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アーチスト・ブックマーク

アルバム「ウォー・チャイルド~戦禍のヒーロー~」

今日は、コンピレーション・アルバム

「ウォー・チャイルド~戦禍のヒーロー~」をブックマーク。

このアルバムの企画を発案したのは、デヴィッド・ボウイとポール・マッカートニー。

全収益金を「ウォー・チャイルド」の支援活動に寄付するという

チャリティ・アルバムです。

タイトルにもなっている「ウォー・チャイルド」、ご存知でしょうか?

1993年に旧ユーゴスラビア紛争に応じて設立された

ストリート・チルドレン、子供の兵士、刑務所に不法投獄されている子供など、

戦争被災地の子ども達を支援する活動をしているチャリティ団体なんです。

ということで、

このアルバムの全部の収益金はその活動に使われます。

発案者がベテランの二人だけあって、参加しているミュージシャンも豪華です。

しかも内容がユニークで、ただのカバーアルバムではありません。

発案者のデヴィッド・ボウイとポール・マッカートニーをはじめ、ボブ・ディラン、

ブルース・スプリングスティーンエルヴィス・コステロなど

そうそうたるミュージシャンが、自分自身の曲を1曲選び、

カバーしてもらう若手のミュージシャンを指名。

若手がカバーした曲が収録されているというものなんです。

ベテランの指名を受けた栄えある若手の顔ぶれはと言いますと、

ベック、シザー・シスターズ、リリー・アレン、ダフィー、

フランツ・フェルディナンド、コールドプレイ、

マッシヴ・アタック、レディオヘッドなどなど。

これらのミュージシャンの歌や演奏を一度に楽しめるということで、

非常に聴き応えのある一枚です。

ちなみに日本盤はボーナス・トラックが4曲収録され、全部で19曲入り。

2500円です。

今日はそのアルバムの中から、

スティーヴィー・ワンダーのカバー、エステルで「迷信」をお届けしました。

Dancehall Lovers SEASON 6

今日は先月リリースされたコンピレーション・アルバム

「ダンスホール・ラヴァーズ シーズン6~カヴァーズ・ベスト」をブックマーク。

ダンスホール・レゲエの曲ばかりを集めた「ダンスホール・ラヴァーズ」という

シリーズの最新作なんですが、

今回はカヴァーズ・ベストということで、カバー曲を集めて収録してあります。

ラッパーのCULTUREをフィーチャーしてカール・ウルフがカバーした

TOTOの「アフリカ」が、去年からFMKでもよく流れていましたが、

この曲も収録されています。

この曲は原曲の雰囲気も残しつつ、カバーされているので、

TOTOの「アフリカ」のファンの世代にも受け入れられて、

幅広い世代からリクエストをいただくのかなと思います。

このアルバムには、こんな感じで懐かしめのヒット曲、

例えば70年代では、アバの「ダンシング・クイーン」、

80年代では、リック・アストリーの「ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ」、

マイケル・センベロの「マニアック」、マドンナの「ラ・イスラ・ボニータ」などから、

90年代、そして2000年代の最近の曲まで網羅されています。

各年代を代表するようなメジャーどころの曲ばかりなので、

何も考えずに聴けて口ずさめるので楽しいと思いますし、

これから本格的に暑くなってきて、

海へドライブなんていう時にもおすすめの一枚です。

マリア

今日は、5月20日にデビューシングル「Getaway」をリリースする

「マリア」をブックマークしました。

マリアは、1987年生まれのシンガーソングライターで、

両親共に音楽家という家庭に育ち、

お父さんが経営するピアノの弾き語りバーで、

小さい頃からビリー・ジョエルの歌などを歌っていたという彼女なんですが、

実はデビュー前からその経歴で注目されているんです。

・・・と言いますのも、福岡に「音楽塾ヴォイス」という

ミュージックスクールの出身なんですが、

ここの卒業生で同じようなシンガーソングライターと言うと、

あのYUIや絢香がそうなんです。

音楽塾ヴォイスは、佐賀県唐津市出身の西尾芳彦さんによって

1997年に福岡に設立されました。

西尾さん自身、バンドでメジャーデビューされていたという

経歴の持ち主なので、YUIや絢香などのプロデュースも

直接手掛けたりされています。

絢香が高校時代、ミュージックスクールに行くために大阪から

福岡まで通っていたということは

以前、このコーナーでもご紹介しましたが、

