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キネマのススメ

ゾディアック

FMK Morning Glory」水曜日のレギュラーコーナー「キネマのススメ」。

今日紹介した映画は、現在公開中の「ゾディアック」。

「セブン」「ファイト・クラブ」「パニック・ルーム」で

スタイリッシュな映像と独特のサスペンス描写で多くのファンを獲得した

デビッド・フィンチャー監督の最新作。

今回は、30年以上前、アメリカで実際に起きた

連続殺人事件「ゾディアック」事件を描いたクライム・サスペンス大作です。

19697月、

カリフォルニアでドライブ中のカップルが銃撃されるという事件が起こり、

「ゾディアック」と名乗る犯人が、

新聞社に暗号の犯行声明文を送りつけるところから事件は始まります。

犯人を追うサンフランシスコ市警のトースキー刑事、新聞社のエイブリー記者、

イラストレイターのグレイスミス、

さまざま人物がゾディアック事件の謎を追っていくのですが・・・・・・・・。

映画「ゾディアック」は、

TOHOシネマズ 光の森

TOHOシネマズ はません

ダイヤモンドシティ 東宝8

シネプレックス熊本

ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア  で現在上映中です。

「ゾディアック」オフィシャルサイト http://wwws.warnerbros.co.jp/zodiac/

きみにしか聞こえない

今日紹介したのは、6月16日公開の映画、

「きみにしか聞こえない」です。
10代を中心に絶大な人気を誇る作家・乙一の原作を、
成海璃子と小出恵介という注目の若手俳優で描いた切ないラブストーリー。

傷つきやすく内気な女子高生リョウ。
学校でひとりぼっち、友だちもいない彼女。
ある日彼女が、公園で拾った 鳴るはずのないおもちゃのケイタイから着信音が鳴ります。
それは見知らぬ青年シンヤからの電話でした。
不思議なこころの電話でつながった孤独な二人は、少しずつうちとけて、
心の距離を近づけていきます。
ついに2人が実際に会うことになったとき、思いがけない事件が待ち受けていたのです……。

最近は、10代の女優さんがたくさんデビューしてテレビや映画の主演をしていますが、成海璃子の演技にも注目です。

すがすがしいエンディングが心地よい青春映画の傑作に仕上がっていますので、このタイプの映画が苦手だという方にもオススメします。

映画「きみにしか聞こえない」  http://www.kimikoe.jp/
■シネプレックス熊本 6月16日(土)公開

プレステージ

松﨑ひろゆきが選んだ映画やDVDをご紹介しています

「キネマのススメ」。今日紹介した映画は、

69日公開の映画、「プレステージ」です。

実は、この映画はあまり紹介したくないんです!

