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ヒューマン・ラボ

「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は4月14日(日)、くまもと県民交流館パレアホールで
開催される「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」について、
実行委員の岩橋美里緒さんにお話を伺いました。

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●「命の音楽チャリティコンサート」の基本情報を教えて下さい。

「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」
日時
2013年4月14日(日)
13:30開場 14:00開演

会場
くまもと県民交流館 10F パレアホール

入場料
大人(大学生以上)2,000円
小人(小・中・高)1,000円
※未就学児無料

出演
Viento*ケーナ・オカリナ&シンセサイザー、語り
Transcontinental Duo*フルート&ギター

問い合わせ先
09019276774(岩橋さん)

ホームページ
http://inochicharityconcert.blogspot.jp/

●「命の音楽チャリティコンサート」とは、
どんなイベントなのでしょうか?
開催のきっかけなどあればお願いします。

がれきに埋もれ、流された故郷。
「すぐにでも飛んでいきたい」という思いの一方で、力になれない
現実の私。被災地から遠く離れた熊本でできることは何?
それは、いち早く救援活動に赴かれた方の声を共に聴き、
「支え合う」思いを一つにし、「被災地の方々」と共に歩んでいくこと。
そのような願いから、東日本大震災が起きてから一ヶ月後の
2011年4月24日多くのご協賛のもと、
第1回「命の音楽(うた)チャリティコンサート」を開催しました。
「東日本大震災被災地ならびに被災された人々のおもいに
より添う活動」は、一過性のものではなく、息の長い
取り組みにしていきたいと考えています。
私たちは、コンサートに集まった皆さん、ご協賛くださった
皆さんの願いを承けて、この「命の音楽(うた)チャリティコンサート」を
継続していくこととし、この度、第3回を開催する運びとなりました。
微力を、続ける。~想いをつなげあって届けたい~
そんな想いで活動をしています。

●3回目のイベントに関して、内容の詳細、
出演アーチストなどの紹介をお願いします。

Viento/ビエント
吉川 万里 語り・オカリナ・ケーナ
竹口 美紀 作曲・シンセサイザー      
阿蘇大陸から雄大で力強く、そしてさわやかな風を運んでくる
デュオ・ビエント。アンデスの自然に似た阿蘇を活動の拠点に
定めた吉川万里と、熊本の自然をテーマに活動していた
竹口美紀が出会い、1997年にデュオを結成。
阿蘇郡西原村に居を構え、風を、大地を、芽吹きを花枯れを、
動物の営みを、自然の優しさ怖さを、すべて体で受け止めて、
譜面に音符を躍らせる、竹口美紀の作曲と自在に奏でるシンセサイザー。
アンデスの民族楽器を使って、時には優しく、また寂しく、
そして時には壮大な音色を奏でる吉川万里の二人による楽曲の演奏。
そして音楽の合間に熊本弁で自然や人の愛をゆったりと話す
吉川の「語り」。これらが一体となって、心地よい風のように
吹き抜けるのがビエントサウンドだ。

Transcontinental Duo/トランスコンティネンタル・デュオ
イゴール・ゴルガー ロシアン7弦ギター 梶本ひろ子 フルート
ロシアン7弦ギターの奏者であるゴルガーと、フルート奏者である
梶本により結成されたデュオ。 
2001年より、ロシアのジプシー音楽およびロシアの
ロマンスを中心とする演奏を行う。              
2003年、メキシコで開催されたギターフェスティバル(GFA)にて、
M・オーフィー氏のロシアンギター演奏のギター奏者として招かれる。
2004年、アメリカにおいてボストン・クラシック協会主催の
アンサンブルコンクール2位。           
音楽を通して、ジプシーの文化を伝えていきたいと、
伝統的なジプシー音楽を中心としたレパートリーで演奏活動を展開。
2006年に熊本に移り住んでから、コンサートやイベントでの演奏、
ライブ活動を活発に行い、県内外のミュージシャンとも数多く共演を行う。
現在、熊本県大津町在住。

このコンサートの収益は「NPO法人青年協議会」を通じて
東日本大震災で被災された方々の「就労支援」をはじめとする
支援金とさせていただきます。

NPO法人青年協議会 :東日本大震災が起きた直後から、
福島県を中心として、迅速かつ積極的な災害復興支援活動を
展開しています。また、昨年7月12日に起きた九州北部豪雨の際にも、
いち早く復興支援活動にあたりました。

主な支援内容:
①山形県に避難している福島の方々への支援                                     
●月一回無料のボランティアバスの運行費。                                        
(子供達やお母さん達が福島にいるパパに会いに行きます)                                
                                                                      
②母親たちの交流のネットワークづくり                                           
福島第1原発事故後、幼い子供との避難生活の場を
山形にも新たに設け、長期化する避難生活を支え合う
育児相談、幼児教室等を設置しました。                                                                                                         
●平成25年度無料託児所の設置(予定)                                           
お母さん達が働きに出れるようになります。                                         
(支援金が集まれば直ぐにでも設立可能です)                                       
                                                                      
③犬猫保護活動支援                                                   
青年協議会は、震災直後より                                               
福島県相馬市といわき市の2ヶ所に「避難所」を設ました。                                  
福島第一原発の近隣地域を中心に                                                   
沢山の犬や猫たちが過酷な状況の中に置き去りとなっています。                         
多くの仮設住宅ではペットと暮らすことができず、
その為彼らを残さざるを得なかったのです。   
(その飼い犬達がいるから生きる希望へと一役かっているのもあります)                       
彼らにもう一度幸せな生活を。飼い主からの一時預、
里親探しを含む保護活動を行っています。

●今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

「東日本大震災被災地ならびに被災された人々の
おもいにより添う活動」は、一過性のものではなく、息の長い
取り組みにしていきたいと考えています。
最初の年に、10年続けることを決めました。
それとまた別の活動ではありますが、身近で何かあった時、
自分達に何かができるよう応急教護ができる方を
熊本の人口の8割で目指しています。
まだ何も終わっていない被災地を忘れない、
風化させないことが何より大切で、私たちにも何かできることがある。
そんなメッセージを発信し続けたいと思います。

今日はくまもと県民交流館パレアホールで
開催される「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」について、
実行委員の岩橋美里緒さんにお話を伺いました。

岩橋さん、ありがとうございました。

 

 

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絵本カフェ「人来瑠」 鋤崎知里さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今回は熊本市東区にある絵本カフェ「人来瑠(にんぐる)」
鋤崎知里さんにお話を伺いました。

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●絵本カフェ「人来瑠」の基本情報を教えて下さい。

絵本カフェ「人来瑠(にんぐる)」
住所 : 〒861-8043 熊本市東区戸島1丁目5-35 JKビル101号
電話 : 096-285-5543
営業時間 : AM 11:00~PM 8:00
定休日 : 火曜日
ホームページ
http://ninguru.p-kit.com/

●「人来瑠」オープンに至るまでの
鋤崎さんのプロフィールを教えて下さい。

私がコーヒーショップで働いていた時に飲食店を経営していた
主人と出会い、2人でクレープの移動販売を始めました。

●「人来瑠」はどんなお店ですか?

「にんぐる」とはアイヌ語で「森の恋人」という意味で、
すなわち子供を表していると考え、子供がたくさん集まり、
たくさんの笑顔を見る事が出来るようにこの名前をつけました。

ニングルカフェは、お店全体がキッズスペースだと
考えておりますので、店内を自由に動き回る
子供達でいっぱいです。

子供達は店内で絵本を読んだり、絵を描いたり、スタッフの手が
空いている時には常に絵本の読み聞かせなども行なっております。
子供達が興味を持ったことをしている間、ママ達はパスタや
クレープなどで食事や会話を楽しんだりと忙しい毎日の中で、
ここでだけはゆっくりとした時間を過ごしていただけるような
店作りを心がけています。

メニューについて。
野菜をたっぷり使ったパスタはナポリタンなど全5種類。
注文を受けて焼く、焼きたてワッフルは11種類。
生クリーム系やサラダ系などたくさんの種類が揃った
クレープは25種類。

●「人来瑠」をオープンしようと思ったきっかけ、
絵本を置こうと思ったきっかけなどを教えて下さい。

子供が産まれて出かける時に、公園など野外で遊ぶ所は
たくさん思いつくのですが、家族でゆっくり食事などが
出来る場所はなかなか無く、どこへ行っても「静かにしなさい」
「ちゃんと座りなさい」と周りに気を遣ってばかりで、
ゆっくりとその時間を過ごす事が出来ず、
そんなお店がないのなら自分達で作ろう!と
このお店を始めました。

絵本にこだわったのは、便利なものがたくさん増え、
いろんな疑問もすぐに解決できる世の中になってきましたが、
子ども達には自分自身で疑問を感じ、不思議を感じ、
答えを探して、納得して、喜びを感じて欲しいんです。
そして、それが出来るのは「本」だと思ったからです。

●現在、絵本は何冊くらいありますか?
カフェにある絵本はどなたが選ばれているのでしょうか?
絵本を選ばれる際に心がけていること、
選ぶ基準などありますか?

