« 会社のヒミツ | メインページ | アーカイブ | やさしいごはん »

ヒューマン・ラボ

「AKASAKI海想日誌」

今日は、現在展開されている「AKASAKI海想日誌」について、

つなぎ美術館 学芸員の「楠本智郎」さんにお話をうかがいます。

まずは、この“AKASAKI”について少しお話したいのですが、

ご存知の方も多いでしょう、津奈木町にある、

現在は閉校となっている“旧赤崎小学校”のことです。

海に浮かぶ小学校として知られていますよね、

海底からの高さ4メートルのところに建設され、

左右には円窓を施すなど“豪華客船”の雰囲気も漂う中、

校舎の西約80メートルには、裸島、弁天島、黒島と三つの島があり、

干潮時には陸地とつながるなど、全国的にも珍しい海上小学校でした。

0000

そんな旧赤崎小学校を舞台に展開されている「AKASAKI海想日誌」、

これは、どんな内容なんですか?

津奈木町では美術を用いた地域資源の活用と

文化振興を担う人材の育成を目的に

平成20年から住民参画型現代美術プロジェクトに取り組んでいます。

このプロジェクトの第4弾が「AKASAKI海想日誌」です。

「AKASAKI海想日誌」では、

彫刻家、今田淳子さんをメイン・アーティストに迎え、

(熊本市出身・熊本大学大学院修了・ブレラ美術アカデミー卒業)

旧赤崎小学校を舞台に年間を通じて表現活動を繰り広げます。

地域活性化団体、婦人会など津奈木町を拠点に活動する

諸団体のメンバーと小・中学校の教員によって構成される実行委員会が

ファシリテーターを務める今田淳子さんと

毎月のワークショップの内容を協議しながらプロジェクトを進めます。

ファシリテーターとは、講師役とは違って、何かを教えるのではなく

参加者と一緒に活動をすることで、参加者の気付きを促すような

役割を持っています。

また、今回はゲスト・アーティストとして2008年の

住民参画型現代美術プロジェクト「津奈木ハートマン計画」で

ファシリテーターを務めたレインボー岡山さんを迎えます。

具体的に、これまでの開催の様子を教えて下さい。

・第1回ワークショップ「弁天様に復活祈願!」では、

今田淳子さんが暮らしていたイタリアの風習を模して、

参加者各自が地域への思いを込めたオブジェをつくり、

旧赤崎小学校の沖合に浮かぶ弁天島が見える丸窓に

活性化を願って飾り付けました。

0515

第2回ワークショップ「発信!AKASAKIコレクション」では、

身体を包み込むような衣装を不織布を素材に制作し、

屋外で記念撮影を兼ねたファッションショーを開催しました。

0703

ちなみに…

2回目のワークショップを開催中にたまたまつなぎ美術館を

デートで訪れた鹿児島と熊本の遠距離恋愛中のカップルが

3回目以降は毎回参加してくれるようになり、

スタッフのように雑用からワークショップの進行までを

手伝ってくれています。

初参加の時からあまりにも働きぶりが良いので

私も含めてスタッフ全員が地域の方の親戚だと思っていたようです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

・第3回「いのちの繭玉体験記」では、カイコについて学習した後、

細く裁断した不織布をカイコが吐き出す糸に見立てて、

本物と同じような手法で全長約3メートルの

巨大な繭玉を制作するなどしました。

0724

0820

第4回ワークショップ「アートdeマルシェ」では、

校庭に設けた特設市場で木の皮や毛糸などさまざまな素材を調達し

台紙に貼付けるなどして思い思いの作品をつくり、

後で各自がこれらを組み合わせてショートストーリーをつくり発表しました。 

0821a

0821b

住民参画型現代美術プロジェクトと紹介していただきましたが、

住民“参加型”ではなく“参画型”で取り組まれていることへの思いは?