・・・・・・面白くないから・・・・・・じゃなくて、

かなり、面白いので予備知識なしに観ることをオススメします。

ホンノちょっとだけ…

「舞台は19世紀末のロンドン。華麗なパフォーマンスで魅せる

ロバート・アンジャーと、天才的なトリックメイカー・アルフレッド・ボーデン。

このライバル関係にある2人のマジシャンが命をかけた

「マジック合戦」を描いたのが、この「プレステージ」。

映画の中にも様々トリックが仕掛けられています。

「水中縄抜け」「素手の弾丸つかみ」「瞬間移動」などなど。

映画のラストでは、

「ああそうだったのか!」と映画自体に仕掛けられた壮大なトリックに

驚嘆の声をあげること請け合いの1作です。

出演陣は、アンジャー役にヒュー・ジャックマン。

ボーデン役にクリスチャン・ベール。

二人の間で揺れるオリビアを、今アメリカで最もセクシーな女優といわれる

スカーレット・ヨハンソンが演じています。

映画「プレステージ」は、

TOHOシネマズはません

TOHOシネマズ光の森

ダイヤモンドシティ東宝8

シネプレックス熊本

ワーナー・マイカル・シネマズ熊本クレア で69日(土)公開です

主人公は僕だった

今日紹介したのは、現在上映中の映画、

「主人公は僕だった」です。

この映画の原題は「STRANGER THAN FICTION

いわば「小説より奇なり」という意味の映画です。

国税庁の会計検査員として、味気ない日々を送っていた主人公ハロルドは、

ある日、自分の行動をナレーションする存在に気がつきます。

彼が歯を磨けば、

「ハロルドは76回歯を磨いた。もう12年間も変わらず毎日・・・・・・」と

女性の声でナレーションが聞こえてくるのです。

このナレーションが気になってしかたないハロルドは、

ある日、その声の主が有名小説家カレン・アイフルだということを知ります。

ハロルドは、カレンが書く小説の中の主人公で

ハロルドを小説のラストで死ぬことにしているようなのです。

果たしてハロルドの運命は?

この不可解な状況から抜け出す事ができるのか?

主人公を演じのはウィル・フェレルです。

『主人公は僕だった』は

シネプレックス熊本

東宝シネマズ光の森 で現在上映です

オフィシャルサイト

http://www.sonypictures.jp/movies/strangerthanfiction/index.html

パッチギ!LOVE&PEACE

今日紹介した映画は、現在上映中の井筒和幸監督作品、

「パッチギ! LOVE&PEACE」。

1作目の「パッチギ!」から3年。

舞台を、1作目の1968年の京都から1974年の東京へ移し、

親子三代に渡り苦難を乗り越えて生き抜く

在日コリアンの家族を描く感動のドラマです。

愛する息子チャンスの病気を治そうと奔走するアンソンと

その妹キョンジャを中心に、

彼らを取り巻く笑いと涙の人間ドラマが描かれます。

アンソンを井坂俊哉が、キョンジャを中村ゆりが演じています。

アンソンと友人・佐藤役の藤井隆もいい味を出してます。

井筒監督が魂込めて作ったという1本。是非、ご覧ください。

「パッチギ!LOVE&PEACE」は、

Denkikan 

シネプレックス熊本

東宝シネマズはません で現在上映です

「パッチギ!」オフィシャルサイト  http://www.pacchigi.jp/

大人のための人形劇映画

水曜日のレギュラーコーナー「キネマのススメ」。

今日は、大人のための人形劇映画を2本紹介しました。

1本は、現在上映中の「ストリングス 愛と絆の旅路」。

デンマークで作られたこの人形劇は、

人形劇版「ロード・オブ・ザ・リング」とまで呼ばれた重厚なドラマ。

SMAPの草ナギ剛や香取慎吾、中谷美紀、優香など

豪華な吹き替え陣も話題です。

そして、もう1本の作品は、「ピンチクリフ・グランプリ」。

1975年にノルウェーで作られたこの人形アニメーションは、

30年以上たったいまも、

ノルウェーの映画史上観客動員No1の記録を持っている大ヒット映画。

ピンチクリフ村に住む自転車(じてんしゃ)修理のレオドル と

あひるのソラン、ハリネズミのルドビグは、

ひょんなことから自動車のグランプリレースに出場することになります。

人形劇と人形アニメ、この2本は、一見子供向きと思われそうですが、

実は大人にこそ見てほしい作品なんです。

人形だからこそ表現できた、妙な親密感や懐かしさに癒されそうです。

日々の生活に疲れたあなた、

この癒しの人形たちに会いに劇場まで行ってみませんか?

「ストリングス 愛と絆の旅路」は、

東宝シネマズはません で現在上映中

「ストリングス 愛と絆の旅路」オフィシャルサイト

http://www.stringsweb.net/

「ピンチクリフ・グランプリ」は、

Denkikan で518日(金)までの上映

「ピンチクリフ・グランプリ」オフィシャルサイト

 http://www.pinchcliffe.com/

秒速5センチメートル

今日とりあげる作品は、

現在上映中の「秒速5センチメートル」。

監督は、2002年にアニメ作品「ほしのこえ」を、

すべて個人の作業で完成させて話題となった新海誠(しんかいまこと)。

通常アニメーションは、

大勢のスタッフが数年の月日を費やしてつくるものだけに

個人アニメーション作家の登場は、映画業界を驚かせました。

今回の「秒速5センチメートル」は、新海監督3年ぶりの新作です。

ストーリーは、

ひとりの少年と少女を主人公とする3つの短編から構成されています。

中学時代、高校時代、そして社会人になってから・・・・・・。

3つの時代のそれぞれの恋の物語。

美しい風景の中で誰もが経験する甘酸っぱい初恋が、

実にせつなく描かれています。

初恋を彩るのが、ハラハラと散る美しい桜の花びら。

この映画のタイトル「秒速5センチメートル」も

その桜の花びらの散る速度のことなんです。

ラブストーリーとしてオススメです。

映画の主題歌は山崎まさよしさんの

”One more time、One more chance” 

