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ヒューマン・ラボ

「すみれミュージックアカデミー」塾長・徳光涼子さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は多くの宝塚合格者を輩出している

「すみれミュージックアカデミー」塾長徳光涼子さんがゲストです。

塾長ご自身も宝塚OGということで、

宝塚にまつわるいろいろなお話しを伺っていきたいと思います。

Q① すみれミュージックアカデミーの概要を教えて下さい。

住所:熊本市中央区九品寺1-7-21-1F

電話:096-375-3088

URL:http://www18.ocn.ne.jp:80/~sumire/

平成16年10月2日~

年齢層:3歳~24歳

宝塚合格者:6名

芸能界デビュー者:7名位だったと思います。

Q② まずは塾長ご自身が宝塚を目指そうと思われたきっかけを教えて下さい。

熊本に宝塚が来た時に観て、「私はここに入る」と決めました。

Q③ すみれミュージックアカデミーを設立されたきっかけを教えて下さい。

宝塚に行くことがあり、同期の宝塚の演出家の先生にお会いして、

勧められたのがきっかけです。

Q④ 幼児コース、小学生コース、中高生コース、

    18歳以上の女性向けの一般コースとあって、

    バレエ・声楽・演劇・ジャズダンス・日舞などを学ぶそうですが、

    すみれミュージックアカデミーの指導方針を教えて下さい。

宝塚や芸能界、そして社会人として恥ずかしくないように、

あらゆるレッスンを通して人間形成をしていく事。

Q⑤ 塾長ご自身が思われる宝塚の魅力はどんなところでしょうか?

100年目を迎える宝塚歌劇団は、厳しくもあり、暖かくもあり、

何事にも年功序列で、華やかに見えるがとても質素倹約を重んじる所です。

そして沢山の素晴らしいレベルの高い講師陣によって、

2年間プロになるための技術を教え込み、

2年目の春、入団して、舞台人としてスタート出来るような宝塚音楽学校の教育方針。

Q⑥ 夏休み8月1日から5日までワークショップが開催されるそうですね。

  どういう人を対象とした、どんな内容のものでしょうか?

夏の集中特訓(ワークショップ)

期日 8月1日(水)2日(木)3日(金)4日(土)5日(日)

内容 声楽(個人・発声~曲・コールユウブンゲン・新曲)

    バレエ  ジャズダンス  ヒップホップ  面接  演劇

    特別講師レッスン(宝塚OG)

☆5日間コース  AM9:30~PM18:30迄(特別講師レッスンあり)

           5日間 25000円

           対象 中学1年生から高校3年生

☆5日間コース  AM10:30~PM15:30迄

           5日間 15000円

           対象 小学1年から6年迄

※申し込み、お問い合わせなどはHPをご覧ください。

Q⑦ 今後の夢を教えて下さい。

当スクールから宝塚歌劇団のトップスターが沢山出てくれる事です。

夏休み8月1日~5日まで、ワークショップを開催します。

県内外から、来てくれる事を祈ります。

 

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カメラマン 宮井正樹さん・宮井政次さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は父の日直前スペシャルということで、

以前、番組にも出演していただいたことがあるカメラマンの宮井正樹さんと、

正樹さんのお父さんで同じくカメラマンの宮井政次さん

ゲストにお招きしました!

同じ職業を選んだお二人のこれまでの親子関係についてなど伺いました。

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まずお父さんの宮井政次(まさつぐ)さんのプロフィールを紹介しましょう。

1941年 山梨県甲府市生まれ。 1965年 熊本に移住。

1970年 横浜に会社創立。

現在は阿蘇郡西原村に有限会社 宮井事務所を構えていらっしゃいます。

仕事としては、CM、ポスターなどを手掛け、

ライフワークは、阿蘇の撮影。

作品としては、「阿蘇幻影」「熊本の美と心」「阿蘇の素顔」

「新阿蘇幻影」「水と風と光」など、多数出版されています。

続いて息子さんの正樹さんは、

1971年生まれ。

2008年に熊本市現代美術館で行われた九州、

そして熊本の作家に注目した作品展「ピクニックあるいは回遊」で広く注目され、

番組でもインタビューを紹介しました。

小山薫堂さんプロデュースの熊本県の魅力をPRするブランドポスターや、

熊本県の名所をデザインした「ふるさと切手」の写真撮影などを担当されています。

個展では、一見絵なのか写真なのか分からないような、

あるいは日本なのか外国なのか分からないような、

不思議な魅力を持つ写真を多く発表されています。

2009年4月以来のスタジオゲストです。

【お話いただいた内容はポットキャストでお聴き下さい!】

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はーとアラウンドくまもと 久保大介さん

あらゆるジャンルの“注目の人”にインタビューする「ヒューマン・ラボ」

今日は、障がい者就労支援施設で作られる商品の販売促進などを手掛ける  

はーとアラウンドくまもと久保大介さんをお迎えしました!

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Q① 久保さんのプロフィールを教えて下さい。

名前 : 久保大介  (くぼだいすけ)

所属:  NPO法人新町きぼうの家

プロフィール

 熊本市出身、大学卒業後就職も進学もできずに職を点々とする

 いわゆるフリーター生活を沖縄・東京などで数年おくる。

 精神の病の人たちのために働きたいと思い立ち勉強するために帰熊。

 アルバイトをしながらボランティアなどするなかで精神障がい者の

 家族会が立ち上げた「共同作業所新町きぼうの家」と出会う。

 そのまま所長として迎えられ現在に至る。

Q② 「はーとアラウンドくまもと」の基本情報を教えて下さい。

事務局NPO法人新町きぼうの家内 熊本市中央区新町3丁目5番18号

電話/FAX : 096?355-0264

Q③ 「はーとアラウンドくまもと」とは、いつごろ、どんな目的でスタートしたものですか?

障がいのある人たちが働く、障がい者就労支援施設において利用者に

支払われる工賃(賃金)は低い水準であり、そこでの収入で自立した

生活を営むことは大変困難であるという状況です。

こういった状況を改善する為に、平成21年度10月より平成23年度末まで

熊本市による「授産施設等製品等販売促進事業」が行われました。

国の「ふるさと雇用再生特別基金」を原資とした補助事業で、

そこでは受託事業者さんにより施設商品の販売会のみならず、

商品のブラッシュアップの為のコンサルティングやブログによる広報、

企業商談の支援などが行われ、一般市場で通用する商品作りや

企業との橋渡しの支援をしていただきました。

しかし平成23年度での事業の終了に伴い、未だ力不足である私たちは、

今後の事業継続について話し合う為に去年の8月ごろから定期的に

集まるようになりました。

 そこで集まった事業所によって、やりがいのある仕事の創設の為に

施設自体が変わらなければならないとの思いのもと

平成24年4月19日、はーとアラウンドくまもとが設立されました。

Q④ 現在の所属団体はどのくらいですか?

18事業所です。さらに1事業所が加入予定です。

Q⑤ 具体的にどのような活動をされているのでしょうか?

