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キネマのススメ

「デンジャラス・ラン」

今日ご紹介するのは、現在大ヒット公開中の

「デンジャラス・ラン」です。

数多いハリウッド・スターの中で彼に関して、

映画業界では、こう噂されることが多い俳優です。

曰く「デンゼル・ワシントン作品にハズレなし!」。

確かに出演する作品のほとんどが大ヒットし、

同時に作品的にも面白いというスターは少ないかもしれません。

あのジョニー・デップやトム・クルーズですら

、たまに「おやッ?・・・」という作品に出演したりしますが、

デンゼル・ワシントンは、ほぼ10割打者と言っていいかもしれません。

今回の映画は、入れかわりの激しいアメリカの映画興行で、

なんと7週連続もトップ10に入るという本年度の

ヒット・ナンバーワン作品となっています。今回も「ハズレなし!」だった訳です。

ここでまず、デンゼル・ワシントンのプロフィールからご紹介しましょう。

1954年12月28日ニューヨーク生まれ。現在57歳。

1989年の「グローリー」でアカデミー助演男優賞を受賞、

2002年には「トレーニング・ディ」でアカデミー主演男優賞を

受賞という2度のオスカーに輝く名優です。

特に正義感あふれる熱い男を演じさせたら右に出るものは

いないと言われ、「マルコムX」や「ザ・ハリケーン」など

実在の人物を演じてもその存在感は圧倒的です。

そんな彼が、たまに悪人を演じることもあって、

オスカーに輝いた「トレーニング・ディ」では悪徳警官を、

「アメリカン・ギャングスター」では裏社会に生きる麻薬王の

ギャングを演じて凄みを見せてくれています。

いつも正義の人が悪役を演じた時の怖さってあるでしょう!

さぁ、今回の映画「デンジャラス・ラン」は、どっちなのでしょうか?

ストーリーは、南アフリカのCIAの隠れ家にひとりの男が

連行されてくるところから始まります。

男の名前はトビン・フロスト。

36カ国で指名手配を受けている「元CIAの最強エージェント」と

呼ばれた男です。この男はある重大な秘密を握っているらしく、

誰も知らない隠れ家が謎の男たちに襲われてしまいます。

隠れ家の管理人である新米CIAマット・ウエストンは、

しかたなくトビン・フロストと一緒に決死の逃避行を

することになるのですが・・・・・・。

トビン・フロストは、もちろん我らがデンゼル・ワシントン。

新米CIAマットをライアン・レイノルズが演じています。

一見、悪人のようにみえる今回のデンゼル・ワシントンですが、

かなり複雑なキャラクターでして、ネタバレになるので詳しくは

語れませんが、デンゼル・ワシントンでなければ演じられない

怖くて魅力的で壮絶なキャラクターになっています。

さまざまな役を演じることについて、

デンゼル・ワシントンは、あるインタビューでこんな風に語っています。

「ハリウッドはステレオタイプなキャスティングを好む。

僕はある時期まで悪い男の役を決してオファーされなかったが、

『 トレーニング・ディ』でオスカーを獲ってからは、

次々にそういう役の話が舞い込むようになった。

「あいつは悪い役が上手い。アメリカン・ギャングスターをやらせようって感じさ。

人々が持つ先入観は。自分で壊していかなければならない。」

様々な役を演じるデンゼル・ワシントンの魅力は、

こういうストイックな仕事の選び方から来ているのかもしれません。

ちなみに、今度デンゼルがやりたい役はコメディだそうです。

楽しみですねぇ・・・・。

今日ご紹介した映画「デンジャラス・ラン」は、

■シネプレックス熊本

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

で、公開中。

 (『デンジャラス・ラン』オフィシャルサイト  http://d-run.jp/ )

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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夢売るふたり