「秒速5センチメートル」は、

シネパラダイス 518日(金)までの上映です。

オフィシャルサイト    http://5cm.yahoo.co.jp/

今宵、フィッツジェラルド劇場で

Glory0705021

今日とりあげた作品は、現在上映中の

「今宵、フィッツジェラルド劇場で」

去年11月20日に惜しまれつつ亡くなった巨匠

ロバート・アルトマン監督の最後の作品です。アルトマン監督は、

世界各国の映画祭で最高賞を受賞したいわば「映画の神様」。

この最後の作品には、監督の人生観がたっぷりと詰まっています。

映画の舞台は、

「プレイリー・ホーム・コンパニオン」というタイトルの

30年以上続いた公開ラジオ放送番組。

この リスナーに長年愛された番組が、会社の買収によって、

ついに今夜、最終回を迎えることになってしまいます。

最後の夜、いつものようにステージをこなす芸人たち。

しかし、その舞台裏では、

もうひとつのドラマが繰り広げられていたのです・・・・・・・・。

出演者は、メリル・ストリープやトミー・リージョーンズをはじめとする

アカデミー賞スターから全米で人気のアイドル・リンジー・ローハンまで

豪華キャストが結集しています。

「今宵、フィッツジェラルド劇場で」は、

Denkikan 518日(金)までの上映です。

オフィシャルサイト http://www.koyoi-movie.com/

~プレゼントのおしらせ~

番組から、「今宵フィッツジェラルド劇場で」のチケットを抽選で

5人の方へプレゼントします。

ご希望の方は5月2日(水)中に

Mail:glory@fmkumamoto.jp

FAX 096-355-5200でご応募下さい。

ラブソングができるまで

今日とりあげた作品は、現在上映中の「ラブソングができるまで」。

「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」のヒュー・グラントと

「チャーリーズ・エンジェルズ」のドリュー・バリモアが初共演。

ヒュー・グラント演じるアレックスは、

80年代大ヒットを放ったグループの元メンバー。

最近は、ヒットにも恵まれず、過去の栄光にすがった暮らしが続いています。

そんな中、若者のカリスマ的存在の女性シンガーから、

新曲を作ってほしいという大きな仕事の依頼が舞い込みます。

アレックスは、偶然に出会ったドリュー・バリモア演じるところのソフィーと

新曲をつくることになります。

曲を作りながら二人の間に、ほのかな恋心が芽生えてゆくんですが・・・。

とにかく、音楽好きには笑えて泣ける映画です。

音楽に詳しい人を誘ってみると、映画が終わった後に解説してもらって

2倍楽しめる映画になっていると思いますよ。デートに絶好の1本です。

この映画「ラブソングができるまで」は、

ダイヤモンドシティ 東宝8

シネプレックス熊本

ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で上映中です。

「ラブソングができるまで」オフィシャルHP

http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/

クイーン

今日とりあげた作品は、4月21日から公開される「クィーン」。

今年の第79回アカデミー賞で

主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンの主演作品です。

1997年、ダイアナ妃が、パパラッチに追われて、

交通事故死するところから映画は始まります。

チャールズ皇太子と離婚し、

すでに王室を離れていたダイアナ妃の死去は、

イギリス王室に様々な波紋を巻き起こすことになります。

われわれ庶民が見ることのできないイギリス王室の内部が

克明に描かれていて面白いですよ!

■TOHOシネマズ 光の森

■シネパラダイス で4月21日(土)公開です。

映画「クィーン」のオフィシャル・サイトはここ↓

http://queen-movie.jp/

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