    これまでの活動状況などもお願いします。

4月に設立総会を行いました。

たくさんの来賓の方々やメディアの方々に来て頂き、

施設や商品のアピールをおこないました。

 5月の連休には高速道路北熊本SA で販売会を行いました。

屋外で天気もよく、みんなで元気よく販売を行えました。

また5月28日には熊本市役所の地下展示スペースにて

販売会を行いました。

まだ立ちあがったばかりなのでそんなに多くの活動はありませんが、

7月よりセミナーが始まりそれに伴って活動が本格化していく予定です。

Q⑥  「はーとアラウンドくまもと」が」設立されたことで、

     今後期待できることなどあればお願いします。

 障がいのある方が作った商品が少しでも多く巷に出回ることによって

働く機会が増え、作っている人たちがやりがいを感じる事ができること、

またなにより賃金アップできることです。

そして、市民のみなさんがそういった商品に触れることで少しでも

障がいのある人々が抱える課題について関心を持っていただければと思います。

 また、我々の活動から見えてくる課題を行政や市民のみなさんと

共有して障がい者施策に反映していくといった流れが出来ればベストですね。

Q⑦ これまでの活動の中で、印象深いエピソードはなんでしょう?

 ゴールデンウイーク中の北熊本SAでの販売会で、場所をご提供頂いた企業の方に

「とても元気がよくて、うちの従業員にも見習わせたい」と言って頂いたことです。

期間限定だったこともありましたが、障がいのある仲間も職員も全力で

元気よく販売しました。

複数の事業所で一体感が持てた販売会でもありました。

売上的には???でしたが、とても達成感のある販売会でした。

今後の課題としてはやはり、お客様のニーズについてもっと勉強しないと

いけないなと思いました。

Q⑧ 活動を通じての苦労、やりがい、これからの夢などあれば教えてください。

 事務局長としての苦労ですが、普段の施設の業務をやりながらなので、

はーとアラウンド事務局としての企画、会議、連絡などの業務をどうしても

施設での勤務時間を一部割いて行わなくてはいけない場合もあるので

それらを両立していく大変さを感じております。

そういった部分で施設にも若干迷惑をかけているかなと思います。

迷惑かけてる分を、今後施設のみんなのやりがいに還元していきたいです。

今現在のやりがいとしては、企画した販売会などが成功することです。

そこでみんなでそういう経験が出来たということ、それがやりがいですね。

まだ売上などの成果を求めるまでには至っておりませんが、

今後そういった成果も目標にしていきたいです。

夢としては、個人的にはアンテナショップや通販サイトなどを

立ち上げられたらいいなあと思います。もちろん売れるお店をです。

Q⑨ 今後の活動予定などありましたら教えて下さい!

 6月12日13日はゆめタウンはません店さんにて販売会を行います。

こちらは偶数月に行います。

また市役所の地下でも毎月第4水曜日に販売会を行います。

販売会は単に売り上げだけが目的ではなく、市民や企業の方と

事業所が交流する場であって欲しいと思います。

さらに7月より商品魅力アップのためのセミナーを開催するとともに、

鶴屋東館1階にある物産交流スクエア「かたらんね」さんにて

常設展示販売コーナーを設けさせていただきます。

こちらはセミナーで培った商品のテストマーケティングの場としても

活用していけたらと思います。

セミナーとこの展示コーナーがこの事業の肝だと思いますので、

楽しみです。是非皆様お立ち寄りいただければと思います。

■はーとアラウンドくまもと 会員事業所

・豆腐工房ゴースロー

・多機能型事業所カサチコ

・自立の店ひまわり

・社会就労支援センターライン工房

・ふれあいワーク

・熊本コロニー作業所

・ワークセンターやまびこ

・第二ぎんなん作業所

・くまもと障害者労働センター

・友愛育成園

・就労支援センターくまもと

・オレンジワーク

・障がい者就労センターすずらん

・NPO法人新町きぼうの家

・第二城南学園 多機能型事業所

・熊本県あかねワークセンター

・心水堂

・なずな工房

 

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熊本大学政策創造研究教育センター准教授 河村洋子さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は、熊本大学政策創造研究教育センターの准教授 河村洋子さん

お迎えして、専門の「ヘルス・コミュニケーション」について

どんな研究をされているのかなど詳しくうかがいました。

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実は、河村さんはFMKで6月からお届けします、

ラジオドラマ「17歳の保健室」ととても関わりのある方なんです!

Q① お名前と職業・所属を教えて下さい。

名前 : 河村 洋子(かわむら・ようこ)

所属: 熊本大学 政策創造研究教育センター

プロフィール

 山口県徳山市(現周南市)出身。

高校卒業後、中央大学法学部に入学、卒業。

その後、DCカード(現 三菱東京UFJニコス)に入社するが、

一念発起しアメリカ留学を決意する。

アラバマ大学バーミングハム校公衆衛生大学院、

健康行動科学研究科に入学し、修士と博士課程を修了。

公衆衛生修士(Master of Public Health)と

PhD (Health Education and Promotion)取得。

2006年12月に帰国し、2007年2月Benesse教育研究開発センター

(ベネッセのシンクタンク部門)に研究員として就職。

 しかし、専門性が活かせず、2008年3月退社し、2008年4月に、

国立がんセンター(現国立がん研究センター)がん対策情報センターで、

リサーチレジデント(ポストドク)として勤務。

2009年8月、熊本大学政策創造研究教育センターに赴任、現在に至る。

 熊本大学はもとより、熊本には縁もゆかりもないと思いきや、

祖先は加藤清正の家臣であったが、熊本から山口県に流れ商売を始めたらしい・・・

現在は、変わったが、実家の商売の屋号はヒゴヤであった。

Q② 河村先生の専門であるヘルス・コミュニケーションとは、

    どんな研究ですか、わかりやすく教えてください。

 個人の健康的な行動を如何に促すかを探究する学問で、

特に促進するための方法が研究対象です。

そのためには、まずは、行動を決める要因やメカニズムを

理解することが必要なので、そのようなことも研究します。

とても強調したいのは、個人の行動は、実は外的な要因

つまり社会的な環境にとても影響されると言うことです。

外的な要因にはまず、物理的なものがあります。

たとえば職場でたばこを吸うことができないことになっていて、

吸う場合には遠い喫煙所まで行かなければいけないとなると、

面倒くさいから、あるいは暇がないから吸う本数が減ってくる、

ひいては吸わなくなると言うこともあるかもしれません。

もうひとつは、非物理的なものです。

その顕著な例は、個人を取り巻く人、つまり人間関係です。

人間はとても社会的な生き物で、一緒にいる人に応じて

行動は変えます。

たとえば、元々食べることが好きなダイエットしたいと思っている人が、

ランチに行く場合を想定してみてください。

ダイエットなんか気にしない大食漢の同僚と一緒であれば、

その人は迷わず大もりを注文するかもしれません。

しかし、その人と同じようにダイエットしている同僚と一緒であり、

(互いにダイエットしていることを知っていれば尚のこと)