今日ご紹介したのは、西川美和監督最新作「夢売るふたり」。

「ゆれる」、「ディア・ドクター」で多くの映画賞を受賞した西川美和監督の最新作です。
今回の主役は、東京の片隅で小料理屋を営んでいるある夫婦。
火事ですべてを失った二人は、再出発資金を得るため「結婚詐欺」に手を染めます。
ターゲットは、結婚を夢見る独身OL、DVにおびえる風俗嬢、オリンピックをめざす女性ウエイトリフティング選手などなど。最初はお金目的で彼女たちに近づいた夫婦でしたが、やがてその「嘘」が予想もしなかった方向に転がりだすのでした・・・・・・。
夫役は、映画「舞妓haaaan!!!」やテレビ「マルモのおきて」でおなじみ阿部サダヲ。
妻役は「告白」や「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ」で演技賞を独占した松たか子が演じています。

先日、キャンペーンのために熊本にいらっしゃった西川美和監督にお話をうかがいました。

「夢売るふたり」オフィシャルサイト http://yumeuru.asmik-ace.co.jp/

この映画「夢売るふたり」は
■Denkikan
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
 で9月8日(土)公開です。

Glory201209042 

 

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「るろうに剣心」

今日ご紹介するのは、現在大ヒット公開中の

「るろうに剣心」です。

1994年に「週刊少年ジャンプ」に連載がスタートするやいなや

超人気作品となり、発売されたコミックは常にベストセラーを記録。

シリーズ累計5700万部のセールスです。

さらには世界23カ国にまで翻訳されているという原作漫画

「るろうに剣心?明治剣客浪漫譚?」ですが、世界が待ちに待った

実写映画の登場です。

熱狂的なファンの多い主人公・緋村剣心役には、人気俳優・佐藤健が

キャスティングされ、大河ドラマ「龍馬伝」を演出した

大友啓史が監督を担当しています。

明治維新から10年。

「侍」の時代は忘れ去られようとしていました。

そんな中、東京では、「人斬り抜刀斎」を名乗る男が現れ、

手当たり次第に人を切るという事件が起こっています。

無謀にもその男に立ち向かったのは、神谷道場の女性剣士・神谷薫。

危うい状況を救ったのが、ホンモノの「抜刀斎」こと緋村剣心でした。

やがて剣心たちは、「ニセ抜刀斎」事件が、

大きな陰謀に繋がっていること知るのですが・・・・・・・・。

今回の実写映画化で、ファンが一番気になっていたのは、

原作でもかなりの紙面を占める剣での戦い・・・・チャンバラシーンです。

圧倒的に強い故に「殺さずの誓」をたて、人を斬らない剣心の剣術が

どんな風に描かれているかが心配されていました。

今回、アクション監督に香港映画で活躍した谷垣健治を迎え、

かなりスピード感のあるアクションシーンを見せてくれます。

飛天御剣流の迫力は十二分に伝わってきます。

特にクライマックスの吉川晃司演じる鵜堂刃衛と

剣心の死闘はすごいですよ!!

そのほか、この映画には、個性的な役者がたくさん出演しています。

悪のボスキャラである武田観柳を演じているのは、

「龍馬伝」でも岩崎彌太郎を怪演していた香川照之。

マシンガンをぶっ放しながら暴れまわるシーンは必見です。

ヒロインである神谷薫は、先日紹介した「愛と誠」でも好演していた

武井咲。今回は、凛々しい女性剣士役です。

 また「謎の女」として登場する蒼井優も見逃せません。

ちょっと陰のある役で、これまでの蒼井優の透明感あるイメージから脱皮して、

色気のある役を演じています。

アクションもよし、役者たちも個性的、新しいタイプの時代劇の

誕生といえそうです。

この1作だけでなくシリーズ化してもいいんじゃないかな・・・・

と思える娯楽作です。

今日ご紹介した映画「るろうに剣心」は、

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

■シネプレックス熊本

で、公開中。

(「るろうに剣心」オフィシャルサイト 

http://www.rurouni-kenshin.jp )

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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「アベンジャーズ」