店内には初めて絵本を手にする赤ちゃんが見る絵本から、
大人の方が見る絵本まで幅広く150冊の絵本が並んでいます。

絵本を選ぶ際には、例えば1歳くらいの子供達の為には、
絵や色がはっきりしている絵本。
物や動物が少しずつ分かるようになってきた、2、3歳の
子供達にはクイズ方式で見る事が出来る絵本で、
子供達の「わかった!」につながるような絵本など。

それぞれの年齢の子供達が絵本を楽しんで
絵本が大好きになってくれるよう選んでいます。

●鋤崎さんが個人的に思い出に残っている絵本、
好きな絵本があれば教えて下さい。また、
その絵本にまつわるエピソードがあれば教えて下さい。

子供が産まれて「はらぺこ あおむし」という絵本に出会いました。
この絵本を見る時の息子のキラキラした顔、「もう一回読んで」と
何回も嬉しそうに言ってくれる息子の顔を
今でもはっきり覚えています。
今ではその息子も自分で絵本が読めるようになり、
逆に私に読んでくれるようになりました。

●この時期におすすめの絵本を教えて下さい。

「いっぽんみちをあるいていたら」という絵本があります。
男の子が一本道を歩いていると先の方から
いろんな人が歩いてきます。

大きなおばさんや凄く小さな人、長~い猫が来たと思ったら、
その飼い主はもっと長いんです。
他にもこの絵本では一本道でたくさんの人に出会います。

作者の市井みかさんは、何がこの先に待っているのか分からない
自分ひとりの一本道をみんな歩いている人生と
似たような所があると思って、書かれたそうです。

お散歩をするにはポカポカして
一番いい季節の今、子供達にこの本を読んであげると
想像が膨らんで自分はどんなものに出会うのかと
ワクワクしてくれます。

●今後予定されているイベントなどはありますか?
また、やってみたいこと、夢などあれば教えて下さい。

お店を大きくして、赤ちゃんの為のスペースや子供達の遊べる
スペースをもっともっと増やして、子供達もママ達も来てくれた
みんなが大切な時間を楽しく過ごせるお店にしていきたいです。

今回は熊本市東区にある絵本カフェ「人来瑠(にんぐる)」の
鋤崎知里さんにお話を伺いました。

鋤崎さん、ありがとうございました。

 

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くまもとブランド推進課 鳥井薫順さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は、くまもとブランド推進課の鳥井薫順さんに
くまモンにまつわる色々なお話を伺いました。

「くまもとブランド推進課」
熊本市中央区水前寺1-18-1
TEL 096-333-2133
くまモンオフィシャルサイト
http://kumamon-official.jp/

●そもそも「くまもとブランド推進課」とは、どんな部署なのでしょうか?
いつごろ、どんな目的で設立されましたか?主な活動内容は?

平成21年4月1日設置

本県は優れた観光資源や産物を有しているにもかかわらず、
首都圏、関西圏等における本県の認知度、
イメージの浸透は高いとはいえず、「稼げる」県を目指す中で、
いかにして「くまもとブランド」を確立し、定着させていくかが課題となっている。

当課はその旗振り役として「くまもと」の認知度(興味関心)を
向上させることにより、誘客や県産品の販路拡大等に
つなげていくことを目的としている。

特にブランド推進班では、主に平成23年度まで
新幹線開業効果を最大化するためKANNSAI戦略を実施。
平成24年度からは、くまモンを一元管理し、
くまもとへ認知度向上を図るためのくまもとプロモーションなどを
実施しています。

●「くまモン」ブームの仕掛け人と言われている
「くまもとブランド推進課」ですが、そもそも「くまモン」は
どんなきっかけで誕生したキャラクターですか?
ここまでの人気となった要因は何だと分析されていますか?

九州新幹線の全線開業をPRするキャラクターとして誕生しました。
人気になった要因は、以下のとおり分析しています。

1 くまモンを活用したPR・広報へのトップの理解と支援

2 くまモンの爽快な動き・表現の豊かさ

3 SNSの最大限の活用

4 TPOに合ったメディア戦略

●「くまモン」の利用申請の窓口は、「くまもとブランド推進課」と
なっていますが、どのような流れで許可が下りるのでしょうか?
また、これまで何件の申請があったのでしょうか?

くまモン利用申請の許諾件数は、平成25年1月末現在で約8700件
申請書を当課に提出いただきます。
デザイン等をチェック後問題なければ許諾します。
当然、その過程でデザインの変更をお願いするケースも数多くあります。

くまモンは公務員であるため、
特定の商品を応援するような噴出しなどはNGになります。
例えば、「このお菓子はおいしいモン!」

使用できないものは、風営法にかかるもの、
特定の個人、政党、宗教にかかるものなどがあります。

●「くまモン」ブランドの商品は、何種類ぐらいあるのでしょうか?
総売り上げなどもわかればお願いします。

何種類あるか把握していません。
くまモンを利用した商品等の売上高合計 293億円

●これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。

関西で活動開始してまもない2010年10月に
大阪の駅にくまモンポスターを掲出したところ、
くまモンのポスターが何度か盗まれたこともありました。

くまモンが営業部長になって始めて営業訪問した企業さんが、
くまもとの食材を使った商品を作ってくれた。
また、その模様はゆるキャラが、営業活動したと報道されたことなど。

●仕事を通じての苦労、やりがいなどあれば教えてください。

最近は、くまモンについてのお問い合わせ等が多く
昼間はほとんどその対応にあたっています。
ここまで人気になったくまモンの仕事に携わってこれたのは
誇りに思っています。

企業とのコラボなどがうまくいった場合。
例えば、何度も絵コンテの書き直しをお願いして、
大手メーカーさんにCMを作ってもらったなどプロモーションが
うまくいって、全国ニュースに取り上げてもらった場合など。

●現在「くまモン」の漫画原作の募集を行っているそうですが、
くわしく教えてください。

くまモンは、これまで県民の皆様から愛され、応援されて
ここまで育ってきました。県民をはじめ多くの方から、「くまモンに癒された。」
「ハッピーな気持ちになった。」「熊本が改めて好きになった。」
「くまモンのファンになったのをきっかけに友達ができた。」といった
大変有り難いメッセージをたくさんいただいています。

くまモンが今後も末永く愛され続け、幸せのシンボルとなるように
県民の皆様とくまモンの生みの親である小山薫堂さんと一緒に
くまモンの物語(4コマ漫画)を制作したいと考えています。 

募集内容
・こんな時くまモンがいてくれたら幸せだなと感じるとき
・くまモンに教えてあげたいと思った普段の生活の中で
ちょっとした幸せやサプライズを感じた瞬間のエピソードなど

募集締め切り(第1段) 3月15日
応募先 熊本県くまもとブランド推進課
応募方法 くまモンのHPに応募用紙が掲載してありますので、
それを御活用いただくかはがき等でも結構です。
その際は、氏名、住所、連絡先、ペンネームをお書きください。

応募いただいた方の中から100名様に特製くまモングッズプレゼントします。

発表 新聞紙面等への掲載を検討しています。

●今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

3月16日、17日にグランメッセ熊本でくまモン誕生祭を開催します。
くまモンの楽しいステージイベント
くまもと食のブース
くまモンファンコーナー
当日はサプライズゲストも登場予定

なお、当日混雑が予想されますので、
会場にはなるべく公共交通機関をご利用ください。
熊本駅、交通センターから臨時バスがでるほか、
県庁などからシャトルバスを運行します。
詳しくは、くまモンオフィシャルサイトを御確認ください。

今日は、くまもとブランド推進課の鳥井薫順さんに
くまモンにまつわる色々なお話を伺いました。

鳥井さん、ありがとうございました。

 

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和楽器ユニット「おとぎ」 安田知博さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は3月10日(日)山鹿市の八千代座でコンサートを行う
和楽器ユニット「おとぎ」のメンバーで、
山鹿市出身の安田知博さんにお話を伺いました。