広い意味では「参画型」も「参加型」のひとつです。

ただ、専門的には「参加型」は「参集型」、「参与型」、「参画型」に

分類することができ、この中で最も進歩的なのが「参画型」です。

他のふたつに比べて企画の段階からプロジェクトにかかわり、

その後も運営に携わる必要があるため、

実行委員には常に自省的な対応が求められますが、

このことは行政主催のプロジェクトであるにもかかわらず、

実行委員のアイデアが大きく反映されることを意味しており、

やりがいもあるわけです。

実際にやってみたら途中で次から次に課題がでてくることも

少なくありませんが、その度にミーティングを重ね落としどころを探るので

組織としての結束も強まります。

都心部ならともかく津奈木町のような地域では

美術に興味を抱く人は極少数。

このような地域で美術の面白さを地域の視点で伝え、

なおかつそれを地域の活性化につなげるためには

企画から参加してもらうしかないでしょう。

それまで美術に興味のなかった人から「現代美術は面白い」といった

声を聞き、彼れらが自主的に来年以降の活動について

議論している姿を見ると、この考えは間違いではなかったと思います。

この「参画型」は美術に限らず音楽や演劇の分野やなどでも

応用できると思いますが、そのためには地域文化コーディネーターの

存在が不可欠です。

専門分野の知識だけではなく文化全般に関する幅広い知識と

地域の人や予算を動かすマネジメント能力を備えた人間が

アーティストと地域の橋渡しをする必要があります。

行政としても組織の中にこのような人材を育成する必要があると思います。

今後開催予定のイベントについて教えて下さい。

「AKASAKI海想日誌」でファシリテーターを務める今田淳子さんの個展

「今田淳子展 いのちのかたちと空間」を開催します。

「生」と「死」がたたずむ空間をインスタレーションを交えた作品群で構成し、

今田淳子さんの挑戦の軌跡、そして変化と飛躍の兆しを伝えます。

会期は9月17日から11月27日まで。

また、9月17日(土)は午後2時からアーティスト・トークを開催します。

そして、

9月25日には第5回ワークショップ「レッツ!スケッチ!キモチのカタチ」、

10月16日にはアート・ピクニック、

11月6日には女子美術大学の南嶌宏さん(元熊本市現代美術館長)

による記念講演会「アーティストに力を与える者と物」を開催します。

ワークショップとアート・ピクニックは事前の申し込みが必要です。

また、10月25日には、私がくまもと県民交流館パレアの

「くまもと県民カレッジリレー講座」で

「アートで復活!海の上の小学校」と題してレクチャーを行います。

こちらの申し込みは熊本県生涯学習センターまで。

お問い合わせ先を教えて下さい。

AKASAKI海想日誌 Blog http://akasakikaisou.blog.fc2.com/

つなぎ美術館 0966-61-2222 毎週水曜休館 

   

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック                                                                                                                                

モカの森工房「佐々木敏明」さん

今日は和水町の肥後民家村に「可愛い雑貨の店♪モカの森工房」という

工房兼ショップを構えていらっしゃいます、

佐々木 敏明さんをゲストに迎えました。

ハンドメイドショップ moca*aの概要を教えてください。

自然がいっぱいの肥後民家村、

国指定の古墳群や200年~300年前の古民家を集めた自然公園、

テーマパークみたいな所で楽しい体験教室やっています。

可愛い看板が出迎えてくれる、

アクセサリーや雑貨作りの体験ができるお店です。

可愛いネックレスやストルーなどのファッション雑貨や

手芸用品.生地.裁縫.副資材もあります。

羊毛フェルト雑貨や可愛いアクセサリー作りの体験教室♪で手作り、

ハンドメイドを楽しんでいただけます。

佐々木さんがフェルト雑貨を作り始めたきっかけを教えて下さい。

実は関東でサラリーマン(デザイン関係の仕事)をしていました。

脱サラで(介護をかねて)こちらにやってきた時に、

再就職を考え、自分で出来ることは何か!?と考えたときに、

自宅で夫婦二人で出来る仕事、小さな子供がそばにいても危なくない事。

そこからフェルトという素材を選んだんです。

何よりも、1番大きかったのは女房と一緒に出来るということですかね。

こちらに来るときに思っていたのが、

「家族単位の小さな幸せ」だったんです。

作品について教えて下さい。

羊毛を仕入れて、それを洗って、1本ずつ細い糸を、

ニードルという針、または家庭用の中性洗剤を使って絡ませて、

特別な台でチクチクとついて、作っていくわけです。

Photo

ちなみにこちらはどれぐらいの時間で出来ますか?

初めての方で1時間半~2時間で出来ると思います。

Photo_2

皆さんの大切なペットを模したものを作ることも出来ます。

どうぞお問い合わせ下さい!

Photo_3

そしてこちらが、

佐々木さんオススメの”フクロモモンガ悠斗君”です。

http://mocaa.net/?pid=19859419

作品にもストーリーにも夢があるでしょう!

工房の体験教室ではどんな作品を作ることができますか?

羊毛(ウール100%)で出来ますよ♪

【くまもとサプライズ熊本県許可第326号】

■くまモン缶バッチ 1000円 ■くまモンブローチ 2000円 

■くまモンバッグチャーム 2000円

■うさぎ 又は、くまブローチ 1500円

★全て材料費込みの価格

自然素材・柔らかで優しい肌触りの羊毛の特徴をいかし、

くまモンの可愛さ・優しさを魅力的に表現出来ます。

年齢制限はありますか?

小学校4年生以上のお子さんであればどなたでも、

小さなお子さんはパパかママのお手伝いだったらOKです!  

お問い合わせ先、営業時間、定休日など教えてください。

申し訳ございませんが、最近イベントに参加、出店することが多くなりました、

必ず電話でご確認下さい。

モカの森工房情報

〒861-0531 熊本県山鹿市中596-25

電話番号 0968-44-0443 もしくは090-1344-1568(佐々木)

営業時間 毎週木~日曜日 AM10:30~PM5:00  

ネットショップ http://mocaa.net/

ブログ  http://cat25.net/   

http://mocaa.otemo-yan.net/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック 

劇団きらら「コデ。」

8月26日(金)~28日(日)までの3日間、

熊本市現代美術館アートロフトで公演される、

池田美樹さん書き下ろし・劇団きららの最新作「コデ。」について

「劇団きらら」の池田美樹さん、

北九州の「飛ぶ劇場」の寺田剛史さんにお話をうかがいました。

※9月3日4日は福岡・博多のぼんプラザホールでも上演

「コデ。」とはどんな意味なんですか?