今日ご紹介したのは、現在大ヒット公開中の

「アベンジャーズ」です。

全米公開後わずか3日間で2億ドル(約160億円)を超える

興行成績を打ち立て、

それまでの記録だった「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の

1億6900万ドル(約135億円)をはるかに上回る映画史上最高の

全米オープニング記録を更新、さらに世界70ヵ国において圧倒的な

興行成績で初登場No.1を飾り、あの「アバター」を超えるスピードで

世界興収10億ドルを突破した空前絶後のプロジェクト「アベンジャーズ」。

とにかく世界中で大ヒットしている作品です。

なにが一番の話題かというと、この作品には「マーベル」という

アメコミの会社の人気ヒーローたちが、地球の危機にひとつに結集する

というまさにヒーロー版「オールスター夢の球宴」ともいえる作品なのです。

登場するヒーローは、「アイアンマン」「超人ハルク」「キャプテン・アメリカ」

「マイティ・ソー」などなど。

2008年の「アイアンマン」から連なる大きな物語の決着がこの作品で

着くと知ってファンは、1年以上前から盛り上がっていた訳です。

ちょっと日本版で例えるならば、「少年ジャンプ」の登場人物が

大集合ってな感じです。「ワンピース」のルフィと「ドラゴンボール」の悟空と

「NARUTO」と「こち亀」の両さんがひとつの映画に出るようなものです。

それはファンにとってまさに夢の瞬間でしょう!

物語は、秘密裏に研究がすすめられていた「四次元キューブ」が

制御不能となり、別次元への扉を開いてしまうところから始まります。

地球の支配を企む邪悪な神・ロキは、この「四次元キューブ」を使って

別次元から戦闘部隊を送り込むことに成功します。強大な力の前に

まったく歯が立たない通常兵器。

国際平和維持組織「シールド」の長官・ニック・フューリーは、

一度は諦めた禁断のプロジェクトに最後の望みをつなぎます。

それは、スーパー・ヒーローたちを集めて一つの部隊を結成する

という「アベンジャーズ」計画でした。

ただ、ヒーローたちは、これまで個人で戦ってきた個性の強いキャラばかり。

なかなか仲良く組織的に戦うことができません。

一旦はバラバラになって、「アベンジャーズ」計画は失敗したかに

おもわれたのですが・・・・・・・・。

「アベンジャーズ」を細部まで本当に楽しむには、これまでの作品

「アイアンマン」「アイアンマン2」「インクレディブル・ハルク」

「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」をすべて観ておく方がいいんですが、

例え見ていなくても大丈夫。逆に「アベンジャーズ」を観たあとに、

これまでの作品を振り返ってみても楽しいかもしれません。

とにかくスケールの大きな映画でスカッとしたならこの夏オススメの1作です。

今日ご紹介した映画「アベンジャーズ」は、

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

■シネプレックス熊本

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

で、公開中。

【プレゼントのお知らせ】

更に、今日の「キネマのススメ」では、

映画「アベンジャーズ」グッズセットを1人の方に

プレゼントします!

821

住所・氏名・電話番号を書いてご応募ください。

宛先は、

MAIL:glory@fmkumamoto.jp

FAX:096-355-5200

まで!

締め切りは、8月21日(火)・本日中です。

たくさんのご応募お待ちしています!

(「アベンジャーズ」オフィシャルサイト 

http://www.marvel-japan.com/movies/avengers/ )

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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トータル・リコール

「FMK Morning Glory」水曜日のレギュラーコーナー「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。

今日ご紹介するのは、現在大ヒット公開中の「トータル・リコール」です。

この作品は、「ブレード・ランナー」の原作者として、SF界でカルトな人気を誇る作家・フィリップ・K・ディックの原作「追憶売ります」を、最新のビジュアル・エフェクト技術を使って映画化した超大作です。
この原作は、すでに1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化され、その年の全米ナンバーワン・ヒットを記録しています。今回はリメイクということになります。前回より設定をかなり変更して、新たな世界を構築しています。

