの実力派同士だからこそ生まれた、見ごたえのある1本です!

映画「チェンジリング」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで、現在公開中です。

「チェンジリング」オフィシャルサイト http://www.changeling.jp/ 

7つの贈り物

今日紹介したのは、今週土曜日・2月21日から公開される

「7つの贈り物」です。

ウィル・スミスと、

大ヒット映画「幸せのちから」の監督ガブリエレ・ムッチーノが、

再びタッグを組んだ作品です。

今回のウィル・スミスの役柄は、これまで彼が演じたようなヒーローや

陽気なキャラクターではなく、心に悩みを秘めた男。

今までにはない、シリアスな一面を見せています。

主人公は、ベン・トーマスという男。

彼は、見ず知らずの7人の名前が書かれたリストに基づき、

彼らの生活を調べています。そして、ある条件に一致すれば、

彼らの人生を変える贈り物を渡そうと計画していました。

果たして、その贈り物の内容とは?

そして、こんなことをするベンの目的とは何なのか・・・?

謎に満ちたミステリーから始まるこの映画。

「贈り物」という大きな謎を中心に展開しているため、

主人公の行動やセリフが、物語を読み解く重要な伏線になっています。

終盤、それがジグソーパズルのように、ピタピタとはめこまれていき、

衝撃的なクライマックスにたどりつきます・・・!

このエンディングは、人によってずいぶん感じ方が変わると思いますが、

見終わった後に、様々なことを考えさせられるのは間違いありません。

ぜひ、あなたの目で確かめてみてください。

映画「7つの贈り物」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで、

今週土曜日・2月21日から公開されます。

「7つの贈り物」オフィシャルサイト

http://www.sonypictures.jp/movies/sevenpounds/ 

少年メリケンサック

今日は、2月14日から公開される「少年メリケンサック」を

紹介しました。

テレビドラマや映画、舞台の脚本、俳優、ロックバンドなど、

様々な活動で話題を振りまく、宮藤官九郎。

「少年メリケンサック」は、彼が監督・脚本を手がけた2作目の映画です。

タイトルの「少年メリケンサック」とは、パンクバンドの名前。

主人公のレコード会社のOL・かんなは、動画投稿サイトで

この「少年メリケンサック」のライブ映像を見つけます。

さっそく契約を持ちかけるのですが、

なんとその動画は25年前に撮影されたもので、

実際の彼らは50歳に近いオッサン!さらにその映像が話題になり、

かんなは彼らを連れて全国ライブツアーに出ることになってしまいます。

主人公のかんなを演じるのは、

大河ドラマ「篤姫」で国民的女優となった、宮崎あおい。

この映画と「篤姫」の撮影期間は重なっていたそうなんですが、

「篤姫」とは全く違うハジケたコメディエンヌぶりで、

改めてその演技力を見せています。

「少年メリケンサック」のメンバーには、佐藤浩市、木村祐一、

彼自身もパンクバンドメンバーだった田口トモロヲ、

そして「グループ魂」のドラマー・三宅弘城。

そのほか、ユースケ・サンタマリア、

勝地涼など、ひとクセもふたクセもあるキャストが脇を固めています。

とにかく、クドカンのパンクロックへの愛と、笑いが詰め込まれていて

最初から最後までかなり笑えます。小ネタも沢山あるので、パンクやロックに

詳しい人ならさらに楽しめますが、全然分からない人でももちろん大丈夫!

見終わった後には、パンクが聞きたくなること間違いなしですよ!

映画「少年メリケンサック」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア 

で2月14日から公開されます。

「少年メリケンサック」オフィシャルサイト http://www.meriken-movie.jp/

PARIS

今日紹介したのは、現在公開中の「PARIS(パリ)」です。

昔から「花の都」と歌われ、数々の映画の舞台になってきた街、パリ。

ズバリ「PARIS」というタイトルのこの映画は、

フランスを代表する監督であるセドリック・クラピッシュ監督が、

今のパリの姿と、そこに生きる人々の日常を切り取った作品です。

重い心臓病をわずらい、静かな療養生活を送る、元ダンサーのピエールと

彼を心配し、一緒に暮らし始めるシングルマザーの姉・エリーズを中心に、

ピエールの向かいのアパートに暮らす美しい女子学生と、

彼女に恋をする大学教授。

街角のパン屋、市場で働く人々の恋模様など、

普通の人々のストーリーを通して、パリのいろんな姿が描き出されているんです。

例えば、エッフェル塔やサン・クレール寺院などの観光地や

華やかなファッションショー、オシャレなオープンカフェなどの一方で、

小さなアパートでの暮らしや、市場にズラリと並ぶ輸入野菜やくだもの、

アフリカからの不法移民など、今まで映画ではあまり見たことのない

パリの一面が映し出されていて、新鮮な驚きがあります。

また、エリーゼを演じるジュリエット・ビノシュをはじめ、

役者さんの演技もチャーミングで素晴らしく、

中でも、ピエールがタクシーの窓からパリの街並みを眺めながら

「これがパリだ」とつぶやくラストは、とても印象的です。

「パリって素敵な街だなぁ」と改めてその魅力を感じる一本です。

映画「PARIS」は、

■Denkikanで、現在公開中です。

「PARIS」オフィシャルサイト http://www.alcine-terran.com/paris/ 

マンマ・ミーア!