Q. 和楽器ユニット おとぎ は、どんなユニットですか?

関西在住の若手和楽器奏者4人組。
琵琶・胡弓・筝(こと)・尺八などを使って、
オリジナル曲を中心に演奏している。
和楽器の魅力を幅広い世代の人たちに発信。

Q.「おとぎ」の音楽の特徴を教えて下さい。

和楽器でポップスや異種音楽に挑戦するグループはたくさんある。
「おとぎ」は、そのような挑戦だけでなく、
各地の民謡やお囃子・物語などを取材し、
それを親しみやすくアレンジしている。
現代朗読(安田)と、琵琶の弾き語り(川村)の
両方を交えた音楽劇も。
演奏スタイルは、近年は芝居小屋での公演が多い。
八千代座は今回が4年ぶり3回目。

Q. ユニットでの安田さんの担当は何ですか?

演目によっては尺八と笛。朗読も。

Q. 安田さんが尺八や笛を始めたのは、
        いつ、どんなきっかけでしたか?

小学4年生の頃。もともと笛類に興味があって、
リコーダー・フルート・口笛などを楽しんでいた。
笛は、地元山鹿市の灯篭祭りや、山鹿太鼓などで聞いて憧れた。
尺八は、当時の理科の先生が吹いているのを聞いて興味を持った。

Q.安田さんにとっての尺八の魅力とは?

音を出すこと自体が面白い。思い通りの音や
演奏を作ること・維持することは難しいけれど、
いろいろな感情が表に出やすい。「声に近い楽器」とも言われ、
個性も出やすい。そのあたりも魅力。
日本では年寄りの楽器だと思われているが、
世界的には大人気。世界尺八サミットも毎年開催されている。
伝統だから守るべし、ではなく、
「面白い、もっと聞きたい、やってみたい」と思ってもらえるような
演奏活動をしていきたい。具体的には、小中学校での
コンサートや授業に積極的に取り組んでいる。

Q.熊本で開催されるコンサートの情報を教えて下さい。

八千代座で、「おとぎ」のコンサートがある。
今度の日曜(10日)、午後2時から。
メダマは、「サクラ峠」という音楽劇。
熊本在住の作家 古木信子さんの小説を、
語りと和楽器による音楽劇としてアレンジした。
今回初演。

Q.安田さんは八千代座のある山鹿のご出身ですが、
      八千代座に対してどんな想いを持っていますか?

八千代座は、歌舞伎をやる場所、
建物見学のスポットと思っている人が多いのではないか。
それだけではなく、地元の若手がいろいろなものを発信する
(できれば銭の取れる)場所にしていきたい。
もっと仲間を増やして、
いろいろなアイディアを出し合っていきたいです。

安田さん、ありがとうございました。

和楽器ユニット「おとぎ」 WebSite
http://otogi.iza-yoi.net/

 

 

 

 

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共同通信社 熊本支局長 橿渕明彦さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は共同通信社 熊本支局長
橿渕明彦さんにお話を伺いました。

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Q① お名前と職業・所属を教えて下さい。

名前:橿渕 明彦
所属:共同通信社熊本支局

プロフィール
1963年、3人兄弟の2番目として栃木県鹿沼市で生まれる。
現在49歳。1歳上に姉、4歳下に弟。
6年半の新聞社勤務を経て1993年、共同通信社入社。

政治部などを経て2006年から福岡編集部デスク、
08年から政治部デスク。
09年ニュースセンター(新聞社でいう整理部)、
10年からは経済部デスクに招聘され、12年8月から熊本支局長。

妻と高3、高1の息子を東京・世田谷に残し、
2度目の単身赴任生活。「霊山」、「香露」がお気に入りで、
夜な夜な自宅近くの並木坂、上乃裏通りあたりをうろうろしている。
ラガーマンだった学生時代ほどではないが、
文科系活動より体を動かすことが好き。
週1回はスポーツジム通い。

Q② 「共同通信社」の基本情報を教えて下さい。

正式名称は一般社団法人共同通信社。
本社は東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアセンター。
電話03-6525-8000(代表)。
日本語版ホームページ
http://www.kyodonews.jp/

前身は1901年に発足した
「日本広告株式会社」と「電報通信社」(現在の電通)。
45年の敗戦を受けてNHKと全国の新聞社が
「広くニュースを普及し民主主義社会を確立する」との理念から、
加盟社となって社団法人共同通信社がスタートした。

本社のほか、全国に6支社46支局12分室7通信部、
海外42総支局11通信部。職員は約1600人。
ニュース配信先は熊本日日新聞社など地方紙55紙と
NHK、RKK、FM熊本など契約民間放送局が109局、
海外契約社は米・AP、英・ロイター、仏・AFP、
中国・新華社、露・タスなど約50社。
英文ニュースを在京大使館、各国政府、国際機関などに配信、
中国語やハングルでの配信も行っている。
ホームページやJR東日本、成田空港などの
電光ニュースなどでもニュースを流している。

Q③ 「共同通信社」とは、どんな組織なのでしょうか?
新聞社とはどんな点が違っていますか?

加盟社・契約社が発行する新聞の総部数は
約2900万部で、国内最大の新聞社に匹敵する。
ただ、共同自社では紙面を持たない、いわば「ニュースの問屋」。
組織的には、編集局、放送報道局など
取材・編集機能があるのは新聞社と同じだが、
印刷、配送部門がないのが最大の違い。

加盟社・契約社とは専用回線で結ばれており、
1面トップ級の緊急ニュースは「フラッシュ」、
1面級ニュースは「番外」と呼び、マイクで読み上げて速報する。

47都道府県の県庁所在地に支局がある。

熊本県内のニュースを福岡、宮崎、大分などに
配信する(卸す)ことで、西日本、宮崎日日、
大分合同各紙などでも熊本のニュースや
話題を掲載できる。

配信している分量は、毎日、新聞3種類を発行できるほど。
記事だけではなく写真や地図、
イラストや地図などの図解、動画も届けている。

2010年には、病に倒れて消息が定かでなかった
北朝鮮の金正日総書記の4年ぶりの訪中を写真撮影し、
日本新聞協会賞を受賞した。
08年からは共同通信社と地方紙の合同企画として環境問題、
地域再生などの連載企画を始めている。
マイクで読み上げる声は、日航ジャンボ機墜落をめぐる
地方紙の人間模様を描いた、
横山秀夫「クライマーズ・ハイ」にも登場した。

Q④ 「共同通信社」というと、
全世界に記者を派遣しているイメージがあるのですが、
何カ国ぐらいに派遣されていますか?
熊本支局の場合は何人ぐらいのスタッフがいるのですか?

海外拠点は約40カ国で、日本にとって重要な米国、
中国は複数都市に支局を設置している。
北朝鮮・平壌、ミャンマー・ヤンゴンにも支局や通信員を置く。

熊本支局は世安町の熊日本社内にあり、
記者は男女合わせて4人。6、4、4、2年生。
県政、熊本市政、経済、県警、検察・裁判所、
自衛隊などの記者クラブに所属し、街ネタも取材中。
本社で活躍するためのトレーニング期間でもあり、
支局長は記者教育の役目も担う。

Q⑤ 橿渕支局長が現場の記者として活躍されていた
ころの代表的トピックなどあれば、ご紹介ください。

1993年、細川護熙内閣発足。
95年、日米自動車交渉でミッキー・カンターと
橋本龍太郎通産相の交渉決裂。96年橋本内閣誕生。
住専問題、行政改革(省庁再編)を具体化。
98~99年自民、自由、公明3党連立政権スタート。
2000年小渕恵三首相の死去と森喜朗首相へのバトンタッチ。
01年小泉純一郎首相誕生。02年小泉訪朝。
04年再訪朝、拉致被害者5人が帰国。
05年郵政解散・総選挙で自民圧勝。

Q⑥ 記者というと「特ダネ」をものにするために
「夜討ち朝駆け」でがんばるという一般的なイメージが
あると思いますが、支局長はこれまで「特ダネ」を扱った
経験などありますか?

