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キネマのススメ

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

今日紹介したのは、現在上映中の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」です。

今年のアカデミー賞で8部門にノミネートされ、

主演男優賞と撮影賞を受賞した作品です。

監督は、「ブギーナイツ」や「マグノリア」で注目された、

ポール・トーマス・アンダーソン。

現代のアメリカを舞台に、独自の視点による人間ドラマを描いてきた彼が、

今回は作風を一変!

20世紀初めのカリフォルニアを舞台に、ダニエル・プレインビューという

しがない鉱山労働者から石油王へ成り上がった男の

壮絶な欲望や裏切り、心の闇を、真っ向から描き出しています。

富と権力を手にするにつれ、黒い欲望と孤独に捕らわれていく主人公を演じた

ダニエル・デイ=ルイスは、アカデミー賞も当然と思える圧倒的な存在感。

ともすれば「嫌なヤツ」で終わってしまうキャラクターに

カリスマ的な魅力を与えています。

そんな彼と長く対立していく若い牧師、イーライを演じた、

若手演技派ポール・ダノの演技も見もの!

終盤、この2人が見せる対決シーンは、目が離せないほどの緊張感で、

映画最大の見せ場となっています。

また、石油の黒さを強調する深い陰影のある画面や、

不穏な空気を象徴するような不協和音を多く使った

ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)の音楽など、

映画を構成する1つ1つにすごいインパクトがあり、

ガツーンと心に響いてきます。

2時間40分という時間を感じさせない、強烈な個性を持った作品!

ぜひスクリーンで確かめてください!

映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は、

■シネパラダイスで、現在上映中です。

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」オフィシャルサイト 

http://www.movies.co.jp/therewillbeblood/

梶尾真治さんへ生電話!!

2002年、草なぎ剛・竹内結子主演で大ヒットの映画「黄泉がえり」が

ハリウッドでリメイクされるというニュースが飛び込んできました!!

という事で、今日はその「黄泉がえり」の原作者でもあり、

現在熊本日日新聞に連載中の「穂足のチカラ」でもおなじみの作家、

「梶尾真治」さんへインタビュー!

まずは、リメイク決定おめでとうございます。

スティーブン・スピルバーグ率いる「ドリームワークス」製作という事ですが、

原作者として感想はいかがですか?

実感があまりないんですが、

世界中の方がご覧になられるという事で晴れがましい事だなと。

でも出来たら映画の中で熊本弁を使って頂きたいなと思っています!

もしブラッド・ピットが出たりしたら「とっとっと?」とか言って欲しいですね~。

リメイクのオファーってどのくらい前からあったんですか?

日本版が公開された後3社程からオファーがあったんですが。

今回は、ドリームワークスさんに、

全世界公開というのを前提にかなり力を入れていただけるようです。

キャストなどは、まだ発表されていないようですが、一部新聞記事には、

ブラッド・ピットの名前なんかも噂されていますね。

梶尾さんの希望とかありますか?

男優は誰でもいいですよ(笑)

女優は、スカーレット・ヨハンセンや、ミラ・ジョヴォヴィッチがいいかなと♪

私の個人的な趣味ですけども。。。

また、契約を結ぶ時に撮影現場に行かせてもらえるようにしてくれと

頼んでいるんです。私もミーハーなんで。

とにかく映画も好きなんで現場を見てみたいんです!

梶尾さんの小説は、「黄泉がえり」以外も熊本を舞台にした小説が

かなりたくさんありますね。熊本を舞台にして小説を書く理由は?

私の小説は”ほら話”(ウソのお話)ですが、

周りの仕掛けはウソが書けないというのがありますので、

そのリアリティを出すために。

熊本にずっと住んでいますし、熊本が大好きなので、

熊本を描写すればリアリティが出るのではないかと思っています。

SFだからこそリアリティが必要な部分があるんです。

小説のアイディアってどんなときに思いつくものですか?