舞台は、近未来。21世紀末に起きた世界大戦によって、人類は大量の化学兵器を使用。
地球の大部分は住むことができなくなってしまいます。
貧富の差は拡大し、人類は、裕福なブリテン連邦と貧しいコロニーに二分化されて暮らしています。
最近のハリウッド映画では、この貧富が二極化した未来社会というのが、よく登場しています。先日ご紹介した「ダークナイト・ライジング」もそうでしたし、9月に日本公開になるハリウッド版「バトル・ロワイヤル」と言われている「ハンガー・ゲーム」もそんな設定です。いまのアメリカの社会情勢を反映しているのかもしれません。

この二極化した未来世界では、「記憶」を買うことができるようなシステムが開発されていて、実際に体験しなくても、エンターテインメントとして「記憶」が売り買いされています。1日の休みでも世界旅行が体験できたり、ロックスターになったツアーをやったりできるという訳です。
主人公のダグラス・クエイドは、コロニーで働く貧しい労働者。ある日、お望みの記憶を売ってくれるという「リコール社」に出かけていき、「スパイ」の記憶を買おうとすると、突然、警官が突入してきます。逮捕されそうになったダグラスは、無意識に体が反応し、警官をすべて倒してしまいます。
どうやら、ダグラスには、自分でも忘れてしまった「秘密の過去」があり、その秘密のために命を狙われているらしいということがわかってきます。
果たして、ダグラスは、迫り来る追っ手から逃れることができるのか・・・・・。新たな冒険の旅スタートします。

ダグラス役を演じるのは、「マイノリティ・リポート」や「マイアミ・バイス」などでおなじみのコリン・ファレル。
監督は、「ダイハード4.0」で大ヒットを飛ばしたレン・ワイズマン監督。今回の映画化では、アクションがノンストップで突っ走るシーンがたくさんあり、まるで未来版「ダイ・ハード」的な雰囲気が濃厚です。
主人公を追い詰めるかなり強い女性キャラ、ローリーを監督の奥さんでもあるケイト・ベッキンセールが演じています。
アクションもたっぷり、美男美女もたくさん登場しますし、近未来のビジュアル・エフェクトもすごい!ハリウッド大作のお手本のような1作です。

今日ご紹介した映画「トータル・リコール」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本
で、公開中。

(「トータル・リコール」オフィシャルサイト http://www.totalrecall.jp/ )

ここでプレゼントのお知らせです。
「トータル・リコール」のTシャツを1人の方にプレゼントします。

120814_072846

(宛先)
メールは、glory@fmkumamoto.jp
FAXは、096-355-5200

プレゼント希望の方は、本日中に送ってください。

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「マダガスカル3」

今日ご紹介したのは、現在大ヒット公開中の

映画「マダガスカル3」です。

2005年の「マダガスカル」、2008年の「マダガスカル2」に続いて、

ついにシリーズ3作目の登場です。

全2作は、世界で5億ドルを越える大ヒットを記録。

今回の作品も、日本より一足はやく公開になった全世界28カ国で

ナンバーワンを記録しています。

ふとしたことからニューヨークの動物園を脱出し、外の世界に出ていくことになった

ライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアの

4匹が今回も爆笑の珍道中を繰りひろげます。

モンテカルロへ向かったアレックスと仲間たちは、

カジノで大騒ぎを巻き起こします。

そこでの騒動で「動物公安局」に追いかけられることになるのですが、

今回、この動物公安局のボス・デュボア警部が

かなり強力な悪役として登場してきます。

悪役が魅力的だとと映画の面白さは倍増すると言われていますが、

このデュボア警部がしつこくアレックスたちを追いかける

中盤のアクションシーンは、多くのアニメ映画の中でも屈指の

手に汗にぎるエンターテインメントになっています。

ドラマの後半では、サーカスにまぎれてデュボア警部から逃れようとする

アレックスたちですが、このサーカスの仲間たちとの友情の物語も

見逃せない部分です。

この映画を作った制作会社は、スティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークス。

「シュレック」シリーズなどでアカデミー賞も受賞しているスタッフですが、

今回特に脚本に力を入れていて、大人が観ても十分楽しい映画に仕上がっています。

シリーズ初の3D映画として作られていることもポイントで、

サーカスのシーンの盛り上がりは、是非劇場で体験してほしい素晴らしさです。

今日ご紹介した映画「マダガスカル3」は、

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城バリュー

■シネプレックス熊本

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

で、公開中です。

(「マダガスカル3」オフィシャルサイト http://www.madagascar.jp/ )