健康的なメニューを選び、小盛で注文する可能性は高くなると思います。

その他の非物理的なものの中の重要なものは、社会の中にあるルールです。

このルールには、法律や条例などの法規がありますが、

顕著な例はシートベルトの着用や飲酒運転でしょう。

懲罰の厳重化が促進に大きな影響を与えました。

もう一つのルールは、法規のように決められてはいないが、

私たちが共有している「きまり」です。

たとえば、都市部では、町内会に加入しなくても文句を言う人は

いないかもしれませんが、農村部ではそうはいきません。

農業に関わることを一緒にしていかなければならないから

良い関係性を継続するために、ということもあるでしょうし、

それ以前に町内会活動に参加するのは住民の方々が

共有する当たり前の感覚、つまり「きまり」といえます。

このようなきまりのほうが、法規よりも強い力をもつことがあるのも面白いところです。

このように、個人が研究対象だけれども、私たちは、その人を取り巻く環境にも注目し、

効果的に個人の行動を促すための働きかけを考えようとします。

Q③ 河村先生が、この研究に取り組むことになった

   「きっかけ」のようなものがあれば教えてください。

私がアメリカで修士を終えるころ、私の恩師であるコニー・コーラー先生と出会いました。

彼女は人間的にとても魅力的な人で、多くの学生から心から慕われていました。

私にとって彼女は、人生の師であり続ける人だと思っています。

コーラー先生が当時、エンターテイメント・エデュケーションの手法を用いて、

アラバマ州で糖尿病などの生活習慣病の予防と管理行動を促すための、

ラジオドラマを制作するというプロジェクトを立ち上げようとしていました。

私はプロジェクトインターンシップと言うかたちで手伝うようになりました。

ちなみに、プログラムの名前は「BodyLove」です。

そこから、私たちのエンデバーが始まりました。

 私はこのプロジェクトの中で、シナリオ執筆から収録のスケジューリング、

評価研究活動まで多岐にわたることに関わる経験をする機会を得ました。

また、このプロジェクトは大学が複数の部局で取り組んでいたプロジェクトでしたが、資金が足りない。

そこで、私たちは年がら年中助成金申請の申請書書きに励んでいました。

そんな中、プロジェクトはアメリカの最も大きな私的基金の一つである

ロバート・ウッド・ジョンソン基金からの助成金を獲得しました。

この申請の中で、私たちは、「BodyLove」をアラバマ州全域で放送することを

提案していましたので、ラジオ局に放送交渉にも行きました。

私は、この中で、プロジェクトコーディネーターと言う役割を正式に担うことになり、

全般にわたるプロジェクトにかかわる大小の事柄を調整し、全体を推進しました。

また、「BodyLove」の効果のメカニズムを検証すると言うことを私の

博士論文のテーマにしましたので、私にとってキャリアの礎ともいうべきプロジェクトであり、

経験であったと言えます。

 私はエンターテイメント・エデュケーションという考え(概念)を、実践的な研究を通して

日本に紹介する人でありたいと考えていました。

帰国して早3年以上が経過した頃、熊本大学に着任して、文部科学省からの

研究補助を受けて、その思いをかたちにし始める機会を得ました。

Q④ 河村先生は、この分野で、とくに「エンターテイメント・エデュケーション」

    という手法を研究されているそうですが、どんな研究ですか?

 「エンターテイメント・エデュケーション」を初めて聞かれる方がほとんどだと思います。

エンターテイメント・エデュケーションの概念は、新しいのですが、

実は昔からあるもので、古くて新しいという表現がここまでしっくりくるものは

ないのではないかと思うほどです。

 人間は古くから物語を介して人としての教訓を語り継いでいると言えます。

日本でも昔話、民話などが各地にありますが、地域は違えど類似していて

その根底にあり、物語が示唆している教訓が共通しているものも少なくありません。

さらに、このような物語による教えは、万国共通と言っても過言ではないでしょう。

どうして普遍的なのか?それは私たちが、物語により教え(教育)を伝えることで、

それがきちんと受けての心に残り受け継がれること、つまり教えをつたえるの(教育)に

効果的であることを知っていると言えるのではないでしょうか。

エンターテイメント・エデュケーションは人類普遍の方法であると言えると考えています。

 さて、古くて「新しい」わけですが、この「新しい」部分は「戦略化」です。

そして、戦略化が進んだ背景には、テレビやラジオなどのマス・メディアの普及があると言えます。

エンターテイメント・エデュケーションの発展の歴史に欠かすことのできない人物に、

メキシコのテレビ・演劇ディレクターであるミゲル・サビドがいます。

彼は、様々なエンターテイメント・エデュケーションのかたちの中で、

ドラマの戦略の礎をつくりました。彼の構築したその戦略とは、

人は他者の経験を見聞きすることで学習するという社会心理学的な理論を軸にして、

それをドラマと言う形で表現することで効果的な社会学習機会をつくる、というものです。

このようなサビドの戦略は世界各国で活用され、個人と社会をよりよい状態へと

促す役割を果たしてきました。そして、活用のかたちも現代のIT進化に合わせて

発展、変化してきています。

 私は、サビドの構築した体系的な方法論を参考にしながら、日本の社会状況に応じ、

かつ日々進化していくエンターテイメント・エデュケーションの活用のあり方を考慮しながら、

効果的に健康やその他の重要な社会的な課題に活用するような実践的な研究をしています。

Q⑤ 今回「エンターテイメント・エデュケーション」研究のプロジェクトの一環として、

    FMKとラジオドラマを制作したそうですね。 詳しく教えてください。

 最初に青少年の性の健康に関するエンターテイメント・エデュケーションラジオドラマ制作の

企画について、相談を持ちかけたのは、私が熊本に来て間もない2009年秋でした。

とても前向きに受け止めてくださったので、研究費の補助金申請を出すことを決めました。

翌年春に3年間の研究活動に対して助成金の採択が決まりました。

2010年度は、ラジオドラマ制作のための、基盤的な調査を行いました。

まずは、これまでされてきた研究からわかっていることを整理しなおしました。

また、以前全国規模でされた調査のデータを再分析しました。

さらに、県内の高等学校などにご協力いただきまして、高校生を対象にした

アンケート調査を実施し、データの分析をしました。

全ての活動から見えてきたことを整理したのが、初年度の成果となりました。

 翌2011年度は、本格的な制作の年になりました。

熊本大学、熊本県立大学の大学生に呼びかけてライターズチームを編成、

12名程度の学生が恒常的に関わってくれるチームです。

8月から本格的な活動を始めました。まずは、コア・メッセージを決めることを、

ワークショップ形式で進めました。大学生が「少し先輩として後輩たちに伝えたいこと」です。

その過程で、前年度までの成果で、青少年の性の健康に関して分かっていることや

エンターテイメント・エデュケーションについて伝え、ライターズチームのみんなが

取り組んでいる課題について知識を身につけていきました。

また、「高校生に避妊方法を伝えることの是非」

「コンドーム利用を高校生に促進することの是非」を議論して、

多角的に課題について考えていきました。

また、想定するリスナーのイメージを共有し、明確にするために、

「高校生の典型」のイメージを共有することもしました。

このようにして、コア・メッセージと、それを伝えるための6つのテーマを決めました。

  8週間のプログラムを予定していたので、各週の想定されるリスナーを決めて、

そのリスナーに伝えるべきメッセージを6つのテーマから選んでいきました。

それを基に、あらすじを丁寧にチーム全体で話し合っていったのが、9月でした。

あらすじができて、それぞれに中心的だった8人が実際のシナリオ執筆の主担当となり、

4週ごとの2チームに分けてサポータも加え10月から12月まで、尽力しました。

完成したのが、鶴亀高校を舞台に、保健委員佐藤健人の仲間たちが織りなす

8つのオムニバス青春ドラマ『青色オムニバス』です。

 原作は、まさに大作!です。

しかし、5分番組では実際のラジオドラマの時間は2分半しかなく、

原作はとんでもなく長すぎました。

そこで、FMKで年末年始の間にシナリオを校正してくださり、

ラジオドラマ『17歳の保健室』の台本が完成しました。

台本は、原作シナリオの教育的なエッセンスを逃がすことなく、

展開が洗練されていました。さすがでした。

 キャストですが、今後のすそ野の広がりを狙って、ぜひ若者に参加してもらいたい、

と言う思いから、オーディションをすることにしました。

今年1月26日のことです。高校には放送部や演劇部を中心に呼びかけをしました。

また熊本市内で演劇活動をしている方にも声をかけました。

またライターズチームの学生さんが中心的に、大学生や社会人への

参加呼びかけをしてくれました。オーディションには、41名の参加者が来てくれ、

レベルの高さに選考が難航しましたが、19名の精鋭メンバーが選ばれました。

 2月の2回の土曜日に収録を行いましたが、その前に、1月から2月初旬で

読み合わせを行いました。

読み合わせの甲斐あって、収録は順調に終えることができました。

キャストがかぜをひいて後日別収録というアクシデントも想定の範囲内で対応していただきました。

 音の編集は細かい作業ですが、ここは入念に根気強く進めてくださいました。

私の想像ですが、かなり根気のいる局面もアタあったのではないかと思います。

 このような多くの人の汗と涙の結晶として全週分ドラマの入ったCDを受け取ったのは、

4月中旬でした。

そして5月12日、ワールド・プレミアを開催することができました。

構想から実に、足かけ2年半の軌跡です。

■ラジオドラマ「17歳の保健室」 2012年6月4日(月)~7月27日(金)