今年4月には東京校も開校していますので、これからますます受講生が増えて、

ヴォイス出身のミュージシャンももっと出てくるかもしれませんね。

そんなYUIや絢香を生み出したプロデューサーが手掛け、

小さい頃からビリー・ジョエルを歌っていたと聞くと、

歌の上手さを想像して期待も膨らむところです。

5月20日にリリースされるシングル「Getaway」は勢いのある、

ちょっと激しめのロックに仕上がっています。

番組では、せっかくなのでまず彼女の「歌」をより感じとれるような、

ゆっくりめのカップリングの曲Someday Starをお届けしました。

ティンテッド・ウィンドウズ

今日は「ティンテッド・ウィンドウズ」をブックマーク。

今年の3月にアメリカのテキサスで行われた「S×SW」で

デビュー・ライブを行い、

5月13日にデビューアルバムがリリースされるのですが、

新人というにはすでにキャリアのあるメンバーばかり、

男性4人によるバンドです。

ボーカルはアイザック、テイラー、ザックの

ハンソン3兄弟によるバンド「ハンソン」の次男テイラー・ハンソン。

ギターは元スマッシング・パンプキンズのジェームズ・イハ。

ベースはファウンテインズ・オブ・ウェインやアイヴィーなどで知られる

アダム・シュレシンジャー。そしてドラムはチープ・トリックのバン・E・カルロス。

世代も音も違うバンドばかりですが、どのバンドも「ポップ」であるということ、

そして日本でも多くのファンに支持されているバンドであるという点は、

どのバンドにも共通していると言っていいのではないでしょうか。

実際、アダム・シュレンジャーはインタビューで

「アメリカ人より日本の人達の方がピンと来るバンドかもしれない」と

発言しています。確かにこの顔ぶれを見ただけで、わくわくしませんか?

どんな音になっているかは、聴いていただくとして、ぜひCDを手にとって、

メンバーの写真もチェックしてみてください。

特にテイラー・ハンソンが必見です。

他の3人のメンバーはもともと大人でしたから、

ルックス的にそれほど驚きはありません。

それぞれロッカーらしく、カッコいいです。

テイラーはデビューした当時14歳でしたから、親戚のおじちゃん、

おばちゃんのような気持ちで見守ってきたロック・ファンからすると、現在26歳、

「よか男になったね~」という感じです。

CDジャケットとともに手にとってみて下さい。

アーティストブックマーク「BWO」

今日は、

スウェーデン出身のエレクトロ・ポップ・バンド「BWO」をブックマーク。

スウェーデンの音楽と言いますと、アバやエイス・オブ・ベイスなどの

ダンスミュージックは、日本人にも受け入れられやすく、親しまれていますね。

まさにそんなサウンドを彷彿とさせ、今に甦らせたといった感じのバンドが、

先月アルバムをリリースしたBWOです。

男性二人に女性一人というメンバーなんですが、時代は中世のヨーロッパ、

シェイクスピアの物語に出てきそうな感じのファッションで、

インパクトがあります。で、肝心のアルバムの中身ですが、

ペットショップボーイズ的なエレクトロポップスあり、

80年代風コテコテのディスコサウンドっぽいものもありで、

一貫して言えることは非常にポップということです。

今日紹介したのは「Lay Your Love On Me」という曲なんですが、

この曲に至っては、どこかで聴いたことがあるような曲なんです。

マドンナの「ハング・アップ」っぽくもあり、

スマイルdkの「バタフライ」っぽくもあり・・・というか、

そっくりなような気がするんです。

そうなるとジャケットのルックスと含めて、

「あれ?もしかしておふざけのコミックバンドなのかな?!」と思ってしまったので、

しっかり聴き比べて検証してみました。

すると驚いたことに実際に聴き比べると思っていたほどそっくりでもないんです。

そこで改めてメンバーの経歴を見てみたところ、

アレクサンダーという男性がいるんですが、

この人の経歴が特にすごいんです。

アバのメンバーのソロ作品で作家として注目を浴び、

カーディガンズを発掘したストックホルム・レコードのオーナーなんです。

世界的にヒットしたアーティストを手掛けた人となると、奇抜なルックスも、

似ているようで似ていない音楽もきっと確信犯に違いないという気がします。

現代風に昇華した絶妙なさじ加減のダンスミュージックをぜひ聴いてみてください。

METRO STATION(メトロ・ステーション)

今日は「METRO STATION」をブックマーク。

「シークレット・アイドル・ハンナ・モンタナ」という

アメリカのテレビドラマをご存知ですか?