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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「ダークナイト・ライジング」

今日ご紹介したのは、現在公開中の

「ダークナイト・ライジング」です。

新たな世界観で大きな反響を呼び、世界中で大ヒットした、

クリストファー・ノーラン監督による、新バットマンシリーズ。

2005年の「バットマン・ビギンズ」、2008年の「ダークナイト」に続く

シリーズ最終章が、今日ご紹介する「ダークナイト・ライジング」です。

物語の舞台は、前作「ダークナイト」から8年後。

ゴッサム・シティはクリーンな町に生まれ変わり、ブルース・ウェイン。

バットマンになるのをやめ、表舞台から姿を消していました。

そんなある日、ブルースの家に美女が侵入し、

金庫から宝石を盗み出してしまいます。

しかし彼女の目的は、別のところにありました。

ブルースは、彼女を追ううちに恐るべき悪の存在を知り、

再びバットスーツをまといます。

今回、バットマンの敵となるのは、ベイン。

前作の敵だったジョーカーが、悪意を強調したキャラクターだったのに対して、

今回は暴力が1つのテーマになっています。

スタジアムでの爆破シーンや、街中で繰り広げられる戦いなど、

手に汗握るアクションも満載です。

また、初登場となるキャットウーマンも注目の1つ。

アン・ハサウェイが演じているんですが、トレードマークだった猫耳がない代わりに、

クールでダークな新たなキャットウーマンを作り出しています。

前の2作を見ていない方でも楽しめますが、当然ながら見ていたほうが

より深く楽しめます。

前作の「ダークナイト」とはストーリーもつながっているので、

復習しておくことをおすすめしますよ!

今日ご紹介した映画「ダークナイト・ライジング」は、

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

■シネプレックス熊本

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

で、現在公開中です。

(「ダークナイト・ライジング」オフィシャルサイト http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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「メリダとおそろしの森」

今日ご紹介したのは、現在公開中の

映画「メリダとおそろしの森」です。

世界初のCG長編アニメ「トイストーリー」以来、常に新しい挑戦で

アニメーション界をリードする、ディズニー/ピクサー。

その最新作が、今日ご紹介する「メリダとおそろしの森」です。

舞台となるのは、中世スコットランド。

自由を愛する王女メリダは、王家の伝統に縛られることに嫌気が差していました。

そんな中、不思議な鬼火に導かれ、森の奥に住む魔女と出会ったメリダは、

「魔法で運命を変えてほしい」と頼みます。

しかし、太古の昔から、人間が森の魔法を使うことはタブーとされていたのです!

魔女が呪文を唱えた瞬間、恐ろしい呪いが王国にかけられてしまいます!

実はこれまでのピクサー作品は、ロボット、熱帯魚、車など

キャラクターが多かったとはいえ、主人公は全部男性。

しかし今回は、初めて人間の女性が主人公になっているんです。

その大きな要因といえるのが、共同監督をつとめるブレンダ・チャップマンをはじめ、

脚本や製作など、主要なスタッフを女性がつとめていること。

そのため、ヒロインのメリダも、赤毛のカーリーヘアで乗馬と弓矢が得意という、

普通のお姫様とは一線を画したキャラクターとなっています。

また、物語のポイントとなるのは母親と娘の絆で、

女性の視点を中心にしたこれまでにないピクサー作品といえるでしょう。

もちろん、ピクサーらしくワクワクするようなアクションシーンや

楽しいキャラクターもいっぱい。

AKB48の大島優子がヒロインの声優をつとめることでも話題ですね!