月曜~金曜 21:55~22:00 放送。 全40回 。

?第1週:Take me out to the KOSHIEN  6/4(月)~6/8(金)

?第2週:彼女いなくて焦ってない?  6/11(月)~6/15(金)

?第3週:恋でも恋じゃなくても  6/18(月)~6/22(金)

?第4週:Because I love you  6/25(月)~6/29(金)

?第5週:言わないと分かんない!  7/2(月)~7/6(金)

?第6週:モテナイくんは意外ともてる  7/9(月)~7/13(金)

?第7週:What do you think?  7/16(月)~7/20(金)

?第8週:青春と人生の交差点  7/23(月)~7/27(金)

Q⑥ 今回のプロジェクトを通じて、最も印象深いエピソードをお願いします。

 性の健康の課題は、とても私的なものでなかなか普通のオープンな会話の中では

出てこない話題だと思います。

しかし、これに挑んだのがライターズチームの大学生たちでした。

私たちが伝えたいメッセージを伝えるために、どう表現したら良いのか、

本当にたくさん話しあいました。それ自体が、このプロジェクトを支えています。

若者の力の素晴らしさに、乾杯です。さらに、私がそこから派生して嬉しいことは、

参加してくれた学生からプロジェクトに参加して良かったという感想をもらったことです。

 物語のなかで、最も印象深いエピソードは、最後です。

ここができるときのエピソードも印象深いものです。

というのも、強力なプロジェクト協力、支援者である県立大学の小薗先生が

読み合わせの会にいらっしゃって、最近父親になったというご自身の立場で

いただいたご意見で、物語の最後の方向性が、とてもよい方向に変わったと

考えています。

内容を詳しくは話せませんが、何度聴いても心にグッとくるものです。

Q⑦ 今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

 今回のプロジェクトを通じ、私が研究者という立場で、

エンターテイメント・エデュケーションを実践的研究活動を通じて

活用していくことの有意義さを実感しています。

まだまだこのプロジェクトでもやるべきことがたくさんあります。

その大きなもののひとつは論文を書いて、世にこのプロジェクトのこと、

そしてエンターテイメント・エデュケーションの可能性を伝えるミッションがあります。

 そして、このプロジェクトを発展させていきたいと考えています。

地域におけるFM熊本などのローカルメディアと共に、活動していくことで、

社会的な課題を地域のアジェンダとして、効果的に示すことができると思います。

しかし、そのためには本当の意味で、「一緒に汗をかく」ことが必要だと思います。

それができたこともプロジェクトの強みだと考えています。

このような取り組みを広げていくために、エンターテイメント・エデュケーションに

関する研究・実践を積み上げていきたいと思っています。

 

 

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作陶2人展・ジョージM.マッコーリーさん、出口文教さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

5月29日(火)から6月3日(日)まで、熊本県伝統工芸館で作品展を開催する

熊本市にある出窯(いずるがま)の出口文教さんと、

モンタナ州の陶芸家 ジョージM.マッコーリーさんのインタビューをお送りしました!

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【左から】出口文教さん、ジョージM.マッコーリーさん、通訳・坂口まこさん、松崎さん。

英語の通訳を交えながらのインタビューということで、

今日は事前に収録したものをお聴きいただきました。

 

 

熊本県・モンタナ州姉妹提携30周年記念事業

「Tomodachi,Bridging the Pacific」

ジョージM.マッコリー&出口文教 作陶2人展

2012.5.29(火)~6.3(日)

午前9時~午後5時(最終日は~4時)

熊本県伝統工芸館 地下展示室(洋)

熊本市中央区千葉城町3-35

TEL 096-324-4930

 

 

出窯 出口文教さん 

http://www.izurugama.com/

ジョージM.マッコーリーさん

http://georgemccauley.com/

 

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日本コーヒー文化学会会員 佐野俊郎さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は、日本コーヒー文化学会会員の佐野俊郎さんをお迎えして

自宅でもできる美味しいコーヒーの作り方など伺いました。

 

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Q① お名前と職業・所属を教えて下さい。

名前 : 佐野 俊郎

所属 : 日本コーヒー文化学会会員(熊日倶楽部)

Q② 「日本コーヒー文化学会」について詳しく教えて下さい。

世界のコーヒーやその文化について、もっともっと知りたいと願う人々の集いを目的とする公正な団体。

1994年設立。

コーヒーの科学、コーヒーの生産、コーヒーの焙煎・抽出、コーヒーを取り巻く文化や

歴史など多面的に検討するとともに、何よりもコーヒーを愛する人々が集まって、これを楽しむ。

Q③ コーヒーとの関係を含めた佐野さんのプロフィールを教えて下さい。

高校を出て、文化の“ぶ”の字も知らぬまま恩師の紹介で東京・新宿へ。

当時(昭和53年)コーヒー一杯500円の専門店で勉強。

一時サラリーマンを経て、コーヒー紅茶に携わること約30年。

専門店の立ち上げや講座(8年くらい)を行なってきた。

この講座は、少人数から50名くらいのものまで、阿蘇から天草いたるところで行なっている。

プロ養成ではなく“家庭で美味しいコーヒーを”をモットーに書籍に載っていない実践を伝えている。

Q④ これまで開かれたコーヒー講座について内容を教えて下さい。

熊日生涯学習プラザ コーヒー紅茶講座

おもてなし講座 コーヒーと紅茶とともに簡単なお菓子でおもてなし

益城町・菊陽町・宇城松橋町・宇城小川町・熊本市 1~10回コース

いけばな教室などとのコラボ

阿蘇白水美術館でのアートコラボ

成仁病院(リハビリ部) ワンポイントと美味しいコーヒーを届けて(ボランティア)

法人の福利厚生レクリエーション など…

Q⑤ コーヒー講座にはどんな年齢層の方が、どんな目的で参加されていますか?

参加者は20代~70代。男性20%、女性80%。

男性限定講座の時は、28名 キャンセル待ちあり。(日曜日)

参加目的は、家族の為に美味しいコーヒーを淹れたい。

会社で美味しいコーヒーをサービスしたい。

コーヒーの淹れ方をきちっと習いたい。など。

伝える事は、コーヒーは嗜好品であるので、コーヒー豆は何グラム?や

湯の温度は何度?などより、湯を注ぐときのコーヒー粉との対話を大事にする。

喫茶店の抽出法は営業用であり、家庭ではコーヒーを楽しむための淹れ方である。

Q⑥ おいしいコーヒーを作るコツはどんな点でしょうか?