96年1月、村山富市首相退陣。
当時の橋本通産相から退陣の意向を固めたことを引き出し、
昼ニュース時間に速報したこと。
静岡新聞夕刊は、速報された1行の本文に対し、
白抜き横見出しを掲げ、1面トップをつくった。
経済部の通産省担当記者として毎朝、毎晩、
六本木にあった橋本邸を尋ねて取材し、
顔見知りであったことが奏功し、ほかの記者を前に
のらりくらりごまかしていた橋本氏の口を割らせた。

Q⑦ これまでの活動の中で、
最も印象深いエピソードをお願いします。

政治家と食事をすると人がらがよくわかる。
引退した政治家では、小泉純一郎元首相は刺し身嫌い。
記者とは議員宿舎近くのラーメン屋での懇談を好んだ。
たまに洋食をともにすると、
ナイフ、フォークを巧みに使う女性のような指先。
議員会館の事務所秘書だった実姉の影響を感じさせた。

森喜朗元首相や中川秀直元官房長官は
赤坂の寿司屋がお気に入りで、酒量も多かった。
公明党代表だった神崎武法は美食家で、
太りすぎるのを徹底したウォーキングで防いだ。

首相になる前の安倍晋三氏は、アルコールが苦手だった。

Q⑧ 仕事を通じての苦労、やりがいなどあれば教えてください。

全国紙は関東、関西、九州などの単位で紙面をつくり、
県紙は県内だけ。共同通信は同じ原稿が全国に流れており、
幅広い読者に読んでもらっているのがおおきなやりがい。
逆に「東京中心」「上から目線」などと批判されることもあり、
地方の視線を意識した取材・執筆に努めるよう促している。

Q⑨ 今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

共同通信は印刷工場やトラックなどを持たず、
いわば資産は人材のみ。
幅広い視野をもち、他人にはできない経験を積んだ
若い力を必要としている。会社の注目度を上げ、
優秀な人材をリクルートできる機会を増やしたい。

今日は共同通信社 熊本支局長
橿渕明彦さんにお話を伺いました。

橿渕さん、有難うございました。

 

  

 

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童謡歌手 ・そがみまこ さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は今日は熊本を中心に活躍中の童謡歌手、「DOYO組」としても
お馴染みのそがみまこ さんにお話を伺いました。

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Q1、歌を始めたのは何歳からですか?
その時の事は憶えてますか?

初めてステージに立ったのは2歳の時、児童合唱団の
お姉さんたちと一緒に混ざって歌っている写真が残っています。
3歳の時に全国童謡歌唱コンクールに出場し、
九州大会でステージに一人立って歌った時の事はよく覚えています。
その頃は恥ずかしがりやで、出るが出るまでモジモジしていたんですよね。
でも音が鳴ったらケロッと歌ってたという懐かしい思い出です。

Q2、(松崎さんと)結構、昔からイベント等では
よくご一緒させて頂きますが、歌手として人前で
歌い始めたのは何歳位からですか?

4・5歳の時全国童謡歌唱コンクールで
賞をいただくようになってから、各地での童謡コンサートに、
同じ頃童謡歌唱コンクールに一緒に出場していた
はいだしょうこちゃん達と一緒に出演させていただいていました。

小学校2年生の時、ゼッキーノ・ドーロというイタリアで
毎年開催されている『世界子供音楽祭』に出場して
日本に戻ってからは、単独でもいろんなコンサートに
出演させていただくようになりました。

Q3、今では熊本だけでなく全国各地で
歌っていらっしゃいますが県外での活動状況を教えて下さい。

DOYO組としても本当に全国各地いろんなところに
行かせていただきました。今年は、やべさんが、
しばらく産休をとっているんですが、今年の幕開けは東京で
アニソン歌手の方々とコンサートをさせていただいたり、
先月は新しく「日本国際童謡館」メンバーに加わった
「しもじゆうき」君と一緒に、新ユニット「みま~ゆ」として
韓国にも文化交流の一環として童謡を届けに行ってきました。

3月は山梨県での『おひなさまコンサート』や
プチDOYO組の子ども達と一緒に北九州での
『こどもまつり』などにも行ってきます。
他にも熊本同様、童謡神奈川でも幼稚園・保育園での
歌の教室や5月からは神奈川の「かまくら童謡の会」で
教室もさせて頂く事になっているんです。嬉しいです!

Q4、沢山ステージに出演していらっしゃると思いますが、
思い出に残るハプニングやトラブルはありますか?
又そのような時はどう対処したのでしょうか?

トラブル…といえば、いろいろありますが、
毎年冬の極寒の中で行われている「冬あかり」というイベントで、
ガタガタ震えながら歌っていたら、突然電源がショート!
真っ暗の中、マイクも音が入らなくなって一瞬ビックリ!!
でも途切れないようにそのまま歌い続けていたら、
見に来てくださった皆さんが一緒に歌って下さったんです。
キャンドルの灯りの幻想的な中とってもいいムードになって
かえって特別なひと時になったかもしれません。
寒いど冬の澄んだ空気の中の灯篭の灯りはとっても素敵ですよ☆

Q5、さてこの度新しいCDを出されます。
タイトルは「かけてくる一年生」。なんとこの曲は、

千葉県の小学校の校長先生が作られた曲なんです。
この曲を歌うことになった経緯を教えて下さい。

もともと音楽関係のお仕事をされていた校長先生が
教師になられて、大好きな子ども達と日々触れ合う中で
書きためられた詞を、いつか発表したいと考えて
歌い手の方を探していらっしゃった時に、私達のラジオの番組を
千葉でお聞きになり、是非歌ってもらいたいとご連絡をいただいて、
その熱い先生の気持ちの中で今回歌わせていただく事になりました。

本当に沢山の作品を作られていたんですが、
その何十曲もの中から3曲を選んでCD化する事になりました。
入学式で一年生を迎える歌を作りたいという願いをもって
つくられたタイトルにもなっている「かけてくる一年生」。

「そよかぜのように ひだまひのように」は
木更津市学校支援ボランティア活動のテーマソングとして
つくられたもの。大人は子どもに達にとって、
時に「強い風」になったり「強い日差し」になって
子ども達の芽を摘まないように見守っていきたいという
気持ちからつくられたんだそうです。

そしてもう1曲。「心のアルバム」は卒業をテーマにつくり、
卒業生が「ありがとう」を心に刻み卒業して欲しいという
思いから書かれたものです。
この詞に今回EXILEのアレンジャーとして有名な
岩戸崇さんに作曲してもらいました。

Q6、この歌を初めて聞いたときの感想は?

子ども達を見つめる先生の想いがこもったすごく優しく、
温かい歌詞だなぁと思いました。
特に「心のアルバム」は今私が応援してくださっている
皆さんに思っていた「ありがとう」思いが
そのまま表されているような、そんな気がして思わず涙がでました。

Q7、どんな方に特に聞いて欲しいですか?

学校の先生方をはじめ、子ども達はもちろん、
いろんな方々に是非聴いていただければ嬉しいです。

Q8、今後の活動について教えて下さい。

3月は16日に「阿蘇市民音楽祭」に出演します。
これは阿蘇の大水害の慰問の一環として
大庭照子館長とみま~ゆとプチDOYO組で伺います。

また4月3日(水)鶴屋ホールにて14:00~
新曲の発売記念として初めてソロコンサート
「そがみまこコンサート」を行わせていただきます。

緊張もしていますが、是非皆様に楽しんでいただける
コンサートにしたいと思います。ご覧いただければ幸いです。

Q9、オフィシャルのホームページや、
問い合わせ先を教えて下さい。

日本国際童謡館のホームページ
http://doyo-inc.com/

DOYO組 Blog
http://ameblo.jp/doyogumi/

今日は今日は熊本を中心に活躍中の童謡歌手
「DOYO組」としてもお馴染みのそがみまこ さん
お話を伺いました。ありがとうございました!

            

 

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3月31日(日)「くまもと高校演劇コンクール」

今日は3月31日(日)市民会館崇城大学ホールで開催されます、
「くまもと高校演劇コンクール」を紹介しました。

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お話を伺いましたのは・・・
市民会館崇城大学ホール 主査で、
コンクール事務局より田中徹さん、
市民会館崇城大学ホール 主事で、
コンクール事務局より藤本眞子さん
コンクール実行委員会より、古田翔太郎さん
コンクール実行委員会より、森杉直子さん、
以上4人の皆さんでした。

●田中さんにお聞きします。
「くまもと高校演劇コンクール」の開催趣旨を教えて下さい。

熊本市と熊本市文化事業協会が本市の文化芸術振興のための
事業として開催する熊本県内の高校生による演劇コンクールです。

熊本は『演劇』の分野において、日本を代表する
劇作家・文化人であり熊本にゆかりの深い木下順二氏の
生誕100周年を平成26年に迎えようとしています。
これを記念し全国規模のコンクールに発展させることを目指して、
平成25年は熊本県を対象としたプレ・演劇コンクールを開催し、
次代を担う人材の力で『演劇』による文化力を発信します。

●藤本さんにお聞きします。コンクールの概要を教えて下さい。

第1次審査として県内の高校生を対象に戯曲を募集し、
その中から選考委員により評価の高い入賞5校が選出されました。
(7校13作品)

次に最終審査として、5校に実際に上演(15分)してもらい
最優秀賞1校を決定します。3月31日(日)の13時から、
市民会館崇城大学ホールで開催します。入場料は500円です。
なお、当日はゲスト審査員として劇団青年団主宰の平田オリザさん、
劇団チェルフィッチュ主宰の岡田利規さん、
劇団ギンギラ太陽’S主宰の大塚ムネトさんにもご出演いただきます。

また、劇団「石」、劇団「市民舞台」の皆さんによる
「彦市ばなし」の特別上演も予定しています。

●今回、実行委員として古田さん・森杉さんが
参加していらっしゃいますが、スタッフとして
大会に参加しようと思ったキッカケは?