全然関係ない事をしている時にフッと浮かんできて、

どんどん膨らんでいきます。山を歩いてたり、ご飯を食べていたり、

お風呂に入っている時とかに浮かんできますかね。

今後の出版のご予定は?

鶴田謙二さんが原作に忠実にコミック化した「おもいでエマノン」が

発売されます。

また、今新聞で連載している「穂足のチカラ」が6月に終わりますので、

秋口には本になるのではないかと思います。

最後に一言番組リスナーにメッセージをお願いします。

映画だけでなく原作本もぜひ一度読んでみて下さい。

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

今日紹介したのは、今週土曜日・5月17日から上映される

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」です。

トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマンという

アカデミー賞受賞の演技派スターが共演する、この作品。

タイトルにもなっている、主人公の「チャーリー・ウィルソン」は、

1980年代に実在した、テキサス出身の下院議員で、

映画の内容も、事実に基づいています。

政治よりも酒と女に目がない、お気楽政治家のチャーリーは、

テレビでソ連のアフガニスタン侵攻のニュースを知り、

政治活動に熱心なテキサスの大富豪・ジョアンと

CIAのはぐれ物・ガストの協力を得て、

アフガン支援のため、極秘プロジェクトを始めます。

舞台となっている1980年代、アメリカとソ連は冷戦の真っ最中でした。

アメリカは、ソ連のアフガン侵攻に脅威を覚えつつ、

ベトナム戦争の失敗という痛い思いもあり、

直接的なかかわりを避けていました。

そこに現れたのが、この映画の主人公チャーリー。

アフガンの状況を見た彼は、コネや人柄を駆使して、

ソ連を撃退するために、政府を動かしていくんです。

全然ヒーローらしくない主人公が、世界を大きく変えていく様子は、

ユーモアを交えた軽妙な演出もあって、痛快です。

しかし、目を見張るのは後半10分。

その結末は、アフガンの未来を知る僕達には、かなり皮肉に思えるものです。

チャーリーの活躍がどんなエンディングを生み出すのか、

ぜひスクリーンで確かめてみてください。

この映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO 宇城バリュー
■シネプレックス熊本 で、今週土曜日(5月17日)からの公開です。

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」オフィシャルサイト 

http://www.charlie-w.com/

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

Photo

今日紹介したのは、5月10日(土)から公開される

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」です。

黒澤明監督が半世紀前に作った日本映画の大傑作。

隠された黄金を運ぶ知恵と勇気の決死の逃亡劇は、

全世界を興奮させました。

あの「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス監督にも

大きな影響を与えたといわれる時代劇の古典が、

今回、新たなスタッフとキャストでまったく新しく生まれ変わりました。

出演は、阿部寛、長澤まさみ、松本潤、椎名桔平、宮川大輔と

まさにいま旬な俳優が大結集しての一大エンターテイメント大作となっています。

監督は、「ローレライ」「日本沈没」の樋口真嗣監督。

先日、この映画のキャンペーンのため熊本を訪れた樋口監督に

インタビューを行ないました。

作品は痛快なエンターテイメントに仕上がっていましたね!

今回は、黒澤監督のリメイクではなく、リボーンという言い方ですが?

50年前に黒澤監督が作った映画をもう1度作る事になった時、

同じことをしようとしても同じにはならないわけですよ。

それならば新しく作ろうと思って。

ただ、見終わったときの気分を昔の映画に限りなく近くリメイクしたいなと

そのために昔では出来なかったことをやってみたりました。

冒頭のシーンにお城が爆発する部分がでますが?あれは熊本城ですよね?

前回の映画でも阿蘇山が噴火するシーンなどを使われていましたね。

そうです。石垣を使わせてもらいました。

監督の作品には、渋谷が火の海になったり、日本が沈没したりと、

特撮シーンがよくでてきますが今回は時代劇という事で苦労したことは?

時代劇なんで突飛なことをやってしまったらなんでもありに

なってしまうじゃないですか?それは面白くないなと。

だから時代劇のルールにのっとってやりました。

現実におき得ない事はなるべくやらない様にしました。

そういう意味ではぜひクライマックスに注目してもらいたい。

監督から熊本のリスナーへメッセージをお願いします。

今年の映画の中で1番おもしろい痛快な映画になってると思います!