美味しいコーヒー豆

ミル

口が水平に開いているポット(急須)

ドリップ式抽出(カリタドリッパー)

そして経験(1日1回×365日×?年)

もっとも大切なのは ハート

Q⑦ コーヒーにまつわる印象的なエピソードがあれば教えて下さい。

サラリーマン時代、不動産の営業をしていた時の商談で、リビングに通されて

ふとサイドボードを見ると、あのリチャード・ジノリのイタリアン・フルーツ柄のカップが。

カップの話からコーヒーの話になり、意気投合して不動産売買の仕事を

「君にまかせる!」と言ってくれました。

コーヒーとの関わりが思わぬところで、助けになりました。

Q⑧ 佐野さんにとってコーヒーの魅力はどんなところでしょうか?

夢を見ること(想像)ができるところ。

例えば、ベートーベンは60粒のコーヒー豆を数えて自分で淹れていたと

本にかいてあると、真似てみてその時代の音楽家になってみたり、

レイモンド・チャンドラーの小説の主人公フィリップ・マーロウとコーヒーが出てくると

しがない私立探偵になったりと…。

一客のコーヒーカップの歴史に思いを馳せて楽しめる。

心地よい空間を演出できること。

 珈琲の香にむせびたる夕より夢見る人となりにけらしな
 珈琲の濃きむらさきの一碗を啜りて我ら静こころなし  吉井 勇

 好きなもの 苺 珈琲 花 美人 懐手して宇宙見物  寺田 寅彦

 

やってみたい事

豪華客船で毎朝美味しいコーヒーを淹れてサービスする。

旅館(ホテル)で客室に出向いて美味しいコーヒーをサービスする。

これが仕事として成り立てばいいのになあ。

疑問

ソムリエやバーテンダーはいても、コーヒーマンはいない?

思う事

カウンター内での仕事や眺め(家庭においての対面カウンター)は

野球のキャッチャーのポジションに似ているなあ。

Q⑨ 今後の講座の予定などあれば教えてください。

熊日生涯学習プラザ コーヒー紅茶講座

 6月11日(月)~・6月15日(金)~ 各4回 など

熊日生涯学習プラザ : http://www.kumanichi-jb.co.jp/semi/

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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「Team.OHMURA」コーチ・大村利恵さん、選手・大村智美さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今回は、次の日曜日が「母の日」ということで、「母の日」特別編としてお届けしました。

 

熊本のアスリートとして、日本のみならず世界で活躍するエアロビックの大村詠一選手。

1型糖尿病を抱え、厳しいトレーニングを行いつつ世界にチャレンジしていくその姿は、

熊本の皆さんは既にご存知と思います。

今日はその大村選手のお母さんであり、Team.OHMURAのコーチとして活躍して

いらっしゃいます、大村利恵さんにお話をうかがいました。

スタジオには、Team.OHMURAの選手で娘さんの大村智美さんにもお越しいただきました。

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本日ご出演のおふたり、お名前を教えて下さい。

ヘッドインストラクター 大村 利恵

   インストラクター  大村 智美 (長女)

 

「Team.OHMURA」について教えて下さい。

メンバー(人数・構成など) : 小学生クラス・競技クラス 約20名

                 外部生徒 50名 (平成24年度)

戦績:スズキワールドカップ2012 大村三兄妹 トリオ 7位

    スズキジャパンカップ2012 県代表

http://www.team-ohmura.com/

 

先月4月に開始されました「Suzuki World Cup 2012」お疲れ様でした!

今回は、長男 詠一さん、長女 智美さん、次女 沙織さんのトリオで7位という結果でした。

今回の大会を振り返って、いかがでしたか?

今回は、韓国、中国、フランス、ルーマニア、ベトナム と、強いトリオが出場することが

わかっていたので、とにかく予選8位に入り、決勝で演技したいという思いでした。

結果7位という成績で嬉しいですが、上位の男性3人トリオに近づけられるだけの技の難易度を上げるのが難しいです。

でも、あきらめずコツコツ1つ1つ上げていけたら、と思います。

そもそも、利恵さんのエアロビックとの出会いは?

私の姉、今 熊本県エアロビック連盟の理事をしておりますが

エアロビックのスタジオを経営していて、私は事務職で運動不足だったので通い始めたのが出会いです。

お子さんたちはいつ頃からエアロビックを始められたのですか?

また、そのキッカケはなんでしょうか?

息子 詠一が4才、智美 2才3ヶ月、沙織 1才7ヶ月で始めましたが

習い事をさせるほど余裕が無かったので、私が教える教室だと子守と習い事と一石二鳥ということで、

軽い気持ちで始めましたし、週に1回 おゆうぎみたいな感じでした。

詠一さんが1型糖尿病だと判ったとき、どのようにアドバイスをされたのでしょうか?

その時家族のみなさんはどのようにサポートされてきたのでしょうか?

「どうしてうちの子が」という感じで、しばらくは笑いのない生活でした。

時が経つにつれ、本人が一番辛いし、大変なんだから、と思えるようになり

「注射さえ打てば 何でもできる」と合言葉くらいに伝えて、そのうち

「乗り越えられる者に 乗り越えられる試練が与えられる」と

「詠一だから、できる。選ばれた人なんだから。」と話しました。

Team.OHMURAのコーチとして指導するにあたって、心がけている事はなんでしょうか?

・1人1人の長所短所を見抜き、長所は磨き、短所は直したほうがいいことについては伝えること。

・1日1日、心境が違うので、よく見て 時には保護者の方にアドバイスする。

・気持ちとしては、可能性を引き出したい、とは思っていますが できているかは自信ありません。

家庭でお子さんと接しているときと、練習しているとき、「母」と「コーチ」の違いはありますか?

・小中学生までは、「先生」と呼ばれていましたが、1人1人が選手として強くなってから

 「お母さん」と言われているので、もう少し しっかりしないといけないのかもしれません。

・レッスン中、練習中は、言葉も強く 指導していると思います。

お子さんたちの活躍、「母」としてはどのように見ていらっしゃいますか?

とてもうれしく思っています。

また、今年のワールドカップの後は、大村三兄妹のトリオは、1つのキャラクターがある、と

言われたので、私達が目指すエアロビックが出来つつあると喜んでいます。

これからお子さんたちに望むことは?

いつまでも自分の可能性を信じて、自分の人生を楽しくしてほしいです。

利恵さんご自身のこれからの目標はなんでしょう?

まずは、三兄妹のエアロビックの成績、Team.OHMURAの選手の全国大会出場に

導いていけるだけのコーチ力の向上、でしょうか。

イベント情報やその他お知らせなどありましたら、お願いします。

今月26日出発して、ブルガリアで開催される FIGエアロビック世界大会「WORLD Champions」

大村詠一 男子シングル、大村三兄妹 一般トリオ部門に出場します。

4月のワールドカップより出場国が多いので、とても厳しい戦いとなりますが、

三兄妹らしい演技をしたいと思いますので 応援よろしくお願いします。

「エアロビックをやってみたい、または子供にやらせてみたい…」そんな皆さんへなにかアドバイスはありますか?

エアロビックは音楽に合わせて踊る、全身運動なので 気軽に始めてもらいたいと思います。

その中で競技エアロビックに興味を持たれたら、熊本を代表する選手になってほしいですね。

生徒の募集はしていますか?