親子で楽しめる一本ですよ!

今日ご紹介した映画「メリダとおそろしの森」は、

■TOHOシネマズ 光の森

■TOHOシネマズ はません

■TOHOシネマズ 宇城

■シネプレックス熊本

■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本

で、現在公開中です。

「メリダとおそろしの森」オフィシャルサイト

http://www.disney.co.jp/movies/merida/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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おおかみこどもの雨と雪

毎週、わたくし松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています「キネマのススメ」。
今日ご紹介するのは、映画「おおかみこどもの雨と雪」。
「時をかける少女」「サマー・ウォーズ」の大ヒットを手がけた細田守監督の最新作です。
「おおかみおとこ」と運命的な恋に落ちた女子大生・花。
ふたりの間には、「雨」と「雪」という「おおかみこども」が生まれます。
ある事件をきっかけに、
花はふたりの子供をたった一人で育てることになるのですが・・・・・・・・・・。
主人公・花の声を宮﨑あおい、「おおかみおとこ」を大沢たかお、
老人・韮崎(にらさき)を菅原文太が担当し、素晴らしい声の演技を見せています。
今日は、細田守監督にお話をうかがいました。
ノーカット版のオンタビューは、ポッドキャストで配信中です。

「おおかみこどもの雨と雪」オフィシャルサイト http://www.ookamikodomo.jp/

TOHOシネマズ はません
TOHOシネマズ宇城
TOHOシネマズ 光の森  
シネプレックス 熊本
ワーナー・マイカル・シネマズ熊本 
2012年7月21日(土)に公開です。

ノーカット版インタビューをポッドキャストで配信中。

詳しくはここ↓

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「苦役列車」

今日ご紹介したのは、今週土曜日・7月14日から公開される

映画「苦役列車」です。

この作品「苦役列車」は、2010年・第144回芥川賞を受賞した

西村賢太の同名小説を映画化したものです。

芥川賞受賞当時、作品の主人公と西村さんの境遇が

大変良く似ていると、大きな話題になりましたよね。

その内容を少しご紹介すると・・・、

1986年。北町貫多は、友達もなく恋人もなく、金もない、

その日暮らしを続ける19歳。

家賃の滞納がかさなり、部屋を出るかどうかの瀬戸際まで追い詰められていました。

そんな貫多は、職場で新入りの専門学校生・日下部と知り合います。

初めて「友達」と呼べる存在ができた貫多に、さらに変化が訪れます・・・。

主人公の北町貫多には、「世界の中心で、愛をさけぶ」の

森山未来。スタイリッシュでナイーブな青年、というイメージですが、

この作品では、その印象をガラッと変える骨太な演技を披露しています。

貫多に大きな影響を与える日下部には、人気俳優として乗っている、

高良健吾。

また、原作にはない、貫多の憧れの女性・康子に、

AKB48の前田敦子が扮しています。

監督は、「天然コケッコー」「リンダ リンダ リンダ」など、

青春映画の名手として注目される、山下敦弘です。

舞台は、日本が浮かれていたバブル時代ですが、

主人公の貫多が抱える不安やいらだちは、

不況や震災を経験した現在の僕達にとっては、身近に感じられるものです。

また、AKBのファンの方は、前田敦子のあるシーンにびっくりするかもしれません!

ぜひスクリーンで確かめてみてくださいね!

今日ご紹介した映画「苦役列車」は、

■シネプレックス熊本

で、今週土曜日・7月14日から公開されます。

【プレゼントのお知らせ】

更に、今日の「キネマのススメ」では、

この映画「苦役列車」から、

映画鑑賞券を4人の方にプレゼントします!

 

 

 

住所・氏名・電話番号を書いてご応募ください。

 

宛先は、

MAIL:glory@fmkumamoto.jp

FAX:096-355-5200

まで!

締め切りは、7月10日(火)・本日中です。

たくさんのご応募お待ちしています!

(「苦役列車」オフィシャルサイト http://www.kueki.jp/

 

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

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