(古田さん)今回、熊本で高校生が中心となるコンクールが
開催されると聞いて、正直羨ましく思いました。
私たちの頃には考えられないようなイベントだな、と思いまして。
そんな時に、市民会館の方から実行委員の依頼がきたので、
そんな羨ましいイベントの、せめて実行委員としてでも、
参加できたら楽しめるだろうな、と思い、参加しました。 
    
(森杉さん)熊本県から高校演劇の魅力を発信する
コンクールということで、高校時代演劇部に
所属していた私としては、演劇の発展のために
ぜひ力になりたいと思ったのと、
私が高校生の頃には、自分たちのお芝居を大きなステージで
披露するチャンスはなかなか無かったので、
「今の高校生はうらやましいなあ」という気持ちのもと、
本当は出演者として参加したい気持ちを抑えて
スタッフとして参加しました。

●コンクールの参加高校を紹介してください。
(わかる範囲で各校の特色や、見所などあれば・・・)

(森杉さん)今回の参加高校ですが、
見事本選に進んだのは玉名高校、松橋高校、熊本西高校、
熊本北高校、熊本第一高校の5校です。

まず玉名高校ですが、玉名高校演劇部は部員数5名という
少人数ながらも去年の高校演劇研究大会の城北地区大会で
最優秀校として県大会に出場した実力校です。
計算された演出と脚本のレベルの高さに驚くこと間違いありません。

次に、松橋高校ですが、脚本を書いたのは八代の市民劇団に
10年間在籍している本格派の演劇人高校生です。
今回初めての作品ながらも、テーマの通った脚本と
その演技力に期待はマックスです。

次に熊本西高校ですが、なんと脚本を書いたのが普段は
吹奏楽部に所属するごく一般の演劇好きの高校生、
前衛的かつ異色でコミカルな脚本に、客席が爆笑すること
間違いなしです。

次に熊本北高校ですが、脚本を書いたのは
演劇部所属一年目にして初めて書き下ろした作品で
本選に進んだ期待の新星。
県内でも圧倒的部員数を誇る北高校の演劇部で
揉まれた実力をご覧ください。

最後に熊本第一高校ですが、さすがは女子生徒が多い
第一高校、女子高生のリアルを描かせたら右に出るものはおりません。
笑いと涙を巧みに融合させた脚本で感動をぶつけます。

以上の上演校の他にも、現在参加者募集中の
「幕間寸劇」に参加する高校生もおり、
余すことなく高校演劇の素晴らしさを実感できる、
盛りだくさんのコンクールとなっています。

●※幕間寸劇について

(森杉さん)お芝居とお芝居の間の休憩時間のことを
演劇用語で幕間というのですが、その間の時間も
ご来場頂いたお客様に楽しんでもらうために企画されたのが
この「幕間寸劇」です。

内容としてはその名の通り、休憩時間に高校生の皆さんに
ちょっとしたお芝居をしてもらう企画です。
内容はまだシークレットですが休憩時間にも高校演劇の良さを
感じられるようなものを企画しておりますので、
ご来場いただいたお客様はお見逃しないようお願いいたします。
なお、「幕間寸劇」は現在も高校生の参加者を募集中
ですので興味のある高校生はどしどし!ご連絡ください。

●田中さん、藤本さんにお聞きします。
「高校演劇」がキーワードになっていますが、
高校生にターゲットを絞った理由は何ですか?

最近、熊本の演劇界にはたくさんの若手劇団が登場しています。
あまり知られていませんが、熊本には30以上の劇団があり、
中でも、20台前半がメインの劇団だけでも約10あります。
その若手劇団の次の世代担う若い高校生達が広い視野に立ち、
様々な分野で活躍し、実り多い人生を過ごすことを願い、
『演劇』による文化力を熊本から全国に発信したい。

●古田さん、森杉さんは高校演劇出身と聞いていますが、
演劇・舞台の魅力とはいったいなんでしょうか?

(古田さん)
高校2年生の時にある劇団の芝居に見入ってしまったんです。
芝居から、伝える側の強い想いがいくつも伝わってきて。
観終わった後、数十分、友人と何も会話できないくらいでした。
今回の高校生の作品は、2013年を生きる高校生の想いが
描かれていて、たくさんの想いを伝えようとしている。
想いを伝えて、そして、間近で受け取ることができる。
それが魅力かもしれません。

(森杉さん)
役者も観客も同じ空間にいるはずなのに、
客席とステージの上は違う世界という神秘的で
非現実的なところが演劇の魅力だと思います。

●コンクールの今後の展望などありましたら教えて下さい。

将来的には全国規模のコンクールに発展させることを目指しています。

●田中さん、最後にリスナーの皆さんへ
メッセージをお願いします。

若い高校生たちが、コンクールに向け練習した成果と
15分という限られた時間の中で一生懸命演じる姿を見てもらい、
より多くの方に演劇という文化に触れ親しんでほしいです。

●お問合せ先を教えて下さい。

くまもと高校演劇コンクール実行委員会事務局
TEL 096-355-5235 (市民会館崇城大学ホール内)

 

                       

 

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2月3日~16日 イベント「キモノ日和」

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は16日まで開催中のイベント「キモノ日和」について、
着物屋 一反の店長、井上藍子さんと、
全国きもの文化教育協会 着装講師一級の今津佳世さんに
お話を伺いました。

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●Question 1
お名前と職業・所属を教えて下さい。

■井上藍子さん
着物屋一反の店長です。
アンティーク・リサイクル着物の販売を中心に、
レンタル・コーディネート相談などを承っております。
特に「アンティーク」を取り入れながら、
現代の着物シーンに合うようなコーディネートを得意としています。
ホームページ:http://ixtutann.yoka-yoka.jp/

■今津佳世さん
8年ほど前にmixi仲間主催のカジュアル着物の会に
所属し、自己流で着物を着るようになる。
友達の紹介で南坪井のリサイクルきもの呉楽で
行われている着付け教室に通い、竹下絵理先生の下、
全国きもの文化教育協会 着装講師一級取得。
(平成23年)

●Question 2
(井上さんへ質問)
「着物屋一反」の基本情報を教えて下さい。

店名:着物屋 一反
所在地:〒860-0023 熊本市中央区河原町2
お問い合わせ:096-354-2351
営業時間:金・土・日・祝日 12:00~18:00
時間外でも予約可
ブログ:http://ixtutann.yoka-yoka.jp/

●Question3
(井上さんへ質問)
「着物屋一反」は、いつごろ、
どんなきっかけでスタートしたものですか?