主人公はマイリー・スチュアートというごく普通に生活している十代の女の子。

ところがこの女の子にはクラスメートも知らない秘密があって、

実は彼女の正体は、全米で大人気のアイドル、ハンナ・モンタナだった、

というストーリーなんですが、この主人公を演じたのがマイリー・サイラス。

彼女はこのドラマをきっかけに実際に全米のトップアイドルとなり、

役名のハンナ・モンタナ名義でも、そして彼女自身、マイリー・サイラスとしても

アルバムをリリースしています。

このドラマで父親役を演じているのは、カントリーミュージック界の

スーパースターであり、俳優でもあるビリー・レイ・サイラスという人なんですが、

名前からも分かる通り、マイリーの実のお父さんなんです。

そんな訳で小さい頃から音楽に囲まれて育っただけあって、

マイリーもまだ十代ながら、かなりの実力派で、

去年リリースされたデビューアルバムはオリコン初登場10位、

洋楽チャート1位と日本でも大ヒットしました。

・・・と、ここまでビリー・レイ・サイラスとマイリー・サイラスについて

説明してきたところで、今日紹介したMETRO STATIONは、

5月27日にデビュー・アルバムをリリースする

男性4人組の新人バンドなんですが、

このバンドの中心人物であるギター、ボーカル担当のトレイス・サイラスは、

マイリー・サイラスのお兄ちゃんなんです。

1stシングル「Shake It」がビルボード「HOT100」チャート10位にランクイン、

デジタル・シングルとしては200万ダウンロードを突破するなど、

高い注目を集めています。

5月末から6月にかけて初来日も決定しています。

お父さんとも妹とも違うエレクトロ・ポップ・バンドで、

どんなライブを見せてくれるか楽しみです。

May's(メイズ)

今日は「MAY’S」をブックマークです。

2002年に結成され、去年の7月にシングルでメジャーデビューした、

ボーカリストの片桐舞子とプロデューサー、

コンポーザーの河井純一の二人によるユニットです。

最近「フィーチャリング○○」なんていうコラボレーションの曲が

続々リリースされていますが、彼らもデビュー前から現在まで

CLIFF EDGE、Clench &Blistah、2BACKKA、WISE、それからKGなどの

楽曲にボーカルやプロデュースで参加していますので、

「feat.MAY'S」という曲をあちこちで名前を目にしたり歌声を

耳にする機会も多かったと思います。

今年1月にリリースした1stアルバムが

オリコンアルバムチャート初登場6位にランクインし、

アーティストとしていいスタートを切っています。

そうなってくると、次のリリースにも期待がかかってきますよね。

・・・ということで今日は、あさって4月22日にリリースされる

4枚目のマキシシングル「I WISH」をご紹介したいと思います。

タイトルトラックの「I WISH」は、「永遠の愛の誓い」をテーマにした

ウエディングソングになっています。

3月からすでに先行配信されていますが、

もし本当に結婚式で使いたいという方でしたら、

すでにダウンロードした人でもCDの購入をおすすめしたい、

そんなシングルになっています。

ボーカル入りの曲が3曲、インストが2曲の全部で5曲収録されているんですが、

どれも結婚式に使える!というそんな1枚になっています。

1曲目は「I WISH」、そして2曲目はインディーズ時代にリリースされて

ファンの間でも人気の「MaMa」という曲のリメイクが収録されています。

この曲にはお母さんへの感謝の気持ちが込められていますので、

お母さんとの入退場ですとか、記念品の贈呈のシーンなんかにぴったりですし、

3曲目の「Breave Heart」という曲は

1stアルバムに収録されていた曲のリミックスバージョンなんですが、

この曲は英語の歌詞なので「I WISH」とは

また違った雰囲気で使えると思います。

これからジューンブライドの季節でもありますし、

結婚を控えている方もいらっしゃると思います。

披露宴で使う曲選びで迷っている方がいらっしゃったら、おすすめの1枚です。

かりゆし58

今日は「かりゆし58」をブックマーク。

かりゆし58は、沖縄出身の男性メンバー4人によるバンドで、

現在も沖縄県糸満市在住。

バンド名の「かりゆし58」というのは、

「かりゆし」が沖縄の言葉で「めでたい、縁起がいい」という意味、

「58」は国道58号の58から「かりゆし58」という名前になっています。

2006年にデビューし、この年にリリースした「アンマー」という曲で、

インディーズながら日本有線大賞新人賞を受賞しました。

「アンマー」は「お母さん」という意味で、

生んでくれたお母さんへの感謝の気持ちを歌った歌で、

この番組でも何度かON AIRしていますが、

その度に問い合わせがあるという非常に人気のある曲です。

前向きだけど力が入りすぎていない歌詞と、

現在でも沖縄在住という空気感が伝わってくるような曲が

彼らの大きな魅力だと思いますが、そんな彼らが先週、

4月8日にアルバム「でーじ、かりゆし」をリリースしました。

歌詞カードにはメンバーのプロフィールや

沖縄の言葉の意味なんかも載っていまして、

読み物としても読み応えがありますし、

さらにボーナストラックには「アンマー」のライブverも収録されていますので、

「かりゆし58」の入門編としてもおすすめです。

そして今週土曜日4月18日には熊本DRUM Be-9でライブが行われます。

午後5時30分開場、6時開演です。

かりゆし58 HP  http://www.ldandk.com/kariyushi58/index2.html

YOUNGSHIM(ヨンシン)