いきなりですが、「人生を24時間で表すとしたら、

今何時頃だと思いますか?」

自分(池田美樹サン)が48才になり、もう夕方だと思ったんです、

その時にココで何してるんだろうと思うことが増えたんですね。

時間の過ごし方を考えたときに、

夕方までにじっくり考えたいなと思うコメディ。です。

寺田さん「僕は0時3分。深夜を過ぎたぐらいの時間帯です。

今までは無我夢中でやってきたけど、

ちょっと時間がゆっくり流れるかなというイメージです」

作品の内容について教えて下さい。

大型の中古本店に小物の店長がいて、

そこに同い年(37歳)のバイトの男の人がやってきます。

店長は家族もいて家もあって車もあって、という人物、

逆にバイトにやってきた男は何ももっていない、

そんな2人を舞台に繰り広げます。

この何も抱えていなくてやってくるのが寺田さんの役です。

彼は実生活、子供さんもいるし、家も建てて、演劇だけでなく

様々なことをやっている彼なんですよ。

寺田さん「でも現実まだアルバイトもしていますし、

この役からも近からず、遠からずという感じです。」

池田さんから見た寺田さんの魅力は?

私はずっと一方的に見るだけのファンだったんです、

何も言わないのに佇まいだけで雰囲気があるなぁと思っていました、

実際、稽古場の女子が寺田君しか見ないぐらい、

人をひきつける魅力があります。

寺田さん、劇団の作品に出るのはどんな感じですか?