お店を始めたのは8年ほど前になります。
十年ほど前からアンティーク着物の流行が始まったのですが、
雑誌などを見て「なんて可愛いの!!!」と
思ったことがきっかけです。
それまでは浴衣の着付けも出来ませんでしたし、
成人式のお振袖も着たことがありませんでした。
時代劇など着物を見ることは大好きでしたが・・・
それから必死で色々と勉強しました。

最初はコレクターだったのですが、
同じようなお店のお手伝いをするようになり、
しばらくして自分のお店を立ち上げました。

●Question 4
(今津さんへ質問)
これまでキモノに関するイベントをいろいろ
主催されたそうですが、どんなきっかけで
スタートしたのか、また実施したイベントの内容も
詳しく教えてください。

mixi仲間主催のカジュアル着物の会で、
熊本城に行ったりお食事したのが楽しくて
そんな楽しい会を自分でもやってみたくて始めました。

着物(浴衣)好きな女子を集めてキモノ女子会、
ランチ会、お茶(カフェ)会。
着物で初詣、新年会、忘年会。
(自分で着れない方は全て私が着せます)
二時間ほど着付け教室をして
それぞれ自分で着物を着て、みんなで食事会。 

●Question 5
2月3日から16日まで、熊本市中央区南坪井町の
「イクイップメントストア」で「キモノ日和」というイベントを
開催されているそうですが、どんな内容のイベントですか、
おのおのの担当内容について詳しく教えてください。

着物が好きな人が色々楽しめるように!と考えたイベントです。
まずは着物の販売、手の届きやすい価格で
アンティーク・リサイクルの着物・帯を販売いたします。
すべて¥1,000~¥3,000(一反井上担当10日と16日)
それから一反お薦めの和の小物を制作している作家の方に、
展示販売をしていただきます。(3日~16日常時)
10日には「そうだ、キモノ着よう。」という
着付け込みの女子会をします。

この日は着物に興味は有るけれど、
何から始めたらいいのか・・・
という着物初心者さんにお薦めです!
また、着物友達が欲しい!コーディネートのコツなど
着物についてもっと詳しく知りたい!
とにかく着物について話したい!
などという方にもお薦めですよ。
予約制になっています。
(問い合わせはイクイップメントフロア 096-323-1197)
(井上)

2/10 「そうだ、キモノ着よう。」
タンスのこやしになっている着物を
着ていただくお手伝い(着付け)をします。

同時に一反さんのプレ即売会も行いますので、
持っていない方はその場で購入して着ていただく事も可能です。
草履がない方はブーツで、長襦袢がない方は
ハイネックのヒートテックやニットで、帯締めがない方は
もっている可愛い紐や毛糸で、帯揚げがない方は
スカーフやもってる布で、出来るだけ持っている物を生かして、
洋服感覚で着物を着ていただくお手伝いをしたいです。
詳しくはイクイップメントフロア 096-323-1197)まで
お問い合わせ、ご予約ください。
(今津)

●Question 6
これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。

お客様とお話ししながら、どんなコーディネートに
するかを決めていくときですね。どのお客様も印象深いです。
洋服では合わせたことがない色や柄が似合ったり、
意外にも制限の多いコーディネートを決めていくのが
楽しかったりもします。本当に似合うコーデを見つけられたときは、
「わあっ!」て、毎回幸せになってしまいます。
(井上)        
                                                             
火の国祭りの時に留学生へ浴衣の着付けをしました。
人種や宗教を越えて日本文化を喜んでいただけた事が
とても嬉しかったです。
(今津)

●Question 7
活動を通じての苦労、やりがいなどあれば教えてください。

アンティークの着物はサイズ・状態などによっては
着用が難しい場合があります。
特にサイズは小さいものが多いですから。
お客様が気に入ってくださっても、
着用が難しいときもあって、そういう時は本当に申し訳ないです・・・
それでも手をかけたり、小物などに作り直したりして
コーディネートの提案をしていきたいと思っています。
(井上)

普段女性らしい格好をされない方に着付けをした際に、
一気に顔が女性らしくなり歩き方やしぐさが
変わって喜ばれた時はとても嬉しく感じます。
(今津)

●Question 8
今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

今年からレンタルを始めました。
他にもイベントを増やしていきたいと思っています。
場合によっては県外に販売に行ったりもしたいですね。
また、コーディネートや着物についての
多方面のコラムなどもやってみたいです。
映画・文学などにおいての着物、奥が深くて面白いんですよ。
(井上)

2010年から京都を中心に始まった
「キモノで街を埋め尽くせ!キモノジャック」を
熊本でもやってみたいです(九州ではまだやっていないので)
どこかに集まって、キモノでねり歩くだけ。
参加表明無し、途中参加・途中離脱OKの
ゆるいイベントです。
今ではハワイやニューヨークでも行われています。
(今津)

今日は16日まで開催中のイベント「キモノ日和」について、
着物屋 一反の店長、井上藍子さんと、
全国きもの文化教育協会 着装講師一級の今津佳世さんに
お話を伺いました。ありがとうございました。

                                        

 

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熊本大学 政策創造研究教育センター 都竹茂樹 教授

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
3ヶ月間にわたってスペシャル企画でお届けしています。

題して「FMK Morning Glory ヒューマン・ラボ
熊大ラジオ公開授業・知的冒険の旅」。

毎回、熊本大学の先生を講師に迎えて、
さまざまジャンルの研究テーマについてお話をうかがっています。

最終回の講師は、熊本大学 政策創造研究教育センターの、
都竹茂樹 教授です。

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●プロフィール                                                     
高知医科大学医学部医学科卒業(医師)
名古屋大学大学院医学研究科修了(医学博士)
ハーバード公衆衛生大学院修了(公衆衛生学修士)                                           
国立長寿医療研究センター、
ホノルルハートプログラム、ハワイ骨粗鬆症財団、
日本ボディデザイン医科学研究所などを経て、
2011年7月より現職。

●Question 1
都竹先生の専門である「ヘルスプロモーション」とは、
どんな研究ですか、わかりやすく教えてください。

ヘルスというのは「健康」。
プロモーションというのは「推進・増進」という意味があります。

2つあわせると、健康推進、健康増進。
かなり堅いイメージになってしまいますが、
私は主に肥満や糖尿病、心筋梗塞などの
生活習慣病をどうやって予防するか、
結局のところ食事と運動しかないんですけど、
それをどうやってもらうか、
そのためにはどんなアプローチをすれば良いか、
私は主に運動療法について研究・実践しています。

●Question 2
都竹先生が「ヘルスプロモーション」を始めた
「きっかけ」のようなものがあれば教えてください。

                                                              
もともとは臨床医をしていましたが、生活習慣病の
患者さんの中には、「クスリさえ飲んでれば大丈夫だろう」と
食事と運動は二の次という方がみえました。

そういう方って、やっぱり最後にはクスリでもコントロールできず
・・・私はそういう例をたくさんみてきました。
それってやらないから悪いって訳じゃないと思います。
誰もが頭では食事と運動が大切とは分かっていても、
なかなか行動できない。要は習慣を変えるって非常に難しい。
でも変えないと、病気のリスクは減らせない。
頑張れ頑張れでは三日しかもたない。                                                                                                                    
だから取り組めるきっかけづくりを、そして続けられる
仕組みづくりをとヘルスプロモーションに取り組み始めました。

●Question 3
先生の研究テーマについて。

■ 運動について
運動は大きく、引き締め効果のある筋力トレーニングと、
脂肪の燃焼、肥満の解消、その結果生活習慣病を
予防改善してくれる有酸素運動に分けることができます。
理想は両方やることです。

来月には第二回熊本城マラソンが行われますが、
マラソンやジョギング、ウォーキングは有酸素運動です。                             

毎年1万人以上の日本人も参加するホノルルマラソンは、
もともと肥満や心筋梗塞の人のための大会でした。
漠然と運動するのだとなかなか続かない。
だから目標として何かイベントをというので
始まったのがホノルルマラソンです。

私自身も1998年に初めてホノルルマラソンに参加しました。
それまでマラソンはおろか、10分走るのもイヤだったのですが、
ウォーキングから徐々に時間と距離を伸ばして、完走しました。
翌年からはハワイに住むようになったので、それ以降もよく
参加しています。昨年の熊本城マラソンにも参加しました。
沿道の応援がすごくて感激しました。

■ いきなり走ってもOK?
マラソンはともかく、とくべつ病気もないので走って良いか?と
聞かれることがあります。ほとんどはOKなんですが、
なかには潜在的にリスクを持っている方がみえます。

たとえば普段から暴飲暴食、肥満気味で動脈硬化がある。
そんな方がいきなりハードな運動を始めると、心臓が悲鳴を
あげることがあります。最悪の場合は突然死。
だから運動を始めるときには、徐々に時間とペースを
あげるようにしてください。そして理想は負荷心電図、
これは自転車をこいだり、階段を上り下りして心臓に
「負荷」をかけて、不整脈や突然死の兆候が運動によって
誘発されないかをチェックする検査ですが、
それを事前に受けられることをオススメします。

そんなの怖いからやっぱり運動はしない。
そうすると今度は生活習慣病になるリスクが増えます。
どちらがオススメかというと、もちろん運動をすることです。

■ ではどうやって始めれば良いか?
最初は短い時間から、ウォーキング程度でOK。
いきなり早いペースで走り始めると
(このパターンは昔運動経験のある方に多いのですが)、
カラダがビックリするし、心臓に負担がかかるので気をつけること。