いつでも募集しています。

イベントやエアロビック検定、大会など発表の場が多いので、楽しいと思います。

連絡先 : 096-294-0105 までお電話ください。

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「くまもと暴れん坊ガールズ」

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

女子軟式野球チーム「くまもと暴れん坊ガールズ」

みなさんにお話をうかがいました。

Photo

Q① みなさんのプロフィールを教えて下さい。

氏名 : 樋口 聖一郎

所属 : 熊本市立春竹小学校 野球部 コーチ
      
プロフィール

 くまもと暴れん坊ガールズ 監督

 熊本市軟式野球連盟 少年部 ブロック評議員

氏名 : 前田 慶子

所属 : 第一高校 講師・女子ソフトボール部監督

 神村学園高校~日体大

 平成22年全日本大学女子軟式野球チャンピオン 日体大のキャプテン選手

選 手

氏名 : 松山 桐子

所属 : 藤園中2年  投手

氏名 : 渡邊 珠咲

所属 : 藤園中1年 投手

 昨年の九州大会小学生の部 優勝時のキャプテン

Q② 「暴れん坊ガールズ」について詳しく教えて下さい。

  女子軟式野球チーム くまもと暴れん坊ガールズ(小学校・中学校)

事務局所在地:〒860-7300 熊本市西区島崎5-10-18(上坂代表宅)

 HP http://www.ikz.jp/hp/girl/

 小学校1年生から中学3年生までの野球大好きな女の子たちの集団!

 各チームに所属していても他の競技に所属していてもOK!

 清く・楽しく・美しく・笑顔を忘れず がモットーです!

Q③ 「暴れん坊ガールズ」とは、いつごろ、どんな目的でスタートしたものですか?

平成16年、上坂代表が当時の赴任先、熊本市立城山小学校の監督時に熊本市内で練習試合を実施したところ、各チームに女の子たちを発見。

彼女たちから『女の子だけで野球をしたい』という要望を受け、合同練習会を実施!

市内を中心に呼びかけたところ、なんと市内近郊から50名近い女の子たちが結集。

1回で終わるつもりが要望に応じて回数を重ね、女の子たちの要望も『試合がしたい』、『大会に出たい』と次第にエスカレートしていきました。

チーム内では男の子に交じり頑張ってはいます。

野球は男のスポーツと思われがちの中、レギュラーとして活躍している女の子も多数います。

暴れん坊ガールズの活動に参加すると男子以上に真剣に、そして楽しくプレーしています。
  
第1期生も高校3年生になり、女子野球の普及・振興を目的に6年目の活動に入りました。

Q④ 現在の所属選手数はどのくらいですか?年齢層なども含め教えてください。

現在、小学生(3年生から6年生) 40名

中学生(1年生から3年生) 50名

約90名が登録しています。

各野球チーム、部活、その他競技の部活、クラブ等に所属していますのでなかなか揃うことは難しく、常時20~30人で活動しています。

遠くは天草、相良村、水俣からも参加しています。

Q⑤ 具体的にどのような活動をされているのでしょうか?これまでの成績などもお願いします。

☆中学生・中学生合同練習会  月1回(第1日曜日)

☆練習試合 随時

☆大会出場 随時

23年度大会出場 成績

・第1回ちびっ子野球in泗水  優勝 (小学5年生以下)

・第3回城西カップ  3位 (6年生以下)

・第4回火の国ライオンズ旗 3位 (6年生以下)

・第1回チャンピオンズカップ 4位 (6年生以下)

・第1回熊本ライジングスカップ  準優勝 6年生以下)

・東日本大震災復興支援 桜・夢カップ 3位 (6年生以下)

・第1回全日本女子軟式野球九州大会 小学生の部 熊本県選抜A(6年生) 優勝

・第1回全日本女子軟式野球九州大会 中学生の部 熊本県選抜A(2、3年生) 3位

※8月に行われました第1回全日本女子軟式野球小学生・中学生九州大会で

小学生の部において熊本県選抜A(6年生)が優勝し、女子野球の認識が高まり、

9月以降各招待大会に招待されメンバー構成に苦労しましたが、

各大会でいい成績を収めることが出来ました。

Q⑥ 「暴れん坊ガールズ」の所属選手について、有力な選手などいればご紹介ください。

九州には女子の硬式野球部がある高校は、鹿児島県の神村学園高校しかありません。

軟式野球は八代白百合学園(同好会)があります。

神村学園に3年生2名、2年生1名、1年生2名が進学。

中学3年

 大里 優佳 (ルーテル学院中 3年)
  熊本商業高校野球部 大里監督の娘

 田上 百華 (玉名中 3年)

小学6年

 永池 千晶 (相良少年野球C) 投手

 楠本 朱理 (荒尾スラッガーズ) 小学生 主将

Q⑦ これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。

毎年1月末か2月初めに『ガールズ・ベースボール・フェスタ』を開催しています。

                                                             
福岡・佐賀・長崎選抜VSくまもと暴れん坊ガールズの対抗戦と鹿児島・神村学園の女子野球部員による野球教室です。

今年は1月28日に藤崎台球場で行いましたが、神村学園に進学している高3の第1期生、高2の2期生の3名の女の子たちがはじめて凱旋参加しました。

5年前に小学生として頑張ってた子たちが、後輩の女の子たちにゴロの取り方やスローイングを教えてる姿を見て絆を強く感じました。

彼女たちを覚えているのは中学生以上ですが、兄弟のように手取り足取り教えてる姿に感動しました。

また女子野球の普及・振興の意味で熊本県軟式野球連盟に働きかけ、県連盟が中心となり、去年初めて第1回全日本女子軟式野球九州大会が開催されました。

各県が代表チームを作って大会を開催したのは九州地区が初めてでした。

残念ながら鹿児島、長崎県が参加できませんでしたが、熊本県は3回の選考会を実施し、小学生・中学生各2チームを大会に送り込み、小学生の部で優勝し、初代女王の座につきました。選抜チームには暴れん坊ガールズからも多数の選手が選ばれました。

来熊した各県の女の子たちや野球関係者の方々とも友好を深めることができ、大変感動しました。

開会式には熊本県出身・茨城ゴールデンゴーズ監督 片岡あゆみさんも駆けつけてくれました。

 

Q⑧ 活動を通じての苦労、やりがい、これからの夢などあれば教えてください。

クラブチームではありませんので、一番の悩みは女の子たちが集まるかどうかということです。

基本所属先のチーム優先ですので、合同練習会や大会でなかなかベストメンバーで活動出来ません。

また練習会場の確保、大会参加のスケジュール調整、指導者が学校の教員がほとんどの為

練習会や大会での指導をどうするかと女性スタッフが2人しかおらず、セクハラとか気をつかいますし悩みは尽きません。

しかし参加している女の子たちの野球に対する姿勢は、男の子より真剣で一生懸命です。

エラーしても三振しても、ニッコリとした笑顔をみると本当に野球を楽しんでいると実感しています。

男子だとやはり勝負優先で楽しんでいるという感じはしません。

どのスポーツにしても基本は『好きだ』・『楽しむ』が原点だと思います。

その意味で女の子たちから教えられることばかりです。

暴れん坊ガールズとしての夢

将来的にはクラブ登録をして、女の子だけのチームとして全国大会等の予選に出場し、男の子たちを女子力でやっつけて、全国大会出場を勝ち取りたいと思います。

またちびっこ(小学4年生以下)・ジュニア(小学5、6年生)・シニア(中学生)・レディース(高校生以上)と幅広く人材を集めて、活動していきたいと思います。

OGの女の子たちがお母さんになってその娘たちとキャッチボールしたり、各年代の監督・コーチという指導者として関わってくれるような家庭的なクラブチームにしていきたいと思います。

 

Q⑨ 今後の活動予定などありますか?