ぜひ映画館でゲラゲラ笑いながら見てもらいたいです。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」は
■TOHOシネマズ光の森 
■TOHOシネマズはません 
■TOHO宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで5月10日(土)公開です。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

オフィシャルサイト http://www.kakushi-toride.jp/

ノーカントリー

今日紹介したのは、現在上映中の映画「ノーカントリー」です。

今年のアカデミー賞で、作品賞、監督賞、助演男優賞、

脚色賞の4部門に輝いた話題作。監督は、「ファーゴ」のコーエン兄弟。

舞台は、1980年代のテキサス。

ある日、砂漠で狩りをしていたモスという男が、

死体に囲まれたトラックを発見します。トラックの荷台には大量の麻薬があり、

200万ドルという大金が入ったカバンもありました。

ヤバイ金だと知りつつ、彼はそのカバンを持ち去ります。

モスはこれをきっかけに、

金を取り戻すために雇われた殺し屋に追われることに。

さらに事件を知った保安官も、2人を追い始めるのですが・・・。

追われる男・モスを、「アメリカン・ギャングスター」のジョシュ・ブローリン、

彼を追う殺し屋・シガーを、「海を飛ぶ夢」のハビエル・バルデム、

2人を追う保安官・ベルを、「逃亡者」やCMでおなじみの

トミー・リー・ジョーンズが演じています。

なんと言っても強烈なのは、殺し屋・シガーを演じるハビエル・バルデム!

酸素ボンベのようなエアガンを持ち、独特のオカッパ頭で無表情に、

淡々と相手を抹殺する様子は、笑ってしまうほど恐ろしく、

助演男優賞も納得の怪演ぶりです!

とはいえ、コーエン兄弟らしく、ちょっとしたところにブラックな笑いが

散りばめられています。

そしてこの映画、本編には音楽がほとんど使われていないのも特徴です。

セリフもそんなに多くないので、ほとんど音がないシーンもあるんですが、

それが一段と緊張感を高めています。

とにかく最後まで何が起こるかわからない、目が離せない作品です!

ぜひスクリーンで確かめてください!