それから徐々にペースをあげていく。
スピードをあげるよりも、ゆっくりで良いので時間を
増やしていくことをオススメします。
フォームも大切なので、書店などで本を購入しても良いし、
今はYoutubeで検索すると色々出てくるので、
それでフォームを身につければ良いですね。

あとは走った時間を手帳にメモしたり、
今はiPhoneなんかで走る時間やペースを記録できる
アプリもあるので、そういうものを活用すると続けやすいです。

●Question 4
今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

大学のFacebookもありますので、ぜひチェックしてみてください

熊本大学で生涯学習!
生涯学習に関することだけでなく、
大学の様子など、日々の情報をアップしています。

 

                                                 

 

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熊本大学 岡田憲夫教授

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

3ヶ月間にわたってスペシャル企画でお届けしています。

題して「FMK Morning Glory ヒューマン・ラボ 熊大ラジオ公開授業・知的冒険の旅」。

毎回、熊本大学の先生を講師に迎えて、さまざまジャンルの研究テーマについて

お話をうかがっています。

12回目の講師は、熊本大学自然科学研究科減災型社会システム実践研究教育センター教授 の

岡田憲夫 先生です。

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プロフィール                                                     
1947年 北陸・富山市生まれ。団塊の世代の走り。大阪育ち。でも幼き心の原風景は冬景色、雪だるま。 京都大学工学部ついで大学院で土木工学、特に社会基盤計画学を学ぶ。 特に水資源・環境マネジメントの新しい計画論について研究し、工学博士を授与される。 京都大学助手を経て、1977年 鳥取大学工学部土木工学科助教授、  1986年 同社会開発システム工学科教授。 当時日本でほとんどなかった都市・地域づくりやそれを支える情報コミュニケーションシステム、生産システムなどのデザイン工学を学ぶ学科を創設するためのリーダー役を務める。 これは土木工学、都市工学、経済学、情報工学、経営数理科学などの融合的で先端的な専門分野への私の興味と関心を募らせる忘れがたい体験となった。また縁あって鳥取県智頭町のまちづくりグループのお手伝いをすることになり、以来今日まで30年弱続いている。このようなこともあり、机の上の学問だけではなく、 実際の生きた現場(フィールド)で教育・研究していく私の現在の教育・研究のモットーとなっている。                              1991年 京都大学防災研究所教授に移り、水資源・環境マネジメント 、地域都市計画、まちづくりの研究に加えて、 総合防災学、災害リスクマネジメントの研究領域を切り開いていく仕事に従事する。国際的にも、ウィーンの国際応用システム研究所(IIASA)と手を携えて、国際総合防災学会(IDRiM  Society)の設立に取り組む。10年以上の積み上げをもとに、2010年より同学会が設立され、現在本学会の初代会長を務める。2009年から 2011年まで京都大学防災研究所長、2012年4月に京都大学から熊本大学に移り、同 年12月より現職。              趣味は日本各地や世界をめぐること。いろいろな人や言葉や文化と出会うこと。その意味では仕事と趣味は一体化している。 多様な本のコレクション。                                                                          
                                                                                                      
Q② 岡田先生の専門である「 総合防災学、災害リスクマネジメント」とは、どんな研究ですか、わかりやすく教えてください。
総合防災学とは、何か?  実はいささか込み入った話しになるが、敢えてざっくり言うと次のようになります。
1.「防災とことさら言わないで防災(減災)を実現する方法」を研究する新しい学問。 
めったに来ないけれど、来たら人の一生が引っくり返るような災害へ備えて行くには、一見
このような迂回(いろいろと遠回りしたようにして随時戻ってきてはまた一件横道にそれて行くようなアプローチ)戦略が役に立つはずである。1995年の阪神淡路大震災のときに、  そのような新しい学問を開拓することが必要だと多くの研究者が痛切に感じた。 このことは2011年の東日本大震災でも、その重要性と意義が広く理解され、求められることになった。 同時に、もっともっとこの方面での研究を進めるとともに、そのための人材づくりや教育プログラムの大切さが認識されることとなった。  「防災とことさら言わないで、一見迂回したようなアプローチをとる」とは、たとえば、ある集落・地区が突然大災害に見舞われたとき、 お互いに住民同士よく知っているか、互いにコミュニケーションはよく取れるのか、 避難所に行ってすぐに炊き出しや、避難所の物資の割り振りなどを住民自身でしなければならなくなったりする。これは、普段から地区コミュニティで共同で何かの行事や活動を定期的・積極的にしているかどうかで大きく変わる。その意味では、たとえば「伝統的な地域の祭り」を積極的に維持しようとしている地域は、このような地域力が常に保たれるような仕掛けを持っていることになる。それがあるかないかは災害の後の地域の復旧・復興の力(バネ)が効くかどうかに大きく関係することが研究面でも分かっている。 このことは、昨年7月の熊本で豪雨災害でも浮き彫りになってきたように思われる。                                                                                                              
2.「減災まちづくり」の進め方を研究する学問 」        
めったに来ないけれど、来たら人の一生が引っくり返るような災害へ備えて行くには、行政や防災の専門家にすべてを任せるやり方では限界がある。むしろ「自分という命の持ち主」はつまるところ、住民の人たちや企業の経営者であるという自覚と自立ある行動が不可欠となっている。たとえばいざとなったとき、とにかく確実に自分(たち)で避難できるようにする。行政が指定した地域の避難所に逃げるべきなのか、それとも災害の種類や状況によっては「地域ならではのいっとき避難所」に駆け込んだ方が良いかもしれない。そのようなことは日頃から、地域の人たちが中心しなり、行政や専門家を巻き込んで事前に「まちの点険」のためのタウンウォッチを繰り返したり、それに基づいて「避難の仕方」を「地域ならではのやり方」バージョンに編みあげて行く営みが大切である。これはある種の「参加型まちづくり」であり、私はそのためのユニークでとても効果のあるワークショップ技法を開発し、日本の各地(鳥取県智頭町、京都市中京区朱八自主防災会など)だけではなく、広く世界のいろいろな地域コミュニティ(韓国、ネパール、インド、インドネシアなど)に導入する事例研究を進めている。 この手法は四面会議システム(YSM)と呼ばれています。最近ではJICAや国連大学の研修でも講師を務めて、 アジアやアフリカの国々への普及も図っています。     
http://www.jcca.or.jp/achievement/riim_report/vol_06/002report6.pdf.「こちらで大風が吹けば、地球の向こうで失業する人が出てくる」  という複雑系の社会システムを研究する学問」 
「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが、 「こちらで大風が吹けば、地球の向こうで失業する人が出てくる」 という現象は21世紀社会では現実のこととなっている。これは「大風が吹く」
いう「こちらだけの話」が、世界がグローバリゼーションで複雑に繋がり合っているために、ここだけの話では終わらず、国境を超えて世界中に影響を与える可能性がある。現実に、2011年 3 月11日の東日本大震災が起こったとき、海の向こうの北米大陸では、トヨタやフォードの乗用車生産ラインが止まったり、生産規模を大幅にレベルダウンせざるをえなくなった。結果的に北米の地域経済や労働環境にも大きな影響が出た。  これはグローバリゼーション社会におけるサブラインチェーンシステムの宿命的な問題でもあり、ローカルな災害(自然・社会)が、地球を駆け巡る問題に変質する時代に私たちは生きていることを意味している。                                            また同じ2011年の秋、タイでも同じようなケースがあった。「2011年10月初めよりタイ中部を中心に洪水が発生し、被害が全国に広がりました。日系企業が多く入居するアユタヤ県を中心とした工業団地が冠水し、工場が操業停止となるなど大きな影響が出ました。」 http://www.jetro.go.jp/world/asia/th/flood/                     このような問題は自然現象だけではなく、情報システム、運輸交通システム、経済的・社会的システムなどが複雑につながった問題であり、その解析には数理科学の手法も含めた学問や制度の垣根を超えた取り組みが求められることを意味している。 私はこのような研究分野を切り開くためにこの10年来取り組んできている。                                                                            
Q③ 岡田先生がこの研究に取り組むことになった「きっかけ」のようなものがあれば教えてください。
 総合防災や災害リスクマネジメントの研究については、1995年の阪神淡路大震災が大きな弾みとなったが、それ以前からそのような研究は始めていた。防災にリスクマネジメントという考え方や方法論を持ち込み、さらにはリスクマネジメントの研究分野自体にも新風を吹き込んでいくという気概で、 1980年代から取り組んでいる。 「きっかけ」ではなく、それが「きっかけになって」であるが、オーストリア・ウィーンの国際応用システム研究所(IIASA)と手を携えて、総合防災学に関する 国際学会を立ち上げる運動と活動を2000年から始め、2010年にはこれが正式に国際学会になって今日に至っている。                                                         
特に 「減災まちづくり」の進め方を研究については、災害に限らず、山間地域が抱える多様な障害や危機をどのように乗り越えれば良いのかについて、  鳥取大学社会システム工学科を開設したときから、取り組んでいる。鳥取県智頭町の地域活性化のグループとのお付き合いは、もう30年近くになる。                                                         
                                                             