実はこの1ヶ月、熊本に住んでいます。

今回の作品に関しての思いとしては、

僕自身他の劇団の作品に呼ばれることってそんなに無いので、

呼ばれたときには行ける範囲で参加しようと思っているんです。

劇団きららさんは、長い事やっている価値のある劇団だと思います。

熊本という離れた土地でやっている劇団の作品に出てみたかったし、

そこの土地柄、劇団の空気に触れてみたいと思いやってきました。

実際にやってみて、想像とは違うことがたくさんあります、

演出に関して最初の印象は「遠慮ぎみ」だなと思いました。

今は、俳優がやろうとしていることを、

なんとか舞台にあげようとしてくれてるんじゃないかな

という風に感じています。

最後にメッセージをお願いします。

30代40代の男性、ぜひ1人でこそっと見に来てもらいたいです!

~~~~~チケットプレゼント~~~~~

27日(土)18時~ 熊本市現代美術館アートロフトの公演分を、

ペア2組の方にプレゼントします。

ご希望の方は、glory@fmkumamoto.jp  へ、

郵便番号・住所・氏名・電話番号をお書きの上、

8月23日(火)の番組終了までにお送り下さい。

その他、詳細は「劇団きらら」WEB SITEをご覧下さい。

http://www.gkirara.com/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック 

東海大学 産業工学部 環境保全学科 教授「藤下光身」さん

今日は東海大学 産業工学部 環境保全学科

教授 藤下光身さんをゲストにむかえました。

東海大学 宇宙情報センター(熊本空港近く、大きなアンテナがある施設)

ではどんな研究がおこなわれているのでしょうか?

基本、東海大学宇宙情報センターでは研究はしていません。

あそこは地球観測用人工衛星からのデータ受信基地で、

受信したデータは東京の東海大学情報技術センターに送られ、

そこで研究が行われています。

東京での研究は広く画像解析の全体に及びますが、

地球環境問題に絡んでくる分野では、森林面積の変化や流氷の監視、

地震や津波・火山噴火などの災害時の被害状況の解析や、

変わったところでは古代遺跡の発見などの研究があげられます。

藤下先生の現在の専門分野は「電波位置天文学」ということですが、

研究内容の概要を教えてください。 

電波を利用して天体の位置を正確に測定する分野です。

具体的には超長基線電波干渉計(VLBI)と呼ばれる装置の

精度向上に関する研究や、

その観測結果からクエーサーと呼ばれる宇宙の端の方にある天体の

位置をどう定義するかを検討しています。

最近では地球外知的生命体のデータ解析に時間を取られて

あまり進んでいませんが、

手前の銀河などで電磁波が曲げられる重力レンズ効果によって、

中心にあるとされるブラックホールの位置が推定できないかを調査しています。

専門用語ばかりになって難しいかも知れませんので、

例えて別の言い方をすると、1~2mの大きさのある人間の位置を

1~2mmの精度で決めるために、

「人間の位置」というのをどう定義したら良いのかを

考えているということになります。

人間は服によって輪郭変わり、食事すれば重心の位置も変わります。

そういう状況を乗り越えて変容する天体の普遍の位置を

決める事を考えています。

現在の研究課題の一つに「地球外知的生命体の探査と

探査方法の検討」というものが挙げられています。

そもそも先生が宇宙や地球外知的生命体に興味を持ったきっかけ、

またこの研究の意義・目的を教えてください。

高校生の時には、この世界の根源を考える「素粒子論」と、

単細胞生物と多細胞生物の状態を行き来する「粘菌」の

どちらかの研究をしたいと考えていました。

大学で素粒子論を勉強したのですが今ひとつ乗れなくて

(実は落ちこぼれた)宇宙に興味が移りました。

地球外知的生命体は特にきっかけはなく、

子供の時からずっと興味を持っていました。

研究の意義と目的ですが、理学の場合、まず好奇心を満たす

という理由があると思います。私個人の好奇心もですが、

人類全体の好奇心としても「他に知的生命体がいるかどうか知りたい」

という要求があると思います。

発見されれば、過去の地球上の歴史が示すように異文化との

接触による知識の大幅な発展があるはずです。

また、他の知性体の存在により逆に1つの地球という連帯感が高まり、

地球平和に貢献するでしょう。さらに、もし敵対的な生命体であれば、

地球側が先に発見しないと大変なことになります。

1999年に行われた観測は「日本で最初の電波による

地球外知的生命体の探査」と言われていますが、

この時はどのような方法で行われ、どのような成果が得られたのでしょうか。

世界では1960年にアメリカのフランク・ドレイクによって最初に行われました。

以来、50年近くいろいろな人が観測してきたのですが

我々の文明が発する信号にまみれてそれと確信できる信号は

見つかっていません。そこで複数の観測局で同時に観測するという

試みをしてみました。こうすれば信号が見つかったとき、

天体からのものであることが確信できるからです。

名古屋大学太陽地球環境研究所のアンテナの内、

長野県にあるものと山梨県にあるものを同時に使わせてもらい、

ふたご座ベータ星(ポルックス)を5日間で

合計約1時間観測させてもらいました。

残念ながら同時に出ている信号は発見されませんでした。

それから10年後の2009年に実施された全国同時観測は、

どのような方法で行われ、どのような成果が得られたのでしょうか。

もともとは世界天文年に合わせて何かやってくれないかと

世界天文年の国内組織から持ちかけられたものでした。

私と西はりま天文台の鳴沢さんとで協議し、

学術的な試みに合わせてアマチュア天文家の参加も

可能となるように企画しました。私が普段から言っていた、

宇宙からの信号と確定するための「多周波・多地点・多方式同時観測」を

オープンでやろうというものです。

従来の観測とは異なり、天文コミュニティーに観測時間と観測対象を公開し、

自由に観測に参加してもらう方式です。

最終的には世界天文年とは無関係に行いましたが、

電波の様々な周波数に光による観測も加えて、

電波では8機関の12アンテナ、光学観測は26望遠鏡が

国内各地から参加しました。

この時は和歌山大学が怪しい信号を見つけたのですが、

結局地球の電波でした。

なお、2010年には私と鳴沢さんが提案し、

アメリカ側の努力で世界各国が参加した世界同時観測(ドロシー計画)も

行いました。

この時は15か国(日本・韓国・アメリカ・メキシコ・アルゼンチン・

オーストラリア・インド・イタリア・ドイツ・オランダ・フランス・

スペイン・イギリス・スエーデン・南アフリカ)

・25機関で観測が行われました。

この時も怪しい電波が受信されましたが宇宙からのものではありませんでした。

2009年の観測にはアマチュア天文家の方々も参加されたようですが、

アマチュアの方々の観測方法を教えてください。

アマチュア無線家やアマチュア天文家が自身で持っている

電波望遠鏡や光学望遠鏡とその記録装置を使って参加してくれました。

個人で直径が6mもの電波望遠鏡を持っている人がいます。

私たちはさまざまな地球外知的生命体の姿を想像して、

絵や映像などで表現していますが、

先生が想像されている地球外知的生命体の姿はありますか?

ありません。外形は環境に影響を受け易く、

例え具体的な天体が想定されたとしてもなかなか姿を

推定するまでには至りません。

これまで地球外知的生命体という、

私たちにとってはちょっと遠い存在の研究についてお聞きしてきましたが、

東海大学ではもっと身近な問題についても教えていらっしゃいます。

環境保全学科ではどのようなことが学べるのでしょうか。

私だけが学科内容から遠い研究をしていますが、2系統の勉強が出来ます。

1つは人工衛星や気球を使って得た地球の環境や

地質データを解析するリモートセンシングやその環境情報を

地図と組み合わせる地理情報システムと呼ばれる

「環境観測」の分野の勉強。もう1つは生物の生息する環境や水環境、

防災技術や資源のリサイクルを学ぶ「環境保全」の分野の勉強です。

~~東海大学 熊本キャンパス オープンキャンパスのお知らせ~~

今年度の熊本キャンパスの予定は、8月27日(土曜日)、

11月3日(木曜日:学園祭)、来年3月17日(土曜日)にあります。

いずれも10時から15時までです。

インターネットにも情報が載っています。

東海大学 熊本校舎に関するお問い合わせ先

東海大学九州入学広報課 096-386-2608

HP http://www.u-tokai.ac.jp/

※今日のblogは事前にいただいたアンケートを掲載しています。

番組コーナー内でマツザキが「宇宙人居ると思うんです!」と

何度も話していた様子はぜひポッドキャストでお楽しみ下さい♪

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック 

「くつしたがだるだるになっちゃうわけ~イマドキ妖怪図鑑~」

今日は、熊本在住のマンガ家 ゴトウマサフミさんがゲストです。

110808_102605

2007年に「モーニング」に連載されていた「TOKYO妖怪図鑑」という

マンガが、8月5日に単行本として発売されました。

タイトルは「くつしたがだるだるになっちゃうわけ~イマドキ妖怪図鑑~」。

例えば日常生活の中で「シャンプーとリンスを間違えてしまう」

なんてことありませんか?

これは「シャンプー少年」という妖怪の仕業らしいですよ。

こういった妖怪のイラストとその生態、

どんな時どんないたずらをするのかがまとめてあります。

単行本になった感想はいかがですか?

連載の時はモノクロだったんです、

この単行本になってカラーになったのが初めてだったんで

感動しました。

発売が決まった時の周りの反応は?

実は自分自身が最初は”ドッキリかな”と思っていたので、

あまり人には話していなかったんです。

でもだんだん話しの内容が進んでいくのに従って、

あっ本当に発売されるんだなと思い、周りにも話すことができました。

ちなみに今日も番組に来る前に一仕事終えてこられたんですよね?

1日の流れというのは?

特に決めてはいないんですが。

家ではまとめる作業をして、最初のアイディアとかは、

北熊本近辺のファストフード店で考えたりするんです。

それからメープル(愛犬)の散歩を毎日しています。

姪っ子さんも一緒に同居されているそうですね?

4歳になる姪っ子なんですが、絵を描くとか塗るとかパソコンとか

すごく興味がある頃なんでしょうね。よく邪魔されたりします。

今回も発行にあたってポップを書いたんでそれを並べたら

「うわぁかわいぃ、ピンク色で~、何コレ~」と

大人びた感想をいただきました。