5月6日(日) 中学生・小学生合同練習会

9:00~17:00

熊本市立力合小学校

参加できる時間帯でOK(1日参加は弁当持参)

小学校1年生から中学3年生まで野球好きな女の子!

女の子だけで野球しませんか?参加者を募集しています!

第2回全日本女子軟式野球小学生・中学生九州大会 開催決定

平成24年8月24日(金)・25日(土)・26日(日) 熊本市水前寺球場ほか

熊本県女子選抜チーム選手選考会は日程を決定次第、くまもと暴れん坊ガールズ ホームぺージに掲載しますので、ご確認ください。

お問い合わせはホームページよりメールにてお願いします。(事務局・奥野まで)

 

 

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「くまもと元気!!起業家ねっと」岩切勝造さん・青木明菜さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

ビジネス勉強会や起業家交流会などを開催している

「くまもと元気!!起業家ねっと」を主催する岩切勝造さんと

青木明菜さんに、会の活動について詳しくうかがいました。

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Q① お名前と職業・所属を教えて下さい。

名前 : 岩切 勝造

所属:  社労士事務所人事アップ  代表 岩切勝造

プロフィール           
                                          
鹿児島県生まれの鹿児島県育ち、36歳の九州男児。

高校卒業後福岡の大学に進学、その後大手食品メーカーに就職し、東京、大阪、北陸、名古屋と転勤。平成20年に社会保険労務士試験に合格。

地元九州で花を咲かせたいと開業を決意する。縁あって、熊本の社労士事務所で勤務する。

そして今年24年1月に社労士事務所人事アップを開業。

熊本をはじめ、宮崎~鹿児島~福岡、現在横浜までクライアントを持ち、日々奮闘している。

傍ら人との交流を大切にという思いで、「くまもと元気!!起業家ねっと」を主催する。

名前 :青木 明菜

所属:Lazy fellow(レイジーフェロー) 店主

26歳の時に革という素材に出会いOLをしながら革製品を創り始める。

土日を使って県民百貨店などで催事の実演販売会をさせていただいたり

友人知人を中心に口コミでの商品販売を行う。

ブログ・ネットショップからの注文も受けるようになる。

28歳で会社を退職し2011年9月29日  新外にハンドメイド革製品の専門店Lazy fellowをOPENしました。

現在は店舗での販売を中心にネットショップや県民百貨店・鶴屋百貨店さんで定期的に実演販売会をおこなっております。

 

Q② 「くまもと元気!!起業家ねっと」の基本情報を教えて下さい。

事務局 :熊本市西区上熊本3‐11‐28‐344

オフィシャルブログ: http://blog.goo.ne.jp/kigyoukanet    「起業家ねっと」で検索。

フェイスブック: 「起業家ねっと」で検索。

 

Q③ 「くまもと元気!!起業家ねっと」とは、いつごろ、どんな目的でスタートしたものですか?

 平成22年11月、今から1年半前に熊本商工会議所が主催する、起業や独立したい、創業まもない人の為の創業支援塾に参加したメンバーが集まって、会が始まりました。

世代、年齢や性別も異なり、同時期に独立開業を志したメンバーが折角、このような形で集まったので、このご縁を大切にと思い、まずは飲み会からスタートしました。

会の目的は。3つあります。

(1)交流会の時間を楽しむ。

とにかく、おしゃべりして、呑んで、食べて、日頃のうっぷんを晴らす!

で、明日からの仕事の活力とする。とにかく、会の名前にもありますが、元気を持って帰ってもらうことです。

(2)人的ねっとワークの構築、簡単にいうと人脈を作り。

起業家にとっては、とくに異業種の人脈は財産です。

知らない世界のプロフェッショナルの集まりです。 

(3)情報・知識・知恵をそれぞれ共有すること。

異業種の集まりになりますので、参加者皆さんがその道のプロフェッショナルです。

同業種や一つの会社の中では、どうしても経験値からの発想となり、考え方が偏ってしまいます。

しかし異業種での成功事例や失敗事例を聞き入れ、いかに自分自身の仕事に置き換えたり、生活の中で活用できるヒントがたくさんあると思います。

この会では、参加者皆さんが意識し、行動すれば、物凄く重要なヒントが見つかると思います。

 

Q④ 現在の会員数はどのくらいですか?男女比、年齢層なども含め教えてください。

第1回の交流会の参加者は、なんと6名しか集まらず、会を追うごとに、ブログを見た方や参加者の紹介など、毎回参加者増え、今は約60名のメンバーで毎回30名ほどの交流会を行っています。

年齢層は20代前半から50代後半まで幅広く、男女比は2:1ぐらいです。

男性が多いのかなと思われがちですが、女性の起業家も物凄く増えており、男性よりも会の思いや考え方などとても積極的だと思います。

現在肥後銀行さんや熊本商工会議所様からも毎回参加頂いています。

目標は、九州最大規模の起業家の交流会にしたいと考えています。

 

Q⑤ 具体的にどのような活動をされているのでしょうか?

会の活動は、2ヵ月に1回(原則偶数月の第2土曜日)、2部構成になっており、

1部はくまもと県交流会館パレアで「先輩起業家が語る!ビジネス勉強会」、

2部は、近くの居酒屋で「起業家交流会」を実施しています。

誰もが参加しやすい形で、参加費も1部1000円、1部2部で4000円に設定しています。

「くまもと元気!!起業家ねっと」メンバーの紹介をするために、「突撃!!インタビュー」というコーナーを設け、事業所やお店にアポなしで、突撃し、インタビューを行っています。

開業した思いや経緯など、さらにはイベントや商品の紹介など、起業家ねっとが第3の声(フィルター)となり、事業主に代わって情報発信しています。

 

Q⑥ 「くまもと元気!!起業家ねっと」から生まれた成功事例などあれば、詳しく教えてください。

参加者さん同士で交流から取引が始まったり、紹介頂いたりと直接的に売上が伸びた方もいます。

私の場合、お酒メーカーを専門にソフト開発、販売をされているサンバードの三嶋さんがこの会で飛び込み営業の成功事例を聞き、負けじと飛び込み営業を行いました。

今一番の取引をさせて頂くことになりました。

やはり、それぞれが、その分野の専門家集団ということもあり、今まで聞けなかった情報やノウハウを気軽にアドバイス頂けることです。

 
 【青木さんから】

お店・会社を始められた方はほんとにたくさんいらっしゃいますが

個人的にはお店にとって本当に大変なのは続けていくことだと思っています。

そういう意味では開業したての店主にとってはまだまだ成功とは先の話だと思いますが。

中には、バーの2号店を出店したり、キムチたこ屋きで有名な「キムタコ」さんは、

Jリーグのロアッソ熊本のホームゲームやプロ野球の試合でたこ焼きを販売できるようになったり、

新聞・ラジオ・TV・雑誌の取材を受けたり・・・といったステップアップはみなさんしておられます

いろんな業種・年代の方がいらしゃるので、多方面の意見やアドバイスをいただけることは 成功につながるとおもいます。

 

Q⑦ これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。

 
一番は、参加者みなさんが、物凄くパワーをもって、熱い方々の集まりになりますので、本当に元気をもらえます。「自分も負けてられない」、「みんな頑張っている」 自分自身の気持ちのバロメーターにもなります。

【青木さん】

2ヶ月に一度の交流会の自己紹介の時に

「来月会社辞めます。」「今月OPENしました。」 といった声を聞けます。

最近ではすでに長く会社を経営されている方も参加していただいていますが

ほとんどは開業・独立ほやほやだったり、これからという方が多いので

毎回の交流会でこれからの目標や実績を聞けるのはとてもうれしいです。

みなさんの現状を聞いて私も毎回頑張ろうというパワーをいただいてます。

        
Q⑧ 活動を通じての苦労、やりがいなどあれば教えてください。

やはり、参加者の皆さんの笑顔や元気、そして輪が広がっていくことです。

会を運営すれば、新しい発見がたくさん見つかります。

私自身がとてもいい経験と勉強をさせて頂いています。

 

Q⑨ 今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください?