                                                              
Q④熊本県に住む人々にとって、注意すべき「防災」などありますが?特徴ななどありましたらお願いします。
①昨年の7月12日の豪雨災害はいろいろな教訓を残しましたが、私の専門とする「総合防災学」や「災害リスクマネジメント」という考え方や方法がもっともっと熊本でも研究や教育の両面で必要だということも、その教訓の一つではないかと考えます。  
特に「減災まちづくり」をいかに効果的に進めて行くかはこれからは避けて通れない問題のはずです。堤防などのハードな施設は大切だが、それでは完全に守れない洪水氾濫などのリスクがあることを行政は住民にもっと分かるように伝える工夫をする。これが減災のまず出発点です。あるいは都市計画などで住み方や土地の利用の仕方にもっと規制をかける 。しかしそれには住民や企業への丁寧な説明や合意形成も求められる。 さらに同じ行政でも、河川管理と都市計画や農業基盤整備の計画を担当する部局や国、都道府県、市町村レベルでのお互いの円滑なコミュニケーションと協議・調整が不可欠です。いずれにしても、それでも完全に守れない洪水氾濫などのリスクがあることを心得た上で、そこに住む人や企業活動を行う人たちがは、いざとなったらまずは自分たちで最低限 命や財産を守れるような「自衛力=地域力」を日頃から養っておかなければなりません。 また自分たちが住んだり、企業活動を行っている「ご近所の地域」の細やかな症状は、自分たちが一番気にしており、また詳しいようになっていなければならない。すぐそばまで浸水していても気づかないことはないようにしなければならない。またそのような危機が迫ったときにいざとなったらどこにとりあえず逃げるかを日頃から話あっておくことが必要です。                                             でもそのようなことを日ごろから行政や専門家を交えてどのように検討し、そのような「自衛力=地域力」を高めるような「皆で考え、計画し、行動にまで結び付ける」 には、どうすれば良いのでしょうか? 私がこれまで研究して来た「減災まちづくりのための参加型支援の方法」は、このような目的のために活用することができると考えています。「四面会議システム技法」はこのような目的に使える一つの技法です。                                                           
②7 月12日の豪雨災害は、下流の熊本市はもとより、その上流部の阿蘇市などの山間地域でより異常な降雨強度に見舞われ、甚大な土砂災害などが起こり、集落によっては今後の存亡・帰趨にも関わる事態も発生しているように推察されます。これは今後の復旧復興計画づくりが、自然災害からの回復だけではなく、もともとひたひたと進行していた「過疎化という症候群(社会の病)に追い打ちが掛けられたという認識が必要です。つまり、この深刻化した社会の病をこの機会に逆手に取り、新しい発想で徹底的にメスを入れて治癒していくという頭の切り替えが求められているのです。その場合、ただ災害に強いまちにするというのではなく、「本当に誇りをもって住みたい、住み続けるのだ 」という「コミュニティの心の心棒(心柱)」を住民がいかに見い出し、掲げられるかが鍵となるはずです。  その意味では、災害に強いまちは、「心強いまち」でなければならず、そこには「元気なふるさと」、「美しいふるさと」、「他の人たちが魅力を感じ、引き寄せられるまち」が、自分たちの言葉でいきいきと語られるようなまちづくりでなければならないのです。              実は、東北でもいま同じようなことがあちらこちらで問題になっています。 でもそのハードルはとても高いもののようです。熊本はその意味では東日本大震災の被災地の復興まちづくりからもいろいろな学びができるはずです。(私もささやかながら、少しだけ東北の復興にも関わっています。)  同時に同じような 被災をした「まち同士」が交流しあって学び合い、励まし合って乗り越えていく方法もあるのではないでしょうか。                                                      
                                                             

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Q⑤ 「多様な本のコレクション」が趣味とのことですが、どんな本をコレクションされていますか?特色ある本などあればいくつかご紹介ください。

それがいわく言い難いのです。                                                  分かりやすい方から言いますと、旅行が好きですので世界のいろいろな辞書・辞典や言語に関する本を集めています。たとえば最近買った本では、
①「世界の文字の図典 普及版世界の文字研究会 (著, 編集)」古川弘文堂http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4642014519/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
②文字の歴史 (「知の再発見」双書) [単行本]
ジョルジュ ジャン (著), 高橋 啓 (翻訳), 矢島 文夫 (翻訳)  創元社

③ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観
ダニエル・L・エヴェレット (著), 屋代 通子 (翻訳)   みすず書房                                                  
分かりにくいコレクションの仕方としては、「流れ」というテーマで、下記のような本を集めて読みました。   
 i)「自然が創り出す美しいパターン」フィリップ ボール (著), Philip Ball (原著), 塩原 通緒 (翻訳),早川書房
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4152092564/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=465392&s=books     
  ii) 禰津家久 『水理学・流体力学』 朝倉書店、1995年、pp.5-6。ISBN 4-254-26135-7。 
⇒  ここでレオナルド・ダビンチが流体力学について既に研究していたことが示されている。    
 iii)  ダ・ヴィンチの遺言,  河出書房新社,池上英祥   
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%81%AE%E9%81%BA%E8%A8%80-KAWADE%E5%A4%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E8%8B%B1%E6%B4%8B/dp/4309503160
iv) 方丈記, 鴨長明, 岩波文庫⇒冒頭で「行く川のながれは…」と有名な哲学的観察を示している。
v) 流れの歌, 鈴木清写真集, 白水社   
 http://www.hakusuisha.co.jp/images/product/08100l.jpg                             このようなコレクションは、私の中で「流れ」で連想ゲームがおこった結果集まったもので、他の方にはよく説明しないと「脈絡のないばらばらの集まり」にしか見えないのかもしれません。                                       
Q⑥ これまでの活動を通じて、最も印象深いエピソードをお願いします。
  インドネシアのメラピ火山山麓地域で、現地の大学(ガジャマダ大学)の要請で四面会議システムが実際に使われ、いろいろと苦労はありましたが、いくつかの村で避難行動計画などを立てて実行する国際協力事業を二年近く(2009-2011)しました。 その直後に、 メラピ火山が大噴火を起こし、山麓の集落はことこどく壊滅的打撃を受けました。 
http://www.youtube.com/watch?v=hKGc6lFyecQ
多くの人命が失われたなか、幸いにも、私たちが入って支援した集落はすべて安全に避難してくれました。 (四面会議システムだけが功を奏したのではありませんが、少しは現実の生きるか死ぬかの行動に影響があったかもとれないと考えると、とても嬉しく思いました。)      

Q⑦ 今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください?
■熊本大学の大学院の自然科学研究科に減災型社会システム実践研究教育センター(略称 「減災センター」)が正式に発足しました。                                     
またここが熊本大学では中心となって、熊本県内の3大学(熊本県立大学、熊本学園大学、熊本保健科学大学) と連携して、文部科学省 大学間連携共同教育推進事業「減災型地域社会のリーダー養成プログラム」~減災型地域社会の創成に向けた地域の拠点による人材育成~が去年の秋から立ち上がりました。5年間の共同事業です。  下記のホームページをチェックしてみて下さい。  

・減災型社会システム実践研究教育センター(IRESC)http://iresc.kumamoto-u.ac.jp/index.html

・大学間連携共同教育事業 減災型地域社会のリーダー養成プログラム http://iresc.kumamoto-u.ac.jp/renkei/index.html

■  東日本大震災の被災地の声を世界に伝えるために英語に翻訳して発信するボランティア的
取り組みを2011年 6月より始めています。興味のある方は、下記のwebsiteを見てみて下さい。                                                                   
災害の復旧や復興に、言葉が果たし得る力と可能性を耕すささやかな試みです。ニュースソースは現地に入って活動を続けてきた災害ボランティアの皆さんが提供してくれます。翻訳ボランティアには、大阪豊中の国際化促進組織や翻訳大好きな市民がサポートしてくれています。 
http://voicefromfield.com/

 

                                                         

 

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