~~~~~~~information ~~~~~~~

「くつしたがだるだるになっちゃうわけ~イマドキ妖怪図鑑~」は、

書店で発売中です。

熊本市の長崎書店(上通り)、蔦屋書店(三年坂)、金龍堂(まるぶん)では

ゴトウさんが手作りした妖怪のポップが、本を抱えて店頭でお待ちしています。

さらに週刊モーニングのHPでは期間限定で「イマドキ妖怪図鑑」のブログも。

毎日1匹ずつ妖怪を公開しています。

こちらで紹介していく妖怪は単行本では紹介されていません。必見!

http://morningmanga.com/blog/youkaizukan

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック 

象眼師「伊藤恵美子」さん

今日は、象眼師の伊藤恵美子さんをゲストに迎えました。

伊藤さんのご出演は今回で3回目になります♪

110801_102220

今回伊藤さんは『伝統工芸日本金工展』で

「新人賞」を受賞されたそうですが、この『伝統工芸日本金工展』は

どんな催しなんですか?

『第40回伝統工芸日本金工展』

東京会場:平成23年5月10日(火)~16日(月)

熊本会場:平成23年8月2日(火)~9月4日(日)

熊本県伝統工芸館2階常設特別展示室

岡山会場:平成23年11月17日(木)~12月4日(日)

岡山県立美術館

「趣旨」=我が国に古くから伝えられている鋳金、鍛金、

彫金等の金属工芸の保存と発展を期し、現代生活に即する作品を創り、

広く一般の清鑑と批判を仰ぐことを目的とする展覧会で、

人間国宝の先生方も多数出品されていて、

日本の金属工芸の中で一番レベルの高い公募展です。

金工展HP:

http://www.nihon-kogeikai.com/BUKAITEN/KINKO/KINKO.html

この中で新人賞を受賞したそうですが、どんな賞ですか?

『新人賞』とは、この公募展で入選はあっても、

入賞歴のない方の中で与えられる賞です。

私の場合、入選は一回で二度目で賞をいただいたので、

かなり早い受賞なのだそうです。

この公募展では賞に入ること自体、熊本は元より九州エリアで

初の受賞者だそうです!!

受賞したことで変化などありましたか?

向上心が増しました。作ることにさらに貪欲な気持ちになったと思います。

今回受賞された作品 「メガネックレス」

Photo

象眼制作をする際に伊藤さんがポリシーにしていることは、何ですか?