今日は「YOUNGSHIM」(ヨンシン)をブックマーク。

大阪出身、地元を中心に活動しているR&B女性シンガーですが、

実は

日本のレゲエシーンを引っ張る女性シンガー、PUSHIMの妹なんです。

力強いイメージのPUSHIMに対して、YOUNGSHIMはジャンルも

R&Bということもあって、

しっとりとした歌が魅力の一つだと言えると思います。

そんなYOUNGSHIM、

2008年6月にミニ・アルバム「Love Rain」でメジャーデビュー。

4月15日にいよいよ1stフル・アルバム「Distance」がリリースされます。

R&Bシンガーと言いましたが、プロデューサー陣の顔ぶれを見てみますと、

BACK DROP BOMBの白川貴善や、餓鬼レンジャーのGREEN PEEACE、

そしてCHABEこと松田岳二などなど、ロック、ヒップ・ホップ、ポップスと

ジャンルを超えて多岐にわたっています。

アルバムは全体的に割と落ち着いた感じ、

いわゆる「アーバン」な感じと言いますか・・・(笑)、

20代だけでなく、「アーバン」という言葉に懐かしさを感じる

30代以上の方にもおすすめの聴きやすい1枚になっていると思います。

そんな中PUSHIMが書き下ろし、

プロデュースも手掛けたダンスホールチューンが1曲収録されていまして、

こちらはさすがにPUSHIM、踊れるアッパーな仕上がりになっていますので、

R&Bファンだけでなくレゲエファンもぜひチェックしてみてください。

6月5日(金)には地元、大阪で初のワンマンライブが決定しています。

今のところそんな情報は発表されていませんが、

PUSHIMとの姉妹共演とか見てみたいですね♪

YOUNGSHIM HP http://www.artimage.co.jp/artist/youngshim/top.html

「オトナのアイのうた」「LIFE」

今日は、

先週リリースされた2枚のコンピレーションアルバムをブックマーク。

皆さんは、「アイのうた」というコンピレーションアルバムを

覚えていますか?

2008年度上半期のコンピレーションアルバム部門で売り上げ1位を記録、

収録されているアーティストの豪華さと

ポップな赤いハート型のリンゴのジャケットが目をひく1枚でした。

このジャケットはグリッツデザインというデザイン事務所の

日高英輝さんという方をクリエイティヴ・ディレクター、

そしてアート・ディレクターとして迎えて制作されたんですが、

今日紹介したのは、同じくこの日高さんが関わっている

3月25日にリリースされた2枚のコンピレーションアルバムです。

まずは去年リリースされた「アイのうた」のオトナ版、

その名も「オトナのアイのうた」。

山崎まさよしが歌うプリンセス・プリンセスの「M」や、

徳永英明によるドリカムの「未来予想図Ⅱ」、

mihimaru GTが大江千里とコラボレーションした

平松愛理の「部屋とYシャツと私」などなど。

思わずにやりとしてしまうぐらいストレートな選曲の1枚です。

続いてもう1枚「LIFE」というアルバム。

こちらは、アルバムタイトル通り「LIFE」というタイトル、

あるいは「LIFE」という言葉がタイトルに入っている歌ばかりを集めた

コンピレーションアルバムです。

例えば中島美嘉、SOFFet、YUI、AI、倖田來未、MONDO GROSSO、

そしてデズリーなどの「LIFE」、

他には加藤ミリヤの「My life」、平井堅の「LIFE is...」、

JUJUの「Wonderful Life」などなど。

「LIFE」と言っても、恋愛の歌だったり生き方そのものの歌だったりと、

内容はさまざまで、それぞれの「LIFE(人生?)」で

何に重きを置いているのか、垣間見えるところが興味深いです。

今年度も明日で終わり。出会いや別れの季節…、

何かと気ぜわしいこの時期、

歌詞の中に人生のヒントが隠れているかもしれない、

新たなスタートを切るこの時期にぴったりの1枚です。

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