この映画「ノーカントリー」は、
■TOHOシネマズ 光の森 で、現在上映中です。

「ノーカントリー」オフィシャルサイト http://www.nocountry.jp/

君のためなら千回でも

今日は、今週土曜日(4月26日)から上映される映画

「君のためなら千回でも」を紹介しました。

この映画は、「チョコレート」や「ネバーランド」で知られる

マーク・フォースター監督が全米のベストセラー小説を映画化した、

ヒューマンドラマです。アメリカの映画なんですが、舞台はアフガニスタンです。

アフガニスタンと聞くと、戦争やテロ、といったことが連想されると思いますが、

この作品の前半では、これまでほとんど知られていなかった

平和だったころの美しいアフガニスタンの姿が描かれています。

1970年代のアフガニスタンの首都カブールに暮らす、アミールとハッサン。

裕福な家の息子と使用人という関係ながら、

2人は兄弟のように仲良しでした。

しかし、ある事件をきっかけにアミールはハッサンを避けるようになります。

やがて、ソ連のアフガニスタン侵攻が始まり、

アミールは後悔の思いを抱いたままアメリカに亡命。

それから20年の時が流れ、アメリカでの生活を送っていたアミールに、

思いがけない人物から1本の電話が入ります・・・。

映画には凧揚げのシーンが出てくるんですが、

これがストーリー上の大きなポイント。

そもそも原題は、「カイトランナー」(凧を追って走る人)といいます。

アフガニスタンの凧揚げは日本のと違って、闘って落とす戦いです。

前半、カブールの街の上空にたくさんの凧が舞う様子は、

とてもすがすがしく真剣に闘う子供達の姿は微笑ましいです。

それだけに、後半映し出される、内戦で変わり果てたカブールの姿には、

とても大きな衝撃を受けます。

「君のためなら千回でも」という日本版のタイトルは、

映画の中のセリフから取られています。

ちょっと聞くとキザっぽいような気がしますが、観終わった後、

この言葉がグッと胸にしみてきます。ぜひ映画館で確かめてみてください。

この映画「君のためなら千回でも」は、

■シネパラダイスで今週土曜日(4月26日)から上映されます。

「君のためなら千回でも」オフィシャルサイト http://eiga.com/official/kimisen/

「フィクサー」

今日紹介したのは、現在公開中の映画「フィクサー」です。

俳優だけでなく、監督、プロデューサーとしても活躍するハリウッドのアニキ

ジョージ・クルーニーが、主演と製作総指揮をつとめた作品。

監督は、「ボーン・アイデンティティー」シリーズの脚本家として知られる

トニー・ギルロイで、これが監督デビュー作なんですが、

なんと、デビュー作にして、作品賞・監督賞・脚本賞など、

アカデミー賞の主要7部門にノミネートされ、

そのうちティルダ・スウィントンが、助演女優賞を獲得しています!

タイトルの「フィクサー」とは、アメリカの弁護士業界で

実際に使われている言葉で、法律事務所に所属しながら表舞台には出ず、

裏で仲介に立って話をまとめる「もみ消し屋」のことです。

主人公のマイケル・クレイトンは、ニューヨークで最大の法律事務所のフィクサー。

彼は、巨大製薬会社の薬害訴訟を担当していた弁護士・アーサーが

事務所を裏切る行動に出たため、もみ消しを命じられます。

いつものように活動をはじめたマイケルは、やがてアーサーがつかんだ

恐るべき事実を知るのですが・・・。

脚本家出身の監督らしく、ストーリーが良く練られています。

前半、いくつかのエピソードが平行して出てくるんですが、これが全て重要!

それが後半、思わぬ展開をみせていくのには、うなります!

また、助演女優賞をとったティルダ・スウィントンはもちろん、

主演のジョージ・クルーニー、アーサー役のトム・ウィルキンソンも

素晴らしい演技を見せています。

分かりやすいエンターテイメントも良いですが、

たまにはこんな骨太なサスペンスもご覧になってみてください!

この映画「フィクサー」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はませんで、現在上映中です。

「フィクサー」オフィシャルサイト http://www.fixer-movie.com/

「モンゴル」

今日紹介したのは、現在公開中の映画「モンゴル」です。

「モンゴル」といえば、今年のアカデミー賞で「外国語映画賞」にノミネートされ、

主演をつとめた浅野忠信とともに一躍注目を集めた作品。

当初、日本では公開予定がなかったものの、アカデミー賞ノミネートによって

急きょ全国公開となったことも、話題となりました。

この映画、話題性ばかりが先に立っている印象がありますが、

さすがアカデミーノミネートは伊達じゃありません!

物語は、のちにチンギス・ハーンと呼ばれ、

強大なモンゴル帝国を築いていく男・テムジンの若き日がテーマになっています。

妻・ボルテとの運命的な出会い、父の暗殺と部下の裏切り、

盟友との出会いと戦いといった壮絶な半生を通して、

強さと優しさを秘めたカリスマ的統率者として頭角を現していく姿が

壮大な大自然を舞台に描かれていきます。

CGを使った迫力満点の騎馬戦など、チンギス・ハーンの

イメージ通りのシーンもたくさんあるんですが、

同時にテムジンの人間性にもスポットが当てられています。

特に、大胆な歴史解釈で生まれた異国での幽閉生活のシーンは、

その意外性のある姿も含めて、大きな印象を残します。

主役のテムジンを演じきった浅野忠信は、やはり素晴らしいです。

全てのモンゴル語のセリフを流暢にこなし、大草原を馬で駆け抜け、

剣を振り回して騎馬戦をこなす姿は、騎馬民族であるモンゴル人そのもの。

途中から、日本人であることを全く感じさせない熱演ぶりです。

セルゲイ・ボドロフ監督は、続編の可能性も語っているとか。

実現するのかどうか、それも気になりますね!