もともと、アクセサリーなど作っていたのですが、

せっかくならば自分にしか出来ない様な技法で作品が作れたらと思い、

象眼を始めました。

そして、スペインと日本で学ぶ機会があり、

そこで知った技法と日本の肥後象眼の技法を使って作る

今のスタイルになったのですが、日本の象眼師から言わせると、

私の作品は『肥後象眼ではない』と、言われますし、

スペインの職人から言わせても、

『それはダマスキナード(スペイン象眼)ではない』と言われます。

それって、世界に一つを創ることに一歩進んでいるのではと思います。

枠にとらわれないものを作りたい、とは思っていますが、

あくまでも肥後象眼をベースに作っていきたいなと思っています。

そしてこれからは、小物を作りたいななどとも思っています。

これまでの活動の中で最も印象深いエピソードをお願いします。

最近では、5月に県民百貨店で個展させて頂いたときに

ご来場頂いたお客様から、後日、電話を頂きまして、個展を見た後、

スペインに旅行されたそうで、

なんと、私のお友達の日本人向けにガイドをしているカルロスという

スペイン人に会って、私の話をいろいろしたんですよと言われました。

人は人知れずつながっているものなんだと思うと、

変なこと言えないなぁと思ったのでした。

今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

ひとまずは8月2日から、熊本県伝統工芸館で開催される、

伝統工芸日本金工展に今回新人賞を受賞した作品も展示されます。

私の作品も伝統工芸館のショップのほうでも扱っていただけることに

なりましたので、展示も作品もご覧いただけると嬉しいです。

さらには、いろいろと公表したいことがモリモリなのですが、

まだ、公表できないものがあります。

ぜひ、ブログをチェックして頂ければと思います。

http://oveja-emi.cocolog-nifty.com/blog/ 

トーク中に話題になった素敵なアクセサリーの一部です♪    

110801_102238         

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック                                                                                                 

ネイリスト・田中幸児さん

今日はネイリストの田中幸児さんをゲストにむかえました。

Photo

男性ながらネイリストとして活躍中の田中さんですが、

まずはプロフィールからご紹介しましょう。

1978年熊本市生まれ、

7年前にオーナーに出会いネイルを始める。

ネイル技術の勉強をしながら、サロンワークも学び

ネイル検定一級を取得。

主に光の森店に所属し、幅広いお客様と出会ったことで、

目の前の相手がどう喜ぶかを常に考え、業務にあたる。

今年1月から、姉妹店NAIL+SPA SAKURA 上海店の

オープニングスタッフとして、上海店に所属。

*ちなみにアレーズ・ル・レピは・・・

2003年創業ネイルサロン   Alaise Le Repit (シャワー通り本店)、

Le Repit 光の森店 (ゆめタウン光の森1階)、

Le Repit クレア店(イオンモールクレア2階)、

New York マンハッタン2店舗、中国上海1店舗、各国に店舗があります。

アレーズ・ル・レピにはスタッフは男女それぞれ何人いますか?

女性26名 男性1名 男性も同じくサロンワークをしています。

お客様の普段の生活や好みのデザインに合わせた提案をして、

より満足していただける施術を心がけたり、会話を通して、

何を望んでいらっしゃるか先読みし、

期待以上のおもてなしができるようにしたりしています。

また、より多くのお客様にアレーズのよさを知っていただけるように、

対策を練ったり、外に出て営業活動をしたりしています。

ネイル・アーティストを目指したきっかけを教えてください。

全くネイル経験のない僕に、ネイルの仕事をしてみない?と

声をかけていただいたことがきっかけです。

全く想像していなかった仕事だったので迷いましたが、

あまり馴染みのない仕事をしてみたいと考えていたので、

やってみようと思いました。

それ以前はどんなお仕事をされていたのですか?

それまでは、フリーターをしておりました。

世の中に希望が持てずに、周りの環境や他人のせいにして、

努力をせずにその日暮らしの生活をしていました。

ただ、その状況から早く抜け出したいとは、強く願っていました。

その中で、どんなところが向いていると思われて、

声をかけられたと考えられていますか?

自分では、わからないのですが(笑)、

人あたりがいいと周りの方が言ってくださるのでその点でしょうか?

ネイリストは、技術はもちろん必要です。

それとともに、接客業でもあるので、その点が向いていると

感じていただけたのではと思っています。

スタッフだけでなく、男性のお客様もいらっしゃるそうですが、

どんな年齢、職業の方がいらっしゃいますか?

会社員の方もいらっしゃいますし、美容師さんもいらっしゃいます。

20代後半以降の方が多いかな?という印象はありますが、

年齢、職業ともに、様々です。

最初は、爪に亀裂が入ってそれを補強したいと思い、

勇気を出してネイルサロンに通っていただいたのがきっかけで、

定期的にケアをされる方もいらっしゃいます。

また、スポーツをされる方も爪を補強されます。

上海の店舗スタッフということですが、違いなどありますか?