2ヵ月に1回 、原則偶数月の第2土曜日にビジネス勉強会と起業家交流会を開催しています。

次回は6月16日(土)(第3週)18:30から、パレアで行います。

今はサラリーマンやOLの方でも、将来何か自分で独立したい、開業したいという思いがあれば誰でも参加できます。

入会金や年会費などもなく、参加したときだけの費用になりますので、とても参加しやすいと思いますので、ぜひ一度遊びにきて、語りあいましょう!

また、今後、女子会やバーベキュー、スイカ割大会、自転車の走ろう会、ゴルフ大会など色々と企画を予定しています。 ぜひ、遊びに来てください!

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陸上競技・長距離種目クラブチーム「GGRC熊本」宮崎祐行さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

陸上競技の長距離種目に取り組むクラブチーム「GGRC熊本」の監督兼選手、

宮崎祐行(みやざき ひろゆき)さんがゲストです。

熊本城マラソンをはじめ、多くの大会で複数の選手が上位入賞を果たしているチームです。

(熊本城マラソンでは2位、6位、8位、10位、14位、18位はGGRC熊本の選手。

 他に2人が完走しています。)

このチームについて詳しく伺います。
                                                        
Q① 陸上歴、戦歴を含めたプロフィールを簡単にご記入ください。

27歳から陸上競技に取り組み43歳で九州一周駅伝熊本県代表入り10回を果たす。

40歳以上の5000㍍、10000㍍アジア記録を樹立(昨年破られる)等、40歳を過ぎてピーク迎える                                                                                                                        

また山岳競技では地元熊本国体で優勝し、その後7年連続入賞を果たす。                      

チームとしては2007年の富士登山駅伝で優勝し初のクラブチーム日本一を果たす。                                                                       

現在は怪我でリハビリ中。虎視眈々と復活を目指している!                                                                                                                           

Q② GGRC熊本というチームの概要を紹介してください。

1993年に会社の同好会として合志技研RC発足。

99年外部メンバー加入をきっかけに会社とは無関係のクラブチームとなり名前もGGRC熊本へと変更。

部員は男性のみ14名で18歳から46歳までと幅広く、ほとんどの選手が高校時代に無名だった雑草軍団。

陸上競技の長距離種目に取り組んでいるが、駅伝やトラックは練習の一環、メインはフルマラソンの記録向上。 
               
会費なし、経費は全て自己負担であり、あくまで趣味の領域での活動である。

Q③ 入部の資格や条件があれば教えて下さい。陸上経験がない部員もいらっしゃいますか?

来る者拒まず。高校時代にラグビー部だった山本選手は5年で2時間25分。

卓球部だった重松選手は3年で2時間36分など。

また現在のチーム主力である斉藤、中島、森本、岩永選手なども経験はあるが高校時代は完全な無名選手。

学生時代にやり切っていない(燃え尽きていない)選手が自力で伸びている。

昨年、今年の新人も5000㍍16分台と県内100傑外の選手。というかそんな選手しか入部して来ない(笑)。

Q④ 例年出場している主な大会、または今年度出場予定の大会を教えて下さい。

福岡国際マラソンを含む国内3大マラソン。熊本城マラソン。

フルマラソン以外では富士登山駅伝、熊本10マイル、九州一周駅伝

トラックレースも練習の一環として積極的に参加。

Q⑤ チームとして、あるいは部員の主な成績を教えて下さい。

富士登山駅伝優勝含む5年連続表彰台。熊本10マイル5年連続団体優勝。

防府読売マラソン団体の部2年連続優勝。熊本城マラソン10位内4名。

斉藤選手(熊本城マラソン2位)、岩永選手(富士登山競走2位)、他多数。
                                                             

Q⑥ 陸上を個人ではなく、チームに所属して行うメリット、魅力はどんなところでしょうか?

レース、練習を含めメンバー全員がライバル関係にあり常に切磋琢磨できる環境。

また毎回開催されるレース後の反省会(飲み会)も楽しみ。

複数で参加する遠征は観光を兼ねており団体旅行気分。

Q⑦ 日本陸上競技連盟に登録するとどんなメリットがありますか?

県内唯一の記録向上を目指したフルマラソンクラブ。

公認記録を出す事が目標なので日本陸上競技連盟への登録は絶対条件。

(ちなみに熊本城マラソンで世界記録を出しても公認されません)

Q⑧ 部員の皆さんのチームでの練習はいつ、どこで行っていますか?
    普段はどんな内容の練習を行っていますか?

メンバーの職場、勤務時間は様々であり練習時間が一致する事は少ないが、練習拠点のパークドームに行けばメンバーの誰かが走っているため多い時は7,8名で雑談ラン。

大会が近くなると週末に集合して練習する時もある。

また年に2、3回阿蘇で開催される夏合宿は、チーム外の選手にも呼びかけ総勢20名くらいで走り込む事もある。 
                                                           
練習内容については選手が自分で決める。団体練習の時はその場で話し合う。

普段はジョギングのみでスピード練習禁止。

スマートな練習を今更やっても仕方ないという考えから、山上りや階段などを取り入れて、教科書とは違うアプローチで強化する。

Q⑨ 部員以外の一般向けの練習会や指導などは行っていらっしゃいますか?

九州一周駅伝に向けた県の強化施策がないため、GGRCが県内の有力選手に声をかけて練習会や夏合宿を企画している。

チームの活動はメジャーではないのか?一般向けの指導要請が過去にありません。よって指導した事はありません(笑)。
                                                             
仕事優先のため決まった時間に召集し指導ができない(21時、22時からの練習は当たり前)という側面あり。

Q⑩ チームとして、また個人としての陸上における今後の目標や夢を教えて下さい。

個人ではフルマラソンでの自己記録更新。練習過程でのトラック競技でも自己記録更新。
                                    
チームでは全員が九州一周駅伝の熊本県代表入り。
      
10代の2名は熊本県代表が夢。それ以外の選手は夢なし、目標のみ(自己記録を1秒でも更新する事)。

国籍を変えてオリンピックを狙っている選手もいるという噂(笑)。 
                                                            

Q⑪ 怪我をしても「治してまた走りたい」と思う程の陸上競技の魅力、面白さはどんなところですか?

私たちのような雑草は怪我するくらい練習しないと強くならない、逆に言えば怪我するくらい頑張れば必ず強くなれる(メンバー証明済)。

怪我をしない紙一重の部分を追及し、試行錯誤の中で練習を改善。

これは永遠のテーマ(このテーマがクリアできず未だに走っている)。

また怪我しても治ったら走ればよい!というシンプル発想。

会社のためや誰かのために走っている訳ではなく、自分のためだけに走っているからこそできる技です。

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