今日は、1月30日から公開の「マンマ・ミーア!」を紹介しました。

この映画は、世界170都市で上演され、

世界中で愛されている舞台ミュージカル「マンマ・ミーア!」を、

映画化した話題作。

オリジナルの舞台は1999年、イギリス・ロンドンで初演され、

2001年にはブロードウェイに上陸。

日本でも劇団四季によって上演されています。

今回の映画では、オリジナルの舞台スタッフが監督や脚本をつとめていて、

舞台の熱気がそのままスクリーンに映し出されています。

ギリシャの小さな島で、シングルマザーのドナに育てられたソフィ。

結婚式を控えた彼女は、まだ見ぬ父親とバージンロードを歩くことが夢でした。

母親に内緒で父親を探そうと決意した彼女は、

ドナの恋人だった3人の男性に結婚式の招待状を送り、

ひそかに島へ呼び寄せます。

ご存知の方も多いと思いますが、この「マンマ・ミーア!」の一番の魅力は、

あの世界的ポップグループ「アバ」のヒット曲が、劇中で使われていること。

「ダンシング・クイーン」をはじめ、「チキチータ」、

「ギミー!ギミー!ギミー!」など、

おなじみのナンバーがストーリーに合わせて次々に登場し、

観ているだけでノリノリになってしまいます。

また、主役のドナを演じるメリル・ストリープも見逃せません!

年齢を感じさせない(ちなみに今年60歳!)、素晴らしい歌やダンスは、

さすがハリウッドを代表する大女優!

ソフィ役のアマンダ・セイフライドも、キュートな魅力を見せていて、

今後の活躍が楽しみな女優さんです。

舞台を見ていない方はもちろん、以前、舞台を見た方にも、

ぜひ見ていただきたい一本です!

映画「マンマ・ミーア!」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで、

1月30日からの公開です。

「マンマ・ミーア!」 http://www.mamma-mia-movie.jp/

誰も守ってくれない

今回の「キネマのススメ」はスペシャルバージョン。
映画「誰も守ってくれない」の君塚良一監督と出演の志田未来さんをお迎えしました。

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「踊る大捜査線」の製作チームが、これまで描かれることのなかった「容疑者家族の保護」というテーマに挑戦した「誰も守ってくれない」。
監督・脚本を担当するのは」、「踊る大捜査線」シリーズの脚本を手がけてきた君塚良一さん。主人公の刑事役に佐藤浩市さん、ヒロインの少女役に志田未来さん出演。その他、松田龍平、石田ゆり子、木村佳乃、柳葉敏郎など豪華キャストが脇を固めます。
第32回モントリオール世界映画祭では、その緻密な脚本が高く評価され、最優秀脚本賞を受賞しました。

1月24日(土)からTOHOシネマズ光の森、TOHOシネマズはません、TOHO宇城バリュー、シネプレックス熊本、ワーナーマイカルシネマズ熊本クレアで上映スタート!

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「誰も守ってくれない」 オフィシャルサイト  http://www.dare-mamo.jp/

時間の都合でお送りできなかった部分も含めた貴重なインタビューのノーカット完全版をポッドキャストでお送りします。

ポッドキャストへはここをクリック!

僕らのミライへ逆回転

今日は、現在公開中の「僕らのミライへ逆回転」を紹介しました。

この映画は、「エターナル・サンシャイン」や「恋愛睡眠のすすめ」など

ユニークなアイデアで楽しませてくれる、

ミシェル・ゴンドリー監督の最新作です。

舞台は、小さな町にある、つぶれかけたレンタルビデオ店。

従業員のマイクは、店長から留守をまかされていましたが、

トラブルメーカーの親友・ジェリーのせいで、

店のビデオが全部映らなくなってしまいます!

追い詰められた2人は、なんと自作自演のリメイク映画を作りはじめます。

トラブルメーカーのジェリーに、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック。

その相棒・マイクに、ラッパーのモス・デフ。

このコンビの掛け合いがいい味を出しています。

2人がリメイクした映画は、「ゴーストバスターズ」をはじめ、

「ラッシュアワー2」、「ライオン・キング」、「ロボコップ」など、

誰もが知ってる名作ばかり!