中国の方は赤などの派手目なものを好まれます。

上海バブルとも言われていて、急激に発展している街なので、

海外の情報も多く入り、おしゃれに気を使う女性が

多くなっていると思います。

この夏おすすめのカラーやアートを教えてください。

夏といえば、クリア感のあるヌーディーなベージュを単色で塗って、

あまり派手すぎないストーンアートをしたり、

ブルー系の色で、ボーダーやマーブルをしたりと、

爪先を涼しくみせるのがおすすめです。

また、ペディキュアはサンダルを履く機会が多くなり、

見せるネイルがおすすめなので、赤やオレンジを使った、

南国風のアートがいいと思います。

個人的に今後手掛けてみたい作品のイメージや夢を教えてください。

上海店に勤務するようになり、とてもいい刺激を受けました。

様々な人種・文化など、発展している場所にいると、

それに乗って自分も成長できるし、させられると思いました。

自分や家族のために、上海ドリームをつかむために、

上海にいる方々は生き生きとされています。

僕も日本人として負けないようにし、より成長したいと思っています。

そして、日本人のよさや、アレーズの精神を

もっと多くの方に知っていただけるように、上海での多店舗展開や、

中国国内のほかの地域にも展開していきたいというのが夢です。

男女問わずネイル・アーティストという職業に

興味のある方へアドバイスをお願いします。

自分は何が得意かを知って、

まずそこを伸ばしていくことがいいと思います。

例えば、技術でアートが得意であれば、そこをアピールし、

満足していただく。会話をするのが得意であれば、

おもてなしで喜んでいただく、など。まず長所を伸ばして、

他の部分を補いながら、そこも覚えていくといいのではないかと思います。

ですので、お客様の反応を伺うことも仕事であるため、

仕事以外でもどういった事を言ったら、

相手は喜ぶだろうか?と考えています。

そして、それが相手の好みにピッタリあって、

とても喜んでくれたのをみるのが喜び・楽しみで、

ネイリストという職業もそうだと思っています。

お問い合わせ先を教えてください。

Alaise Le Repit (シャワー通り本店) 096-234-8666

NAIL+SPA SAKURA H.P.  www.nailspasakura.com

Alaise Le Repit ブログ  http://www.muchcolor.com/blog/alaisework/

      

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック            

直轄警察犬訓練士「竹原尚人」さん

今日は、熊本県警察本部鑑識課現場鑑識係の

竹原尚人さんにお話を伺いました。

Photo

Photo_2

(左)熊本県警察本部 警部 辛島英二さん

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

竹原さんは、

平成9年3月から鑑識課の直轄警察犬訓練士としてスタート。

これまでに担当した直轄警察犬は第12代から第17代までの6頭。

出動件数は平成9年から平成23年6月までに556件を数えます。

「警察犬」の役割について具体的に教えて下さい。

熊本県警の場合、

①足跡追求活動

(犯人等の足跡や物の臭いを嗅がせて犯人を追及させる活動です)

②捜索救助活動

(主に行方不明者を捜索する活動です)

③臭気選別活動

(犯罪現場等に遺留された犯人の物の臭いを嗅ぎ、

他のものと並べた中から選別し、犯人の犯罪行為を裏付ける活動です)

以上の活動を行なっています。

直轄警察犬、嘱託警察犬の違いについて教えて下さい。

「直轄警察犬」

警察本部鑑識課で警察官等が警察犬を飼育管理訓練して

現場出動している警察犬です。

「委託警察犬」

警察本部鑑識課が、

民間の訓練所等で訓練している優秀な犬を年1回警察犬としての

試験を行ない、これに合格した犬を警察本部長が嘱託した

警察犬を嘱託警察犬といいます。

警察犬というとシェパード犬というイメージがありますが、

何か理由があるのでしょうか?

シェパード犬が多く警察犬に採用されているのは、

シェパード犬が警察犬として要求される総合的な能力を他の

犬種より持ち合わせているためであると思います。

他の犬種でも警察犬になることは可能ですか?

可能です。現在、熊本県警の嘱託警察犬は、

シェパード犬とラブラドール犬の2種類ですが、

以前はゴールデンレトリバー犬、ブリティッシュコッカースパニエル犬、

ロットワイラー犬もいました。

熊本県警では、犬種を限定せずに嘱託しています。

これまでの活動の中で最も印象深いエピソードをお願いします。

警察犬による大活躍のエピソードは、残念ながらありません、

ただ、私の失敗や反省事例の中から皆さんがペットを飼う上でも

参考になれば、と思って紹介します。

私が直轄警察犬訓練士になってまもない頃、

私の最初の担当警察犬の訓練中に強すぎる体罰を与えてしまいました、

一瞬のことではあったとはいえ、

その警察犬はその訓練をしなくなりました。

元の状態に戻すために数年間悩み苦しみながら試行錯誤の訓練を

おこないましたが、その訓練は完全に元の状態には戻りませんでした。

その犬の心が大きく傷つきトラウマが発生させてしまったことを

深く反省して、今も忘れずに自戒しながら訓練しています。

自分で教訓としているのは次のようなことです。

①叱っても怒るな。訓練中は自制心を忘れるな。

②犬の訓練を壊すのは一瞬、壊したのを元に戻すのには

 長時間かかることを心せよ。

③犬への強制は、犬の性格に応じて行なうべし。

 過度の強制は「百害合って一利無し」。

④担当警察犬の作業の失敗は、担当訓練士にあることを自覚して

 訓練方法を検討せよ。

最後に今後の活動について教えて下さい。

多くの捜査活動・捜索活動に出動したいのはもちろんですが、

警察犬の活動を多くの方に知っていただくために、

イベントなどにも出動していこうと思っています!

嘱託警察犬や嘱託警察犬訓練士のニューフェースを募集しています。

貴方の愛犬を嘱託警察犬にしてみませんか!

詳しくは、熊本県警察のHPをご覧下さい。

熊本県警察 http://www.police.pref.kumamoto.jp/index.jsp

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック  

「グランパワーヒノクニ」

今日は、熊本のローカルヒーロー「グランパワーヒノクニ」に携わる

ファイヤーフライファンタジーの坂梨裕史さんにお話をうかがいました。

「グランパワーヒノクニ」の誕生について教えて下さい。

僕は大津町の出身なんですが、

地元で「さとの収穫祭」という手作りのイベントがありまして、

そこでそのイベントの中で地元のヒーローがいたら面白いんじゃないか

という話になって(当時僕が所属していた消防団で)

それで作ったのがきっかけです。今年で7年目になります。

ずいぶんヒーローのクオリティーが高いようですね!