映画「モンゴル」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■シネプレックス熊本    で、現在上映中です。

「モンゴル」オフィシャルサイト http://www.mongol-movie.jp/

ONCEダブリンの街角で

今日は、公開中の映画「ONCEダブリンの街角で」を紹介しました。

今年のアカデミー賞で、なみいる大作を押しのけて見事、

「アカデミー主題歌賞」に輝いた、アイルランドの映画です。

主人公は、ダブリンの街角でストリートミュージシャンをしている男。

彼は、ひょんなことからチェコの移民である若い女性と出会います。

彼女に音楽の才能があることを知った彼は、

ちょっとした興味からセッションをすることに。

やがて2人は、音楽を通じて心を通わせていきます。

日本円でわずか1800万円という製作費で作られたこの作品、

ハンディカムの画質はあまり良くないし、驚くような仕掛けもありません。

しかしその分、作品の持つ純粋な魅力が感じられる映画といえます。

毎日の生活に虚しさを感じていた2人が、出会ってからは

音楽への情熱があふれ出し、さまざまな曲となっていきます。

特に2人が楽器店で最初にセッションするシーンは、

音楽を通して2人の気持ちが近づく瞬間がみずみずしく映し出され、

思わずキュンとしてしまいます。

主演の男と女は現役のミュージシャン、そして監督のジョン・カーニーも

元バンドマンという肩書きを持っています。

この3人が音楽経験者でなければ、この映画は出来なかったかもしれません。

アメリカでは、わずか2館の公開から口コミで140館にまで広がり、

最後にはアカデミー賞までとってしまったこの作品。

なぜこんなに愛されたのか、ぜひスクリーンでその魅力を確かめてみてください。

この映画「ONCEダブリンの街角で」は、

■シネパラダイスで、現在上映中です。

「ONCE ダブリンの街角で」オフィシャルサイト http://www.oncethemovie.jp/

ライラの冒険 黄金の羅針盤

今日紹介したのは、公開中の映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」です。

あの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを製作した「ニューライン・シネマ」による、

壮大なファンタジー大作!

原作は、児童文学界のアカデミー賞と言われる「カーネギー賞」で、

70年の歴史を通してベストワンに選ばれた、世界的なベストセラー小説です。

物語の舞台は、僕たちの世界と似ているようでちょっと違う、

パラレルワールドのイギリス・オックスフォード。

主人公のライラは、いたずらばかりしているおてんばな女の子です。

そんな彼女の周りで、子供達が次々に行方不明になる事件が勃発。

子供達を救うため、ライラは真実を示す黄金の羅針盤とともに

冒険の旅に出ます。最新技術を駆使した迫力の映像は、

今年の「アカデミー賞視覚効果賞」を受賞しました。

見どころの1つが、映画の中で人間が連れている、

動物の姿をした守護精霊の「ダイモン」。

CGで作られているんですが、これが良くできていて、しかも可愛い!

ストーリーでも重要な存在となっています。

ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグといった豪華キャストに負けない

存在感を放つヒロイン、ダコタ・ブルー・リチャーズにも注目ですよ。

日本語吹き替え版の主役オーディションに5000人を超える候補者の中から

選ばれたシンデレラガール、「西内まりや」さんからのコメントを紹介します。

「受かった時は本当に驚きました。プレッシャーもありましたが、

同時に頑張ろう!と思えました。声だけで表現するのは難しいですね、

走ってる場面とか特に難しかったです…。

一番好きなシーンは、ライラがロジャーという親友に”助けに行く”と約束する

シーンです。この映画は、CGが鮮明でリアルに出来ているので

迫力もあります、ぜひ劇場でご覧下さい。」

この映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHO 宇城バリュー
■熊本松竹
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で、現在上映中です。

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」オフィシャルサイト 

http://lyra.gyao.jp/

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