ダンボールや身の回りの生活用品を利用した、

チープなリメイク映像はかなり笑えます。

ただ笑えるだけでなく、彼らの撮影風景からは、映画のへの愛情と、

撮影を楽しむ、ワクワクした気持ちが伝わってきます。

そして、彼らの映画に対する思いが、

次第に街の人たちの気持ちも変えていくんです。

入り口はコメディですが、最後は「ニュー・シネマ・パラダイス」を彷彿とさせる、

温かな気持ちにしてくれる1本。

映画「僕らのミライへ逆回転」は、

■シネパラダイスで、現在公開中です。

「僕らのミライへ逆回転」オフィシャルサイト http://www.gyakukaiten.jp/

「モーターサイクル・ダイアリーズ」

今日は、旧作映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を紹介しました。

この映画は、キューバ革命の指導者として、今も世界中から愛されている

エルネスト・チェ・ゲバラの若き日の冒険旅行を描いた作品。

今月公開されるチェ・ゲバラ2部作「チェ 28歳の革命」、

「39歳 別れの手紙」よりも前のエピソードになります。

アルゼンチンの裕福な家庭に生まれた医学生のエルネストは、

7歳年上の友人アルベルトと一緒に、

南米大陸をバイクでめぐる旅に出ます。

本でしか知らない南米を自分の目で見てみたい、

という軽い気持ちで旅に出たエルネストでしたが、

雪の積もるアンデスやインカ帝国の遺跡、

アマゾンのハンセン病療養施設などをめぐるうち、

人生について深く考えるようになります・・・。

若き医学生エルネストを、「ブラインドネス」のガエル・ガルシア・ベルナル。

その友人アルベルトを、ゲバラの実のはとこである

ロドリゴ・デ・ラ・セルナが演じています。

前半は、いいとこのお坊ちゃん、という雰囲気だったエルネストが、

大自然にもまれ、さまざまな出会いを重ねるうち、

大きな理想を持つ若者へ成長していく姿は感動的です。

そして、今週末・1月10日から公開される「チェ 28歳の革命」は、

この映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」のエピソードから5年後で、

メキシコでフィデル・カストロに出会い、

革命家チェ・ゲバラとなっていく姿が描かれます。

さらに1月31日からは、その続きでボリビアで銃弾に倒れるまでを描いた

「39歳 別れの手紙」が公開されます。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見てから、この2部作を見ると、

チェ・ゲバラという人物をより深く理解することができますので、

ぜひ3作合わせてご覧になるのをおすすめします!

「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、DVDが出ています。

また今週土曜日・1月10日からは、

「シネプレックス熊本」で2週間限定上映されます。

同じく今週土曜日から、「チェ 28歳の革命」が、

「TOHOシネマズ 光の森」「TOHO、シネマズ はません」

「TOHO宇城バリュー」「シネプレックス熊本」

「ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア」で公開されます。

2008年のヒット映画 TOP 10

今日は、2008年にヒットした映画トップ10を振り返りました。

【第10位】 「20世紀少年」

浦沢直樹のベストセラーコミックの映画化で、

シリーズ3部作の第1章。来年1月31日に第2章が公開されます。

【 第9位】 「ザ・マジックアワー」

人気脚本家、三谷幸喜の映画監督4作目となるコメディー。

超豪華なキャストと、町を丸ごと作り上げた大掛かりなセットも話題になりました。

【 第8位】 「アイ・アム・レジェンド」

ウィル・スミスが地球最後の男を演じたSFサスペンス。

意外な展開に賛否両論でした。

【 第7位】 「相棒 ~劇場版~」

人気テレビドラマの映画化。現在シーズン7が放映中で、

先日の放送で亀山刑事が卒業。来年の春(3月28日)には、

スピンオフ映画「鑑識・米沢守の事件簿」が公開されます。

【 第6位】 「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 

ギラティナと氷空の花束シェイミ」

劇場版ダイヤモンド&パールの第2弾。ポケモンはやっぱり強い!

【 第5位】 「レッドクリフ パート1」

アジアのオールスターが出演した、ジョン・ウー版『三国志』の前編。

パート2は来年4月10日公開予定!

【 第4位】 「容疑者Xの献身」

東野圭吾の直木賞受賞作を、テレビドラマ「ガリレオ」のキャストと

スタッフで映画化。ドラマとはひとあじ違う重厚な雰囲気となっています。

【 第3位】 「インディ・ジョーンズ4  クリスタル・スカルの王国」

ご存知大人気シリーズ、インディ・ジョーンズの実に19年ぶりとなる4作目。

インディの変わらぬ活躍ぶりに、涙したファンも多かったのでは?

【 第2位】 「花より男子―ファイナルー」

人気テレビドラマの劇場版。コミックとは違うオリジナルのストーリーで、

ドラマの最終回から4年後のエピソードが描かれました。

女子中高生のほか、その母親世代の人気も集め、年間2位という成績に!

【 第1位】 「崖の上のポニョ」

宮崎駿監督の4年ぶりとなるオリジナル作品。

2位以下に圧倒的な差をつけての1位で、スタジオジブリ人気を

改めて印象付ける結果となりました。

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