作成するメンバーとも「妥協はしないように」と頑張っています。

キャラクターについて教えて下さい。

「ブレイズレッド」

火のヒーロー(消防団のはっぴをイメージしたデザイン、

胸のあたりを見てもらうと漢字で”火”と描いてあります)。

「ブルーセイバー」

ブレイズレッドがピンチになった時に現れる、

”水”をつかさどるヒーローです。

「水の神様 パンジー」

カッパの姿をしている ”カッパん爺さん” だから、

パンジー(分かりますか!?)です。

悪者だったり、味方だったり、すごく味のある「キャラクター」です。

それから「グジャッペ軍団」がいます。

「グジャッペ怪人 レオン」

ペットとして飼われていたのに、人間の勝手で捨てられて、できた怪人。

「グジャッペ怪人 ハエキラー」

人間が食べ残したものを食べて大きくなった怪人です。

「グジャッペ怪人 シンキング」

人間が工場を山に作って開拓したことで、

山に住んでいた猪が住む場所を追われ、怪人になりました。

「グジャッペ怪人 ドックバリー」

スズメ蜂。人間に追われて家族を亡くしてしまったことがきっかけで

怪人になりました。毒針を持ってるのでドックバリーです。

身近に溢れる「問題」をメッセージとして届けるために、

怪人がいるんですよね。

7月17日に行なわれるイベントについて教えて下さい。

九州ローカルヒーロー in くまもとおおづ 2011

九州中のローカルヒーローが「熊本」に集まるイベントです。

ちなみに、

大分のパワーシティーオオイタというヒーローは造形的にも

アクション的にもクオリティが高いヒーローなんですよ!お楽しみに♪

九州ローカルヒーロー in くまもとおおづ 2011

7月17日(日)12:30~17:30

熊本県大津町文化ホール 観覧無料

グランパワーヒノクニ HP http://fffgph.web.fc2.com/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック  

河原町「アートの日」AAF

今日は、河原町アートの日「AAF」について、

河原町AAF事務局長 黒田恵子さんと、

河原町AAF実行委員長 コモン真樹さん、藤田美帆さん

(お2人は、熊本大学文学部コミュニケーション情報学科3年生です)

にお話を伺いました。

110704_102624

この番組でも過去に紹介させていただきましたが、

「河原町アートの日」についてあらためて教えて下さい。

オリジナルの表現であることを条件とした、クラフトアートから現代アートまで、

幅広く展示、販売、パフォーマンスを行なうイベントです。

表現者自ら展示の場所に居合わせるのが特徴的です!

7月、8月、9月に行なわれる「アートの日」は

これまでと少し違うそうですね?

アサヒビール株式会社のメセナ活動であるアサヒ・アート・フェスティバル(AAF)

の公募に選出されたことを機会に今回のアートイベントを企画しました。

今回のコンセプトは「おもてなしアート」。アートとは知らずに入れる

入り口から少しずつ興味の度合いを上げていけるように

月ごとに設定しています。

まずは7月は体験する事で楽しさを感じて興味を持って頂くための

ワークショップスタイルで。

今回は、学生の皆さんも参加されるということですが、

7月10日は、どんなコンテンツが用意されていますか?

コモン真樹さん

「3ヶ月を通して様々なアートを巻き込んでいく形になっています。

7月は「城下町物語」を企画しています。

呉服小学校の第一高等学校の学生さんも一緒に参加しますので、

見ごたえのあるイベントとなっています。

地域の人たちと一緒にやっていくということで楽しくもあり、

やりがいもあります。」

お2人は熊本大学文学部コミュニケーション情報学科という事ですが、

どんな事を勉強されているんですか?

藤田美帆さん「授業内容は異文化コミュニケーションと、

マスコミュニケーションについて学んでいます。

異文化コミュニケーションでは”先入観””言語の違い”などについて

勉強する他、マスコミュニケーションでは”CMを読み解く”

”どんな言葉を使えば伝わりやすいか”などについて勉強しています」

<現在募集中のものがあるそうですね!?>

城下町物語の中で、

おてもやんサンバの演奏をしてくださる方を募集しています。

ステージ上にのぼっていただける人数ということで、20人以下でお願いします。

日時は、

7月24日(日)センターコートと城彩苑の2回公演です。

ご協力いただける方は、

ギャラリーADO 352-1930までお電話下さい。

(その他イベントの内容についてのお問い合わせもこちらへ)

アートの日について、黒田さんの思いを聞かせてください。

参加したアーティスト達がその場所に居合わせるということで、

自分の作品にたいして質問されたら応えないといけないですし、

自らの想いや作品のことを語れるようになってきたと思います。

お客さんに関しても「アートを見に行く」という感覚が生まれているのが

感じられます。熱い質問をなげかけたり、長時間はなしていたりと、

コミュニケーションも生まれています。

このイベントに関わってみてどうですか?

コモン真樹さん「実際にやってみると、やらなきゃいけないことが

たくさんあって大変ですね」

藤田美帆さん「いろんな事態が起きることを予測して

責任をもってやらなきゃいけないんだなということを実感しています。」

アートの日について詳しくは、こちらをご覧下さい。

http://www.kawaramachi.net/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック  

<前へ 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24